アメリカ観光にMLB(メジャーリーグベースボール)観戦を兼ねた旅はいかがですか? MLBのチーム名には都市名がついているように、それぞれの本拠地スタジアムは独自のデザインや雰囲気を持ち、地元の文化を体験できる特別な場所です。試合観戦はもちろんのこと、球場グルメや観光スポット巡り、そして個性的なファンたちとの交流も楽しめます。スタジアムで歴史を感じたり、絶景を満喫したり…。野球好きな人も、そうでない人も、楽しみ方はひとそれぞれです。

また、2024年12月に、JALとMLBはパートナーシップ契約を結びました。これまでMLBで活躍中の日本人選手をサポートし、多くの野球ファンにもご搭乗いただいています。この先もMLBをさらに身近に感じて楽しんでいただけるような取り組みをご提供していきます。MLB観戦ツアーも販売中なので、野球応援と一緒にアメリカ旅行に出かけてみませんか?

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大谷翔平選手が活躍中!「ロサンゼルス・ドジャース」

ハリウッドからも近い華やかなロケーション「ドジャー・スタジアム」

画像: iStock/adamkaz

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画像: ビッグスクリーンに映し出された大谷翔平選手

ビッグスクリーンに映し出された大谷翔平選手

2024年ワールドシリーズの覇者、ロサンゼルス・ドジャースはきっと日本人にもっとも馴染みが深いMLB球団でしょう。30年前に野茂英雄選手が巻き起こした「ノモマニア」旋風に始まって、数多くの日本人選手がプレイしました。

2025年はドジャースで2年目を迎える大谷翔平選手と山本由伸選手の活躍がますます期待されます。

画像: スタンドから眺めるダウンタウンの夜景

スタンドから眺めるダウンタウンの夜景

本拠地ドジャー・スタジアムはMLBで3番目に古く、また観客収容数では最大の球場。スタンドからはロサンゼルスのダウンタウンとサン・ガブリエル山脈の絶景を眺めることができます。

画像: ハリウッドからも近い華やかなロケーション「ドジャー・スタジアム」
画像: 球場通路内の「築地銀だこ」カウンター前に並ぶ人たち

球場通路内の「築地銀だこ」カウンター前に並ぶ人たち

収容人数5万6,000人の球場でなんと1試合あたり2万3,000食も売れるという名物ホットドッグ「ドジャー・ドッグ」や、ヘルメット型の容器に入ったナチョスなどの球場グルメも楽しみのひとつ。さらに2024年には日本でも馴染みのある「築地銀だこ」も出店するなど、日本食メニューも充実しています。

映画のロケ地も多数! スタジアム周辺観光スポット

画像: iStock/Joecho-16

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ドジャー・スタジアムはロサンゼルスのダウンタウンのすぐ近くにあり、中央鉄道駅にあたる「ユニオン・ステーション」から車で10分以内で到着します。試合観戦の前後に観光を楽しむためのスポットが点在しています。

画像: リトル・トーキョーの新名所「大谷翔平壁画」

リトル・トーキョーの新名所「大谷翔平壁画」

北米最大の日本人街「リトル・トーキョー」では2024年に完成した大谷選手の巨大壁画が新たな観光の目玉になっています。バスケットボール観戦にも興味がある人には、八村塁選手が所属する「ロサンゼルス・レイカーズ」の本拠地「クリプト・ドットコム・アリーナ」もダウンタウンにあるので、あわせて巡ってみるのもおすすめです。

画像: iStock/JOY PAN

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画像: ハリウッド大通り「チャイニーズ・シアター」前

ハリウッド大通り「チャイニーズ・シアター」前

ドジャー・スタジアムから映画の都・ハリウッドまでは約10km、夜景で有名な「グリフィス天文台」もそのすぐ近くです。さらに少し足を延ばせば、超高級住宅地の「ビバリーヒルズ」も、観覧車のある「サンタモニカ・ピア」も、すべて車で30分以内の距離にあります。

画像: エンゼル・スタジアム正面入り口

エンゼル・スタジアム正面入り口

また、菊池雄星選手の加入が決まった「ロサンゼルス・エンゼルス」の本拠地はアナハイム。ダウンタウンからは車で1時間ほどの郊外にありますが、こちらはディズニーランドがある街としても知られています。どちらも観光する上で外せないスポットです。

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湾岸の風を感じるロケーションも魅力「サンフランシスコ・ジャイアンツ」

海沿いに佇む「オラクル・パーク」

画像: iStock/Michael Vi

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サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地オラクル・パークは、ライト側外野の後方に海が見える景観で有名です。その部分は観客スタンドが狭くなっていて、場外ホームランのボールが海に飛び込む、いわゆる「スプラッシュ・ヒット」が代名詞。大谷選手でさえまだ打ったことがないスプラッシュ・ヒット。2025年はその第1号を見ることができるのか、注目です。

