今回は岩手県釜石市のご紹介です。
わたくし自身は釜石市出身ではございませんが、ラグビーを始め29年、現在もJALラグビー部に所属しております。
そのご縁からラグビーと関係が深く、そして魅力満点な釜石をご紹介させていただきます。
顧客販売部 露木
まずご紹介したいのは海の幸。
魚が美味しいのは勿論ですが、お勧めしたいのはウニや貝、ワカメといった三陸海岸でとれる魚介類です。
栄養豊富な海の旨味がぎっしりつまったウニ・貝は最高です。生ワカメはしゃぶしゃぶにしていただくと海の香りが口の中いっぱいに広がります。
昨夏訪問した際は、人生で初めてマンボウを頂きました。鮮度が重要なので釜石でご賞味いただきたいです。
そして最近ではその海の幸を使った「釜石ラーメン」もお勧めです。
極細ちぢれ麺に魚介スープが絡み、何杯でも食べられるおいしさ!
市内30店舗近く釜石ラーメンのお店があるようですので、食べ比べをしてみてはいかがでしょうか?
それとお勧めしたいのが「仙人秘水」です。(ミネラルウォーター)
磁鉄鉱の鉱床をはじめ、石灰岩・花崗岩などの岩盤を数十年の歳月をかけて通ることで生まれた雑味のないミネラルウォーターです。
そして美味しいお水のある所に美味いお酒有り!「仙人秘水」を使った日本酒も造られておりますのでこちらもお勧めです。
今年3月、釜石鵜住居地区に東日本大震災の津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」が開館いたしました。
当時の状況や生存者の証言を紹介、防災教育という点でも次回訪問の際はわたくしも見学させていただきたいと思います。
昨年、鵜住居地区にある「釜石鵜住居復興スタジアム」オープニングイベントに参加させていただきました。その時の釜石高校の生徒のキックオフ宣言は震災当時の過酷な状況の内容も含んだ宣言でしたが文頭の言葉が特に心に残っています。
「わたしは、釡石が好きだ。海と山に囲まれた、自然豊かな町だから。
わたしは、釡石が好きだ。空気も人の心も、温かくてきれいな町だから…」(文頭抜粋)
この言葉どおりきれいな所ですのでぜひ皆さまもお立ち寄りくださいませ。
最後に、ラグビーとのつながりもご紹介させてください。
釜石には昔、「新日鉄釜石ラグビー部」という日本一のチームがありました。1979年から85年にかけ7連覇という偉業を達成し「北の鉄人」と呼ばれておりました。
こういった経緯もあり釜石市の方々はラグビーを愛し、応援時に使われる「※フライキ」は迫力があります。
※フライキとは「富来旗」「福来旗」と書き、釜石など南三陸の漁港や漁師町で大漁旗の通称として呼ばれている。
その後チーム名を変えた「釜石シーウェイブス」との対戦時には、我々日本航空ラグビー部もその応援に圧倒されたことを思い出します。
そんな街、釜石で今月「ワールドラグビー パシフィックネーションズカップ2019」日本代表対フィジー代表が行われます。
ラグビーの迫力を感じ、みんなで日本代表を応援しましょう!
※旅コラムは、2019年7月10日時点の内容です。
掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。