家族旅行を計画中の皆さん、時間をかけてじっくり楽しむ、青森・北海道の周遊旅行に出かけませんか? ご案内するのは、食・自然・文化などのバラエティに富んだ魅力を余すところなく味わえる、4泊5日のモデルコースです。旅気分にたっぷり浸って、家族の思い出をたくさん作ってください。
画像1: 五感をフル活用! 青森と北海道をたっぷり味わう家族旅行

※撮影時のみマスクを外しています

青森・北海道周遊モデルコース4泊5日の全行程

まずは、盛りだくさんな周遊モデルコースの全貌をご紹介します。各日の見どころに注目してテーマを設けましたので、そちらも参考にしながら旅のイメージを深めてください。

日程行程
1日目「青森県の魅力を凝縮! 3市をめぐる」
三沢空港 → 青森県立三沢航空科学館 → 八食センター(ランチ)→ 是川縄文館 →十和田市現代美術館 → 奥入瀬渓流(十和田市に宿泊)
2日目「青森県の美しい自然と、その恵みを満喫」
奥入瀬散策 → 十和田湖遊覧船 → 弘前城 → りんご公園・「kimori」でのシードル工場見学と試飲(弘前市に宿泊)
3日目「青森県を象徴する歴史と文化にふれる」
弘前れんが倉庫美術館 → CAFE & RESTAURANT BRICK(ランチ)→ 三内丸山遺跡 → ねぶたの家 ワ・ラッセ → A-FACTORY(青森市に宿泊)
4日目「北海道のアイヌ文化にせまる」
小牧野遺跡 → 青森空港 → 新千歳空港(ランチ)→ ウポポイ(登別市に宿泊)
5日目「北海道・登別市の大自然に癒される」
登別温泉 → クマ牧場(ランチ)→ 支笏湖観光船 → 新千歳空港

三沢空港のある青森県三沢市からスタートして八戸市や十和田市などをめぐり、青森空港から北海道へ。登別市や千歳市を観光して、新千歳空港から帰路に就く充実のコースです。

こちらのコースが楽しめる、JALダイナミックパッケージで行く「青森・北海道の寄り道トリップ」は以下のページからお申し込みください!

画像2: 五感をフル活用! 青森と北海道をたっぷり味わう家族旅行

[JALパック]寄り道トリップ 青森・北海道編

三沢航空科学館入館券付き! 青森と北海道の魅力をたっぷり味わう周遊旅行へ。

モデルコースをダイジェストで紹介

ここからは、モデルコースをダイジェストでご覧ください。コース初日は、JALふるさとアンバサダーである葛西さんをナビゲーターに、全スポットを体験レポート形式でご紹介。2日目以降は、ピックアップスポットのみに絞ってご案内します。該当エリアの関連記事もまとめて掲載しますので、気になるスポットがあればコースに追加しても。あなただけの周遊プランを完成させてください!

画像: JALふるさとアンバサダーを務める葛西さんは、弘前市出身

JALふるさとアンバサダーを務める葛西さんは、弘前市出身

〈1日目:青森県の魅力を凝縮!3市をめぐる〉

航空・科学・宇宙の視点から空に向き合う「青森県立三沢航空科学館」

画像1: 航空・科学・宇宙の視点から空に向き合う「青森県立三沢航空科学館」

三沢空港から車で約6分。あっという間に1つ目の目的地である「青森県立三沢航空科学館」に到着しました。

1931年、ミス・ビードル号が世界初の太平洋無着陸横断飛行を成功させた際の出発地である三沢市は、「大空のまち」としても有名です。こちらの科学館は航空の歴史や科学を楽しく学ぶことができる「大空のまち」にふさわしい施設。そのスケールは敷地面積11万平方メートル、東京ドーム約2個分に及ぶ国内最大級の航空ミュージアムです。

画像2: 航空・科学・宇宙の視点から空に向き合う「青森県立三沢航空科学館」

館内1階は航空機の展示や航空機にまつわる体験ができる「航空ゾーン」と、科学に関する体験学習ができる「科学ゾーン」に分かれています。この日は「科学ゾーン」でフライトシミュレーターの体験をさせてもらいました。

