しんしんと雪が積もる秋田の冬は、冷たく静寂に包まれた空気に背筋が伸びるような感覚を覚えます。一方で街の人も根付く文化も、そして垂涎のグルメにも、すべてに温かさが溢れる土地なのです。雪国の旬は冬にあり。寒い季節だからこそ際立つ「ほっ」とする魅力を訪ねて、秋田への旅に出かけてみましょう。
画像1: 雪国で心も身体も温まる。冬の秋田で「ほっ」とするリラックス旅

時間を忘れてゆっくりできる、大人の古民家カフェ

「ほっ」とする 秋田のカフェ「momotose」

画像1: 「ほっ」とする 秋田のカフェ「momotose」

湯沢市の大地主だった石川家が築いた、120年の歴史を持つ古民家を改装したカフェ「momotose(ももとせ)」。ここでは木目調の明るい店内に、こだわって選んだ書籍や日用品、地元ゆかりのオシャレな品々が迎えてくれます。無垢の木材をふんだんに使った美しいシルエットの家具もそこかしこに。「豊かな暮らし」をテーマに、長く愛せるアイテムがセレクトされています。

画像2: 「ほっ」とする 秋田のカフェ「momotose」

店舗奥には重厚な黒漆喰の内蔵が。扉をくぐればまた違った趣きです。

画像3: 「ほっ」とする 秋田のカフェ「momotose」

しっとりと落ち着いたたたずまいのカフェスペースには薪ストーブの炎が揺れています。ほのかな自然光が差し込む、大人の空間。

画像4: 「ほっ」とする 秋田のカフェ「momotose」

食事は料理5品と漬物、ご飯とみそ汁が付いた「月替わり膳」(1,200円・税抜)。塩麹で下味を付けたシルクポークの芹団子長芋、春菊のとんぶりタルタルサラダなど、地元食材をたっぷり使い、工夫を凝らしたレシピで仕上げています。

また皆瀬牛のすね肉をほろほろに煮込み、自家製カレーペーストと石孫本店の醤油で仕上げた「皆瀬牛のマッサマンカレー」(1,200円・税抜)もスパイスと甘みが調和した格別なもの。

おすすめしたいドリンクは、りんごで有名な増田の農家から仕入れた「増田のホットりんごジュース」(400円・税抜)。シナモン、クローブ、カルダモンで香りづけして、お店で仕上げています。オーナーこだわりの配合で淹れる「ももとせブレンドコーヒー」(レギュラーサイズは450円・税抜)は、スッキリとしたなかにコクと酸味がほどよいバランスで同居しています。

見て、買って、食べて楽しめる秋田の隠れ家を見つけました。

Interior Shop & Book Cafe momotose(ももとせ)
住所秋田県湯沢市岩崎字160
電話0183-55-8839
営業時間日・月・木・金曜日:10:30〜17:00 土曜日:10:30〜21:00
定休日火曜日、水曜日
webhttps://momotose.net/

長い歴史とともに温泉に“浸かる”、雪山の秘湯

「ほっ」とする 秋田の湯(1)「乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉」

十和田八幡平国立公園の乳頭山麓、ブナの原生林に囲まれた場所にあるのが、秋田を代表する温泉のひとつ「乳頭温泉郷」です。独自の源泉を持つ七湯が点在し、その泉質はさまざま。求める効能から逗留先を選ぶことができるのです。

画像1: 「ほっ」とする 秋田の湯(1)「乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉」

宿泊するなら「鶴の湯」はいかがでしょう。風情たっぷりの萱葺き屋根の長屋「本陣」が立ち並ぶ古式ゆかしき温泉宿は、まさに思い描いた冬の里山の風景そのもの。乳頭温泉最古の名湯として知られ、平安時代にこの地に遠征してきた坂上田村麻呂によって、その効能が認められたと伝えられています。

画像2: 「ほっ」とする 秋田の湯(1)「乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉」

泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉などで、高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病などによいとされています。江戸時代には秋田藩主の湯治場として重用されており、歴史のロマンに思いを馳せながら浸かりたい秘湯です。

乳頭温泉郷 秘湯鶴の湯温泉
住所秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
電話0187-46-2139
webhttp://www.tsurunoyu.com/

泉質も過ごし方も、好みで楽しめる温泉宿

「ほっ」とする 秋田の湯(2)「休暇村 乳頭温泉郷」

画像1: 「ほっ」とする 秋田の湯(2)「休暇村 乳頭温泉郷」

もし複数の泉質を一度に楽しみたいなら、「休暇村 乳頭温泉郷」がおすすめです。動脈硬化症や高血圧症等によいとされる 単純硫黄泉と、切傷や火傷、慢性疲労病に向いているナトリウム・炭酸水素塩泉の、ふたつの温泉が楽しめます。いずれも源泉掛け流し。ブナの森に囲まれた露天風呂では、四季折々の自然の風景を楽しめます。

