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西村 愛
2004年からスタートしたブログ「じぶん日記」管理者。47都道府県を踏破し、地域の文化や歴史が大好きなライター。
島根「地理・地名・地図」の謎 (実業之日本社)、わたしのまちが「日本一」事典 (PHP研究所)、ねこねこ日本史でわかる都道府県(実業之日本社)を執筆。 サントリーグルメガイド公式ブロガー、Retty公式トップユーザー、エキサイト公式プラチナブロガー。
前編はこちら
朝、「久米島エスコートツアーズ」の船に乗ってハテの浜へ出発!
久米島最大の観光&アクティビティスポットである「ハテの浜」。エメラルドグリーンのグラデーションに囲まれた真っ白なビーチは誰もが魅了される絶景です。
ハテの浜は全長7キロ、サンゴ礁の上に積もった砂でできた3つの砂州。リーフに囲まれていることで潮の流れが集まることから、波により砂が堆積し作り出された砂浜です。この周辺海域は非常に遠浅であることから、露出した砂地が島となり形成されています。昔は地元の人に「東浜(あがりはま)」と呼ばれていましたが、1980年代くらいから「ハテの浜」と言われるようになりました。
渡し船は島内6つの会社が行っており、そのうち1社だけは一番遠く大きな島まで行くことができます。その他の5社は「中の浜」と呼ばれる真ん中の島までの渡船となり、今回はその島まで渡ることとしました。
全方位青い世界へ出発!ハテの浜を目指します。
今回私が利用したのは「久米島エスコートツアーズ」。各社さまざまな特色を生かしてハテの浜への渡し船を行っています。エスコートツアーズは前日に出発時間を教えてもらえ、ホテルまでの送迎付き。
潮の満ち引きにより毎日出発時間が変わります。今回は朝出発で1時間半滞在する半日コース。港まで行ったらグラスボートに乗り換えます。この日は早めの8時半出航。
グラスボート。この海域の浅さがよくわかります。魚もたくさん、海藻もたくさん。天然もずくも見られました。 10分くらい走ると枝サンゴを見ることもできます。豊かな海を感じつつ、浜を目指します。
久米島から「奥武島」へつながる橋をくぐり。海側から久米島の様々なスポットを見ることもできます。奥武島レポートはこの後です!
奇岩や浸食された岩なども見ることができますし、透明度高い海水で海底もガラス越しに楽しむことができます。乗船時間片道30分、あっという間に到着します。
海底が真っ白な砂浜である海域に太陽の光が差し込むとバスクリン色に!エメラルドを超えてターコイズブルー。この周辺では天然もずくの育成と、もずく養殖が盛んです。
純白の砂浜と透明度高い青い海。東洋一美しいビーチ「ハテの浜」で癒される。
いよいよ念願のハテの浜に到着。
さらっさらの砂浜に船から降り立ったらいくつかの注意事項を受けてその後は1時間半のフリータイム!
マリンアクティビティは要予約ですが、その場での交渉も可能です。但しピークの夏の季節などはかなり混雑が予想されるので予定しておいた方が良さそう。梅雨
の予報を吹っ飛ばして紫外線MAXです。日焼け対策はやりすぎるくらいやっておいた方が無難です。中の浜
は昔、真っ白で広大な砂浜にトイレがポツン…、という特異な景色で話題になったこともあるのですが、最近ではレンタルパラソルや休憩所などが作られて利用しやすくなっています。
透明度抜群の海でシュノーケリング、ダイビングをしたり、ジェットスキーを楽しんだり、のんびりと浜の散策、私のようにカメラを持って撮影大会したりと自由に時間を使えます。
ハテの浜を外しては久米島を語れない!
言葉では語りつくせない、行くべき価値あるスポットです。
いよいよ到着、ハテの浜。いきなり美しすぎて言葉を失います。
青い海、白い砂浜!砂浜はサンゴ礁の上に積もった砂。この砂もサンゴからできているので本当に真っ白。
休憩所やマリンスポーツのレンタルができる設備が整えられています。
船着き場の反対側は遊泳禁止。でもこちら側の方が青く美しいんです!
パラソルは予約制。強い紫外線が降り注いでいるので予約しておくといいです。(休憩所にも屋根はあります)ピークになるともっとたくさんのパラソルが並ぶそうですよ~
遠浅の海。さらにこの日は引き潮で遠くまで行けた様子。潜るとたくさんの魚がいたそうです!海が浅いので潮が引き切る前に戻ります。1時間半はあっという間。炎天下となりますのでハテの浜へ渡る際は水分やタオルの持参を忘れずに~(港に売店がありました)。
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