画像3: 航空・科学・宇宙の視点から空に向き合う「青森県立三沢航空科学館」

同ゾーンで体験したのは「風のテーブル」。テーブルから吹き上がる風を利用して羽根や円盤などを空中に浮かべ、どの形が一番高く、長く浮かぶのかを実験しました。

画像4: 航空・科学・宇宙の視点から空に向き合う「青森県立三沢航空科学館」

2階には2021年に増設された「宇宙ゾーン」があり、宇宙飛行士が訓練で使用しているものと同じ仕組みでつくられた「ZEROグラビティ360」で無重力体験も可能です。

3つのゾーンでの体験を通して空をあらゆる視点で見てみると、新しい発見があるかもしれません。

青森県立三沢航空科学館

住所青森県三沢市三沢北山158
電話0176-50-7777
開館時間9:00~17:00(最終入場16:30まで)
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)、12月30日~1月1日
料金一般510円、高校生300円(中学生以下無料)
駐車場302台(大型用6台、障がい者用5台)
webhttps://kokukagaku.jp/

港町・八戸で獲れた新鮮な魚介類を味わえる巨大市場「八食センター」

画像1: 港町・八戸で獲れた新鮮な魚介類を味わえる巨大市場「八食センター」

三沢市から移動した場所は、藩政時代から港町として知られる八戸市。今もなお水産業が盛んな町です。そんな八戸で獲れるおいしい魚介を味わいたいなら「八食センター」へ。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめ、生鮮野菜や加工品、お土産などが所狭しと並ぶ大きな市場で、地元の方はもちろん多くの観光客にも愛されています。

画像2: 港町・八戸で獲れた新鮮な魚介類を味わえる巨大市場「八食センター」

見るだけじゃなく味わいたい! という方におすすめなのが「七厘村」。館内で買った魚介類やお肉などを持ち込んで、七厘で焼いて食べられるスペースです。※ご飯やおにぎり、汁物、飲料、調味料は七厘村で購入できます

画像3: 港町・八戸で獲れた新鮮な魚介類を味わえる巨大市場「八食センター」

鮮魚店の方が選りすぐってくれたホタテ、カキ、ハマグリなどを炭火の上へ。じゅわじゅわと煮出しはじめた貝の出汁が食欲をそそります。香ばしい香りがしたら食べごろの合図です。旬の魚介は身が大きく食感もぷりっぷり。素材の味を心ゆくまで味わえました。

八食センター

住所青森県八戸市河原木神才22-2
電話0178-28-9311
開館時間市場棟 9:00~18:00、味横丁 9:00~18:00(L.O.17:30)、厨スタジアム 9:00~21:00
休館日水曜日
駐車場1384台
webhttps://www.849net.com/

七厘村(八食センター内)

電話0178-29-4451
受付時間9:00~17:00
休館日水曜日
料金大人400円、小学生150円(幼児無料)

国宝・合掌土偶を有する縄文文化の発信拠点「是川縄文館」

画像1: 国宝・合掌土偶を有する縄文文化の発信拠点「是川縄文館」

2021年7月、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録されました。青森県内でも8つの遺跡が登録され、その一つ「是川石器時代遺跡」に隣接しているのが八戸市にある「是川縄文館」です。感覚的にイメージできる展示で、縄文文化について深く学べます。

画像2: 国宝・合掌土偶を有する縄文文化の発信拠点「是川縄文館」

館内には、是川石器時代遺跡から出土した縄文時代の漆器や木製品など、当時の工芸技術の高さを物語る出土品も多数展示されています。約3000年前の独創的なデザインやプロダクトにふれると、縄文時代へのイメージが変わるかもしれません。

さらに注目してほしいのは1989年に出土した「合掌土偶」(風張1遺跡より出土)。膝を立て、まるで空に向かって祈るように手を合わせる姿が印象的な土偶です。当時の風俗を考える上で極めて高い価値があるとされ、2009年7月に縄文土偶として国内3例目の国宝に指定されました。

