海外旅行の楽しみのひとつといえば、SNSなどで見たことのある有名なスポットや風景をバックに、映える写真を撮ること! でも旅行計画を立てたり、長距離の移動が必要であったりと、なかなか気軽に海外へ行くのは難しい……と思っている人も多いのでは? そこでこの記事では、日本にいながら、海外の有名観光地を訪れたかのような気分を味わえる、感動必至のスポットを10選ご紹介します。いつか本物を見に行くその日まで、まずは日本の絶景を巡ってみてください。
画像1: あの海外有名スポットにそっくり! まるで◯◯な日本の絶景

【北海道】「赤毛のアン」の世界へ迷い込む『カナディアンワールド』

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北海道芦別市にある「カナディアンワールド」は、「赤毛のアン」の世界観を忠実に再現した公園です。カナダの女流作家、ルーシー・モンゴメリによって1908年に発表された不朽の名作「赤毛のアン」といえば、カナダの豊かな自然の中で少女・アンが成長していく姿が印象的な一作。ここでは、グリーンゲイブルズ(アンの家)や、テラスデュフラン(中央の街並み)が本物の自然に溶け込むように建っており、アンの世界を体感できます。

画像2: 【北海道】「赤毛のアン」の世界へ迷い込む『カナディアンワールド』

「赤毛のアン」の舞台であるプリンスエドワード島のシャーロットタウン市と芦別市の気候が似ていることから1990年に誕生し、その後、シャーロットタウン市と芦別市が1993年に姉妹都市連携を結んだきっかけとなったのもこのカナディアンワールドの存在だったといいます。

画像3: 【北海道】「赤毛のアン」の世界へ迷い込む『カナディアンワールド』

カナディアンワールドを訪れたら、まずはアンが過ごしたグリーンゲイブルズ(アンの家)へ足を運んでみてください。こちらのグリーンゲイブルズはカナダのプリンスエドワード島にあるものと全く同じ設計図で建築されていて、プリンスエドワード島のグリーンゲイブルズが焼失した際にはカナディアンワールドの設計図を貸し出して再建築したというほど、アンの世界が極めて正確に再現されています。

画像4: 【北海道】「赤毛のアン」の世界へ迷い込む『カナディアンワールド』

カナディアンワールドは市街地から離れた山中の炭鉱跡地に作られているため、周囲には手付かずの自然がそのまま残っています。園内中央にある池の周りには、19世紀のカナダの街並みを彷彿とさせるテラスデュフランが。美しい街並みを眺めながらのんびり散歩していると、時の流れを忘れてしまいそうです。

園内にはほかにもオーウェルスクール(アンの学校)やアンの教会など見どころがたくさん。小説を片手に、アンの世界へと迷い込んでみてはいかがでしょうか。

カナディアンワールド

住所北海道芦別市黄金町731
電話090-2817-6676
開園期間4月末から10月まで
webカナディアンワールド 公式サイト
写真提供カナディアンワールド

【福島県】宝石のように輝く日本のカレッツァ湖『五色沼』

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福島県を代表する名山・磐梯山の北側にある「五色沼」は、イタリア・ドロミテの世界遺産「カレッツァ湖」にそっくりのスポット。カレッツァ湖といえば、コバルトブルーの湖面に背後の山が映りこむ景色が有名で“イタリアで最も美しい湖”ともいわれています。

磐梯山の噴火によって、岩なだれが川をせきとめ、1888年に何百もの湖沼が形成されました。五色沼は、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの湖沼の総称で、正式には五色沼湖沼群と呼ばれています。

沼によってエメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーと、さまざまな色彩が見られることから名づけられた五色沼。色が異なる要因としては天候や季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質などが考えられるそう。訪れるタイミングによって色が違って見えるという、幻想的でここだけでしか味わえない体験です。

画像2: 【福島県】宝石のように輝く日本のカレッツァ湖『五色沼』

五色沼には自然探勝路(トレッキングコース)があり、1時間~1時間30分ほどで主要な沼を見て回ることができます。比較的アップダウンが少なく、トレッキング初心者も安心です。全長約4kmと、往復するには少し距離があるので、帰りは路線バスに乗るのもおすすめ。周囲約4kmと五色沼最大の毘沙門沼では、手漕ぎボートも体験できます。時間に余裕がある人はこちらもぜひ挑戦してみてください。