画像2: 「ほっ」とする 秋田の湯(2)「休暇村 乳頭温泉郷」

また夕食は秋田の郷土料理のビュッフェと旬の会席コースから選べるほか、スノーシューウォーキングや秋田杉のコースター作りといった参加型体験プログラムも豊富。思い思いの過ごし方で、ごゆっくりと。

休暇村 乳頭温泉郷
住所秋田県仙北市田沢湖駒ケ岳2-1
電話0187-46-2244
webhttps://www.qkamura.or.jp/nyuto/

湯気を立てる鍋と人の温かさ。冬こそ、このきりたんぽ

「ほっ」とする 秋田のグルメ「元祖むらさき」

画像1: 「ほっ」とする 秋田のグルメ「元祖むらさき」

秋田のグルメを語るうえでは、きりたんぽを外すわけにはいきません。比内地鶏と冬野菜、さらに主役の“たんぽ”を醤油ベースのスープで煮込んでいただく、冬の味覚です。大館市には、きりたんぽの名店として知られる「元祖むらさき」があります。

大館産あきたこまちを使って一本ずつ丁寧に仕込んだ大ぶりのたんぽは、きっと驚くサイズです。一本で茶碗2杯分のご飯なのだとか。

画像2: 「ほっ」とする 秋田のグルメ「元祖むらさき」

パチパチと音を立てる囲炉裏と、女将さんの優しい秋田弁が体も心もほぐしてくれます。

さっそく、特上きりたんぽ(2,360円・税込)を目の前で仕立てていただきました。地元で獲れた野菜、ツヤのある引き締まった比内地鶏を順に入れ、たんぽは手でちぎって。一煮立ちしたら出来上がり。

「つゆっこ飲みながらいただくんだすよ。あづあづだすよ。食べてたんせえ」と、三代目女将の見上聖貴子さん。

比内地鶏の滋味あふれるスープは飲み干したくなるおいしさです。マイタケ、セリ、ゴボウやネギなどの野菜たちは湯気を立て、ため息が出るほど。付け合わせのなますを箸休めに。これもまたさっぱりとして絶品です。

画像3: 「ほっ」とする 秋田のグルメ「元祖むらさき」

きりたんぽ以外のメニューも充実しています。「比内鶏ステーキ」(1,980円・税込)は肉厚でジューシー。地鶏らしい弾力のある肉質と、したたるようなうまみ。上質な食が豊富な秋田がうらやましく思えることでしょう。

画像4: 「ほっ」とする 秋田のグルメ「元祖むらさき」

あたたかい人柄にこまやかな気遣い。全国から足繁く通うファンがいることにも納得できます。

元祖むらさき
住所秋田県大館市幸町12-9
電話店舗での食事・予約・持ち帰りの問い合わせ:0186-42-0741
通信販売の問い合わせ:0186-59-5033
営業時間11:00~13:30L.O、17:00~ 20:30L.O
定休日日曜日の夜、月曜
webhttp://tanpo.jp/

ほっこりするお土産もご一緒に。秋田犬と出会える施設

「ほっ」とする 秋田のお土産「秋田犬の里」

画像1: 「ほっ」とする 秋田のお土産「秋田犬の里」

渋谷駅にモニュメントのある忠犬ハチ公や、近年ではロシアのフィギュアスケート選手、アリーナ・ザギトワ選手に贈られたマサルでおなじみの、秋田犬(あきたいぬ)。大館市は、その秋田犬発祥の地として知られています。

JR大館駅前には、秋田犬に関する展示が盛りだくさんの「秋田犬の里」があります。かわいらしい秋田犬に、癒されること間違いなし。秋田犬展示室では、柵越しに写真を撮ることもできます。また秋田犬にまつわるエピソードの紹介など、かわいらしい秋田犬の魅力に思う存分浸りましょう。

画像2: 「ほっ」とする 秋田のお土産「秋田犬の里」

なかでもぜひチェックしたいのがお土産コーナーです。

ぬいぐるみはサイズが豊富に揃っています。「マサルぬいぐるみ立ちポーズ(M)」(2,750円・税込)のほか、「秋田犬ポシェット」(1,100円・税込)といったグッズもあります。

またドリンクや食品もいろいろ。枝豆の風味が後から爽やかに広がる「秋田枝豆ビール」(770円・税込)は特産の枝豆を使ったご当地エールです。かわいらしいパッケージの「枝豆モナカ」(6個入り910円・税込)はモナカで挟んだ枝豆餡が絶品のオススメ品。ほっこりするお土産を求めに立ち寄って、秋田犬の魅力に癒されてみませんか?

画像3: 「ほっ」とする 秋田のお土産「秋田犬の里」
大館市観光交流施設 秋田犬の里
住所秋田県大館市御成町1-13-1
電話0186-59-4649
営業時間9:00〜17:00
休館日12月31日、1月1日
webhttps://akitainunosato.jp/

雪国の冬は懐が深く、訪れる人をほっこりとした優しさで包んでくれます。疲れた心と身体を優しく解きほぐしてくれる秋田旅、リラックスを求めるなら、きっと思っている以上に有意義な時間が過ごせるはずです。

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