画像: iStock/DEBOVE SOPHIE

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オラクル・パークはサンフランシスコの多彩な文化を反映した球場グルメでも名を馳せています。名物の「ガーリック・フライ」はやみつきになること間違いなし。「Crazy Crab Sandwich」と呼ばれるカニの身を挟んだサンドイッチも人気です。

自然に囲まれた絶景が見どころ。スタジアム周辺観光スポット

画像: 自然に囲まれた絶景が見どころ。スタジアム周辺観光スポット

試合観戦の前後にはサンフランシスコ観光を楽しみましょう。スタジアムから北へ向かい、ほんの数km行くだけで、シーフード・レストランやギフトショップが立ち並ぶ「フィッシャーマンズ・ワーフ」が見えてきます。

目の前のサンフランシスコ湾内を巡る遊覧船で、アル・カポネも収監されたことで有名な元連邦刑務所「アルカトラズ島」を訪れることもできますし、世界一美しい橋と称される「ゴールデンゲートブリッジ」の迫力を間近で感じられます。全長約2.7kmのこの橋は自転車や徒歩でも渡ることができるので、絶景を眺めながらのサイクリングやジョギングもまた楽しいものです。

画像: サンフランシスコ市街

サンフランシスコ市街

港町サンフランシスコは急な坂が多いのですが、有名なスポットをすべて歩いて回ることも可能なくらい、観光に便利なコンパクトサイズの街でもあります。歩くのが苦手な人は市内を走るケーブルカーの利用がおすすめです。北米最大の中華街「チャイナタウン」や、その隣にあるイタリア系移民の町「ノースビーチ」など、気になる場所に行ってみましょう。

太陽が輝くビーチタウンが本拠地「サンディエゴ・パドレス」

ダウンタウンに位置する開放的なスタジアム「ペトコ・パーク」

画像: iStock/Jerry Uomala

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ダルビッシュ有選手、松井裕樹選手の日本人投手2人を擁するサンディエゴ・パドレスも、ドジャースやジャイアンツと同じナショナルリーグ西地区に所属する人気チームです。本拠地ペトコ・パークは2004年開場。MLBのなかでは比較的新しく、モダンな外観と機能性を兼ね備えた球場です。

画像: ぺトコ・パーク(2016年MLBオールスター戦開会式)

ぺトコ・パーク(2016年MLBオールスター戦開会式)

サンディエゴのダウンタウンからも近く、アムトラック鉄道を利用して訪れることもできます。

画像: iStock/Guillermo Spelucin Runciman

iStock/Guillermo Spelucin Runciman

サンディエゴはメキシコとの国境に近い街。球場グルメではメキシコ料理の「フィッシュ・タコス」と地元クラフトビールの組み合わせが人気です。

ビーチタウンでのんびり街巡り。スタジアム周辺観光スポット

画像: iStock/benedek

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ペトコ・パークは「ガスランプ・クォーター」と呼ばれる歴史保存地区のすぐ近くにあります。ヴィクトリア様式の古いデザインの建物に数多くのバーやレストランが立ち並び、試合観戦後のナイトライフには最適のロケーションです。

画像: iStock/f11photo

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サンディエゴは家族旅行にもおすすめ。ぺトコ・パークから車で10分ほどの「バルボア・パーク」内にある「サンディエゴ動物園」は、パンダがいる動物園として有名。同公園内にある「模型鉄道博物館」も子どもたちに大人気です。

さらに北へ20分ほど車を走らせると海のテーマパーク「シー・ワールド」に着きます。広大な敷地内にはイルカ、ペンギン、ウミガメのような人気者から珍しい種類のクラゲまで、多くの動物たちがいるだけでなく、大人から子どもまで楽しめる、さまざまなショーやライドが充実しています。

画像: サンディエゴ近郊の人気ビーチ「ラ・ホヤ」

サンディエゴ近郊の人気ビーチ「ラ・ホヤ」

他にも、アウトドア好きの人にはトライアスロン発祥の地「ミッション・ベイ・パーク」、歴史好きの人には「オールド・タウン」など、サンディエゴは見どころ満載です。

MLBの名門!「ニューヨーク・ヤンキース」

メジャーリーグの歴史が感じられる「ヤンキー・スタジアム」

画像: iStock/felixmizioznikov

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ヤンキー・スタジアムの歴史はMLBの歴史と大きく重なっています。1923年に開場し「ベーブ・ルースが建てた家」と呼ばれた初代スタジアム、1976年に開場し「スタインブレナー(ヤンキースの名物オーナー)が建て直した家」と呼ばれた2代目スタジアム、そして2009年に開場した3代目スタジアムは初代とほぼ同じ外観で現在に至っています。ホームベースから両翼フェンスまでの距離など、野球をするための条件も初代スタジアムによく似ています。

