旅にまつわるさまざまな情報を取り扱う、OnTrip JAL編集部のメンバーたち。プライベートの旅行でも、もちろんその知識が役立っています。そこでこの記事では、旅慣れたふたりのメンバーが沖縄旅行に出る様子に密着。2泊3日のモデルコースとして紹介します。

〈1日目〉
琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く

那覇空港から車で約50分。2000年に世界文化遺産に登録された「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に向かいます。沖縄自動車道を経て南城市に入ると、目の前には海が! 沖縄らしい景色に、旅心が盛り上がります。

御嶽(うたき)とは、沖縄本島含む南西諸島に広く分布している“聖地”の総称で、「斎場御嶽」はその最高峰とされる地。創造神・アマミキヨがニライカナイ(神の世界)から降り立ち、国づくりを始めたとする琉球創世の神話「琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)伝説」にも登場し、王国時代はここで国家繁栄、五穀豊穣、航海安全などの祈りが捧げられていました。

「斎場御嶽」には、御嶽内に点在する6つのイビ(神域)=うがんじゅ(拝所)があります。

画像1: 〈1日目〉 琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く

入場して間もなく到達する「久高島遥拝所(くだかじまようはいじょ)」では、蒼い海に浮かぶ「神の島」、久高島の神々しい風景が出迎えてくれました。

画像4: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

蒼も緑も色が濃くて、生命の力強さを感じるね。

画像5: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

美しい景色! 神の島と言われるのも納得。

この拝所のすぐ左手にあるのが御嶽の入り口にあたる「御門口(うじょうぐち)」。

画像2: 〈1日目〉 琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く

ここから先は、たとえ琉球王でも男性は踏み込めなかったという聖域の入り口です。木々が鬱蒼と生い茂る森へ一歩踏み込むと、御嶽ならではの特別な感覚に包まれるのがわかります。

御嶽内を歩き始めて5分ほどで、「大庫理(うふぐーい)」に到着。琉球王国最高位の神女とされた「聞得大君(きこえおおきみ)」の就任式が行われた場所です。

画像3: 〈1日目〉 琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く

森の静寂に包まれながら、イビを巡るふたり。豊かな自然に守られている特別な力を体感しながら、心が洗われていく感覚を味わいます。

画像4: 〈1日目〉 琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く

15分ほどをかけて、5つ目の拝所「三庫理(さんぐーい)」に到着。

画像5: 〈1日目〉 琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く

本来はこの三角形の岩の間を進んで突き当たる小さな空間が拝所ですが、聖域保全のため現在は立ち入り制限が設けられており、外から眺めることのみ許されています。

御嶽の余韻に浸りながら、南城市の豊かな自然をもう少し満喫したくなったふたりは、「那覇に戻ってランチ」の予定を急遽変更することに。アプリのマップを開くと、事前にお気に入り登録していた「山の茶屋 楽水」を見つけました。なんと、今の気分にぴったり!

画像6: 〈1日目〉 琉球王国最高の聖地「斎場御嶽」を歩く
画像7: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

【Point 1.AIレコメンド】

お気に入りに登録したスポットや検索などの行動履歴からAIが好みを学習し、周辺にある好みのスポットをおすすめ。また、レコメンドされたスポットまでの経路もワンストップで案内されるので、不慣れな旅先でもスムーズに移動可能!

画像8: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

その時の状況に合わせて近場のスポットが探しやすいのは便利だよね。

画像9: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

旅先だと土地勘がないから、距離的に行ける場所なのか判断しにくいしね。

こうして急な予定変更にも難なく対応できたのでした。

森と海、南城の自然に包まれる「山の茶屋 楽水」でランチ

海沿いの道をしばらく行き、穏やかな風景を経て15分ほどで「山の茶屋 楽水(らくすい)」に到着。“山の茶屋”という店名のとおり、山の上に建つ絶景が自慢のカフェです。ふたりは「下から建物が見えない!ドキドキするね」と笑いながら、亜熱帯植物に包まれた約100段の階段を上ります。

画像1: 森と海、南城の自然に包まれる「山の茶屋 楽水」でランチ

店内に足を踏み入れると、そこにはダイナミックな岩の塊が。オーナーが琉球石灰岩ありきでこの店づくりを決めたそうで、先ほどの階段も琉球石灰岩なのだそう。有機的な岩のフォルムがそのまま活かされた店内を通り抜け、テラス席へ向かいます。

