旅行に来たからにはおいしいグルメを存分に楽しみたい。そこで青森県を舞台に、お腹を満たすグルメ旅コースをご提案。ご紹介するのは、県内屈指の海産の宝庫である八戸、異国情緒が漂う三沢、温泉とアートが光る十和田。冬は比較的降雪の少ないこの3つのエリアを、レンタカーでドライブしながらめぐります。そして食を楽しみつつ、周辺の注目スポットもしっかりチェックして欲ばりな旅にしましょう。

〈2日目〉
三沢・十和田エリアをめぐるコース

米軍基地を有し、アメリカナイズな文化が息づく三沢エリア。駒の里と呼ばれ、十和田湖や八甲田山といった定番スポットへの玄関口となっている十和田エリア。それぞれのエリアで育まれてきた文化や食に心もお腹も大満足すること間違いなし。青森の新たな魅力に気づかせてくれる、注目のスポットを紹介します。

「スカイプラザミサワ」でアメリカンな食・雑貨に出合う

画像1: 「スカイプラザミサワ」でアメリカンな食・雑貨に出合う

2日目は異国情緒あふれる街・三沢市へ。米軍三沢基地の正面ゲートの近くにある「スカイプラザミサワ」に到着しました。店内を歩くと、アメリカから輸入した食品や雑貨などを扱うテナントが目白押しです。スタッフの方におすすめを聞くと「チョコレートやポテトチップスが人気です」とのこと。異国のお菓子を手に取るだけでも「どんなフレーバーなんだろう」とわくわくしてきます。

画像2: 「スカイプラザミサワ」でアメリカンな食・雑貨に出合う

米軍基地のある街らしく、ミリタリーショップもあります。キャップ、ハット、ヘルメット、ミリタリークローズがずらりと並び、どれも直輸入品だというから驚きです。USA古着は格安で、掘り出し品のエンブレムなどここでしか手に入らないものもあるとか。

画像3: 「スカイプラザミサワ」でアメリカンな食・雑貨に出合う

ハワイ雑貨やエスニック雑貨を取り扱うショップも。世界各国のアイテムに触れているとまるで海外にトリップしているかのような感覚になります。

画像4: 「スカイプラザミサワ」でアメリカンな食・雑貨に出合う

「スカイプラザミサワ」ではご当地・三沢ブランドの特産品なども購入できるほか、ピザやハワイのフリフリチキンなどを味わえる飲食店も併設。三沢市周辺観光の拠点としてもぜひ利用してください。

スカイプラザミサワ

住所青森県三沢市中央町2丁目8-34
電話0176-51-1712
営業時間10:00~20:00(テナントごとに異なる)
休館⽇1月1日、ほかテナントにより異なる
駐車場あり
webhttps://skyplazamisawa.jp/

「青森割烹 久庵」で青森の美味を詰め込んだ海鮮丼を

画像1: 「青森割烹 久庵」で青森の美味を詰め込んだ海鮮丼を

1日目に回った八戸に負けず劣らず三沢市も海産の宝庫です。「青森割烹 久庵(きゅうあん)」では、店主の久保さん自ら県内の漁師とコンタクトを取り、毎日新鮮な食材を仕入れています。その集大成ともいうべき「海鮮丼」(1,600円・税込)は、青森で獲れたマグロ、サーモン、ホタテ、エビなどが贅沢に盛り付けられた一品です。

画像2: 「青森割烹 久庵」で青森の美味を詰め込んだ海鮮丼を

醤油を丼にかけまわして実食。口の中でとろける食感と広がる甘みに感動。素材の新鮮さと店主の確かな包丁技術があるからこその味わいです。

画像3: 「青森割烹 久庵」で青森の美味を詰め込んだ海鮮丼を

近海で獲れたヤリイカのお刺身も絶品。食感が柔らかく舌の上で溶けていくような感覚です。三沢ではスルメイカも有名で「三沢昼イカ」としてブランド化されています。もし久庵を訪れた際には店主に昼イカはありますか、と聞いてみてください。もし食事にありつけたら、昼イカ特有の歯ごたえと旨みを堪能できます。

青森割烹 久庵(きゅうあん)

