国際通りの裏通りや牧志公設市場周辺には、地元の人々も足を運ぶ那覇の飲み屋街が広がっています。そこで親しまれているのが、1,000円前後でお酒とおつまみを気軽に楽しめる「せんべろシステム」です。魅力は安さだけではなく、屋台のように開放的な雰囲気の中で、店主やお客さん同士の温かな交流が生まれること。そんな人情味あふれる空気に触れられるのも、夜の那覇ならではの楽しみです。大人の沖縄旅におすすめしたいローカル体験へとご案内します。

※価格は税込み表記です。

那覇で楽しむ「せんべろシステム」とは?

画像: 那覇で楽しむ「せんべろシステム」とは?

一般的に「せんべろ」は、1,000円前後で気軽にお酒を楽しめる酒場や飲み方を指す言葉として使われることが多いでしょう。しかし那覇では少しだけニュアンスが異なり、1,000円前後でドリンク数杯とおつまみがセットになったシステム(メニュー)の名称として用いられます。

那覇の国際通りの裏手や牧志公設市場周辺には、小さな居酒屋や立ち飲み店といったせんべろシステムの飲食店が点在し、観光客だけでなく地元の人々にも日常的に親しまれています。

安く飲めるというイメージが先行しがちですが、沖縄料理を少しずつ味わえたり、オリオンビールや泡盛を楽しめたり、店主や隣り合った人とのほどよい距離感を楽しんだり。昼の観光とはまた違う、沖縄のローカルを体感できる場所としても魅力的です。

鮮魚店直営ならではの一品を楽しめる人気店|川かみ鮮魚3号店

画像1: 鮮魚店直営ならではの一品を楽しめる人気店|川かみ鮮魚3号店

まず訪れたいのは、那覇らしい活気を感じられる「川かみ鮮魚3号店」。鮮魚店直営ならではの魚料理と、ドリンク3杯が付くわかりやすいセット内容で、初めてでも立ち寄りやすい一軒です。

新鮮なお刺身に、好きな料理1品、そしてドリンク3杯が付いて1,000円という、気軽に楽しめる内容です。観光客はもちろん、地元の人々にも愛される理由がよくわかります。

画像2: 鮮魚店直営ならではの一品を楽しめる人気店|川かみ鮮魚3号店

通り沿いに面した開放的な雰囲気の中、街のにぎわいを感じながら過ごせる店内。席の利用は90分制のため、夜の那覇を歩きながら気軽に立ち寄る一軒としてもぴったりです。

画像3: 鮮魚店直営ならではの一品を楽しめる人気店|川かみ鮮魚3号店

鮮魚店直営ならではの新鮮なお刺身。この日は、ビンチョウ、キハダなどの「マグロ3種盛り」が登場しました。カジキやメカジキなど、その日の仕入れに合わせて内容が変わるため、訪れるたびに違った味わいを楽しめるのもうれしいポイントです。

画像4: 鮮魚店直営ならではの一品を楽しめる人気店|川かみ鮮魚3号店

さらに、「本日のメニュー」から好きな料理を1品選べるのも大きな魅力です。

豚足をとろとろに煮込んだ沖縄料理「テビチ」をはじめ、アラ汁、魚のマース煮(塩煮)など、魚料理を中心に沖縄らしいおつまみもそろう充実の内容。

ドリンクは、オリオンビールや泡盛、焼酎、ウイスキー、日本酒、ワインまで幅広く用意。ノンアルコールビールやソフトドリンクもあるので、お酒を飲まない方も街歩きの途中に気軽に立ち寄れます。

川かみ鮮魚3号店

住所沖縄県那覇市松尾2-10-20
営業時間14:30~22:15(フードL.O.21:30、ドリンクL.O.21:50)
定休日年に1回ほど不定休

サウナ併設!創作料理が楽しめる人気酒場|大衆キッチンたまや

画像1: サウナ併設!創作料理が楽しめる人気酒場|大衆キッチンたまや

食事もしっかり味わいたい方におすすめなのが、2023年にオープンした「大衆キッチンたまや」。料理は沖縄料理から創作料理まで、全40品がラインナップされています。

画像2: サウナ併設!創作料理が楽しめる人気酒場|大衆キッチンたまや

同店は、好きなドリンクを選べる「おはじき3枚」付きで1,000円というシステム。メニューに付いた★の数に応じて、おはじきを使ってドリンクを注文するスタイルです。追加1,000円で注文できる「追いべろ」も用意されています。

2階には系列店の「サウナの珠湯」があり、サウナを利用した方は、おはじきが4枚になるサービスも。サウナ後に軽く食事を楽しみたいときにも立ち寄りやすいお店です。

画像3: サウナ併設!創作料理が楽しめる人気酒場|大衆キッチンたまや

キンキンに冷えた生ビールと一緒に、お店の人気メニューを注文しました。

「ソーキのトマト煮」は、軟骨までとろとろに煮込まれた豚のソーキに、トマトの風味がしっかり染み込んだ一品。

肉厚な県産ピーマンに、自家製の肉味噌をディップしていただく「肉味噌ピーマン」は、常連さんにも人気のおつまみメニュー。甜面醤のやさしい甘さに香辛料の風味が重なり、つい手が伸びるおいしさです。

