富士山を間近に感じる絶景や温泉、そしてお酒にご当地グルメ……。御殿場には「自分へのご褒美だ!」と思えるような心を満たしてくれる魅力がたくさん詰まっています。日々の疲れや悩みを吹き飛ばすには、うってつけ。2泊3日を経て、「また明日から頑張ろう」と思えるような旅に出かけましょう。
画像1: 2泊3日で心をリセット。明日への活力を手に入れる御殿場の旅

羽田空港から御殿場へのアクセス

羽田空港からJR御殿場駅までの移動手段は、車や電車だけでなく高速バスも選択肢のひとつ。空港から御殿場駅を乗り換えなしで移動できる小田急箱根高速バスの「羽田線」が便利です。

首都高速、東名高速利用約1時間20分
電車羽田空港-横浜 京急空港線(約35分)
横浜-国府津 JR東海道線(39分)
国府津-御殿場 JR御殿場線(56分)
約2時間30分
~3時間
高速バス羽田空港-御殿場駅(小田急箱根高速バス・羽田線)
https://www.odakyu-hakonehighway.co.jp/route/haneda.html
約2時間10分

参照:各方面から御殿場へのアクセス
https://gotembatourism.jp/access/

1日目:まずはとことんご褒美時間!

「御殿場プレミアム・アウトレット」でお買い物

旅の最初に訪れるのは、世界遺産の富士山が見える広大な敷地でショッピングやグルメを満喫できる「御殿場プレミアム・アウトレット」。国内最大の店舗面積を誇るアウトレットモールです。

画像1: 「御殿場プレミアム・アウトレット」でお買い物
画像2: 「御殿場プレミアム・アウトレット」でお買い物

開業20周年を迎えた2020年には、新エリア「ヒルサイド」をオープン。既存エリアと合わせ、国内外の人気ブランドや飲食店約290店舗が軒を連ねます。

ヒルサイドに誕生した3つのストリートには、アウトレット日本初出店14店舗を含む計88店舗が勢揃い。ラグジュアリーブランドを中心に、セレクトショップ&カジュアルファッション、キッチングッズやキャラクターグッズなど、多彩なラインナップで充実したショッピングを楽しむことができます。頑張った自分へのご褒美に、お気に入りのアイテムを買えば、旅の気分はより一層盛り上がるでしょう。

画像3: 「御殿場プレミアム・アウトレット」でお買い物

新設したフードホールには、静岡ならではの飲食店がずらり。富士山を眺めながら食事ができるテラス席を設けたフードコート「ITADAKI TERRACE」では、富士宮やきそばや浜松餃子など静岡を代表するご当地グルメや急須で丁寧に淹れた静岡茶などが楽しめます。

ヒルサイドには静岡県内のみでチェーン展開する「炭焼きレストランさわやか」も出店し、看板メニューの「げんこつハンバーグ」が人気を集めています。

画像4: 「御殿場プレミアム・アウトレット」でお買い物

ヒルサイドに併設した見晴らしの良いミニ遊園地も魅力のひとつ。メリーゴーラウンドやタワー型ライドなど、家族やグループで楽しむことができます。富士山をバックにした撮影スポットも充実しているので、旅の思い出に記念撮影はいかがでしょう。

画像5: 「御殿場プレミアム・アウトレット」でお買い物

御殿場プレミアム・アウトレット

住所静岡県御殿場市深沢1312
電話0550-81-3122
営業時間10:00~20:00 ※季節変動あり
休業日年1回(2月第3木曜日)※年末年始
webhttps://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/

「FUJIやま茶寮」でみくりやそばを堪能

画像: 基本具材は鶏肉、しいたけ、にんじんの「みくりやそば」 900円

基本具材は鶏肉、しいたけ、にんじんの「みくりやそば」 900円

御殿場のソウルフードと言えば「みくりやそば」。そばのつなぎに山芋や自然薯を使い、喉越しの柔らかさと素朴な味わいが特徴です。御殿場プレミアム・アウトレットのヒルサイドにある「FUJIやま茶寮」では、この「みくりやそば」をはじめ、オリジナルの製麺と出汁にこだわったバラエティ豊かな、そば・うどんを楽しむことができます。御殿場の人気店「とんかつ・かつ榮」が監修した各種丼もおすすめです。

FUJIやま茶寮(ふじやまさりょう)

住所静岡県御殿場市深沢1312
御殿場プレミアム・アウトレット HILL SIDE ITADAKI TERRACE
電話0550-88-8866
営業時間御殿場プレミアム・アウトレットに準ずる

