旅慣れたJAL客室乗務員が、佐渡島の旅を計画。佐渡の観光をサポートしてくれる3つのWebサイトを活用して、そのまま真似しやすいモデルコースを作りました。割引サービスを上手に使いながら、佐渡島の見どころを効率よく巡る1泊2日。ガイド役は、新潟県JALふるさとアンバサダーでもある、長谷川さんです。
画像1: サイト活用でおトクに佐渡を満喫!JAL客室乗務員がモデルコースをプランニング

※価格は税込表記です。

佐渡を満喫するために!3つのサイトを駆使しよう

1.さど観光ナビ

まず長谷川さんが参考にしたのは、佐渡の観光がまるっとわかるサイト「さど観光ナビ」。
佐渡の概要からイベント情報、観光情報やモデルコースまでを網羅しているこちらのサイトを活用して、佐渡旅行のイメージをつかみます。

いろいろ見比べた結果、モデルコースの「南佐渡の豊かな文化・自然を楽しむ!」に惹かれた長谷川さん。こちらをベースに、佐渡の南側を巡るオリジナルコースにアレンジします。

2.サドベンチャー!

大まかなコースが決まったら、おトクに佐渡を楽しむためのプランが検索できる「サドベンチャー!」を活用して、ホテルやアクティビティを予約。

3.さどまる倶楽部

最後に、佐渡汽船の特別割引やレンタカー・タクシーの割引などが利用できる登録無料のスマホアプリ「さどまる倶楽部」を使って、とことんおトクに旅の準備を済ませました。

アプリダウンロードは公式サイトから!

画像: 3.さどまる倶楽部

ここからは、長谷川さんがアレンジした1泊2日のモデルコースを、本人の体験レポートでご紹介します!

〈モデルコース1日目〉

特別割引を利用して賢く乗船「佐渡汽船」

画像1: 特別割引を利用して賢く乗船「佐渡汽船」

旅の始まりは、佐渡汽船新潟港ターミナルから。まずは事前に登録&予約しておいた「さどまる倶楽部」のアプリを立ち上げ、会員証を窓口へ提示。割引料金が適用され、おトクに佐渡へ渡島可能になります。

画像2: 特別割引を利用して賢く乗船「佐渡汽船」

乗船手続きの開始は、出航時間の10分前から。乗船券にあるQRコードを自動改札に読み取らせてスマートチェックイン。いざ佐渡へ。

画像3: 特別割引を利用して賢く乗船「佐渡汽船」

ジェットフォイルなら67分で両津港に到着。海の景色を楽しんでいる間に、あっという間に佐渡到着です。

佐渡汽船

住所新潟県新潟市中央区万代島9-1
電話0570-200310(営業時間10:00~13:00、14:00~17:00)
web佐渡汽船 公式サイト

事前予約したタクシーで「両津港」を出発

画像: 事前予約したタクシーで「両津港」を出発

佐渡に到着したら、さっそく島内散策へ出掛けましょう。ターミナルからの移動も、さどまる倶楽部を使用すれば通常価格よりもおトクになります。

さどまる倶楽部Webサイトを参考に、協賛店へ事前予約。各社、それぞれ内容は異なるものの、レンタカー、タクシーともに料金10%割引など、さまざまなサービスを提供してくれます。長谷川さんは、3時間以上の利用で10%割引してくれる「港タクシー」を利用しました。

港タクシー

住所新潟県佐渡市両津夷268
電話0259-27-2181
営業時間7:00~20:00
定休日なし
web港タクシー 公式サイト
さど観光ナビ(港タクシー)

自然派パン屋でおなかと心に栄養補給「T&M Bread Delivery sado Island」

タクシーは一路、島の南側を目指します。最初の目的地は、羽茂本郷にあるパン屋さん。ニューヨーク出身のマーカスさんと島根県出雲出身の智子さん、2人の名前が由来の「T&M Bread Delivery SADO Island」は、島外のファンも多く抱える人気のお店。

画像1: 自然派パン屋でおなかと心に栄養補給「T&M Bread Delivery sado Island」
画像2: 自然派パン屋でおなかと心に栄養補給「T&M Bread Delivery sado Island」

金曜と土曜の営業日には、約15種類のパンが店頭にズラリ。中でも、地元酒蔵の酒粕を使用したカンパーニュ(ホール2,000円、ハーフ1,000円)や佐渡産りんごをふんだんに使用したアップルパイ(カット650円)は、販売まもなく売り切れてしまうほどの大人気商品です。

