この記事では、シンガポールで買えるおすすめのお土産を厳選しました。初めて行く人にも、リピーターにもおすすめしたい鉄板のお菓子やシンガポールらしいカラフルな雑貨の数々。さらに「お土産はどこで買えばいいの?」「お値段はどのくらい?」といった素朴な疑問にもお答えします。
※商品の価格は2025年8月現在のレートを参考にしています
普段使いできるアイテムも!シンガポールらしいかわいい雑貨
シンガポールにはカラフルでかわいい雑貨がいっぱい。日本に帰ってからも普段使いできるものや、持ち運びしやすい便利なアイテムを中心にピックアップしました。
「Chosan Zakka」のポップなプラナカングッズ

巾着と付箋ブック 3点で10シンガポールドル(日本円で約1,150円)、プラナカン食器の陶器スプーン 1本5シンガポールドル(日本円で約570円)
「Chosan Zakka(チョーサン ザッカ)」は40年以上前から日本人観光客や現地在住の日本人に愛されてきた老舗のお土産ショップです。日本語の話せる店主チョーさんは明るいお人柄。そんなチョーさんが描くシンガポールの風景がプリントされた、使いやすいサイズの巾着が人気です。同じ絵柄の付箋ノートやクリアファイルといった文房具、マイボトルやマグカップなどの生活雑貨も種類豊富で、普段使いできるものばかり。
最近シンガポール土産として人気が高い「プラナカン雑貨」も見逃せません。中華系や西洋、マレー系文化が融合した生活様式から生まれた、カラフルでかわいらしいデザインが特徴で、他店ではやや高めの価格設定が多いなか、ここではお手頃価格で手に入ります。
草花や鳥などの模様が施されたプラナカン陶器のスプーンや小皿は、まとめ買いするのもおすすめです。また、花や植物をモチーフにしたバティック柄の雑貨も、ポーチやバッグなど種類が豊富。かわいい色みも多くて選ぶのに迷ってしまうでしょう。
「3点で10シンガポールドル」と表記のある商品なら、たとえばポーチ2つと付箋ノート1冊というように、異なるアイテムの組み合わせもOK。物価の高いシンガポールでもリーズナブルな価格帯がうれしいお店です。
購入できる場所
- ラッキープラザ3階「Chosan Zakka」(チョーサン ザッカ)
Chosan Zakka
| 住所 | : | 304 Orchard Road, #03-50 Lucky Plaza, Singapore |
|---|---|---|
| : | @chosanzakka |
アラブストリート「Dilip Textiles」のカラフルハンカチ

インド綿のハンカチ兼バンダナ各5シンガポールドル(日本円で約570円)
マレー系や中東系の生地屋や服屋が軒を連ねるアラブストリートで、昔からあるインド綿の生地屋「Dilip Textiles(ディリップ テキスタイルズ)」。現地在住の日本人に人気のお店で、定番アイテムは50センチ四方の大判ハンカチ。生地もやわらかく、かわいい色と柄が種類豊富な上にこのお値段というのは、シンガポールでは良心的。
そのほか、店内にはベッドカバーやテーブルクロスなどの大型ファブリックも充実しています。キルティング素材のポーチやバッグなど、小物もかわいらしく、普段使いしやすいアイテムばかりです。肌ざわりのいい生地はいずれもインド北部のデリーやジャイプールから仕入れたもので、ブロックプリントという伝統技法が使われています。親切な店主が、生地のお手入れ方法についてもしっかりアドバイスしてくれるのもうれしいポイント。
購入できる場所
- アラブストリート「Dilip Textiles」(ディリップ テキスタイルズ)
Dilip Textiles
| 住所 | : | 74 Arab Street, Singapore 199771 |
|---|
国のシンボル「マーライオン」のキーチェーン

キーチェーン各4.9〜6.8シンガポールドル(日本円で約560〜780円)、青いマーライオンの栓抜き4.9シンガポールドル(日本円で約560円)、マーライオンのピン5シンガポールドル(日本円で約570円)
シンガポールのシンボル「マーライオン」。シンガポールという国名はサンスクリット語の「ライオン・シティ」が由来で、この土地が大昔は漁村だったことや貿易港として栄えた歴史から、頭がライオン、体が魚という伝説の生き物が生まれたといわれています。ちなみに、マーライオンの口からいつも流れている水は豊かさの象徴とのこと。