住所青森県三沢市幸町1-9-4
電話0176-53-2310
営業時間昼 11:30~13:30(L.O.13:00)、夜 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休⽇日曜(不定休あり)
駐車場周辺に有料駐車場あり
webhttps://kyuan-misawa.com/

三沢のご当地グルメ・パイカ料理に舌鼓「福 -Huku-」

画像1: 三沢のご当地グルメ・パイカ料理に舌鼓「福 -Huku-」

三沢ならではの料理といえば「パイカ料理」。パイカとは、豚バラ肉の周辺にある軟骨のことで、豚1頭から500gほどしか取れない貴重な部位だそうです。三沢市では「パイカ料理」がご当地グルメに位置付けられたことで、市内の飲食店ではオリジナルのパイカメニューを楽しむことができます。

画像2: 三沢のご当地グルメ・パイカ料理に舌鼓「福 -Huku-」

この日は「福 -Huku-」で「パイカのトマト煮込み」(900円・税込)を。その調理について店主のももさんは「パイカの臭みや余分な脂を取るために、野菜と一緒に圧力鍋で煮てから一度冷やします。脂の層を取り除きながら、さらに味を染み込ませるためにその後コトコトじっくり煮込むんです」と教えてくれました。

画像3: 三沢のご当地グルメ・パイカ料理に舌鼓「福 -Huku-」

トマト煮のほか、醤油麹煮込み(900円・税込)、白ワイン煮込み(900円・税込)、パイカカレーライス(1,100円・税込)など、さまざまな味付けのパイカ料理を楽しむことができます。ランチでは定食スタイルでも食べられるので立ち寄りの際はぜひご賞味ください。

Momo's Izakaya 福 -Huku-

住所青森県三沢市幸町1-7-5
電話0176-53-1492
営業時間昼 11:30~14:00、夜 17:30~23:00(L.O.22:00)
※日曜のみ昼 11:30~14:00、夜 17:30~21:00(L.O.20:00)
定休⽇木曜、金曜のランチ(金曜の夜は営業しています)
駐車場周辺に有料駐車場あり
webhttps://www.misawa-huku.com/

濃厚だけど後味さっぱりなスイーツを「手作りジェラートNAMIKI」

画像1: 濃厚だけど後味さっぱりなスイーツを「手作りジェラートNAMIKI」

三沢市街地から車で45分、牧場の中に可愛らしいお店が見えてきました。ここ「手作りジェラートNAMIKI」は七戸町にある牧場・金子ファーム直営のジェラート店です。ジャージー牛の濃厚で新鮮な搾りたてのミルクを低温殺菌して、独自のジェラートベースをその日に提供する分だけ毎朝手作りしています。

画像2: 濃厚だけど後味さっぱりなスイーツを「手作りジェラートNAMIKI」

店内に入ったら、まずは券売機でチケットを購入します。1種盛りのシングル(350円・税込)か2種盛りのダブル(400円・税込)かのどちらかを選んだら、お好みのフレーバーをチョイス。ジャージーミルク、チーズ、ブルーベリー、チョコレートなどレギュラーフレーバー6種類のほか、ロイヤルミルクティー、かぼちゃ、ラムレーズンなど季節限定のフレーバーもおすすめです。

画像3: 濃厚だけど後味さっぱりなスイーツを「手作りジェラートNAMIKI」

この日は人気の「ジャージーミルク」と「かぼちゃ」をダブルで注文。牛の角に見立てた独特の盛り付けに注目してください。

画像4: 濃厚だけど後味さっぱりなスイーツを「手作りジェラートNAMIKI」

濃厚なのに後味はさっぱりしているので、あっという間に完食。ダブルで頼む場合、どのフレーバーを組み合わせるかを考えるのも楽しいでしょう。ぜひ自分好みの組み合わせを見つけてみてください。

手作りジェラートNAMIKI

住所青森県上北郡七戸町立野頭69
電話0176-62-2646
営業時間10:30~17:00
休館⽇年中無休(臨時休業あり)
駐車場あり
webhttps://www.kaneko-farm.jp/locations/namiki