イタリアのカレッツァ湖のような景色に出合うには、7~8月がベストシーズン。夏の直射日光によって、沼の色がより一層鮮やかに輝きを放ち、まるで宝石のような色合いに。人々を魅了してやまない奇跡の絶景・五色沼、一度は訪れたい観光地のひとつです。

五色沼

住所福島県耶麻郡北塩原村
電話0241-32-2349(裏磐梯観光協会)
web五色沼 公式サイト
写真提供裏磐梯観光協会

【千葉県】断崖絶壁の絶景! プレーケストーレンさながらのスリルを味わう『鋸山』

画像1: 【千葉県】断崖絶壁の絶景! プレーケストーレンさながらのスリルを味わう『鋸山』

ノルウェー語で「演説台」を意味する「プレーケストーレン」は、その名のごとくフィヨルドに突き出た長方形の一枚板からフィヨルドを望むノルウェー有数の観光地。その壮大な景色を見ようと、世界中からたくさんの人が訪れています。

プレーケストーレンさながらのスリル満点の絶景を日本で味わえるのが、千葉県富津市と鋸南町にまたがる「鋸山」。尾根の形がノコギリの歯のようにギザギザしていることからこの名が付けられました。

この絶景を目指して、まずは鋸山の山頂へ。鋸山は標高約329mと初心者でも登りやすく、山頂まで車やロープウェーで手軽に行けるのも魅力です。山頂に到着した後、そこからさらに2639段の階段を上り下りした鋸山南側斜面に向かうと……東京ドーム約7個分の広さを誇る、日本寺の境内にある「地獄覗き」がお目見え! プレーケストーレンにそっくりな断崖絶壁です。

プレーケストーレンと違い、柵はあるものの、断崖絶壁から100mほど下を覗くことができる最恐のスポット。地獄覗きとの言葉のごとく、まるで地獄を覗いているかのような恐怖感に包まれますが、その先に広がる東京湾や房総半島の大パノラマは壮観。海から吹き上げる心地よい風を感じながら眺める景色は圧巻です。

画像2: 【千葉県】断崖絶壁の絶景! プレーケストーレンさながらのスリルを味わう『鋸山』

鋸山

住所千葉県安房郡鋸南町元名184-4
電話0470-55-1103(鋸山 日本寺)
web鋸山 日本寺 公式サイト
写真提供ちば観光ナビ

【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』

雄大な自然に囲まれた「ロックハート城」は、英国スコットランドより移築・復元された歴史ある本物の石城をメインとしたテーマパーク。広大な敷地内には庭園や教会などもあり、まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような気分に浸れます。

城の正面入り口には、イギリスの国旗とロックハート家の紋章をあしらった旗が。外壁の砂岩には一つ一つ打ち付けて作られる細工が施されており、建築当時の技術を目の当たりにすることができます。

画像1: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』
画像2: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』

城内に一歩足を踏み入れると、見るものすべてから当時の暮らしが感じられ、その再現度に驚くことでしょう。大理石の階段や巨大な銅像、屋敷の主人が代々使用していた部屋やライブラリーなど、ヨーロッパ独特の世界観があちこちに息づいています。

画像3: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』
画像4: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』

ほかにも、城の歴史を伝える展示物やジュエリーコレクションなど、1829年に建築されてからの時の流れを感じさせる貴重な展示スペースが多数。中でも、城の移築に貢献し、ロックハート城の名誉城主でもある俳優の故・津川雅彦氏による「世界のサンタミュージアム」は見応え十分。

画像5: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』

約10万平方メートルの広大な敷地内には、メインの城以外にも英国文化を感じられる見どころがいっぱい。たとえば、ヨーロッパ式の迷宮庭園・ウイリアムズガーデン。緑にあふれたこの場所では、四季折々の花々や、“究極のバラ”として知られる「デビッド・オースチン・イングリッシュローズ」を鑑賞することができます。