Lau Pa Sat
マーライオングッズはシンガポールの至る所で売っていますが、おすすめは130年以上の歴史がある大屋台村「Lau Pa Sat(ラオパサ)」併設のお土産店「Food Folks(フード フォークス)」。観光客が集まる場所だからこそ、キーチェーンからペン、カップなどまで、マーライオングッズがひと通り揃っています。さらに、マーライオンパッケージの食べ物土産も充実。屋台グルメを満喫した後に、お気に入りのマーライオングッズを探してみてはいかがでしょうか。
購入できる場所
- Lau Pa Sat(ラオパサ)内のお土産店「Food Folks」(フード フォークス)
- スーパー、コンビニ など
Food Folks
| 住所 | : | 18 Raffles Quay, Singapore 048582 |
|---|---|---|
| web | : | Food Folks 公式サイト(Lau Pa Satサイト内・外国語サイト) |
| : | @foodfolks.sg |
かわいいアイテムをお手頃価格で!「ダイソー」のシンガポール土産

シンガポールマグネット各2.18シンガポールドル(日本円で約250円)、アザライオンぬいぐるみ2.18シンガポールドル(日本円で約250円)
ご存じ「ダイソー」はシンガポールでも大人気。日本で100円のものは、シンガポールでは税込2.18シンガポールドル(日本円で約250円)というのが基本です。大きなショッピングモールにはたいてい入居しているダイソーですが、広い店舗でお買い物もしやすいのがプラザ・シンガプーラ店。会計ゾーンの入り口にシンガポールグッズの一角があります。
マーライオンのぬいぐるみをはじめ、チリクラブやチキンライス、カヤトーストなどをモチーフにしたローカルフードのマグネットは、見た目もユニークでキュート。どれも約2シンガポールドルというのは他にはないお手頃さなので、ばらまき用のお土産をまとめ買いするなら、ここが狙い目。お会計は基本的にセルフレジのカード決済です。
購入できる場所
- Plaza Singapura(プラザ・シンガプーラ)5階
- Marina Square(マリーナスクエア)3階
- ION Orchard(アイオン・オーチャード)地下4階 など
ダイソー・プラザ・シンガプーラ
| 住所 | : | 68 Orchard Road, #05-01/02/03 Plaza Singapura, Singapore 238839 |
|---|---|---|
| web | : | ダイソーシンガポール 公式サイト(外国語サイト) |
| : | @daiso_singapore |
「Cat Socrates」の鮮やかなシンガポールモチーフの雑貨

アクリリッククリップ(2個入り)6.5シンガポールドル(日本円で約750円)、バンブートレイ16シンガポールドル(日本円で約1,830円)
「かわいい雑貨が集まる店!」と評判の「Cat Socrates(キャット ソクラテス)」は、猫好きのオーナーが2008年に始めた雑貨店。キッチン雑貨や生活雑貨、文房具、書籍に加えて、猫モチーフのアイテムなどまで、心をグッとくすぐる商品が揃っています。
注目アイテムは竹を原料にしたエコロジカルなバンブートレイやバンブープレート。シンガポールでは店舗と住居を兼ねた2〜3階建ての伝統的な長屋風の建物を見かけることがありますが、そのカラフルなショップハウスを描いたシリーズが人気です。

iStock/Miguel Vidal
店舗のあるカトン地区のジョーチアット通りは、おしゃれな雑貨店やカフェが多く、散策も楽しいエリア。近くにはバンブートレイに描かれているカラフルなショップハウスもあるので、ぜひ見に行ってみてください。
購入できる場所
- Cat Socrates(キャット ソクラテス)
- Isetan Scotts(伊勢丹 スコッツ)2階シンガポールお土産コーナー
- Lau Pa Sat(ラオパサ)内のお土産店「Food Folks」(フード フォークス) など
Cat Socrates
| 住所 | : | 448 Joo Chiat road, Singapore 427661 |
|---|---|---|
| : | @cat_socrates |
シンガポール発祥!持ち運びしやすい「タイガーバーム」のミニ軟膏