画像3: 国宝・合掌土偶を有する縄文文化の発信拠点「是川縄文館」

効果的な照明や光の演出もあいまって、縄文時代の空気が感じられるような雰囲気。縄文ロマンに想いを馳せるひと時を過ごしてみませんか。

八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館

住所青森県八戸市大字是川字横山1
電話0178-38-9511
開館時間9:00~17:00(最終入館16:30まで)
休館日月曜日(祝日・振替休日の場合は開館し、火曜が休館)、12月27日~1月4日
料金一般250円(小学生未満無料)
駐車場95台(大型用6台、障がい者用3台)
webhttps://www.korekawa-jomon.jp/

現代アートを空間ごと楽しむ新感覚の鑑賞体験「十和田市現代美術館」

画像: チェ・ジョンファ《フラワー・ホース》

チェ・ジョンファ《フラワー・ホース》

八戸市から十和田市へ移動しました。官庁街通りを進むと、花で覆われた馬や、大小の水玉をまとったキノコなどのモニュメントが目を引くエリアがあります。ここ「十和田市現代美術館」は「アート作品のための家」のコンセプトに、さまざまな現代アートをそのテーマに合わせた空間ごと楽しめる美術館。作品ごとにまるで違う美術館に入ったかのような感覚で楽しむことができます。

画像: レアンドロ・エルリッヒ《建物-ブエノスアイレス》

レアンドロ・エルリッヒ《建物-ブエノスアイレス》

同館には大型の現代アートが多数配置されていて、作品の世界にどんどん引き込まれていきます。新しい展示も続々誕生しており、「建物―ブエノスアイレス」もその一つ。

地面に設置した建物に寝転がって自由なポーズを取ると、天井の大きな鏡の効果によって重力に逆らったような不思議な光景が映し出されます。撮影もOKなので、SNSで発信すれば注目を集められそうです。

画像: 塩田千春《水の記憶》

塩田千春《水の記憶》

画像: ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》

ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》

現代アートに好奇心と五感を刺激された後は、併設のカフェ「cube/キューブ」で地元のおいしいものを味わうのもおすすめです。

十和田市現代美術館

住所青森県十和田市西二番町10-9
電話0176-20-1127
開館時間9:00~17:00(最終入館16:30まで)
休館日月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、年末年始
料金一般1800円、高校・大学生150円、小・中学生50円
駐車場十和田市 西二番町駐車場、美術館建物裏手 障がい者用3台
webhttps://towadaartcenter.com/

水の流れがダイナミックな景観を織りなす「奥入瀬渓流」

画像1: 水の流れがダイナミックな景観を織りなす「奥入瀬渓流」

十和田市街から十和田湖方面へ向けて車で40分ほど移動すると、さわさわと流れる「奥入瀬渓流」の音が聞こえてきます。ミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれた奥入瀬渓流は、十和田湖畔にある子ノ口(ねのくち)から焼山までの約14kmにわたって伸びる河川。渓流に沿って遊歩道を歩けば美しい滝や清流など、たくさんの見どころがあります。

画像2: 水の流れがダイナミックな景観を織りなす「奥入瀬渓流」

奥入瀬渓流の見どころの一つ、「銚子大滝(ちょうしおおたき)」は横幅約15メートル、落差7メートルと奥入瀬渓流最大の滝で、遊歩道にまでしぶきが舞うほど。その迫力は圧巻です。

画像3: 水の流れがダイナミックな景観を織りなす「奥入瀬渓流」

時間に余裕があればぜひ車から降りて遊歩道を散策してください。マイナスイオンを浴びながら、渓流の持つ力強さだけではなく、かわいらしい苔や葉っぱの息遣いなど自然が織りなす美しさを堪能できます。

奥入瀬渓流

住所青森県十和田市大字奥瀬

初日は、空や縄文文化についての学びがあったほか、食、現代アートにダイナミックな自然と、まさに五感で楽しむことができたコースでした。ここからは、2日目以降のスポットをピックアップしてご紹介します。

画像4: 五感をフル活用! 青森と北海道をたっぷり味わう家族旅行

[JALパック]寄り道トリップ 青森・北海道編

三沢航空科学館入館券付き! 青森と北海道の魅力をたっぷり味わう周遊旅行へ。

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