「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ

画像1: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ

「みくりやそば」でお腹を満たした後は、木漏れ日の中をそぞろ歩いてみませんか。竹林の中に静かに佇むのは、昭和初期からこの場所にある茅葺屋根の山門。この先には、凛とした空気が漂う散策路が伸びています。しばらく歩みを進めると視界が開け、梅林と鯉の泳ぐ池が現れます。この贅沢な空間は、羊羹で有名な老舗和菓子店の虎屋が営む「とらや工房」です。

画像2: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ
画像3: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ

全国にある「とらや」の店舗とは一線を画す「とらや工房」は、和菓子屋の原点を現在に再現したいという思いから生まれた場所です。昔ながらの和菓子店主のように、工房の職人たちは店舗運営に関わる全てのことを自分たちで行います。秋に使うサツマイモを育て、日々の庭や池、山門の手入れをし、季節の菓子を考え、材料を手配し、工房で菓子を作ります。

画像4: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ

庭に面した喫茶席で注文できるメニューは、どれもここだけでしか味わえません。通年提供しているものは、一番人気のどら焼き、最中、あんみつ、大福、ところてんなど。かき氷やおしるこ、芋きんとんなどの甘味も季節限定で登場します。夏はそうめん、秋は栗おこわや麦とろご飯、お正月は雑煮などの軽食も並びます。

画像5: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ

しっとりとしたどら焼きは1つ300円。皮には、濃厚で甘みがあり、後味がすっきりとした御殿場産の「さくら玉子」をたっぷりと使用。柔らかな小倉餡と好相性です。また、群馬県にある自社農場で栽培される希少な白小豆100%を使った白小倉餡も販売しています。

お茶は300円でおかわり自由。とらや工房に隣接する茶畑をはじめ御殿場市や牧之原市といった静岡県内の茶葉を使って、お菓子に合う深蒸し茶に仕上げ、箱根山を水源とする地下水で淹れています。

画像6: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ
画像7: 「とらや工房」・「東山旧岸邸」の趣ある空間で甘味と歴史文化を楽しむ

とらや工房の隣にある立派な屋敷は「東山旧岸邸」。安倍晋三元首相の祖父であり、第56、57代内閣総理大臣を務めた岸信介氏の自邸として1969年に建てられました。晩年の17年間を過ごし、世界の賓客も招かれた場所です。

著名な建築家、吉田五十八氏の晩年の作品であり、伝統的な数寄屋建築の美と、現代的な住まいとしての機能美を備えた、普遍的な美しさを感じさせます。居間や食堂、和室、庭園など、岸氏が過ごした空間をゆっくりと見学することが可能です。

とらや工房(とらやこうぼう)

住所静岡県御殿場市東山1022-1
電話0550-81-2233
営業時間4月-9月 10:00~18:00 10月-3月 10:00~17:00
※売切れ次第終了
定休日火曜 (祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場あり
webhttps://www.toraya-kobo.jp/

東山旧岸邸(ひがしやまきゅうきしてい)

住所静岡県御殿場市東山1082-1
電話0550-83-0747
開館時間4月-9月 10:00~18:00 10月-3月 10:00~17:00
※入館は閉館時間の30分前まで
定休日火曜(祝日の場合は翌日)12月29日〜1月3日
入館料〈一般〉 個人 300円
〈小・中学生〉個人 150円
※団体割引あり。入館人数を制限する場合があります。
駐車場あり
webhttps://www.kyu-kishitei.jp/

「木の花の湯」で日ごろの疲れを癒す

旅の初日を締めくくるのは、御殿場プレミアム・アウトレット敷地内にある2019年12月にオープンした日帰り温泉施設「木の花の湯」。名称は、富士山および富士浅間大社に祀られる女神「木花咲耶姫」(このはなさくやひめ)に由来しています。

画像1: 「木の花の湯」で日ごろの疲れを癒す

雄大な富士山を眺めながら、ゆったりと湯に浸かると日常の疲れが一気にほぐれます。この温泉施設のために掘った自家源泉「御殿場木の花温泉」の泉質は「ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉」。美肌作りをサポートするというメタケイ酸も含まれています。

大浴場の内湯は、地下水を使用した90cmの深さの浴槽と「炭酸風呂」、「座湯」の3種類。「炭酸風呂」は細かい泡で身体が温められ、血行促進と疲労回復が期待されます。

画像2: 「木の花の湯」で日ごろの疲れを癒す

露天風呂には男女ともに「立湯」と「展望風呂」があり、幅約10mの「展望風呂」から見る富士山の大パノラマは圧巻。深さ約130cmの立位浴を楽しめる「立湯」には、富士山の大沢崩れから採石された大沢石が使われており、眼と肌で富士山を感じることができます。