画像6: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』

約200年の時を経て蘇った、木とステンドグラスの温かみを感じられる石造りのチャペルは、おとぎ話に出てくる建物のような雰囲気。パイプオルガンやアンティーク調の三角屋根にも、心くすぐられます。こちらは実際に利用可能で、結婚式をあげられることでも人気。

画像7: 【群馬】英国ヨーロッパの古城に想いを馳せる『ロックハート城』

敷地内にはレストランやオープンカフェを常設しているので、のんびりした時間を過ごすことができそうです。また、城の雰囲気にマッチした優雅なドレスをレンタルし、プロによるフォト撮影を堪能できる「プリンセス体験」のサービスもあります。恥ずかしがらずにプリンセスになりきれば、この空間をより楽しむことができるのではないでしょうか。

ロックハート城

住所群馬県吾妻郡高山村5583-1
電話0279-63-2101
webロックハート城 公式サイト
写真提供ロックハート城

【兵庫】雲海が魅せる神秘の絶景!日本のマチュピチュ『竹田城跡』

「天空の城」の異名を持つ「竹田城跡」は、標高353.7mの古城山に築かれた山城。山頂に残る戦国時代の遺跡として、国の重要文化財(史跡)にも認定されています。

画像1: 【兵庫】雲海が魅せる神秘の絶景!日本のマチュピチュ『竹田城跡』

この地域は秋から冬にかけて、よく晴れた朝に濃い霧が発生することがあり、まるで城が雲海に浮かんでいるかのように見えるのが特徴。雲海の切れ間から姿を現すその幻想的な光景が「まるで(インカ帝国の遺跡)マチュピチュのようだ」と評判を呼び、今では国内外から訪れるファンも多いほど。

四季折々の風景を楽しめるのも山景色の醍醐味ではありますが、やはり人気なのは雲海を拝める秋、冬のシーズン。その姿を一目焼き付けるためなら、寒さの厳しい早朝登城も何のその。毎年、老若男女問わず幅広い世代の方々が足を運んでいます。

画像2: 【兵庫】雲海が魅せる神秘の絶景!日本のマチュピチュ『竹田城跡』

雲海を見る方法としては大きく分けて「外から」と「中から」の2つがありますが、竹田城跡の全景を拝みたい方は、城跡の向かいにある朝来山の“立雲峡”に登り「外から」眺めるのがおすすめです。まるで城が真っ白な雲の海に浮かんでいるかのような、幻想的な景色を見ることができます。

画像3: 【兵庫】雲海が魅せる神秘の絶景!日本のマチュピチュ『竹田城跡』

自らも城とともに雲海に包み込まれた感覚を味わいたいという方は、竹田城跡そのものに登りましょう。“天守台”の眼下に広がる真っ白な雲海はまさに圧巻。まるで空飛ぶ孤島に佇んでいる…そんな錯覚を覚えます。

画像4: 【兵庫】雲海が魅せる神秘の絶景!日本のマチュピチュ『竹田城跡』

いずれも鑑賞スポットまで徒歩で40分ほどかかりますが、その労力が報われるだけの壮大な景色があなたを待っています。絶景を前に新鮮な山の空気を体いっぱいに吸い込んで、心身ともにリフレッシュしたいものです。

雲海は季節・時間・天候に左右されるので、見られるかどうかは運次第。ですが、たとえ雲海が見られなくても、四季によって美しく表情を変える竹田城跡はそれだけで見応え十分。一見の価値があります。

竹田城跡

住所兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169
電話079-674-2120(情報館天空の城)
web竹田城跡 公式サイト
写真提供吉田利栄・朝来市役所観光交流課

【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』

香川県三豊市にある「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」は、全長約1kmの穏やかな海水浴場。地元の素朴なビーチでありながら「(ボリビアの)ウユニ塩湖さながらの奇跡のショットが撮れる!」と、SNSを騒がせています。

静かな水面が空を映し出し、上下対称の摩訶不思議な光景を作り出すその様は、言葉では表現しがたいほどロマンチック。大自然が生んだ奇跡に、誰もがきっとハッと息を飲むことでしょう。