画像3: 自然派パン屋でおなかと心に栄養補給「T&M Bread Delivery sado Island」
画像4: 自然派パン屋でおなかと心に栄養補給「T&M Bread Delivery sado Island」

溶けないように購入後にバターを挟んでくれる、こちらも人気のあんバター(350円)を購入してぱくり。天然酵母に佐渡産小麦と、使用しているのはすべて佐渡産で、なおかつオーガニック。

子どもが住みやすい場所を、と全国を探し佐渡にたどり着いた30年以上前から変わらない、2人のこだわりが詰まった味わいが、ひと口食べるごとにおなかに、心に優しく広がります。

画像5: 自然派パン屋でおなかと心に栄養補給「T&M Bread Delivery sado Island」

おしゃべり上手なマーカスさんと聞き上手な智子さんとの会話を楽しんだ長谷川さん、次なる場所を目指します。

T&M Bread Delivery sado Island

住所新潟県佐渡市羽茂本郷634-2
電話090-3064-2880
営業時間8:00~18:00
定休日日~木曜
Instagram@tandmbreaddelivery

一度は体験したい、佐渡の定番「たらい舟」

画像1: 一度は体験したい、佐渡の定番「たらい舟」

タクシーで15分ほどさらに南下。着いたのは、「矢島体験交流館」。誰もが一度は目にしたことのある、アレに乗るためにやってきました。そう、ジブリ作品『千と千尋の神隠し」のモデルとなったともいわれている「たらい舟」です。

磯ねぎ漁のために作られたというたらい舟は小回りがきくのが特徴。洗濯桶を改良したこの船を巧みに操るのは、熟練の技と漁業権を持つ女性船頭です。「あそこ、見える?」と指で示してくれたその先には海底を泳ぐ魚たち。周囲の風景のみならず、海の中まで案内してくれます。

画像2: 一度は体験したい、佐渡の定番「たらい舟」

岩場にはウニやサザエ。「はい」と獲って見せてくれるのも、漁業権を持っているからこそなせる技です。

画像3: 一度は体験したい、佐渡の定番「たらい舟」

船の揺れに慣れてきたころには自分で漕ぐこともできるので、長谷川さんも挑戦してみました。佐渡でしか体験できないアクティビティに大満足です。

たらい舟体験(矢島体験交流館)

住所新潟県佐渡市小木365-1
電話0259-86-2992
営業時間8:00~17:00(たらい舟の受付は16:30まで)
定休日11~3月は休業
webさど観光ナビ(矢島体験交流館)

歴史探索の名所で佐渡文化に触れる「宿根木」

画像1: 歴史探索の名所で佐渡文化に触れる「宿根木」

矢島体験交流館からタクシーで約10分。北前船の寄港地として発展してきた小木海岸の入江にある集落「宿根木」は、迷路のような路地に今も100棟を超える板壁の民家が密集する地。どこか懐かしく、ゆったりとした時間の流れるこの一帯は、今や佐渡観光の定番スポットとなっています。

画像2: 歴史探索の名所で佐渡文化に触れる「宿根木」

大正10年(1921年)の電信・電話の開始を記念して建てられたとされる旧宿根木郵便局をはじめ、押さえておきたい建造物は全部で12。公式サイトのマップを参照して散策すれば、より深く、宿根木の町並みを学べます。

画像3: 歴史探索の名所で佐渡文化に触れる「宿根木」
画像4: 歴史探索の名所で佐渡文化に触れる「宿根木」

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みを見ていると、船の仕事に従事した歴史を十二分に感じられるはずです。

宿根木

住所新潟県佐渡市宿根木
電話0259-86-3200(南佐渡観光案内所)
web宿根木 公式サイト
さど観光ナビ(宿根木)

幻想的に輝く夜の海をひとり占め「ナイトシーカヤック」

画像1: 幻想的に輝く夜の海をひとり占め「ナイトシーカヤック」

1日目のラストは、もう一度海の上へ。今度は、夜の海を楽しみます。サドベンチャー!から予約できる佐和田の海での「ナイトシーカヤック体験」にやってきました。着替えを済ませて、カヤックの操縦方法のレクチャーを受けて、いざ90分の体験に出発です。

