盛岡に来たら絶対に食べたい!「盛岡三大麺」
せっかく盛岡に来たからには、地元の名物は見逃せません! まずは、わんこそば、じゃじゃ麺、盛岡冷麺それぞれの名店で「盛岡三大麺」を味わいます。
① 記録に挑戦! 老舗「東家」で岩手名物のわんこそばを楽しむ
まずは“岩手といえば!”のわんこそばを目がけて、明治時代から続く老舗そば店、「東家(あずまや)」へ! 全国各地はもちろん、最近では海外の方も多く訪れる人気店です。
お給仕さんの、「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん」という掛け声とともに、手元のお椀にひと口分ほどのそばを次々に投げ込んでくれるわんこそばは、岩手ならではのおもてなし。お椀を重ねていく音や、積み上がっていくお椀に気持ちも盛り上がります。
わんこそば15杯で約1杯のかけそばの量で、男性の平均は50~60杯、女性の平均は30杯だそう。歴代最高記録はなんと753杯! おすすめの食べ方は、最初の1杯目でそばの味を堪能したら、好みに合わせて味変すること。そうすることで、最後までおいしいそばをお腹いっぱい堪能できます。
食べ終わったら、食べた分の記録が記された証明書も渡されるので、旅の思い出にもなります。わんこそばにチャレンジして、限界突破してみませんか?
そば処 東家 東家本店
住所 | : | 岩手県盛岡市中ノ橋通1-8-3 |
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電話 | : | 0120-733-130 |
営業時間 | : | 11:00~15:00、17:00~19:00(わんこそばL.O.18:30) |
定休日 | : | 毎月第1水曜(GW、8月を除く) |
web | : | そば処 東屋 公式サイト |
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② 地元で60年以上愛されるじゃじゃ麺の名店、「白龍」の味にやみつき!
盛岡三大麺、2つめのじゃじゃ麺は、長年地元で親しまれている「白龍(ぱいろん)」がおすすめです!
初代店主が戦前に旧満州で食べてきた炸醤麺(ジャージャー麺)をもとに、盛岡の人に楽しんでもらえるようアレンジを加えたものが「じゃじゃ麺」のはじまりなのだそう。
ひき肉、胡麻、椎茸などを混ぜ込んで、炒め寝かせた秘伝の味噌と、モチモチとした食感の平打ち麺が特徴。麺と味噌をよく混ぜ、酢・ラー油・にんにくなどを加えて自分好みの味にアレンジして楽しみます。
じゃじゃ麺を食べ終わったら、中華料理の卵スープ「ちいたんたん」もぜひ!
麺を少し残してお皿に卵を割り、かき混ぜたものに、店員さんがじゃじゃ麺のゆで汁を加えて、ねぎと味噌をかけてくれます。お好みで塩胡椒・ラー油・味噌などを加えながら、シメまで楽しめる一品です。
白龍 本店
住所 | : | 岩手県盛岡市内丸5-15 |
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電話 | : | 019-624-2247 |
営業時間 | : | 月〜土曜 9:00〜20:45(L.O.)、日曜 11:30〜16:00(L.O.) |
定休日 | : | 日曜不定休 |
web | : | 白龍 公式サイト |
③ 盛岡冷麺発祥の店「食道園」で、つるりとしたのどごしの絶品冷麺に舌鼓
最近では全国的に人気が高まっている、盛岡冷麺。老舗の焼肉店「食道園」は、この盛岡冷麺発祥の店です。
初代店主の故郷・朝鮮半島がルーツである冷麺が独自に進化した盛岡冷麺。厳選された牛肉で丁寧に作り上げるスープに、職人が練り上げたモチモチでのどごしの良い麺が絡み、添えられたキムチがアクセントになり、箸が進む一杯です。
辛み、しょっぱさ、甘み、酸味のバランスが絶妙で、地元でも長く愛されています。
同じく店自慢の焼肉とともに冷麺を楽しめるセットなどもあり、こだわりの国産牛の焼肉と、つるりとしたのどごしがたまらない盛岡冷麺を一度に楽しめます。
食道園
住所 | : | 岩手県盛岡市大通1-8-2 |
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電話 | : | 019-651-4590 |
営業時間 | : | 11:30~14:30、17:00~21:30(日曜・祝日は~20:30) |
定休日 | : | 第1、第3火曜(連休の場合は営業) |
web | : | 食道園 公式サイト |
朝から満腹!盛岡の個性的な朝ごはん
旅先では、いつもより早起きをして朝からその土地のものを楽しむのも醍醐味。ここからは、昔から地元に愛されている朝におすすめのグルメをご紹介します。なかでも、旅の思い出に残るユニークなグルメをピックアップしました。
盛岡の台所「盛岡神子田朝市」で、朝からがっつり!