左:タイガーバーム(インヘイラー)2.6シンガポールドル(日本円で約300円)、右2つ:タイガーバーム(赤・白)各2シンガポールドル(日本円で約230円)
シンガポール発祥の軟膏「タイガーバーム」。生薬由来成分を独自配合し、100年以上にわたり世界中で愛用されてきた家庭常備薬です。八角形の小さなボトルタイプがよく知られていますが、普段使いしやすいのは500円硬貨くらいのミニサイズ。赤い箱の方は筋肉痛や痛みに、白い箱の方は頭痛や鼻詰まりへの効果が期待されているそうです。
ミニサイズは化粧ポーチに入れて持ち運ぶのに便利な大きさ。小さくてお手頃価格なのでばらまき土産にもぴったりです。また変わり種としては「インヘイラー」という名の吸引用のスティックタイプもあります。蓋を開けて鼻に近づけると清涼感に目が覚めて、暑い時や眠い時などに使いたい1本です。
タイガーバームはシンガポールのどのドラッグストアでも販売されていますが、ミニサイズは販売店舗も限られているので、下記の購入場所を確認してください。
購入できる場所
- Welcia Orchard(ウエルシア オーチャード) MRT店
- チャイナタウンのお土産物ショップ など
Welcia Orchard MRT
| 住所 | : | 437 Orchard Road #B2-01 Orchard MRT Station Singapore 238878 |
|---|---|---|
| web | : | タイガーバーム 公式サイト |
ティータイムのお供に。もらってうれしいハイセンスな紅茶&お菓子
西洋と東洋、マレーや中華など、さまざまな文化がミックスされて唯一無二のものが生み出されるのがシンガポールの魅力です。食の分野もまた然り。見た目にも美しく、上品で喜ばれそうなアイテムを中心にセレクトしました。
ここでしか買えない上質な紅茶「Raffles Hotel」のシンガポールスリング

ラッフルズシンガポールスリング(シグネチャー・ブラック/ティーバッグ)40シンガポールドル(日本円で約4,580円)
シンガポールといえば、文豪サマセット・モームも愛した1887年創業の由緒正しき「Raffles Hotel(ラッフルズホテル)」。そこで生まれ、世界中に広がっていったカクテル「シンガポールスリング」のフレーバーを紅茶で再現したのがこの逸品。胸を張って渡したいハイセンスなお土産です。
シンガポールの老舗紅茶ブランド「The 1872 Clipper Tea Co.(クリッパーティー)」がラッフルズホテルのために厳選した紅茶に、フルーツの豊かな香りを加えた特別ブレンド。ひと口飲めば、まず南国のパイナップルとチェリーの香りが広がります。その後、シトラス系の甘い香りに満たされ、まるで本物のカクテルを味わっているかのような豊かな風味を楽しめます。
ピンク地にラッフルズホテルが描かれた上品なパッケージ箱は、20袋の個包装入り。箱でも個包装でもお土産として喜ばれること間違いなしの一品です。
購入できる場所
- Raffles Boutique(ラッフルズ ブティック)
Raffles Boutique
| 住所 | : | 328 North Bridge Road (Seah Street Driveway) Singapore 188719 |
|---|---|---|
| web | : | ラッフルズブティック 公式サイト(外国語サイト) |
| : | @rafflesboutique |
パステル調のパッケージがかわいい。「Wu Gu Feng」のパイナップルケーキ

プラナカンパイナップルショートケーキ2個入り(Peranakan Pineapple Shortcakes 2pcs)8シンガポールドル(日本円で約920円)
やわらかい色合いのプラナカン柄のパッケージが目を引く、愛らしいお土産。箱を開けると、ペールグリーンの花柄の袋に包まれた5センチ角ほどのパイナップルケーキが2つ入っています。
シンガポールで伝統菓子として愛されてきたパイナップルケーキ。「Wu Gu Feng(ウー グー フェン)」のパイナップルケーキは、高級パイナップルのみでつくられた餡を、香り豊かなバター生地で包み、黄金色に焼き上げた一品。ソフトな口あたりとリッチな風味は、シンガポール人の間でも贈り物によく使われています。
6個入りもありますが、小ぶりの2個入りパッケージはコンパクトで配りやすく、見た目も華やか。鮮やかな色と図柄が美しいプラナカン文化を、目でも舌でも楽しめるスイーツは、親しい友人たちに贈りたいお土産です。
購入できる場所
- Isetan Scotts(伊勢丹スコッツ)1階、地下1階スーパー
Wu Gu Feng
| 住所 | : | 350 Orchard Rd, Isetan Scotts #B1, Shaw House, Singapore 238868 |
|---|---|---|
| : | @wugufeng.gourmetgifts |
パッケージの美しさもポイント「Old Seng Choong」の高級クッキー