「見て! 木の間から海が見えるよ~」

ふたりとも、さっそく感動の面持ちです。

画像2: 森と海、南城の自然に包まれる「山の茶屋 楽水」でランチ
画像10: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

やっぱり正解だったね! 絶景ランチ。木陰から海を見下ろすなんて優雅~。

画像11: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

またしても贅沢な森林浴だね。物思いにふけるには最高のロケーションだ~。

地元食材をふんだんに使った料理はほとんどすべてのメニューがヴィーガンに対応しているそう。自家製小麦を使ったこだわりの石窯ピザも気になりつつ、ふたりが選んだメニューはこちら。

画像3: 森と海、南城の自然に包まれる「山の茶屋 楽水」でランチ

右手前から、無農薬・無化学肥料で育てた自家製小麦をブレンドしたオリジナルそばに、地元産の海ぶどうや野菜、グルテンフリーミートをのせた人気の温そば「さちばるそば(左は付け合わせのジーマミー豆腐ともずく酢)」(1,575円)、奥は、紅芋の葛を使った自家製アンダギー(揚げ物)「芋くじアンダギー」(880円)。

画像4: 森と海、南城の自然に包まれる「山の茶屋 楽水」でランチ

バジルを練り込んだ麺に、地元産の海ぶどうや野菜をたっぷりのせたサラダ感覚の冷麺「バジル冷麺」(1,575円・季節限定)。色どりの美しさはもちろん、素材ごとの食感の違いを楽しめます。

山の茶屋 楽水

住所沖縄県南城市玉城字玉城19-1
電話098-948-1227
営業時間11:00~16:00(L.O.15:00)
定休日水曜・木曜
webhttps://sachibaru.jp/yamacha/

地元食材たっぷりのランチでお腹を満たしたふたり。こちらの店では、旅先でふるさと納税ができる「なんじょうe街ギフト」を利用しました。

【なんじょうe街ギフト】

南城市に寄付すると、寄附額の3割分が「なんじょうe街ギフト」として届き、旅先の飲食店や宿泊施設などで電子決済のように使用可能。もちろん寄附控除も受けられます。
https://japan.jal.co.jp/channel/tabisaki/
https://nanjo.tabisaki.gift/

申し込むとすぐにQRが発行されるので、旅先で思い立った時に利用できます。地域活性化にもつながる「旅先納税®」の仕組み。ぜひチェックしてください。

沖縄発コスメブランド「SuiSavon -首里石鹸-」で自分磨き

那覇市街に戻ってきたふたりは、首里城の城下町のひとつ当蔵(とうのくら)に本店を構える「SuiSavon(スイサボン)-首里石鹸-」に到着。

画像1: 沖縄発コスメブランド「SuiSavon -首里石鹸-」で自分磨き

店内には、沖縄生まれの植物や果物から作るボタニカルソープやスキンケアプロダクトなど、お土産にしても喜ばれそうなアイテムがずらり!

画像2: 沖縄発コスメブランド「SuiSavon -首里石鹸-」で自分磨き

色とりどりの「ボタニカルハンドメイド洗顔石鹸」は、ブランドを象徴するアイコニックなアイテム。すべて合成着色料不使用で、沖縄の天然素材と天然精油の香りをブレンドしたものです。熱を加えないコールドプレス製法で時間をかけて冷やし固める「枠練り」で成型しています。

画像3: 沖縄発コスメブランド「SuiSavon -首里石鹸-」で自分磨き

店内に入った時から気になっていたふわふわの泡は、沖縄のみで採れるマリンミネラルたっぷりの沖縄海底泥(クチャ)から生まれた「琉球のホワイトマリンクレイ洗顔石鹸」。

画像: 琉球のホワイトマリンクレイ洗顔石鹸 130g(2,728円~)

琉球のホワイトマリンクレイ洗顔石鹸 130g(2,728円~)

クチャは普通のクレイよりもミネラルが豊富で、血行や代謝を促し、筋肉のコリをほぐすと言われているそう。沖縄らしい香りのバリエーションも特徴的です。

画像12: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

洗い上がりもしっとり! いろんな香りがあるから選ぶのも楽しい~。

画像13: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

このプルメリア&リリーの香り、いいね。へたらない泡もすごい!