画像: メジャーリーグの歴史が感じられる「ヤンキー・スタジアム」

これまでに永久欠番となったヤンキースの背番号はMLB最多の22個。外野席に設置された「モニュメント・パーク」にはその記念碑がずらりと並んでいます。

画像: iStock/rez-art

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球場グルメではニューヨーク・スタイルの生地が薄いピザ、プレッツェル、ホットドッグのような定番メニューに加えて、2023年に登場した「99 BURGER」が話題を集めています。2022年と2024年にア・リーグMVPに輝いたアーロン・ジャッジ選手の背番号にちなんで名づけられた和牛ベースのチーズバーガーです。

多文化が交差する定番観光地は外せない!スタジアム周辺観光スポット

ヤンキー・スタジアムは目の前にある地下鉄の「161st Street–Yankee Stadium」駅から徒歩数分という大変便利なロケーションにあり、ニューヨークの中心地からは20分ほどで到着します。ナイトゲームが終わった深夜でも、そこは眠らない街ニューヨーク。食事やナイトライフを楽しむ場所としてうってつけです。

画像: iStock/Gabriele Maltinti

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ニューヨークでまとまった時間が取れるなら、セントラルパーク、タイムズスクエア、自由の女神像など、世界的に有名な観光スポットを巡るのがおすすめ。多文化性や芸術性を感じたい人は、メトロポリタン美術館、ブロードウェイ、カーネギーホールなどは見逃せないでしょう。

画像: セントラルパークから眺める摩天楼

セントラルパークから眺める摩天楼

さらには、ニューヨークはもうひとつのMLBチーム「ニューヨーク・メッツ」の本拠地でもあり、他のメジャースポーツ(NFL、NBA、NHL、MLS)もすべて2つ以上のチームがニューヨークを本拠地にしていて、まさにスポーツの本場。野球以外のスポーツに興味がある人にとっては、一年中、いつ訪れても楽しい街です。

伝統が感じられ、根強いファンも多い「シカゴ・カブス」

ツタに覆われ歴史が息づく「リグレー・フィールド」

画像: iStock/ImagesbyK

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鈴木誠也選手と今永昇太選手が所属するシカゴ・カブスの設立は1871年。MLBでも3番目に長い歴史を誇ります。本拠地のリグレー・フィールドもMLBで2番目に古い球場です。シカゴの北側に位置し、ツタに覆われた外野フェンスと熱狂的なファン層で有名です。

画像: iStock/Joe Hendrickson

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スタジアムの特徴は、センター後方に位置する手動式のスコアボード。ナイター照明が導入されたのは1988年と遅く、その伝統が今も残っており、現在でも昼間に行われる試合がもっとも多い球場です。

画像: iStock/Robert Mariani

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伝統的な球場には長年愛されてきた食べ物が似合います。アメリカで野球観戦といえば、ホットドッグと生ビール。生地が厚い名物のシカゴ・ピザを試したい人は、球場公式ピザの「Home Run Inn Pizza」を探してみてください。

洗練されたスポットが魅力。スタジアム周辺観光スポット

画像: iStock/lhongfoto

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シカゴはニューヨーク、ロサンゼルスに次いで全米で3番目に人口が多い都市です。リグレー・フィールドは数多い市内観光スポットへ比較的簡単にアクセスできる好位置にあります。

球場から約10km離れた「ミレニアム・パーク」はシカゴを代表する公園で、夏には屋外コンサートもよく開催されます。公園のすぐ隣、ミシガン湖に面した桟橋「ネイビー・ピア」では観覧車やレストラン、ボートツアー、花火などが充実。モネやゴッホなどの作品を含む豊富なコレクションを誇る「シカゴ美術館」も公園のすぐ近く。100階建ての超高層建築「ジョン・ハンコック・センター」の展望台「360シカゴ」からは、その名の通りミシガン湖やシカゴ市街の絶景が360度の眺望で楽しめます。

シカゴ市内の移動は、地下鉄やバスなどの公共交通機関が便利です。冬はかなり寒いので、街歩き観光は夏から秋がおすすめ。つまり野球シーズンとぴったり重なるのです。

MLB観戦でアメリカ各都市の魅力も堪能しよう

アメリカでは、MLBの試合を観戦することを「国民的な娯楽(“national pastime”)」と表現することが多いのだそう。アメリカにおける野球とは、スポーツの域を超えて、伝統的な文化でもあります。どのチームもどの球場もそれぞれの歴史と伝統を持っており、土地柄もファンもさまざま。

MLB観戦のついでに旅をするもよし、旅のついでにMLB観戦をするもよし。楽しい時間が待っているはずです。

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