左:OSCクッキー・シリアルプロウン風味、右:OSCクッキー・アールグレイ風味 各22.8シンガポールドル(日本円で約2,610円)
プラナカンタイル柄やバティック柄、南国の花などシンガポールらしいモチーフが描かれた、アートセンス漂う缶入りの高級クッキー。1965年創業のシンガポールの老舗菓子店「Old Seng Choong(オールド セン チョーン)」、通称OSCのクッキーやプラナカン菓子は、現地でも贈答品として高い人気があります。
中でも注目は、揚げエビやラクサ、サテーなどシンガポールフードの風味を取り入れたクッキー。しょっぱ辛い系とスイーツの組み合わせは驚くかもしれませんが、食べてみると意外にもマッチ。ほかにはないユニークな風味を楽しめます。そのほか、「東洋のバニラ」とも称される甘い香りが特徴のパンダンリーフ風味やヤシ砂糖風味などのスイーツ系クッキーも人気。アールグレイ風味など定番のクッキーも安定のおいしさです。
購入できる場所
- The Shoppes at Marina Bay Sands(ザショップス マリーナベイサンズ) 1階
- Paragon Shopping Centre(パラゴン ショッピングセンター)地下1階
- Resort World Sentosa(リゾート ワールド セントーサ) など
Old Seng Choong
| 住所 | : | 2 Bayfront Ave, #01-72 Singapore 018972(The Shoppes at Marina Bay Sands 内店舗) |
|---|---|---|
| web | : | Old Seng Choong 公式サイト(外国語サイト) |
| : | @oldsengchoong |
食べるアートを掲げるパティシエ「Janice Wong」のカラフルチョコレート

Box of 5, 26シンガポールドル(日本円で約2,980円)
アートとデザイン、そしてフードの融合を目指すシンガポール人パティシエの「Janice Wong(ジャニス ウォン)」がクリエイトするチョコレート菓子。新しい試みにチャレンジするジャニスのチョコレートはいつも驚きと感動を与えてくれます。
お土産におすすめなのは、幅17センチの横長ボックスに入った5個入りのボンボンチョコ。コーヒーやミルクティーといったノーマルフレーバーのほか、チリ、ラクサ、ヤシ砂糖、レモングラスといったシンガポールならではのフレーバーも楽しめます。また、材料に豆乳を使うなど、ヴィーガンチョコレートのラインナップに力を入れているのも注目ポイントです。
そのほか、13センチ角の正方形の板チョコもおすすめ。近年注目されている“シングルオリジンチョコレート”(※)を取り扱っており、フィリピンやインドネシアなど近隣国の風味を楽しめる1枚が、12シンガポールドル(日本円で約1,370円)と手に取りやすい価格で購入できます。
※:1つの産地で採れたカカオ豆のみで作られるチョコレート。産地ごとの風味の違いを楽しめる。
購入できる場所
- Paragon Shopping Centre(パラゴンショッピングセンター)地下1階
Janice Wong
| 住所 | : | 290 Orchard Rd, #B1-K28, Singapore 238859 |
|---|---|---|
| web | : | Janice Wong 公式サイト(外国語サイト) |
| : | @janicewongsg |
手頃な価格がうれしい。スーパーやコンビニで買えるシンガポールフード
シンガポールの旅で食べ歩いたローカルグルメ。日本に帰ってからもあのパンチの効いた味をもう一度食べたい。そんな時のために買っておきたい、スーパーやコンビニで買える手頃なシンガポール土産を選びました。
シンガポールの食卓に欠かせない!「カヤジャム」

カヤ(5袋入り)5シンガポールドル(日本円で約570円)
ココナッツミルクに卵や砂糖を入れ、パンダンリーフで香りづけしたこってり甘いカヤジャム。トーストにカヤジャムを塗り、たっぷりのバターを挟んで半熟たまごをちょい漬けしながら食べるのが、シンガポールスタイルの朝ごはんです。
そんな現地スタイルを再現するのにおすすめなのが、1919年創業の老舗コピティアム(コーヒーショップ)「Killiney Kopitiam(キリニー・コピティアム)」で買えるお土産用のカヤジャム。マリーナベイサンズが描かれたパッケージもシンガポール感たっぷり。1箱に5袋の個包装が入っているので、ばらまき土産はもちろん、自宅用にも便利です。
大手ショッピングモール内の店舗でも購入可能ですが、せっかくならキリニー通りの本店をのぞいてみてはいかがでしょうか。未だにエアコンもないお店ですが、早朝から地元の常連客がたくさん訪れており、現地の日常を感じることができます。
注意しておきたいのが帰りの荷物です。カヤジャムは液体物とみなされるため、100mlを超えると機内持ち込みができません。預け荷物に入れて持ち帰りましょう。
購入できる場所
- Killiney Kopitiam(キリニー・コピティアム)各店舗
- スーパー など
Killiney Kopitiam本店
| 住所 | : | 67 Killiney Road, Singapore 239525 |
|---|---|---|
| : | @killineysg |
現地の“あの味”を自宅で再現!「ラクサ」