画像3: 「木の花の湯」で日ごろの疲れを癒す

「木の花の湯」最大の特徴は貸切個室風呂の数。1階と3階に合わせて19室あります。3階の露天風呂からは富士山を眺望でき、パートナーや家族だけで至福な時と空間を過ごすことができます。

画像4: 「木の花の湯」で日ごろの疲れを癒す

富士山を一望できるサウナも魅力。サウナの本場フィンランドの入浴方法のひとつ、熱したサウナストーンにアロマ水を掛け水蒸気を発生させ、その熱波を循環させる「ロウリュ」も実施。イベント感覚で楽しみながら、大量の汗と共に体内の老廃物が流れるようだと評判です。

画像5: 「木の花の湯」で日ごろの疲れを癒す

お風呂あがりには、和モダンなレストランやカフェで食事を楽しんだり、見晴らしの良いテラスや広々とした「休息房」でのんびりとお喋りに花を咲かせたり、リラクゼーションサービスで心身を解すのもいいでしょう。充実した館内設備が、さらに気持ちをリフレッシュさせてくれます。

日帰り温泉施設 木の花の湯(このはなのゆ)

住所静岡県御殿場市深沢2839-1
電話0550-81-0330(自動音声ダイヤル)
営業時間10:30~最終受付21:00(22:00終了)
webhttps://www.gotemba-konohananoyu.jp/

2日目:アクティビティとグルメで遊び倒す!

「ヴィルタス ライディングクラブ」の絶好のロケーションで乗馬体験

2日目は、とにかく非日常の時間を満喫するのがテーマ。この地ならではのアクティビティとグルメで遊び倒しましょう。

画像: 「ヴィルタス ライディングクラブ」の絶好のロケーションで乗馬体験

自然豊かな御殿場市には多くの乗馬クラブがあります。その中のひとつ、ヴィルタス ライディングクラブのコンセプトは「人々が集い、新しい自分と出会う乗馬クラブ」。経験豊かなインストラクターが丁寧にサポートしてくれるので、子どもから大人まで、乗馬が初めての方でも安心して楽しむことができます。

雄大な富士山を目の前に、森や草原の中を馬と駆ける体験は御殿場ならでは。馬の優しい眼差し、柔らかく温かな肌に触れることで自然に笑顔がこぼれ、深いリラックスを得られることでしょう。

ヴィルタス ライディングクラブ

住所静岡県御殿場市柴怒田961
電話0550-70-6522
営業時間9:00〜17:00
定休日火曜(祝日の場合は営業)
webhttp://virtus-im111.jp/

「御殿場高原 時之栖」で思い思いの時を過ごす

画像1: 「御殿場高原 時之栖」で思い思いの時を過ごす

乗馬で心地よく体を動かした後にやってきたのは、「御殿場高原 時之栖(ときのすみか)」。地ビール醸造所をはじめとするこだわりのグルメにミュージアム、ボルダリングやテニス、フットサル、MTBといったスポーツアクティビティ、天然温泉、ホテルやグランピング施設、長期滞在を可能にするコテージなど、1日では堪能しつくせない魅力に溢れる複合型リゾート施設です。

画像2: 「御殿場高原 時之栖」で思い思いの時を過ごす
画像3: 「御殿場高原 時之栖」で思い思いの時を過ごす

200年前に建てられた、福井県の豪商の家屋を移築して建てられた趣きある施設「茶目湯殿」。18歳以上しか入ることのできない大人のための癒しの温泉です。

露天風呂「天空の湯」では、湯に浸かりながら大パノラマの富士山を眺められます。また、2020年にオープンした「フィンランド風サウナ」は、水着やバスローブを着用し男女共有で利用できるサウナです。前面がガラス張りのため自然光がさし解放感があり、汗を流しながら富士山を見ることも。屋外に設けられた「整いデッキ」の水風呂は、120㎝の深さがあり富士山の伏流水を使用しています。

この他、ファミリーで利用できる天然温泉「気楽坊」も同敷地内にあります。

画像4: 「御殿場高原 時之栖」で思い思いの時を過ごす
画像5: 「御殿場高原 時之栖」で思い思いの時を過ごす

ビール好きにはたまらないのが「地ビールレストラン グランテーブル」。レストランに併設するブルワリー(ビール醸造所)から、富士山の伏流水で作った、できたてビールを外気に触れさせることなく直接サーバーに送っています。加熱処理もしないため、酵母の生きている「本物のできたて」を存分に味わえます。