画像2: 幻想的に輝く夜の海をひとり占め「ナイトシーカヤック」

カヤックにはライトが装着されていて、海底を照らしながら水面を進みます。初夏から秋は比較的海も穏やかだそうで、初心者でも安心してカヤックを楽しむことが可能。昼とは異なるなんとも幻想的な雰囲気の中、海底の魚たちを見ながらのクルージングに長谷川さんも夢中です。

見上げれば月明かりに星空と、都会では見られない景色を堪能できるのも佐渡ならでは。360度のパノラマを楽しみました。

佐和田ナイトシーカヤック

住所新潟県佐渡市河原田本町411
電話070-4348-0880(サードフィールドさど・13:00~17:00)
webサードフィールドさど 公式サイト

【まだある! こんなアクティビティ】

写真に収めたくなる、海に輝く無数の星

画像8: サイト活用でおトクに佐渡を満喫!JAL客室乗務員がモデルコースをプランニング

佐渡ならではの夜の景色として、ナイトシーカヤックと並んで人気なのが、「ウミホタルの観察会体験」。特別な夜にだけ見られる波面に青く光るこの景色は、新潟では佐渡島でしか見られない、夜行性の生き物「ウミホタル」が作り出してくれたもの。

画像9: サイト活用でおトクに佐渡を満喫!JAL客室乗務員がモデルコースをプランニング

月のない夜にのみ行われるこの観察会は、日時が限定されているので、渡島のタイミングが合った人のみが体験できる希少なもの。実施される季節も夏から秋までと限定されているので、見てみたいという人は、事前のチェックが必要です。

画像10: サイト活用でおトクに佐渡を満喫!JAL客室乗務員がモデルコースをプランニング

夏の空には天の川、下にはウミホタルと、上下に光る無数の星。「素敵……」と呟き、言葉にならない感動を噛み締める長谷川さんでした。

ウミホタル観察会体験

住所新潟県佐渡市豊田
電話0259-58-7285(一般社団法人佐渡観光交流機構)
webサドベンチャー! ウミホタル観察会体験 予約ページ
※毎年6〜10月に開催されています

あの宿のあの部屋も!? ぜいたくプランで宿泊

2日目は、400年の歴史を持つ佐渡金山を中心に電動付き自転車で気ままに観光スポット巡りの予定。さらにそこに名物ガイドの解説と、プレミアムな宿への宿泊がセットになった、おトクで少しぜいたくなプランをサドベンチャー!で見つけました!

宿はNIPPONIA 佐渡相川 金山町、伝統と風格の宿 ホテル万長、SADO RESORT HOTEL AZUMA、SADO NATIONAL PARK HOTEL OOSADO、朱鷺伝説と露天風呂の宿きらく、国際佐渡観光ホテル 八幡館、ホテルニュー桂の7施設が対象です。

〈モデルコース2日目〉

事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」

画像1: 事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」
画像2: 事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」

2日目のスタートは、サイクリングツアーの出発地点「きらりうむ佐渡」から。2019年にオープンしたこの施設は、佐渡金山の歴史や文化をより深く理解できるガイダンス施設。

画像3: 事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」
画像4: 事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」

佐渡金山の歴史や江戸時代の作業の様子などを再現した映像などが見られるシアターや、イラストや写真を多用し、わかりやすく解説しているパネルなど、佐渡金山を訪れる前に知っておきたい情報が盛りだくさんです。

画像5: 事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」
画像6: 事前予習で準備万端。佐渡金山の前はここへ「きらりうむ佐渡」

きらりうむ佐渡内にある観光案内所で自転車を借りたら、約8kmのサイクリングツアーに出発。佐渡金山までは坂道が続きますが、電動アシスト付きなので安心です。

きらりうむ佐渡は、さどまる倶楽部の会員証を提示すると、展示室観覧料が割引になります!