ニョニャ・カリーラクサ・インスタントヌードル(4袋入)4.59シンガポールドル(日本円で約530円)※参考価格
シンガポールの大手スーパー「FairPrice(フェアプライス)」が手がけるラクサ風味のインスタント麺。1パックに4袋入っていて、1袋あたり約110円というお手頃価格です。
袋にはインスタント麺のほか、スープペーストとココナッツクリーム粉末、つけだれのディッピングソースが入っています。麺を茹でた汁にスープペーストとココナッツクリーム粉末を混ぜ入れ、麺と一緒に器に盛った後につけだれを合わせるという簡単レシピながら、しっかりパンチの効いた味。辛さが苦手な人は唐辛子粉末が入っているスープペーストとつけだれの量を調整しましょう。
ゆでたまごやちくわ、ネギ、パクチーなどを加えて、自分好みにアレンジするのもおすすめです。帰国後に恋しくなるあのローカル風味、もう一度味わいたかったらぜひ買いたいアイテムです。
購入できる場所
- フェアプライス 各店舗
フェアプライス
やみつき必至!「IRVINS(アービンズ)」のポテトチップス

ソルティッドエッグ・ポテトチップス1袋(95g)9.17シンガポールドル(日本円で約1,050円)
「Dangerously Addicted(危険なくらいハマる)」という強烈なキャッチフレーズがインパクト大のポテトチップス「IRVINS(アービンズ)」。世界中の観光客に大人気のシンガポール土産です。オリジナルフレーバーのソルティッドエッグとは塩漬けしたアヒルの卵のこと。日本ではあまり馴染みがありませんが、東南アジアでは黄身のコクと絶妙な塩加減がたまらないという定番の食材です。ひと口食べただけでかなりの濃厚さを楽しめる“スーパーポテチ”。お土産に買って帰って日本の友人たちとワイワイシェアしたい一品です。
また、ポテトの代わりに魚の皮やサーモンの皮を使ったチップスもベストセラー商品。アービンズが日清食品とコラボしたインスタントヌードルやカップ麺も、やみつきになる味わいだと人気です。
購入できる場所
- フェアプライス 各店舗
- 髙島屋地下食品売り場
- チャンギ国際空港 など
IRVINS
飲みやすい味わいで評判。「タイガー」のフレーバービール

Tiger Radler LEMON1本(330ml)1.92シンガポールドル(日本円で約220円)※参考価格
シンガポールを代表するビールが「タイガー」。日本でも定番ですが、南国の空の下で飲む現地の一杯はまた格別です。そんなタイガーのシリーズに、アルコール度数2%でレモン果汁入りというライトなフレーバービール「Tiger Radler(タイガー・ラドラー)」があります。
タイガーのオリジナルビールとレモン果汁を組み合わせたラドラーは、驚くほど爽やか。少し甘みがあり、軽いカクテルのような、大人のはちみつレモンのような感覚を楽しめます。
なお、シンガポールでは午後10:30から翌朝7:00まで、公共の場での飲酒とコンビニやスーパーでのアルコール販売が禁止されています。お土産にラドラーを買う際にも時間に気をつけましょう。なお、100ml以上の液体は機内持ち込みができませんので、預け荷物に入れることもお忘れなく。
購入できる場所
- フェアプライス 各店舗
- コールドストレージ 各店舗 など
Tiger Beer
| : | @tigerbeersg |
シンガポールのお土産はどこで買うのがおすすめ?相場はどのくらい?
シンガポールの物価は日本よりも高め。ラーメン一杯が2,000円という心構えでいるといいかもしれません。お菓子やお茶など箱入りの食べ物土産は20〜30シンガポールドル(約2,300~3,440円)が相場で、ブランド菓子や紅茶、コーヒーならそれ以上。食べ物も雑貨も10シンガポールドル(約1,150円)以下だとお手頃という感覚です。
スーパーやコンビニ
シンガポールの二大スーパーといえば「FairPrice(フェアプライス)」と「Cold Storage(コールドストレージ)」。駅直結のショッピングモールにはたいていどちらかが入っています。お土産用のインスタント麺は1パック4袋入りで4〜10シンガポールドル(約460~1,150円)。マーライオンがプリントされたお土産用のお菓子は4シンガポールドルくらいから。スーパーでは陳列も見やすく手軽にお買い物できるのが魅力。お会計は現金が使えるレジもありますが、クレジットカードタッチ決済のセルフレジが主流です。
コンビニは日本のコンビニとは違い、品揃えも最小限で値段も高め。スーパーでは運が良ければシンガポール土産が特売になっていることもあるのでチェックしてみてください。
百貨店やショッピングモール