まずは、盛岡の台所として親しまれる「盛岡神子田朝市」へ。街中から少し離れた場所にある朝市は、地元の人はもちろん、多くの観光客にも愛される朝市です。月曜と年始以外、年間300日以上も開催されている歴史ある市場です。
地元産の野菜や果物が安く手に入るだけでなく、ひっつみ汁などの郷土料理におでん、パンなどの軽食、デザートなど朝から食べられるグルメのバリエーションが豊富!
何を食べようか目移りするほどさまざまなお店が立ち並ぶなかから、個性的な2店舗をピックアップします。
「いちや食堂」のカレー
「いちや食堂」で食べられるのは、朝カレー。厳選したスパイスを使用し、じっくり煮込んだまろやかでコクのある本格カレーを提供しています。いちや食堂は、地元の農家である井上農園が営んでいるお店で、採れたての地場野菜を使った野菜カレーや、チキンカツカレーなどメニューもたくさん。カレー以外に、納豆定食や玉子焼き定食といった和朝食もあります。
「朝市食堂」のラーメン
続いては、「朝市食堂」の朝ラーメン。こちらのラーメンは、しょうゆベースのスープに中細麺で、朝イチでもスルスルと食べられる優しい味。
寒い朝には身体の芯から温まる、うれしい朝食です。
盛岡神子田朝市
住所 | : | 岩手県盛岡市神子田町20-3 |
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電話 | : | 019-652-1721 |
営業時間 | : | 【夏季4月〜12月】平日5:00~7:30頃、土日祝5:00〜8:30頃 【冬季1月〜3月】平日5:30~7:30頃、土日祝5:30〜8:30頃 |
定休日 | : | 月曜・年始 |
web | : | 盛岡神子田朝市 公式サイト |
老若男女に愛される地元の味、「福田パン」のコッペパン
「福田パン」のコッペパンは、盛岡で愛されるソウルフードのひとつ。朝7時の開店前から行列ができるほどの人気店です。
初代から同じ製法で焼き続けているコッペパンは、シンプルでありながら飽きのこない、朝にぴったりの一品です。「じゃじゃ味噌」「コンビーフたまご」など、数多くのユニークな組み合わせがあるなかでも、王道は「あんバター」。
オーダーしてから店員さんがパンを仕上げてくれます。色とりどりの缶のなかから手際よくクリームを塗る姿にも注目です。
パンの片側ずつに異なった具材を塗ることで2つの味が混ざる「ミックス」、真ん中で味が2つに分かれるように塗ることで味が混ざり合わない「半々」などのアレンジを入れると、その数は2000種類にもなるのだそう。いろんな味を楽しみたくなってしまいます。
福田パン 長田町本店
住所 | : | 岩手県盛岡市長田町12-11 |
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電話 | : | 019-622-5896 |
営業時間 | : | 7:00~16:00 |
定休日 | : | 火曜 |
岩手グルメが気になる方はTikTokをチェック!
押さえておきたい盛岡三大麺から、地元で愛されるユニークな朝ごはんまで、多彩で魅力的なグルメを楽しみました。
岩手県のグルメ情報は、JAL公式TikTokで観光系インフルエンサーの「りょうまい夫婦」さんもご紹介中! 動画でもぜひご覧ください。
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