宿泊していたエリアでぶらり旅。函館に17店舗ある「ラッキーピエロ」は遊園地みたいなお店でした。「はこだて工芸舎」は日本中の工芸品のセレクトショップ。2階の和室や洋間では演奏会などが開かれているそう。
「函館公園」から見た函館山は雰囲気ありました。
画像: レンタカーを使わない!函館フォトジェニックスポット旅(後編)

西村 愛

2004年からスタートしたブログ「じぶん日記」管理者。47都道府県を踏破し、地域の文化や歴史が大好きなライター。
島根「地理・地名・地図」の謎 (実業之日本社)、わたしのまちが「日本一」事典 (PHP研究所)、ねこねこ日本史でわかる都道府県(実業之日本社)を執筆。 サントリーグルメガイド公式ブロガー、Retty公式トップユーザー、エキサイト公式プラチナブロガー。

前編はこちら

ソウルフードにかぶりつく!「ラッキーピエロ」のチャイニーズチキンバーガー

函館に行くならば、何はなくともとにかく立ち寄って!と言われていたラッキーピエロ。
ラッキーピエロは函館市内にあるお店それぞれにテーマやコンセプトがあり、それがとても奇抜で一度見たら忘れられません。私が訪問した十字街銀座店のテーマは、なんと一年中クリスマス!たまたま私も赤いセーター着ていたのでなんとなくそれっぽいですがこれは春の話です(笑)

バーガーはというと、とっても美味しい。柔らかく、甘じょっぱく味付けられたチキンとマヨネーズはチキン南蛮風、そしてレタスもたっぷりボリューミー。いわば観光名所にもなっている「ラッキーピエロ」。函館市内あちこちにあるので、立ち寄りやすいお店でもありますよ。

北海道の工芸品のセレクトショップ「はこだて工芸舎」

市電・十字街の電停近くにある古い建物。気になって入ってみるとさまざまな陶芸や地域を感じさせる手作り雑貨のお店「はこだて工芸舎」でした。
もともとは酒問屋の梅津商店。梅津福次郎はここでさまざまな食料品や雑貨を販売し成功した実業家でした。現在、1階は店舗、今後カフェもオープン予定。2階は洋室と座敷があり、お茶席や演奏会などを開催するアートや文化の発信地として使われています。

コスパ最強!すき焼き店「阿さ利本店」でひとりすき焼きディナー

函館へ来たら鮮度の良い魚介を夕食に選ぶという方もいるでしょう。しかし私は「肉」。

精肉店が営む「阿さ利本店」を訪れ、佐賀牛A5ランク雌牛最高級のお肉で、すき焼きとまいります~。お肉屋直営とあってそのリーズナブルさには目を見張るものがあります。すべて個室のお部屋で仲居さんが丁寧に作ってくれるすき焼き。すべて込みでも4,300円。また作り方も独特で、鶏出汁をたっぷり注いでお鍋風に煮て食べるすき焼きです。凝縮した旨みを吸った野菜やしらたきまですべてにおいて感動の、ここでしかいただけないすき焼きです。

レトロな子供遊園地「こどもの国」と外観が美しい「旧市立函館図書館」のある「函館公園」。

市電・青柳町の電停からほど近い「函館公園」は、子ども用遊具がそろう「こどもの国」や「ミニ動物園」など、市民に親しまれる公園です。
しかし、観光に訪れた人にも見ていただきたいのがここから見る「函館山ロープウェー」。晴れた日にはくっきりと、青空に動くロープウェーを見ることができます。

また、日本における最も古い地方博物館「旧函館博物館一号館、二号館」と、昭和の初めに建てられた「旧市立函館図書館」があります。緑の公園の中に佇む赤屋根の建物はとても雰囲気があり、建物好きだけでなく予定のない旅をする人にとって、癒しスポットになること請け合いです。

市電・谷地頭電停近くで絶品のプリンを味わう。

函館公園から歩くか、市電で一区間。谷地頭電停から数分でたどり着いた、「カフェ・クラシック」で美しく、そして濃厚な焼きプリンをいただきます。
入った途端にこのお店の空気感に包まれ、のんびりとした時間を感じられます。
昔ながらのクラシカルなプリン。苦みと香りのあるカラメルたっぷりで、しっかりとした硬めのプリンでした。

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