提供するビールは6種類。御殿場コシヒカリを使ったお米のビール「御殿場コシヒカリラガー」、深みのあるビターな黒ビール「シュバルツ」、重厚感のあるコクの無ろ過ビール「ヴァイツェンボック」など、個性のあるビールの飲み比べが楽しめます。

時之栖の冬の風物詩といえばイルミネーション。シャンパンゴールドに輝く樹齢120年のモミの木や、全長約370mの光のトンネル、高さ150mも吹き上がる噴水とレーザーライト、音楽が融合するプログラムなど、幻想的な夜を演出しています。

御殿場高原 時之栖(ごてんばこうげん ときのすみか)

住所静岡県御殿場市神山719
電話0550-87-3700(インフォメーションセンター)
受付時間9:00~20:00
駐車場あり(無料・2,000台)
webhttps://www.tokinosumika.com/

3日目:お土産を買って、富士を見納め

「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

画像1: 「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

標高600mの高地に位置する約5万坪という広大な敷地の中に、ウイスキーを製造するキリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所があります。1973年に、スコットランド、アメリカ、カナダの当時の最新蒸留設備と技術を投入し、日本人の味覚に合うウイスキーづくりをスタートさせました。

大麦麦芽(モルト)のみを原料とし、単式蒸留器で蒸留するモルトウイスキーと、トウモロコシやライ麦を主原料にし、大麦麦芽を加え、連続式蒸留器で蒸留するグレーンウイスキーの製造設備を有し、仕込、熟成、ボトリングまでをすべて御殿場で行う地域に根差した蒸溜所です。

画像2: 「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

事前予約で参加できる見学ツアーは、全長12mのスクリーンに映し出される、蒸溜所の歴史やウイスキーづくりを解説する映像の視聴から始まります。プロジェクションマッピングを使用した迫力ある美しい映像は、見応えがあり、これから足を踏み入れる蒸溜所への期待を高めてくれます。

画像3: 「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

蒸留設備へ向かうと、長年の役目を終えた大きな銅製のポットスチル(単式蒸留器)が出迎えます。

画像4: 「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

ガラスの向こうに見える蒸溜所内には、新設された小型ポットスチル、木桶発酵槽などが配置されています。さらに奥へ進むと、蒸留液の樽詰めのエリアがあります。タイミングが良ければ、「ターン!」と職人がハンマーで樽を打ち付けるシーンを見学できるかもしれません。

画像5: 「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

お待ちかねのテイスティングでは、「キリン シングルグレーンウイスキー 富士」がいただけます。「キリン シングルグレーンウイスキー 富士30年」は、イギリスの「ワールド・ウイスキー・アワード2020」で、最高賞である「ワールド・ベスト・グレーンウイスキー」を獲得。さらに、同じくイギリスの「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 2020」においても、ジャパニーズウイスキーカテゴリーで最高賞である「トロフィー」に輝いています。この最高峰の味わいを受け継ぎながらもカジュアルに味わえるのが、「キリン シングルグレーンウイスキー 富士」です。

画像6: 「キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所」で工場見学、お土産を吟味

併設するショップでも、この銘柄の購入が可能です。また、ここでしか購入できない限定ウイスキー「ディスティラーズセレクト(モルト・グレーン)」やオリジナルグッズを多く揃えているので、お酒好きのお友達へのお土産にも最適です。

キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所(きりんでぃすてぃらりー ふじごてんばじょうりゅうしょ)

住所静岡県御殿場市柴怒田970
電話0550-89-4909
受付時間9:00〜16:30
定休日月曜(祝日の場合は営業、翌日が休館)、設備点検日、年末年始、その他臨時休館あり
見学ツアー所要時間80分 要予約 1人500円(20歳以上/19歳以下無料)
駐車場あり
webhttps://www.kirin.co.jp/experience/factory/gotemba/

「FUJIMI CAFE」で富士山を眺めながら最後のランチを

画像1: 「FUJIMI CAFE」で富士山を眺めながら最後のランチを

御殿場市と箱根町を結ぶ峠道「乙女峠」には富士山が見られるビューポイントが点在しています。なかでも、標高800mに位置する「FUJIMI CAFE」から望む景色は圧巻。遮るものがなく、大きく裾を広げる大迫力の富士山を存分に眺めることができるのです。

店内はフロアに高低を設け、多くの席から絶景を楽しむことができますが、晴天時は、ウッドデッキのテラス席がおすすめです。山から吹く爽やかな風、野鳥のさえずりなど自然を五感で味わいながら、富士山を堪能できます。

