名古屋旅行というと、名古屋城や栄などの繁華街や名古屋メシを楽しむ王道コースを思い浮かべる方が多いかもしれません。そのイメージをいい意味で裏切る、一味違った名古屋を知る旅はいかがでしょうか。定番以外のスポットも楽しみたい、2回目以降の名古屋旅を検討中、という方におすすめの、覚王山エリアの街歩きを紹介します。

覚王山は、名古屋駅から電車で約15分というアクセスの良さから観光におすすめのエリア。歴史ある名所だけでなく、注目のスイーツ店や若いクリエイターによる個性的なショップが集まっており、レトロとモダンが融合した雰囲気が感じられます。そんな覚王山の魅力を味わうだけでなく、お気に入りを持ち帰って観光後も楽しめる旅を提案します。

画像1: 一味違う名古屋を知る。覚王山を歩いて「お気に入りを持ち帰る」旅

ここだけの風景を写真に収めて持ち帰る

タイとの交流が感じられる「覚王山 日泰寺」

画像1: タイとの交流が感じられる「覚王山 日泰寺」

まずは「覚王山 日泰寺」へ。覚王山駅からは歩いて約10分のところにあります。向かう途中の参道には、おしゃれな雑貨店やスイーツの店などが並び、参道の入り口から見どころ満載なので、ゆっくりと歩いて街並みを楽しんでください。

「覚王山」という地名はこの寺院の名が由来だとされています。「覚王」はお釈迦様、「日泰寺」は日本とタイの寺院という意味で、1904年の寺院建立時に付けられました。タイから日本へお釈迦様の御真骨が分骨されることになった当時、安置する寺院建立を巡って協議が重ねられましたが、市をあげて約10万坪もの敷地を用意した日泰寺が選ばれたといいます。

また、日泰寺の一番の特徴は、日本全土でお釈迦様をお守りするという想いを込めて、どの宗派にも属さない、国内唯一の“超宗派”を掲げていることです。つまり、すべての仏教徒を受け入れる寺として存在しています。

そんな深い歴史ある日泰寺の立派な山門のダイナミックさを写真に収めるならば、少し斜めからのアングルがおすすめです。また、山門を見上げると「日泰友好道場」の文字が見られるのもポイント。

画像2: タイとの交流が感じられる「覚王山 日泰寺」

人通りが少ない中で写真を撮るには、7:00~8:00、15:00~16:00頃がおすすめです。また、開門の5:00頃には日の出、閉門の16:30頃には夕日など、時間帯によって見られる雰囲気が異なるので、撮り比べをしてさまざまな表情を楽しんではいかがでしょう。

画像3: タイとの交流が感じられる「覚王山 日泰寺」

参拝の後は、本堂の煌びやかで荘厳な様子も写真に収めたくなることでしょう。プミポン陛下直筆の勅額(ちょくがく)には、タイの文字で「釈迦牟尼仏」と書かれていたり、タイの国王から贈られた本尊 釈迦金銅佛が祀られていたりと、タイと日本の友好関係を感じられる、特別な空間になっています。

1997年に完成した「五重塔」は、高さ30mと非常に大きいので、塔から少し離れて撮影するのがおすすめ。塔全体と木々が一緒に映って、日泰寺の情緒ある雰囲気がよく伝わるカットになります。

本堂西側にあるタイ修好100周年記念として建立された、タイ国ラーマ5世チュラロンコン大王像も必見です。昼間であれば、表情まで写真にしっかり収めることができます。

画像4: タイとの交流が感じられる「覚王山 日泰寺」

チュラロンコン大王像の両脇には、タイを象徴する象が。2頭の間に立って記念撮影するのも旅の思い出にぴったりです。

覚王山 日泰寺

住所愛知県名古屋市千種区法王町1-1
電話052-751-2121
営業時間5:00~16:30
定休日無休

名古屋を代表する名建築「揚輝荘」

画像1: 名古屋を代表する名建築「揚輝荘」

続いては、日泰寺から徒歩で約5分のところにある「揚輝荘」。ここは大正から昭和初期にかけて構築された、株式会社松坂屋の初代社長である15代・伊藤次郎左衛門祐民氏の別邸です。

かつては約1万坪に及ぶ広大な敷地で、現在は北園と南園に分かれて建物が建っており、2008年には、5棟の建造物(聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋)が「市指定有形文化財」に指定されました。

一番の見どころである「聴松閣」は、外壁に自然木を利用した山荘風のハーフティンバー様式(柱や梁などの骨組みを外観に露出させた木造建築)で、昼間はべんがら色がよく映えます。ヨーロッパ建築風の見た目から、SNS映えするスポットとして話題です。斜めからの画角が、センスのある一枚にしてくれます。