大人:300円→200円
小・中学生:150円→100円

きらりうむ佐渡

住所新潟県佐渡市相川三町目浜町18-1
電話0259-74-2215
営業時間8:30~17:00(展示室最終受付16:30)
定休日12月29日~1月3日
webきらりうむ佐渡 公式サイト
さど観光ナビ(きらりうむ佐渡)

ここから先は、サイクリングコースの中からスポットをピックアップしてご紹介します。

聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」

画像1: 聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」

途中に立ち寄ったのが、「佐渡奉行所跡」。金鉱脈の発見により、佐渡は幕府の直轄地となり、1603年に佐渡奉行所が設置されました。2000年に復元された御役所は、役所や白洲などの司法・行政の場と、金銀を精製する「寄勝場(よせせりば)」の機能を併せ持つ、佐渡独自の奉行所形態でした。

画像2: 聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」
画像3: 聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」

事前にお願いをしておけば、御役所の中をスタッフさんがガイド付きで案内。

画像4: 聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」

体験施設として復元された寄勝場では、事前申込をしておくと金銀の選鉱工程である石うすやねこ流しを体験できます。

画像5: 聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」
画像6: 聞いて体験して学ぶ。佐渡ならではの文化「佐渡奉行所跡」

佐渡奉行所跡も、きらりうむ佐渡同様、さどまる倶楽部の会員証提示で入館料の割引があります。なんと割引率は50%!

大人:500円→250円
小・中学生:200円→100円

史跡 佐渡奉行所跡

住所新潟県佐渡市相川広間町1-1
電話0259-74-2201
営業時間8:30~17:00
定休日12月29日~1月3日
web佐渡市(史跡 佐渡奉行所跡)
さど観光ナビ(佐渡奉行所跡)

祝・世界文化遺産登録。400年の歴史に触れる「佐渡金山」

画像1: 祝・世界文化遺産登録。400年の歴史に触れる「佐渡金山」

佐渡の景色を楽しみながら自転車をこぐこと約50分。たどり着いたのは、この旅のメインスポット「史跡 佐渡金山」です。

画像2: 祝・世界文化遺産登録。400年の歴史に触れる「佐渡金山」

人形を使って江戸当時の採掘作業を忠実に再現した「宗太夫坑 江戸金山絵巻コース」と、明治期以降の近代化産業遺産群が残る「道遊坑 明治官営鉱山コース」に分かれていて、それぞれに異なる時代背景を自らの足で回りながら見ることが可能。どちらか一つでも楽しめますが、佐渡金山を初めて訪れる人にはぜひ両コースとも見学することを強くおすすめします。

画像3: 祝・世界文化遺産登録。400年の歴史に触れる「佐渡金山」

地表から直接、掘り進んで金脈を採掘するうちに山がV字に割れたような姿になった跡が「道遊の割戸(わりと)」。佐渡金山のシンボルです。

画像4: 祝・世界文化遺産登録。400年の歴史に触れる「佐渡金山」

明治32(1899)年に開削され、佐渡金山の近代化に大きく貢献した機械掘り坑道「道遊坑」コースは、採掘跡、道遊の割戸を間近に見るポイント、高任公園からの道遊の割戸の絶景ポイントと、割戸を存分に堪能できます。

画像5: 祝・世界文化遺産登録。400年の歴史に触れる「佐渡金山」

さまざまな展示物が並ぶ資料室の一角には、本物の金塊に触れられるスポットも。ケースの中にある金塊を掴んでみた長谷川さん、12.5kgの重さと金の質感をしっかりと感じ「滅多にできない体験ですね……!」と、楽しんでいました。

サイクリングプランを使わずに「きらりうむ佐渡」と「佐渡金山」を訪れる場合は、サドベンチャーのフリーパスがおトクです!

史跡 佐渡金山

住所新潟県佐渡市下相川1305
電話0259-74-2389
営業時間4~10月 8:00~17:30、11~3月 8:30~17:00
定休日なし
web史跡 佐渡金山 公式サイト
さど観光ナビ(史跡 佐渡金山)

四季折々に変化する、荘厳な景観は圧巻「北沢浮遊選鉱場跡」

画像1: 四季折々に変化する、荘厳な景観は圧巻「北沢浮遊選鉱場跡」

きらりうむ佐渡に戻る途中で、忘れてはいけないフォトジェニックスポットに立ち寄ります。

画像2: 四季折々に変化する、荘厳な景観は圧巻「北沢浮遊選鉱場跡」

かつては東洋一といわれた金銀鉱石の選鉱処理施設「北沢浮遊選鉱場跡」です。崩れかかったコンクリートの建造物に緑のツタが絡まったなんともいえない景観は、ジブリ作品『天空の城ラピュタ」の世界観に近いとSNSを中心に話題。