iStock/TkKurikawa
実は、日本でもお馴染みの百貨店「髙島屋」や「伊勢丹」はシンガポールにもあります。ショッピング街の「オーチャード」にある髙島屋や「Isetan Scotts(伊勢丹スコッツ)」には、地下食品売り場にシンガポールのお土産が揃っており、まとめて見られるのが便利です。Isetan Scotts2階には雑貨お土産コーナーもあります。
また、シンガポールのショッピングモールには大手スーパーのほか、ダイソーやドン・キホーテなど日本でよく知られるショップが入っていることも多いので、お土産物探しには便利です。
ただ、ショッピングモールはテナント数も多いため、お目当てのショップを見つけるのに苦労することも。そんな時はショップ住所にある、「#1−11」といった表記が参考になります。#1は1階、ハイフン右の数字は番地のようなもの。各店舗の正面上部にはこうした表記があるので、お店を見つける際の目印にしてみてください。
年中暑いシンガポールですが、百貨店やショッピングモールの中は冷房がかなり効いていて、長時間いると寒く感じるほど。薄手のカーディガンやショールなどの羽織りものがあると安心です。
個人店
シンガポールでは駅直結の百貨店やショッピングモールでほとんどの買い物ができますが、老舗店や個性派ショップには個人店も多く、自力でたどり着かなくてはなりません。Google Mapなどを活用しながら公共交通機関や徒歩でお店を見つけるのもまた旅の醍醐味のひとつ。訪れたエリアで近隣の散策を楽しむこともおすすめです。
多文化のシンガポールは、エリアによってグッと街の表情が変わり、まるでほかの国を旅しているように感じることもしばしば。以下、代表的なエリアをご紹介します。
カトン地区

iStock/IGphotography
プラナカン文化を感じられる住宅街で、カラフルな街並みが有名。ジョーチアット通り沿いにはおしゃれな雑貨店やカフェが並んでいます。
チャイナタウン

iStock/primeimages
シンガポールを代表する中華エリア。中華食堂や漢方薬局がぎっしりと軒を連ねています。お土産ショップが並ぶパゴダストリートでは、ばらまきにぴったりのお手頃価格のお土産が買えます。
リトル・インディア

iStock/SteveAllenPhoto
ここはインドでしょうか?と思うほど、街の雰囲気がインド一色になります。ムスタファセンターというインド系デパートはインド雑貨や食品の宝庫です。
アラブストリート

iStock/HuyNguyenSG
サルタンモスク脇にあるアラブストリートには、中東系、マレー系の布地や雑貨の店が並びます。バティックやインド綿、エスニック雑貨探しが楽しいエリアです。
ホテルのショップ

iStock/Dave Collins
ラッフルズなど有名一流ホテルのショップアーケードには、有名ブランドショップが並び、ホテルの雰囲気を楽しみながらゆったりとウインドウショッピングを楽しめます。ホテルブランドのお土産を買うなら、併設のブティックへ。ホテル名が入ったお土産はどんな人にあげても喜ばれるでしょう。
また、マリーナベイサンズの高級ショッピングモール「The Shoppes(ザ・ショップス)」は見応えたっぷりの広さ。有名ブランドショップはもちろん、観光客向けのショップも多く、有名レストランやカフェも集結。お土産探しもグルメ巡りも楽しい人気スポットです。
空港

iStock/Mlenny
チャンギ国際空港には4つのターミナルがあります。出国後、搭乗までの間に免税品をチェックするのは旅の最後のお楽しみ。そして、お土産ショップ巡りは、楽しかったシンガポール旅の締めくくりです。
箱入りのお菓子は品揃え豊富ですが値段はやや高めなので、買い忘れたものを最後に買うというのが良いかもしれません。また、街中では見かけなかったかわいいお土産グッズを見つけることもあり、最後まで楽しい発見があります。
シンガポールでお気に入りのアイテムとの出合いを楽しもう
お菓子から雑貨まで、多彩なアイテムが豊富なシンガポールのお土産。お土産選びに迷った際の参考にしてください!
取材・写真:ナガオヤヨイ
関連記事
掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。