「十和田市現代美術館」で現代アートに触れる

画像: 「十和田市現代美術館」で現代アートに触れる

「手作りジェラートNAMIKI」を出発し、十和田市街地に向けて車を走らせて30分。現代アートの発信拠点「十和田市現代美術館」に到着しました。「アート作品のための家」をコンセプトにしており、現代アートとそのアートが展示されている空間も含めて楽しめる美術館です。一つの展示室に一つの作品を展示しているので、まるで別の美術館に入ったかのような感覚を味わえます。

画像: レアンドロ・エルリッヒ《建物-ブエノスアイレス》

レアンドロ・エルリッヒ《建物-ブエノスアイレス》

「十和田市現代美術館」では大型でわかりやすい現代アートが多数展示されており、作品の世界にどんどん引き込まれる工夫があります。「建物―ブエノスアイレス」もそのひとつ。地面に設置した建物に寝転がって自由なポーズを取ると、天井の大きな鏡の効果によって重力に逆らったような不思議な光景が映し出されます。

画像: アナ・ラウラ・アラエズ《光の橋》

アナ・ラウラ・アラエズ《光の橋》

画像: ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》

ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》

時間帯によって印象が変わる作品もあるので、1回目の訪問では午前中、2回目の訪問では午後に来館してみるというように、スケジュールを分けてみるのもおすすめです。

十和田市現代美術館

住所青森県十和田市西二番町10-9
電話0176-20-1127
開館時間9:00~17:00(最終入館16:30まで)
休館⽇毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、年末年始
料金一般 1,800円(企画展閉場時1,000円)、高校生以下無料
駐車場十和田市 西二番町駐車場、他美術館裏のおもいやり駐車場3台を利用
webhttps://towadaartcenter.com/

100%源泉掛け流し「ホテル ポニー温泉」に宿泊

画像1: 100%源泉掛け流し「ホテル ポニー温泉」に宿泊

「十和田市現代美術館」から車で6分。2日目の宿は「天然温泉掛け流しの宿 ホテル ポニー温泉」へ。弱アルカリ性のとろとろとした泉質が特徴の100%源泉掛け流し温泉がある宿です。湯ざわりも良く、美人の湯として地元のリピーターも多いスポットです。

画像2: 100%源泉掛け流し「ホテル ポニー温泉」に宿泊

旅の疲れを癒すべく、さっそく温泉へ。青森ヒバをふんだんに使用した内湯は、こんこんと湧き出す温泉が浴槽の縁を濡らし続け、秘湯のような風情が漂っています。

画像3: 100%源泉掛け流し「ホテル ポニー温泉」に宿泊

露天風呂は内湯とは一変、ごつごつとした石風呂が姿を現します。ゆっくり浸かりながら遠くを見ると、のどかな田園風景越しに雄大な八甲田山を望むことができました。

画像4: 100%源泉掛け流し「ホテル ポニー温泉」に宿泊

客室はシングルルームと和室があり、お好みの過ごし方に合わせてプランを選ぶことが可能です。

支配人・白濵さん「美人の湯としても評判の天然温泉で旅の疲れを癒してください。お食事は駒の里・十和田にふさわしく県内産の馬肉を使った桜鍋をおすすめしております。ぜひご賞味ください」

天然温泉掛け流しの宿 ホテル ポニー温泉

住所青森県十和田市大字三本木字佐井幅167-1
電話0176-23-4836
駐車場あり
webhttps://www.pony-onsen.co.jp/

いかがでしたか。2泊3日をかけてめぐった八戸・三沢・十和田の冬旅は、エリアごとにコントラストの違う特色があり、それは食文化にも色濃くあらわれていました。それだけに、旅をするならあれもこれも楽しみたいという人には、とても好奇心がくすぐられる旅になると思います。

次の旅は、ぜひ青森で。たくさん食べて、そして観て。パワーをもらえる欲ばり旅をお楽しみください。

そしてこの記事で紹介した三沢空港発着の旅を、おトクに楽しむ方法があります。現在ジャルパックでは、青森の冬旅オプションとして、三沢空港のご利用でレンタカー1台を1日あたり500円でご提供するキャンペーンを実施中。このとてもおトクな機会を見逃さないでください!

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