本州最北端に位置する青森県は、非日常の魅力の宝庫。自然も食もアクティビティも選択肢が豊富なので、千差万別の旅の好みに合わせることができます。そこで、青森を舞台に1泊2日で見どころを巡る2人旅プランをご紹介します。好みの異なる2人でも大丈夫。四季折々の自然を楽しんだり、ホテル内で心躍るお祭り気分に浸ったり、アウトドアでもインドアでも両方楽しめる青森の魅力がいっぱい詰まった旅へ出発しませんか?

1日目

この旅では、青森市にある青森空港を拠点に、レンタカーを借りて県内を巡る1泊2日のドライブコースをご紹介します。青森が誇る海鮮グルメに美しい自然、そしてねぶた祭りの体験など、青森の魅力をたっぷり感じてください。

まずは「八食センター」で、青森の新鮮な海の幸を堪能!

太平洋、津軽海峡、日本海と3つの海に囲まれた青森県。穏やかで広大な太平洋、荒々しい津軽海峡や日本海とそれぞれ特徴が異なるため、獲れる魚介類も実にさまざまで、あらゆる海鮮料理が味わえます。

画像1: まずは「八食センター」で、青森の新鮮な海の幸を堪能!

そんな青森の海の幸を楽しむのにぴったりなのが、青森空港から車で約1時間半の八戸市にある「八食センター」です。

画像2: まずは「八食センター」で、青森の新鮮な海の幸を堪能!

水揚げされたばかりの新鮮な魚介をはじめ、多くの八戸名物が並びます。

画像3: まずは「八食センター」で、青森の新鮮な海の幸を堪能!

ウニ、マグロ、ホタテ、イクラなどがたっぷりのった海鮮丼は、ここに来たら食べたいグルメのひとつ。お店によっては、自分好みの具材を選んで海鮮丼がつくれる「のっけ丼」も楽しめます。

そのほか、店内で買った魚介類やお肉を炭火で焼いて楽しむお店や、新鮮なネタが人気の回転寿司店など、お店の多さに目移りしてしまいます。ぜひハシゴをして食べ比べを楽しんでください。

八食センター

住所青森県八戸市河原木神才22-2
電話0178-28-9311
営業時間9:00~18:00
定休日水曜、元旦
web八食センター 公式サイト

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車で約1時間10分

神秘的な自然に包まれる「奥入瀬渓流」で、初心者も安心のハイキング

画像1: 神秘的な自然に包まれる「奥入瀬渓流」で、初心者も安心のハイキング

インドアで海の魅力を堪能した後は、大自然のなかへおでかけ!

青森・秋田の両県にまたがる十和田湖から流れ出る奥入瀬川沿いの自然を楽しめる「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」へ向かいます。

渓流沿いの「焼山(やけやま)」から「子ノ口(ねのくち)」までの約14kmは、徒歩4~5時間ほどのハイキングコースですが、バスを利用して途中下車して行くと効率よく楽しめます。体力に自信がない方やハイキング初心者の方でも安心です。

画像2: 神秘的な自然に包まれる「奥入瀬渓流」で、初心者も安心のハイキング

大小さまざまな滝や急流が点在する奥入瀬渓流。特に「銚子大滝」は渓谷のなかでも人気のスポットで、幅約20m、高さ約7mと大迫力! 夏には眩しい新緑、秋は紅葉狩り、冬は凍った滝と雪景色……いつ訪れてもダイナミックな自然を感じられます。

清らかな水、豊かな緑のなかで、2人ともリフレッシュ。「一緒に来られてよかった」「また違う季節に一緒に来られたら」……大自然に包まれて心が安らぐと、優しい気持ちになれるかもしれません。

奥入瀬渓流

住所青森県十和田市奥瀬
電話0176-75-2425(十和田湖国立公園協会)

車で約1時間

ねぶたショーにねぶたサウナまで! お祭り気分で一日中楽しめる「星野リゾート 青森屋」

画像1: ねぶたショーにねぶたサウナまで! お祭り気分で一日中楽しめる「星野リゾート 青森屋」

奥入瀬渓流から車で約1時間。雄大な自然に癒やしとエネルギーをもらったあとは、今晩の宿泊先「星野リゾート 青森屋」へ。

日本を代表する火祭り、青森ねぶた祭。青森屋は、このねぶた祭のにぎわいをホテル内で体験できるのです。

画像2: ねぶたショーにねぶたサウナまで! お祭り気分で一日中楽しめる「星野リゾート 青森屋」

館内の「みちのく祭りや」では、青森屋オリジナルの「青森四大祭りのショー」が一年中開催。力強い演奏と「ラッセラー」「ヤーヤドー」など、青森を代表する祭りの掛け声が飛び交う迫力満点のショーに圧倒されるはず。

さらに、館内のこんなところにもねぶたが……!

画像3: ねぶたショーにねぶたサウナまで! お祭り気分で一日中楽しめる「星野リゾート 青森屋」

コンセプトサウナ「青森ねぶたサウナ」では、サウナ内に流れる祭囃子や、その盛り上がりに合わせたオートロウリュなど、まさに青森ねぶた祭りさながらの熱気を体感できます。

フィンランド発祥のサウナヒーターが導入され、サウナ後のドリンク“サドリ”なども充実していてサウナ好きも大満足。男女ともに利用できるので、2人で祭りの熱気に包まれてみてください。

画像4: ねぶたショーにねぶたサウナまで! お祭り気分で一日中楽しめる「星野リゾート 青森屋」

サウナのあとは、ホテル内で夕食を。古民家風のビュッフェレストラン「のれそれ食堂」では、割烹着姿のかっちゃ(お母さん)が笑顔でお出迎え。青森の郷土料理も好きなだけ堪能できます。

