旅行の楽しみのひとつといえば、ご当地グルメですよね。その土地の古き良き伝統の味を守り続ける老舗グルメを巡る一方で、新しい風を取り入れたネオグルメも続々登場し、話題を呼んでいます。この連載では、その土地に訪れたらぜひ食べていただきたい、伝統の老舗グルメと最新ネオグルメをご紹介します。

プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

青森駅から徒歩約20分。駅からちょっと離れた場所に、2021年2月にオープンした「和み居酒や 澪つくし」。青森の旬の食材や地酒を楽しめる、アットホームな雰囲気が心地いい和食店です。

画像1: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

店名の"澪つくし"は、海の浅瀬の杭のことで、目標に向かって進んでいくという意味を込めて店名にしているのだそう。たくさんのお客さまに喜んでもらえるよう身を尽くす、という意味もかけ合わせているんです。

画像2: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

店内は、真っ赤な椅子が印象的でゆったり座れるカウンターが6席、個室は5部屋完備され、繋げると20人程度まで入れる大きなお部屋としても使えます。

画像3: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

外の景色を眺めながら楽しめる小さめの個室は、プライベート感もあってしっぽりデートにもおススメですよ。

画像4: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

お酒は、青森市内7軒の小売り店でのみ販売するプライベートブランド「七力」を飲み比べ。「七力 純米吟醸」(1合税込750円)は、飲み口はスッキリ辛口ですが、後味まろやかでおいしい~。「七力ROYALBLUE」(1合税込800円)はさすが夏酒!というだけあって爽やかな酸味の中にもキレのある旨みたっぷり。

画像5: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

お酒のアテには、「アンコウ共和え」(税込550円)。茹でたあんこうの身に肝を和えた、あんこうを余すことなく堪能できるおつまみ。肝のねっとりした舌触りと濃厚な旨みが「七力」にも負けない味です。

画像6: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

青森の名物蟹「トゲクリ蟹甲羅盛」(税込1,400円)。身を丁寧に甲羅盛にし、キュっとレモンをしぼっていただきます。ふわふわの身はほんのりとした甘みで、後味はさっぱりとしています。蟹味噌はクリーミーなコクとほんのり苦みがあり、毛蟹にも負けていません。他の蟹では味わえない、極上のおいしさに大満足。

画像7: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

もちろん、旬の海鮮も欠かせません!「刺身盛り合わせ」(税込2,000円)をオーダーすると、バフンウニ、活ホタテ、活タコ、活車海老、本マグロ、海峡サーモンと青森の旬が勢ぞろい。これで1人前とは驚きのボリューム。新鮮でみずみずしく、どれを食べても甘みがあっておいしい~!

画像8: プライベート空間で旬の海鮮と地酒を堪能「和み居酒や 澪つくし」

お刺身にあわせるお酒は、魚料理と相性抜群の「豊盃 純米吟醸 旨辛口」(1合税込750円)。口に含むと豊かな香りが広がり、お米の旨みを味わいながらも、しっかりキレが楽しめます。

青森の旬の海鮮を日本酒と共に、ゆったり落ち着いた空間で楽しめる和食店。ついつい長居してしまうほど、居心地が良く温かい気持ちになれますよ。

和み居酒や 澪つくし

住所青森県青森市本町3-4-19
電話080-5222-1990
営業時間「月・火・水・金・土・日」17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日木曜日
webhttps://www.instagram.com/miotukushi_nagomi/

青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

青森駅から徒歩約8分、真っ赤な看板とのれんが目印の「味の札幌 大西」。青森のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン」が食べられる人気店です。

画像1: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

“青森のお店なのに札幌?”と思う方も多いかもしれません。元々は札幌味噌ラーメンを青森に持ち込もうとして開店したそう。そこで一番弟子として働いていた大西さんがお客さんのアイデアを元に、味噌ラーメンに牛乳とカレーを入れたらおいしかったということで開発されたのがルーツなのだとか。
11時の開店前から、お店の前には15人以上のお客さんが並んでいました。地元のお客さんにはもちろん、観光客にも愛される老舗店なんです。

画像2: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

開店と同時にあっという間に満席に。おひとりさまでも気軽に入れる雰囲気で、カウンターやテーブル席に加えて、掘りごたつ式のお座敷はファミリーにも人気です。

画像3: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

メニューを見ると、納豆ラーメンや梅ラーメンなど珍しくて気になるメニューもありますが、やはりここは「味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)」(税込980円)をオーダー。

画像4: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

数分でやってきました!どーんと中央にバターが乗ったラーメンは、見た目のインパクトも抜群。ほんのりカレーの香りが食欲をそそります…。

画像5: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

熱々のスープの中でゆっくりとバターを溶かしたら完成。コクのある味噌に、スパイシーなカレー、そしてまろやかな牛乳とバターが組み合わさって、一体どんな味わいになるのでしょう?

画像6: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

スープは乳白色で、軽い口当たり。ほんのりカレーの風味に加え、後からバターのコクがおいかけてきて、するすると飲めちゃうクセになるおいしさ。

画像7: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

黄色い中太のちぢれ麺はコシがあって歯切れよく、スープがよく絡みます。卵の風味を感じる優しい味の麺とスパイシーでまろやかなスープは相性も抜群。

画像8: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

大きなチャーシューは、厚切りでしっとり柔らかく、噛めば噛むほどに旨みが増します。

画像9: 青森のソウルフード!芳醇なラーメンを堪能「味の札幌 大西」

チャーシューの他にも具材がたっぷり!シャキシャキ食感のもやしにメンマ、わかめとヘルシーかつ、食べ応えも抜群です。
コク深い味噌をベースにスパイシーながらも主張しすぎないカレーの風味、それをまろやかな牛乳が包み込み、バターが絶妙なバランスにまとめ上げています。

青森のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)」。昔から愛される芳醇なラーメンをぜひ体感してみてください。

味の札幌 大西

住所青森県青森市古川1丁目15-6 大西クリエイトビル 1F
電話017-723-1036
営業時間「月・木・金・土・日」11:00~18:00(最終入店17:55)
定休日火曜日、水曜日
webhttps://www.oonishi0024.co.jp/

昔ながらの味を守り続ける伝統の味、そして見た目や味に新しい要素を取り入れた話題のネオグルメ、どちらもお店の想いが詰まった料理ばかり。青森に訪れた際にはぜひ老舗グルメ&ネオグルメのツアーを満喫してください。

取材・文:伊藤初美

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