画像2: 名古屋を代表する名建築「揚輝荘」

内観は、中国やインドなど、祐民氏が旅先で見た景色や思想からヒントを得た建築デザインで、異国情緒を感じる空間になっています。

画像3: 名古屋を代表する名建築「揚輝荘」

「聴松閣」の地上3階の各室は各国様式のミックス、地階は全体がインド様式で、ホールには当時の留学生が描いた壁画が残されているので、ぜひ記念に写真撮影を。

画像4: 名古屋を代表する名建築「揚輝荘」

見学した後には、「休憩所べんがら」で一息つくこともできます。庭園を眺めながらコーヒーや紅茶などを楽しむという、ゆったりとした時間を過ごしてください。

揚輝荘

住所愛知県名古屋市千種区法王町2-5-17
電話052-759-4450
営業時間9:30~16:30
定休日月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金一般/高校・大学生300円、中学生以下無料

覚王山のランドマーク「東山給水塔」

画像: 覚王山のランドマーク「東山給水塔」

写真に収めたい風景の最後は、覚王山のランドマークをご紹介します。覚王山駅から徒歩で約15分の場所にある、高さ約38mの「東山給水塔」は、遠くからも見える特徴的な赤いトンガリ屋根が目印です。名古屋市の「景観重要建造物」にも指定されています。

近くまで立ち寄ることができませんが、メルヘンチックな見た目がカメラファンからの人気を誇っており、付近の撮影スポットを探す方が多く見られます。中でも、「天満すいどうはし」(※工事期間中は通行不可のため要問合せ)からの撮影は、塔全体が映るのでおすすめです。

太陽が沈む頃には、夕日に映える美しい姿が見られます。そして実は、日泰寺からもこのトンガリ屋根が見えるので、日泰寺も撮影スポットの候補にしてはいかがでしょうか。

東山給水塔

住所愛知県名古屋市千種区田代町四観音道西
電話052-972-3608(名古屋市上下水道局)

とっておきのスイーツを持ち帰る

トレンドを発信「シェ・シバタ 名古屋店」

画像1: トレンドを発信「シェ・シバタ 名古屋店」

覚王山エリアには話題の新店も多く、味はもちろん、ビジュアルにも独創性を兼ね備えたスイーツがそろうショップが立ち並んでいます。

画像2: トレンドを発信「シェ・シバタ 名古屋店」

日泰寺の参道にある、「シェ・シバタ 名古屋店」は、東海を代表するパティシエの柴田 武氏が手掛ける店で、2021年2月に“異端の菓子屋”をテーマにリニューアルオープンしました。まるでアートのような美しさを持つスイーツが特徴で、行列が絶えない人気店です。

画像3: トレンドを発信「シェ・シバタ 名古屋店」

常時25種類あるメニューの中でも特におすすめなのが、店舗リニューアルを記念して作られた、「ルティム・ショコラ」(860円)。コートジボワールのビターチョコレートとミルクチョコレートの2種類のチョコレートと、世界最高級のタヒチバニラのクリームブリュレが合わさった、香り高いチョコレートケーキです。濃厚なチョコレートの味と香りが口の中で広がり、後味は軽く、パフとヘーゼルナッツによるザクザクとした食感も楽しめます。

2021年4月からは、覚王山の老舗「吉芋」のサツマイモ(紅あずま)と、チーズレストラン「メゾン・ド・フロマージュ」のコンテチーズを使用した、サツマイモのチーズケーキ「覚王山チーズケーキ」(1,850円)が登場しました。パッケージに日泰寺のイラストが添えられた、覚王山エリアの新名物として注目のメニューです。名古屋店限定なので、お見逃しなく。

シェ・シバタ 名古屋店

住所愛知県名古屋市千種区山門町2-54
電話052-762-0007
営業時間10:00~19:30
定休日火曜

出来立てドーナツが魅力「ZARAME NAGOYA」

続いては、同じく参道にある、レンガにエメラルドグリーンの壁がレトロでシックな外観の「ZARAME NAGOYA」。ドーナツとハンバーガーが大人気で、モーニングにランチ、アフタヌーン、テイクアウトなど、さまざまなシーンで利用できるお店です。

画像1: 出来立てドーナツが魅力「ZARAME NAGOYA」

特におすすめのドーナツは、新鮮さをモットーに毎朝手作業で成形しているため、出来立てを味わえます。また、愛知県産の小麦粉を使用しており、コシのある生地でもっちりとした食感が特徴です。

画像2: 出来立てドーナツが魅力「ZARAME NAGOYA」

一般的なドーナツよりも少し大きめのサイズですが、色とりどりの見た目にもひかれて、あれもこれもと手が伸びてしまいます。一つひとつに思いがこもったドーナツは、スタンダードなフレーバーはもちろん、季節限定メニューも見逃せません。テイクアウトでいろいろな味を持ち帰って楽しむのも旅の醍醐味です。

ZARAME NAGOYA

住所愛知県名古屋市千種区山門町2-36
電話052-763-7662
営業時間9:00~20:00
定休日不定休

“萌え断”で人気「覚王山フルーツ大福 弁才天」

画像1: “萌え断”で人気「覚王山フルーツ大福 弁才天」

令和元年(2019年)のオープン以来、SNS上で“萌え断”スイーツとして瞬く間に話題になった「覚王山フルーツ大福 弁才天」の本店が、ここ覚王山エリアにあります。萌え断とは、サンドイッチやスイーツなどを切ったときの美しい断面のことです。