星野リゾート 青森屋

住所青森県三沢市古間木山56
電話050-3134-8094
web星野リゾート 青森屋 公式サイト

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2日目

朝から爽快!馬車に揺られて、青森の四季を感じる

2日目の朝も、まだまだ「星野リゾート 青森屋」を満喫します。

画像1: 朝から爽快!馬車に揺られて、青森の四季を感じる

青森は「朝湯文化」でも知られています。青森屋には、ヒバの香り漂う内湯と、清々しい池に浮かぶ露天風呂のほか、レトロで風情溢れる「元湯」が。源泉かけ流しのとろみのある湯で、青森の朝をはじめるのもおすすめです。

画像2: 朝から爽快!馬車に揺られて、青森の四季を感じる

ほかにも、青森屋には、夏は「しがっこ風鈴馬車」、秋は「紅葉りんご馬車」と、広大な敷地内を巡る季節の馬車体験も!

夏の「しがっこ風鈴馬車」では、南部鉄器製の風鈴と、津軽びいどろ製の風鈴の音色を聞きながら公園を巡ります。秋の「紅葉りんご馬車」では、うれしい旬のりんごのお土産付き。

画像3: 朝から爽快!馬車に揺られて、青森の四季を感じる

秋になると紅葉を愛でながらの馬車体験も。2人で絶景を眺めながら、爽やかな朝の空気と心地よい馬の足音に癒やされそうです。

車で約25分

「十和田市現代美術館」で現代アートに触れる

画像: 「十和田市現代美術館」で現代アートに触れる

続いて、星野リゾート 青森屋から車でおよそ25分の「十和田市現代美術館」へ。

現代アートをメインに展示する、展示空間全体を使ったダイナミックな作品が見どころの美術館です。

ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》2007年
撮影:小山田邦哉
Courtesy Anthony d'Offay, London

アート作品は建物のなかだけでなく、展示室の外にも彫刻やインスタレーションが点在しているので、室内外のさまざまな角度からアートを楽しむことができます。

画像: 草間彌生 《愛はとこしえ十和田でうたう》2010年 撮影:小山田邦哉 ©YAYOI KUSAMA ※画像転載不可

草間彌生 《愛はとこしえ十和田でうたう》2010年
撮影:小山田邦哉 ©YAYOI KUSAMA
※画像転載不可

十和田市の街並みのなかに溶け込む作品群は「まちなか常設展示」と呼ばれ、地域と一体となってアートが楽しめるというユニークなコンセプト。向かいのアート広場には草間彌生氏が手がけた作品が並び、アートを身近に感じることができます。

チェ・ジョンファ《フラワー・ホース》2008年
撮影:小山田邦哉

カラフルな花々で馬がかたどられた「フラワー・ホース」など、フォトジェニックな作品ともたくさん出合えます。それぞれが気に入った作品で写真を撮り合うのも楽しそう。のんびりと散策や美術鑑賞をしながら、現代アートに触れてみてはいかがでしょうか?

十和田市現代美術館

住所青森県十和田市西二番町10-9
電話0176-20-1127
営業時間9:00~17:00
定休日月曜(月曜が祝日の場合は、その翌日) 、 年末年始
web十和田市現代美術館 公式サイト

車で約1時間30分

「手作り雑貨体験工房IRODORI」で、世界でひとつの「ねぷた灯籠」づくり

画像1: 「手作り雑貨体験工房IRODORI」で、世界でひとつの「ねぷた灯籠」づくり

最後は「手作り雑貨体験工房IRODORI」へ。

十和田市美術館から車で1時間半ほどのドライブで、「日本の道百選」にも選ばれ、江戸時代に造られた建造物も残るという歴史ある「中町こみせ通り」に到着。

画像2: 「手作り雑貨体験工房IRODORI」で、世界でひとつの「ねぷた灯籠」づくり

このお店では、実際に「黒石ねぷたまつり」で使用された「ねぷた絵」を再利用し、オリジナルの灯籠をつくれます。

画像3: 「手作り雑貨体験工房IRODORI」で、世界でひとつの「ねぷた灯籠」づくり

ねぷた絵から切り分けられた四角いパーツを選んで組み合わせるので、伝統的な色や柄が並び、青森旅の記念にぴったりの作品に。

世界にひとつだけの灯籠は、2人旅の思い出になること間違いありません。

そのほか、青森の作家さんによる手作りの雑貨も多数並びます。なかでも、青森県の伝統工芸品「鳩笛」をモチーフにした、素朴な表情と色づかいが人気の「はとぶエッ!」など、「ネオ郷土玩具」が人気なのだそう。ここにしかない作品とも出合えるので、お気に入りのお土産を見つけてください!

手作り雑貨体験工房IRODORI

住所青森県黒石市中町38
電話0172-55-6188
営業時間11:00~15:00、土日祝のみ10:00~16:00
定休日火曜
web手作り雑貨体験工房IRODORI(青森県観光情報サイト内)

大自然や地元の豊かな文化、魅力的なグルメまで、1泊2日でギュッと凝縮して堪能した青森県。記念のアイテムづくりや青森らしさを感じる特別な体験は、2人だけの素敵な思い出になるはずです。

青森旅の魅力は、JAL公式TikTokで観光系インフルエンサーのりょうまい夫婦もご紹介中! 動画でもぜひご覧ください。

JAL公式TikTok

画像4: アウトドア派も、インドア派も大満足。青森の魅力を味わい尽くす1泊2日の2人旅

りょうまい夫婦

関西在住の旅行系インフルエンサー。コロナ禍に落ち込んでいる観光業を盛り上げるためSNS活動を開始。明日行ってみたくなる「おでかけ」「旅行スポット」を夫婦で発信し、TikTokフォロワーは50万人超!(2024年8月現在)

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