画像: 元々工場だった建物をフルリノベーションした、スタイリッシュな店内

元々工場だった建物をフルリノベーションした、スタイリッシュな店内

平日はオープンから19時までハッピーアワーも開催。明るい時間からふらりと立ち寄って、食事や一杯を楽しみながら、那覇の夜のはじまりをゆったり過ごせます。

大衆キッチンたまや

住所沖縄県那覇市松尾2-11-1
営業時間平日 17:00~24:00
土・日曜、祝日 15:00~24:00
定休日毎月第1水曜
Instagram@kitchen_tamaya69

開放的な屋台スタイルで楽しむ寿司酒場|米仙

画像1: 開放的な屋台スタイルで楽しむ寿司酒場|米仙

変化を付けたいなら、寿司を気軽に楽しめる「米仙」へ。市場中央通りのにぎわいを感じる屋台のような空間で、近海魚を使った寿司や海鮮メニューを味わえます。外のカウンター席は開放的で、市場中央通りのにぎわいをすぐそばに感じることができます。

週末は行列ができることもあるそうですが、席は60分制のため比較的回転もスムーズ。時間に余裕を持って、街歩きの途中に立ち寄ってみてください。

画像2: 開放的な屋台スタイルで楽しむ寿司酒場|米仙

名物は、近海で獲れた魚を中心にしたおまかせ五貫盛りに、ドリンク3杯が付く「寿司べろ」(1,600円)。

県産本マグロをはじめ、カンパチ、マダイなど、その日ならではの新鮮なネタを味わえます。

画像3: 開放的な屋台スタイルで楽しむ寿司酒場|米仙

口に入れると、とろけるようなうまみが広がる「炙り石垣牛寿司」。二貫で360円とリーズナブルなお値段もうれしく、少しだけつまみたいときにもぴったりです。

「鮮魚ブツ切り刺し」は、県産本マグロやセーイカ、サーモンなど、大ぶりのお刺身がたっぷり盛られた人気メニュー。鮮度抜群の海鮮の魅力をしっかりと楽しめます。

画像4: 開放的な屋台スタイルで楽しむ寿司酒場|米仙

隣接する系列の居酒屋「垂れ屋」の焼き物メニューも注文できるほか、沖縄料理のおつまみも豊富にそろっています。寿司や海鮮と一緒に、いろいろな味を少しずつ楽しめるのもこのお店ならではの魅力です。

寿司と石垣牛握り 米仙(こめせん)

住所沖縄県那覇市松尾2-10-20
営業時間17:00~22:00
定休日水曜
Instagram@tareya.okinawa

手づくり餃子と沖縄の味を楽しむ路地裏酒場|餃子の店 華

画像1: 手づくり餃子と沖縄の味を楽しむ路地裏酒場|餃子の店 華

もう少しディープな雰囲気を楽しむなら、浮島通りから細い路地に入った先にある、地元客に愛される隠れ家中華居酒屋「餃子の店 華」へ。光を放つ大きな看板とちょうちんが目印の隠れ家的な一軒です。

画像2: 手づくり餃子と沖縄の味を楽しむ路地裏酒場|餃子の店 華

赤い提灯や傘が天井を彩る店内は、まるでアジアの屋台に迷い込んだかのような雰囲気。異国情緒たっぷりの空間は、旅気分をさらに盛り上げてくれます。

画像3: 手づくり餃子と沖縄の味を楽しむ路地裏酒場|餃子の店 華

ここにあるセットは、餃子5個とドリンク2杯が付いた「餃ベロ」(1,200円)。

皮から手づくりした、ころんと丸い餃子は、もっちりとした食感が特徴です。ニンニクの風味が効いており、ひと口食べると肉汁がじゅわっとあふれ出し、思わず箸が進む本格派。

電話注文でテイクアウトもできるので、ホテルに戻ってからゆっくり楽しみたいときのおつまみにもぴったりです。

画像4: 手づくり餃子と沖縄の味を楽しむ路地裏酒場|餃子の店 華

「山羊刺し」など、沖縄ならではの郷土料理メニューも豊富。クセが少なく、山羊料理が初めての方でも試しやすい味わいです。旅先だからこそ出合える、少し珍しい沖縄の味として楽しんでみてはいかがでしょうか。

餃子の店 華(はな)

住所沖縄県那覇市牧志3-4-6
営業時間平日 17:00~24:00
金・土曜 17:00~26:00
定休日火曜
Instagram@gyouzanomise_hana

裏通りを歩くほど見えてくる、夜の那覇の表情

画像: 裏通りを歩くほど見えてくる、夜の那覇の表情

店の人との会話、路地のにぎわい、沖縄らしい一品、地元の人が過ごす夜の風景。裏通りを歩くほど、昼の観光だけでは出合えない那覇の表情が見えてきます。次の沖縄旅行では、ホテルに戻る前に少しだけ夜の街を歩いてみませんか。

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