画像2: 「FUJIMI CAFE」で富士山を眺めながら最後のランチを

ランチには、名物の「FUJIMIバーガー」をオーダー。地元の新鮮な野菜と、静岡県東部にある愛鷹(あしたか)山麓の自然豊かな高原で育つブランド牛「あしたか牛」を100%使用。つなぎを使わず、肉の食感が残る粗めのひき肉のみで作られたパテは、ジューシーで食べ応え十分です。なかでも、「わさびマヨネーズソース」(1,540円)は、鼻に抜ける清々しい刺激のわさびマヨネーズソースが、コクのある牛肉によく合います。

このほか、パテと共にチーズをこんがり焼いた「チーズバーガー」(1,705円)、刻んだピクルスの食感と酸味がクセになる「ピクルスソース」(1,540円)を用意しています。

画像3: 「FUJIMI CAFE」で富士山を眺めながら最後のランチを

人気のスイーツは、富士山をかたどったフィナンシェです。バターとアーモンドの芳醇な香りが広がる生地に、雪化粧に見たてたチョコをコーティング。美味しさはもちろんのこと、そのかわいらしさに、富士山を背景に写真を撮らずにはいられないはず。

そしてぜひ、敷地内でくみ上げられる地下水で淹れるコーヒーと合わせて味わってみてください。静岡市で歴史ある珈琲店IFNI COFFEEが焙煎した、オリジナルコーヒー豆を使用した飲みやすくマイルドなコーヒーは、優しい味わいのフィナンシェにぴったりです。
旅の最後のランチにふさわしい、心と身体を満腹にしてくれるカフェです。

FUJIMI CAFE(ふじみかふぇ)

住所静岡県御殿場市深沢1816(乙女トンネル御殿場側)
電話0550-82-3279
営業時間10:30~17:00
定休日木曜
※土日祝の営業時間、定休日は変動する場合があります。
駐車場あり
webhttps://www.fujimi-cafe.com/

富士山ブランド「御」のお土産を買って、帰路に就く

画像: 富士山ブランド「御」のお土産を買って、帰路に就く

御殿場のお土産として今注目を集めているのが、御殿場独自の地域ブランド「FUJISAN BRAND御(おん)」。「富士山麓からの御(おん)返し。」をコンセプトに、富士山麓の粉末茶を練り込んだ茶飴や富士山の等高線を描いた風呂敷など、御殿場ならではの商品が揃っています。

JR御殿場駅(箱根乙女口)の「富士山御殿場・はこね観光案内所」で販売しているので、旅の終わりに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

富士山御殿場・はこね観光案内所

住所静岡県御殿場市新橋1940-10(JR御殿場駅箱根乙女口)
電話0550-83-4770
営業時間9:00~17:00
定休日なし
webhttps://gotemba.jp/on/

宿泊は、御殿場プレミアム・アウトレット敷地内の「HOTEL CLAD」へ

画像1: 宿泊は、御殿場プレミアム・アウトレット敷地内の「HOTEL CLAD」へ

御殿場の旅を、さらにここならではの体験にするならば、圧巻の富士ビューが自慢の「HOTEL CLAD(ホテル クラッド)」がおすすめ。客室内でのくつろぎの時間においても雄大な富士山の姿を眺めることができ、特別なおもてなしを受けているような気分が味わえます。

アウトレットと木の花の湯はホテルと同じ敷地内にありますので、ショッピングの後に一度荷物を置きに帰ったり、一日の締めくくりに温泉に浸かったり、といったことも可能です。

画像2: 宿泊は、御殿場プレミアム・アウトレット敷地内の「HOTEL CLAD」へ

HOTEL CLAD(ホテル クラッド)

住所静岡県御殿場市深沢2839-1
電話0550-81-0321(予約専用ダイヤル10:00~19:00)
webhttps://www.gotemba-hotelclad.jp/

御殿場市は、「御殿場市富士山眺望遺産」を独自に認定するほど、市内のさまざまなところで迫力のある富士山を見ることができます。各所違った表情を見せる富士山の姿は、見飽きることがありません。また、その恩恵を受けた名産も多く、「ここでしか味わえない」「ここでしか体験できない」といったオンリーワンの魅力に満ちた街です。明日へのエネルギーをチャージしに、霊峰富士の麓をゆっくりと巡ってみませんか。

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関東近郊の観光地を訪ねる旅

関東近郊には、短期間で自然や文化を満喫できる観光地が数えきれないくらい存在します。
羽田空港からもアクセス可能で代表的な観光地「富士山・御殿場」や「箱根」、「日光・鬼怒川」をご紹介します。

※2021年11月4日に一部内容を更新いたしました

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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