きらめく水面にうららかな日差し。瀬戸内海沿岸に面した愛媛県は、グルメやビュースポットに加え、歴史も見どころです。空港を拠点にした観光には、JAL MaaSを。デジタル技術を駆使し、愛媛県内の電車やバスの経路情報がスマホから確認できるほか、空港を結ぶいずみ観光、伊予鉄バス、肱南トラベルの路線については、JAL MaaSを活用し事前に購入した乗車券を運転士に見せるだけで乗り降りができます。MaaSを活用した新たな移動を駆使し、冬の愛媛旅に出かけてみましょう。

【Route 3】いずみ観光バスで行く、海を感じる今治旅

画像: 【Route 3】いずみ観光バスで行く、海を感じる今治旅

愛媛県の北東、半島と瀬戸内海の島々で構成される今治市は、平野と山々に海が織りなす起伏に富んだ美しさが特長です。松山空港からいずみ観光バスで1時間30分ほど。海にまつわる歴史と見どころ、そして名品に出合う旅に出かけてみましょう。

戦国時代にその名を轟かせた一門の歴史を学べる「村上海賊ミュージアム」

今治地方の歴史は、はるか古代に遡ります。古墳時代の多くの遺跡が残り、7世紀には伊予国府が置かれました。やがて戦国時代には村上海賊(村上水軍)が拠点を構えます。この「村上海賊ミュージアム」は、日本最大の海賊一門の歴史を辿ることができる施設。

画像1: 戦国時代にその名を轟かせた一門の歴史を学べる「村上海賊ミュージアム」

村上海賊は、14世紀から瀬戸内海で活躍した一族で、海上での戦力と機動力を武器に瀬戸内の海域を支配したとされます。その影響力は地方にも及び、名だたる戦国諸侯に一目を置かれました。館内には、往時を偲ぶ資料や模型が数多く展示され、一族の繁栄を今日に伝えます。

画像2: 戦国時代にその名を轟かせた一門の歴史を学べる「村上海賊ミュージアム」

また、甲冑や工芸品といった歴史的な資料も展示され、見応えある内容です。古文書も豊富に揃え、アカデミックなひとときをお過ごしいただけます。

村上海賊ミュージアム

住所愛媛県今治市宮窪町宮窪1285
電話0897-74-1065
営業時間9:00~17:00(入館16:30まで)
休館⽇月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
入館料310円、65歳以上250円、18歳以下無料

品質の良さと多彩なラインナップに触れられる「今治タオル本店」

画像1: 品質の良さと多彩なラインナップに触れられる「今治タオル本店」

今治市と聞くと、「タオル」が連想されるほど、今や今治タオルはこの地の名産として全国に名を馳せるようになりました。その歴史は今から約120年前に遡ります。瀬戸内の温暖な気候と蒼社川の豊かな軟水に恵まれたことが、良質なタオルづくりの素地。染色や紡績にうってつけの条件が揃っていたのです。今や200以上のタオル関連工場が軒を連ねる一大集積地となりました。

画像2: 品質の良さと多彩なラインナップに触れられる「今治タオル本店」

これら“今治タオル”は2006年にクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏によりリブランディングされ、全国的なブランドへと発展を遂げました。今治タオル本店は、その高い品質に触れることができるフラッグシップストアのひとつ。

画像3: 品質の良さと多彩なラインナップに触れられる「今治タオル本店」

「今治タオルLAB」では、タオル製造の工程と品質の高さを学べます。今治タオルが誇る“5秒ルール”を体験できるコーナーでは、5秒以内にタオル片がビーカーに沈み始めることが高品質の証。吸水性の高さが一目瞭然です。

画像4: 品質の良さと多彩なラインナップに触れられる「今治タオル本店」

本店限定の商品では、佐藤可士和氏デザインによるオリジナルロゴ入りのi.i.imabari towel(左上・550円)や、ロゴアートタオル(右下・フェイスタオルは1,540円。各種サイズあり)が。また愛媛県内のオフィシャルストアとオフィシャルオンラインストア限定販売の「ふわり 今治の自然」シリーズ(中央・バスタオル4,500円。各種サイズあり)は、市花のツツジをモチーフにガーゼとパイルの調和が図られた品質の高さとお求め安さを両立したタオルだとか。

今治タオル 本店

住所愛媛県今治市東門町5-14-3
電話0898-34-3486
営業時間9:30~18:00
定休⽇年末年始
webhttps://imabari-towel.jp/

瀬戸内の多島美と波のスペクタクルを楽しめる「来島海峡急流観潮船」

画像1: 瀬戸内の多島美と波のスペクタクルを楽しめる「来島海峡急流観潮船」

村上海賊に代表されるいにしえの歴史を有し、今治タオルを育んできた瀬戸内を身近に感じるなら、ぜひ「来島海峡急流観潮船」にお乗りください。

画像2: 瀬戸内の多島美と波のスペクタクルを楽しめる「来島海峡急流観潮船」

瀬戸内の多島美を堪能できるほか、日本三大急潮流のひとつとして知られる来島海峡の大迫力を目の前でご体験いただけます。来島海峡大橋を真上に望み、今治のシンボルのひとつである造船所群もご覧いただける、起伏あふれる体験型のクルーズです。

来島海峡急流観潮船

住所愛媛県今治市吉海町名4520-2
電話0898-25-7338(利用2日前まで)
0897-84-3710(利用前日・当日)
営業時間10:00~15:00前後(日によって異なる場合がございます)
定休⽇1月1日、2022年12月16日~2023年3月16日までの毎週水曜
乗船料中学生以上1,500円、小学生1,000円、幼児以下無料

めくるめく愛媛のバス旅を、JAL MaaSでお楽しみください

古事記によれば、四国は淡路島に続いて2番目に生まれた土地とされています。四国で誕生した「愛比売(えひめ)」という女神がおり、愛媛県はその名に由来するともいわれます。このように神話から続く歴史を誇り、東洋の地中海と呼ばれている瀬戸内海や、リアス海岸が続く宇和海に加え、西日本最高峰の石鎚山に連なる山々のほか、四国カルストが広がります。古式ゆかしき街並みと、起伏に富んだ雄大な絶景は、めくるめくバス旅の車窓から、豊かな体験にしてくれるに違いありません。

画像: めくるめく愛媛のバス旅を、JAL MaaSでお楽しみください

さて、ここに挙げたプランはもちろん一例。JAL MaaSを活用して、自由に旅程を組み立てるのもまた旅の一興といえるでしょう。

関連記事

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.