続いて手に取ったのは、美容液が溢れ出す保湿ハンドクリーム「エッセンスハンドクリーム」。

手の甲にのせて指でくるくるすると、じゅわっと美容液が溢れ出ます。

画像: エッセンスハンドクリーム 45g(2,310円~)

エッセンスハンドクリーム 45g(2,310円~)

「自分のケアができると、それだけで気持ちが上向きになるよね」「うん、自分と向き合うことが人生を見つめなおすことにもつながると思う」

と、ひとしきり盛り上がったふたりは、それぞれ気になるアイテムをお買い物しました。

さて、香りでたっぷり癒された後は、再びアプリをチェック。ふたりの旅のしおりには、「ビタ スムージーズ」の文字があります。

「沖縄県産の野菜や果物のパワーを、次は中から注入。手前味噌だけどいいプランだよね(笑)」と自画自賛しながら、スムージー専門店めがけて「沖映通り」に向かいます。

SuiSavon -首里石鹸- 当蔵ギャラリーショップ本店

住所沖縄県那覇市首里当蔵町2-13
電話0800-000-3777
営業時間10:00~18:00
定休日無休
webhttps://suisavon.jp/

「Vita Smoothies」で沖縄フルーツパワーを注入!

スムージーが日本に定着する前にその魅力に目をつけ、2005年に開業したスムージー専門店の先駆け的お店「Vita Smoothies(ビタ スムージーズ)」。クリームイエローの壁とオレンジ色のサンシェード、ほんのりレトロが香るビジュアルがいい雰囲気を醸し出しています。

画像1: 「Vita Smoothies」で沖縄フルーツパワーを注入!

黒板には、思わず前のめりになりそうなメニュー名がずらり。どれも保存料は不使用。沖縄県産を中心としたフルーツや野菜をたっぷり使用していて、氷を使っていない濃厚な風味のオリジナルスムージーが評判だそうです。

画像17: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

ねえねえ、「ピュアボディ」とか「プリティウーマン」とか、なんだかメニューが気になるのばかり。

画像18: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

うわ、本当だ。個人的には「ストレスバスター」とかも気になる(笑)

スタッフさんのおすすめを聞きながら悩み抜いたふたりは、幻のマンゴーを使った季節限定メニューと、見た目がかわいらしいパフェのような一品をオーダーしました。

画像2: 「Vita Smoothies」で沖縄フルーツパワーを注入!

写真左が、契約農家さんの追熟型キーツマンゴーをたっぷり使った「完熟キーツマンゴー・スムージー」(950円)、右が、紅芋、バナナ、いちごの入った「彩り紅芋バナナ」(780円)。こちらはグラノーラとホイップの存在もあって、食べ応え抜群。イートインの場合、オリジナルの琉球ガラスで提供してくれます。

画像3: 「Vita Smoothies」で沖縄フルーツパワーを注入!

「やっぱり、体が求めるものを食べるのって大切だね」「時間がないときとか適当に食事を済ませていたけど、やめなきゃ」

と、自然と会話が健康の話に。ゆったり流れる時間に身を任せていたら、あっという間に夕刻です。この日は、ホテルでゆっくり夕食を取り、スパでリフレッシュ。明日に備えて早めに休みました。

Vita Smoothies

住所沖縄県那覇市壺屋1-60-2
電話098-863-3929
営業時間11:30~18:00
定休日火曜・水曜
webhttps://www.instagram.com/vita_smoothies_official/
画像19: かしこいアプリが旅のお供。編集部メンバーが行く、沖縄2泊3日【1日目】

一方そのころ、おきなわCompassチームは?

「おきなわCompass」チームは、空港から一気に北上して恩納村(おんなそん)からスタート。進化系沖縄そばやマンゴーかき氷に舌鼓を打ち、サンセットビューに包まれながらディナーを楽しむ、グルメづくしのコースを満喫しました。

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OnTrip JAL編集部メンバーの2日目、3日目の旅の様子は、続編の記事として2023年12月に公開予定です。

おきなわCompass

※2023年12月1日に一部内容を更新いたしました。

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