画像1: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』

“天空の鏡”となるこの水面の正体は、潮が引いた時の干潟にできる潮だまり。遠浅の父母ヶ浜には、波の影響を受けない穏やかな水面が干潮時あちこちに現れます。そのため、年間を通して素晴らしい絶景を楽しむことができるのです。

特に、干潮と日の入りの時刻が重なる時や、風がなく水面が波立たない時は絶好のフォトタイミング!(※干潮や日没の時間は日々変わります。三豊市観光交流局の公式サイトでは「絶景の見頃カレンダー」を公開しているので、事前にチェックしてみてください)

画像2: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』

よりドラマチックな雰囲気を狙うなら、日の入り前後約30分のゴールデンアワーと呼ばれる時間帯がおすすめ。水面の鏡面反射も、「日本の夕陽百選」に選ばれた美しい夕陽に照らされると、より一層神々しさを増します。

画像3: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』
画像4: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』

目の前の水面にばかりに気を取られず、足元の砂浜にもご注目を。夕陽により美しい陰影を帯びた、砂紋がなんともフォトジェニック。これは「いいね!」必至の一枚が撮れること間違いなしです。

画像5: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』
画像6: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』
画像7: 【香川】天空の鏡に映し出された、ウユニ塩湖さながらの絶景『父母ヶ浜』

撮影時のポイントは、水面の水平を保って写すこと。そして、水面に全身が映り込むように意識すること。手足を上げたり、歩いたり跳んだり、被写体の「動き」を意識すると、躍動感が出てよりSNS映えする一枚に仕上がります。

父母ヶ浜

住所香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
電話0875-56-5880(三豊市観光交流局)
web父母ヶ浜 公式サイト
写真提供三豊市観光交流局

【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ。「光の画家」と呼ばれた彼の代表作「睡蓮」は、長い時を超え今なお世界中で愛されています。そんな絵画の世界を、そのまま目に映すことができる場所があるのをご存じでしょうか。

そもそも名画「睡蓮」が生まれたのは、モネの邸宅があるジヴェルニー村。水面に映る光景に興味を持ったモネは、自宅そばに池をこしらえ睡蓮を植え、こよなく愛する日本風の太鼓橋を架け…長い歳月をかけ、徐々に手を加えながら「水の庭」を作りました。そんなモネ最愛の庭を再現したのが、高知県にある「北川村『モネの庭』マルモッタン」。

画像1: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

本国フランスに許された国外唯一の「モネの庭」だけあって、その再現性はかなりの高さ。それもそのはず。本家の庭園責任者の監修・指導の下で庭を整備し、スタッフも現地に何度も足を運んで地道に作りあげたといいます。その庭造りが評価され、庭の責任者はフランス政府から芸術文化勲章を授与されました。

画像2: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

名画「睡蓮」の世界が広がる「水の庭」には、藤・柳・桜といった日本でもなじみ深い樹木を中心に、鮮やかな草花が池を囲むように配されています。

水面に浮かぶ色とりどりの睡蓮の中でも、最も注目を集めているのが青い睡蓮。青い睡蓮は熱帯性のため、モネは晩年まで栽培に挑むもついに開花させることができなかったのだとか。そんな背景に想いを馳せながら鑑賞するのも、また乙なもの。

画像3: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』
画像4: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

「水の庭」の見頃は、4月下旬~10月下旬。青い睡蓮を見るなら、6月下旬~10月下旬に行くのがおすすめです。昼には花が閉じてしまうので、午前中に足を運ぶのがベスト。

画像5: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

園内にはほかにも、モネの描いた作品をテーマにした「庭」が広がっています。季節の花々が咲き誇る「花の庭」は、まるでカラフルな絵具のパレットのよう。中でも存在感を放つバラのアーチは、作品のモチーフにもなったので押さえておきたいスポットです。

画像6: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

「ボルディゲラの庭」は、モネが魅了され描いた地中海沿岸の町・ボルディゲラの絵画から発想を得て作りあげられた庭。ヤシやオリーブなどの植栽を配し、地中海ならではの光と色彩を再現しています。