画像3: 四季折々に変化する、荘厳な景観は圧巻「北沢浮遊選鉱場跡」
画像4: 四季折々に変化する、荘厳な景観は圧巻「北沢浮遊選鉱場跡」

ローマの古代遺跡・コロッセオを思わせる「シックナー」など巨大な建造物も点在しています。

画像5: 四季折々に変化する、荘厳な景観は圧巻「北沢浮遊選鉱場跡」

四季折々で雰囲気が変わるのはもちろん、観光シーズンにはライトアップも実施され、昼とは異なる表情が楽しめると評判です。ただし、夜はライトアップの明かりのみとなるので、懐中電灯などを持参して訪れてください。

北沢浮遊選鉱場跡

住所新潟県佐渡市相川北沢町3-2
電話0259-74-2389(ゴールデン佐渡)
webさど観光ナビ(北沢浮遊選鉱場)

行列必至の映え百景で、海と空が融合する一枚「あめやの桟橋」

画像1: 行列必至の映え百景で、海と空が融合する一枚「あめやの桟橋」

自転車を返却し、両津港までの帰路、SNSで話題の場所「あめやの桟橋」に立ち寄ります。真野湾の海岸の真ん中に位置していて、右に二見半島、左に小木半島、両方見渡せるこの場所は、もともと佐渡から日用雑貨を輸送する船が停泊するために造られた桟橋でした。その後、味噌醸造を営む「飴屋」に引き継がれたことを機に今の名称で呼ばれるようになったそうです。

画像2: 行列必至の映え百景で、海と空が融合する一枚「あめやの桟橋」
画像3: 行列必至の映え百景で、海と空が融合する一枚「あめやの桟橋」

約30mの橋が真野湾へまっすぐとせり出しているため、先端に立つと海と一体化したような写真が撮れると人気。長谷川さんも、大満足の一枚が撮れました。

青空はもちろん、オレンジに染まった空が美しいサンセットタイムも必見です。いずれの時間も多くの人でにぎわい、撮影のために行列ができることもあるので、少し時間に余裕を持って訪れるといいかもしれません。

あめやの桟橋

住所新潟県佐渡市河原田本町315
電話0259-67-7602(佐渡市観光振興課)

全国にファンを持つ鮮魚店の味わいに舌鼓「マルヨシ鮮魚店」

画像1: 全国にファンを持つ鮮魚店の味わいに舌鼓「マルヨシ鮮魚店」

あめやの桟橋から徒歩5分ほどの場所にある「マルヨシ鮮魚店」は、昭和28年(1953年)の創業以来、毎朝競りに出掛け、佐渡産の鮮魚を仕入れる人気店。佐渡の鮮魚を仕入れるならここ、という新潟県内外の飲食店も多く、全国各地に毎日魚を発送しています。

「今の時期ならやっぱりノドグロかな」とお店の方のおすすめで、ノドグロの刺し身の炙り(時価)を注文。さっそくその場で捌いて、炙っていただきます。バーナーで炙ることでノドグロ特有の脂が溶け出し、うま味が膨らんだところをぱくり、「おいしい!」。

画像2: 全国にファンを持つ鮮魚店の味わいに舌鼓「マルヨシ鮮魚店」

店内では、鮮度抜群な魚を使った加工品も販売。保存料や着色料を使用せず、素材の持ち味を十分に引き出したお店自慢の味は、お土産にも最適です。ひと味違ったアイテムを探している、という人はぜひ立ち寄ってください。

マルヨシ鮮魚店

住所新潟県佐渡市河原田本町189
電話0259-57-2234
営業時間9:00~17:30
定休日日曜
webマルヨシ鮮魚店 公式サイト

満たされ、癒やされ。自然と元気が出る旅へ

画像: 満たされ、癒やされ。自然と元気が出る旅へ

自然豊かで、独自の歴史を持つ佐渡。訪れる人を魅了してやまないこの場所には、さまざまな愛される理由が点在していることが知れた1泊2日でした。景色に触れ、文化に触れ、人に触れる。この島に漂う穏やかな空気感もあいまって、知らず知らずのうちに心を浄化。明日からまた頑張ろう! そんな気分になれる佐渡旅行に、あなたも出掛けてみませんか?

サドベンチャー!で体験プランを利用すると、島内のお土産屋や飲食店等で使える2,000円分クーポンがもらえる 世界文化遺産登録記念「歴史・文化・自然体験キャンペーン」も実施中。2024年11月30日までの期間限定です!

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