こちらは大福をきれいにカットするための「餅切り糸」発祥のお店で、昨今のフルーツ大福ブームの火付け役となりました。あまりの人気ぶりに最近ではのれん分けで東京や大阪にも店舗を構えていますが、覚王山に立ち寄ったならばぜひ本店に足を運んでください。

画像2: “萌え断”で人気「覚王山フルーツ大福 弁才天」

「弁才天」のフルーツ大福の特徴は、旬の果実がまるごと使用されていること。フルーツへのこだわりが強く、名古屋市内の市場から直送したものを使用しており、果物のおいしさをダイレクトに感じることができます。毎朝、職人が手包みする薄皮薄餡の大福は、高級羽二重粉を用いており、もちっとした食感です。

定番のいちご大福が人気で、季節によって「紅ほっぺ」や「あまおう」など、いちごの種類が異なるので、ぜひその時々の旬の逸品を持ち帰ってください。

画像3: “萌え断”で人気「覚王山フルーツ大福 弁才天」

店内は、コンパクトな造りでモダンな雰囲気。ショーケースには常時10種以上がラインナップされています。人気商品は、夕方には売り切れることもあるので、早めの来店がおすすめです。

覚王山フルーツ大福 弁才天 覚王山本店

住所愛知県名古屋市千種区日進通5-2-4
電話052-734-6630
営業時間10:00~19:00
※完売次第閉店
定休日不定休

こだわりのアイテムを持ち帰る

個性的なメガネがそろう「オッドオプティカル」

画像1: 個性的なメガネがそろう「オッドオプティカル」

覚王山には、県内外のファッション通が訪れるショップも数多く存在しています。

個性的でデザイン性の高いメガネを中心に扱うショップ「オッドオプティカル」で、自分へのお土産にお気に入りの一本を持ち帰りましょう。

画像2: 個性的なメガネがそろう「オッドオプティカル」

店内にはベルギー、アメリカ、イタリア、フランスなど海外ブランドのメガネや、岐阜県中津川市の「エナロイド」や福井県鯖江市の「ボストンクラブ」といったメイド・イン・ジャパンのアイテムがずらりと並んでいます。フレームの形もさまざまで、斬新な色使いのものなど、スタンダードから個性派までそろうメガネコレクションが自慢のお店です。

画像3: 個性的なメガネがそろう「オッドオプティカル」

店内は落ち着いていて、ゆったりと商品を見てまわれる雰囲気。たくさん種類があるので迷うかもしれませんが、そんなときはぜひ店主の滝川さんご夫婦へ気軽にご相談を。長年のメガネユーザーであるお二人が、じっくりとカウンセリングをしながら、ずっと愛用したいと思えるベストなアイテムを提案してくれます。

画像4: 個性的なメガネがそろう「オッドオプティカル」

せっかくなら、店内に置いてあるメガネの形をしたフォトフレームで来店の記念撮影。メガネを通じて生まれるコミュニケーションも楽しんでください。

オッドオプティカル

住所愛知県名古屋市千種区姫池通2-2-3 第二小山ビル102
電話052-755-9493
営業時間11:00~18:00
定休日火曜

ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

画像1: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

アートが好きな方に特におすすめなのが、「覚王山アパート」です。ここにはクリエイターたちによるショップが集まっており、ユニークな作品、かわいい雑貨があふれています。一期一会なアイテムを見つけられること、間違いなしです。

画像2: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

築約70年の建物には、古本カフェや針金アートのお店、アクセサリーショップなど10店舗が入っています。

きのこや恐竜などをモチーフにしたアクセサリーや雑貨がそろう「きのこうぼうHARORE」には、ユニークなアイテムが。

画像3: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

シルバーアクセサリーとお花の店「sincere.」は、ハンドメイドで温かみのあるデザインが人気です。

画像4: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

「覚王山ギャラリー Sobo」にある、手書きの温かさを感じる「タピラスのポチ袋」は、もらってうれしい、あげてうれしいアイテム。

画像5: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

ほっこりかわいいアイテムがそろう「豆*豆」のマスクには、「東山給水塔」のデザインが施されており、覚王山土産にぴったりです。

画像6: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

その他にも2階には、お土産にもってこいのアイテムがずらり。「覚王山」の文字が入ったステッカーや缶バッジなど、ご当地感と“ゆるかわいい”がそろっています。

覚王山アパートで手に入るのは、他の土産店では買えない、他の人とは被らないアイテムばかり。「一味違う名古屋旅」を満喫した後はぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

覚王山アパート

住所愛知県名古屋市千種区山門町1-13 覚王山アパート
電話052-752-8700
営業時間11:00~18:00
定休日火曜・水曜(祝日、21日は営業)
※夏季、年末年始休業あり
画像7: ユニークな雑貨の宝庫「覚王山アパート」

名古屋の新しい一面を楽しむことができる、覚王山の街歩き。お気に入りが見つかったら、身近な方へお裾分けをしてはいかがでしょうか。お土産話も弾んで、旅アトの時間も楽しめるものになるはずです。

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