画像7: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』
画像8: 【高知県】世界的名画の実写版!『北川村「モネの庭」マルモッタン』

「モネの庭」を見るにあたっておすすめしたいのが、訪れる前に作品を予習しておくこと。「睡蓮」「バラの小道」「ボルディゲラ」など…モネがどう描いたのかを知ることで、その風景の美しさや世界観をより深く楽しむことができます。

北川村「モネの庭」マルモッタン

住所高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
電話0887-32-1233
web北川村「モネの庭」マルモッタン 公式サイト
写真提供北川村「モネの庭」マルモッタン

【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

阿蘇の自然の息吹を感じられる「阿蘇ファームランド」は、日々の喧騒を忘れ心身ともに安らげる滞在型の健康増進施設。その敷地内にあるのが、「大自然阿蘇健康の森」。丸いドーム型のホテルが並ぶ、専用宿泊エリアです。

こちらは国立公園内の雄大な自然の地形を活かした、いわば“森の中のホテル”。周りには木々が茂り、小川が流れ、高原の心地よい風を感じることができます。自然の環境をベースに作られているので、300棟以上ありながら、同じ環境の部屋はひとつとしてありません。窓から見える景色も、宿に続く小道も、それぞれ表情が違って面白い。

画像1: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

一歩足を踏み入れると、そこはまるで緑深き森に囲まれた小さな村。あるのは豊かな自然と、不思議な形の建物だけ。童話の世界に迷い込んだかのようなユニークなロケーションに、大人も子どももワクワクした気持ちにさせられます。

画像2: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

大自然阿蘇健康の森内はそれぞれテーマごとに区分されています。いわゆるスタンダードな客室が並ぶのが「ヴィレッジゾーン」。たまご型のピンクや黄色のキュートな屋根に、思わず胸が躍ります。雰囲気のある石畳や丸みを帯びた扉にも、奥底に眠っていた子ども心がくすぐられること、間違いなし。

画像3: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

ドーム型の天井を眺めながら眠る、非日常空間。朝は、窓から差し込む阿蘇の日光で目覚めます。心地よい一日のスタートを切ることができそうです。

画像4: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

一方「ロイヤルゾーン」は、すべての客室が1棟ずつ塀で囲まれ、門扉と専用ガーデンが付いたワンランク上の贅沢エリア。別荘感覚で過ごすことができると好評です。

画像5: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

各部屋のバスルームには、誰もが一度は憧れる猫足のバスタブが設置されており、特別な空間でお姫様気分を味わってみるなんて楽しみ方も。

画像6: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

日中はもちろん、日暮れ後の光景もまた見事で、ドームから漏れた揺らめく灯りがなんとも幻想的。空気が澄んでいるので、満天の美しい星も堪能できます。

画像7: 【熊本】東南アジアのリゾートを彷彿とさせる『阿蘇ファームランド 大自然阿蘇健康の森』

自社栽培の新鮮野菜をふんだんに使用した食事も楽しめるので、大人も子どもも十分満足のいくステイになること間違いなしです。

大自然阿蘇健康の森(阿蘇ファームランド内)

住所熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽5579-3
電話0967-67-3737
web阿蘇ファームランド 公式サイト
写真提供阿蘇ファームランド

【鹿児島県】「東洋のナイアガラ」の愛称で親しまれる『曽木の滝』

画像1: 【鹿児島県】「東洋のナイアガラ」の愛称で親しまれる『曽木の滝』

四方を山々に囲まれた水郷の町・鹿児島県伊佐市にある「曽木の滝」。この滝は日本一の滝幅(約210m)であることから「東洋のナイアガラ」と呼ばれ、古くから地元の人々に愛されています。かつてはあの豊臣秀吉もその雄大な姿を楽しんだとのエピソードも残っているのだとか。

曽木の滝の一番の見どころはなんといっても幅約210m、高さ約12mという壮大なスケールです。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流とその轟音は豪快そのもの。全身でマイナスイオンを浴びれば、心も体もリフレッシュできるはず。

周辺一帯が自然公園となっており、四季折々に美しい曽木の滝ですが、春は桜、秋はイチョウやモミジが流れの中に浮かび上がることも。なんともロマンチックな情景です。より豪快な滝を見たいなら、夏に訪れてみてください。夏はいつにもまして水量が増え、迫力が増します。

さらに滝を間近で見るには滝展望所がおすすめ。ここでは水しぶきをあげる迫力満点の滝を見ることができます。公園にはほかにもいくつか撮影スポットがあり、場所によってさまざまなアングルから滝をカメラに収めることができるので、お気に入りのスポットを探すのも楽しいでしょう。

公園内には飲食店や土産物店のほか、縁結びや安産の神様を祀る「清水神社」や、手作業で掘られたという水力発電用のトンネルなど、見どころも充実。徒歩で20分ほどの距離には、中世ヨーロッパの古城跡を思わせる、レンガ造りの「曽木発電所遺構展望所」もあるのでこちらもあわせて訪れてはいかがでしょうか。

画像2: 【鹿児島県】「東洋のナイアガラ」の愛称で親しまれる『曽木の滝』

世界三大瀑布のひとつであるナイアガラの滝と同様、訪れる人々をくぎ付けにしてやまない曽木の滝。絶景を楽しめるのはもちろん、たっぷりのマイナスイオンで癒されること間違いなしのスポットです。

曽木の滝

住所鹿児島県伊佐市大口宮人628-41
電話0995-28-2600(曽木の滝観光案内所)
※案内所の営業時間は10:00~16:00(月曜休館)
web曽木の滝 公式サイト
写真提供伊佐市役所 地域振興課

【沖縄県】抜群の透明度! イタリアの青の洞窟がここにも『真栄田岬』

那覇市内から約1時間、沖縄中部の恩納村にある「真栄田岬」の崖の下に、イタリア・カプリ島の青の洞窟といわんばかりに美しい洞窟があります。「一生のうち一度は見たい絶景」とも評される、イタリア・カプリ島の青の洞窟といえば、青い光に包まれた神秘的な光景が有名です。

画像1: 【沖縄県】抜群の透明度! イタリアの青の洞窟がここにも『真栄田岬』

本場同様、青の洞窟の愛称で親しまれる真栄田岬は、ダイビングとシュノーケルのスポットとして、根強い人気を誇っています。沖縄海岸国定公園にも指定されているので、景勝地としても広く知られています。

青の洞窟は海水の浸食によってできた全長30mほどの洞窟で、その昔は海が荒れた時の漁師たちの避難場所として使われていたそうです。

画像2: 【沖縄県】抜群の透明度! イタリアの青の洞窟がここにも『真栄田岬』

この青の洞窟を楽しむ方法は2つ。シュノーケルかダイビングです。洞窟近くまで泳いで自力で行くこともできますが、マリンショップなどによるツアーに参加すれば、洞窟の入り口近くまでボートで移動して、ツアースタッフのガイドを聞きながら洞窟内の探索を楽しむことができます。

沖縄きっての観光地ということもあり、混みあうこともしばしば。午前中から昼過ぎまでの時間帯はかなり混雑するので、ゆっくり楽しみたい人は早朝や夕方のツアーに参加するのがおすすめです。

洞窟の入り口から差し込む太陽光が海面に反射し、ライトアップされたかのように青く輝く様子は得も言われぬ美しさ。自然が作り出した幻想的な世界が広がります。泳ぐのが苦手な人は、真栄田岬から覗くだけでも十分海の美しさを堪能できます。

沖合まで続く遊歩道からは透明度の高い海や切り立つ岩、運がよければ岩場の間から顔を出すクジラなどを見ることができ、自然を感じるにも絶好の場所です。沖縄旅行の際は足を運んでみてください。

真栄田岬

住所沖縄県国頭郡恩納村真栄田469-1
電話098-982-5339
web真栄田岬 公式サイト
写真提供恩納村観光協会

実は日本には、海外さながらの美しいスポットが点在していると知らなかった人も多いのではないでしょうか。すぐに海外へ行けない人も、まずは日本国内で海外旅行のような気分に浸りながら、未来の海外旅行計画を立ててみてください。

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