今回は、熊本県中部の宇土半島の南側、不知火海沿岸に位置する神秘的で幻想的な宇城市不知火町をご案内します。
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日本航空 熊本支店
まずは、神様がエイに乗って来たという伝説が残る「永尾劔(えいのおつるぎ)神社」を参詣します。
(バス:阿蘇くまもと空港~熊本交通センター*~松橋産交~永尾)
「永尾劔神社」は名所 “海に浮かぶ鳥居” があり、旧暦8月1日には不知火の観望とともに、伝説を継承する「不知火・海の火まつり」が開催されます。海の鳥居を囲む海上花火は幻想的で美しく、毎年多くの人が訪れます。今年の「不知火・海の火まつり」は雨の影響により中止となりましたが、花火大会は8月29日に開催されました。
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夕やけの「永尾劔神社」鳥居
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「不知火・海の火まつり」鳥居を囲む海上花火
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産交バス「永尾」バス停
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713年創建の永尾劔神社
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本殿には多くのエイの絵が展示
“海の鳥居” から海岸沿いを歩き、漁業・醸造の町として栄えた「松合(まつあい)」地区へ。ランチには「錦寿司」さんで、旬の地魚を使った地元名物「まっちゃにぎり」をいただけます。ワラで燻製にしたマナガツオやシャクなど、見た目も美しく、どれも新鮮で、とても美味しいですよ。春には、4cmほどの小さなイカ、名物の「トッカン(ミミイカ)」が食べられます。ちなみに「まっちゃ」とは地元の方言で「松合」のことです。
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地元名物「まっちゃにぎり」
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見た目が可愛い「トッカン」
町中を歩いて行くと、「松合土蔵白壁群」が現れます。白壁の美しい町並みは、静かで穏やかな空気感に包まれてとても心地良いです。細道を入ると、劇場版アニメの風景の舞台にもなったノスタルジックな雰囲気が漂います。
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「松合土蔵白壁群」入口
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美しい「なまこ壁」
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潮の具合を見ていた「汐見坂」
旅の終わりは「世界文化遺産・三角西港」へ。松合からバスで、海沿いの風景を楽しみながら終点「三角産交」に行き、「三角西港」行きのバスに乗り換えです。秋から冬にかけては途中、山沿いの緑のなかに宇城市名産の柑橘類を見ることができます。バスの発車時間までは、レトロモダンなJR三角駅と三角東港「海のピラミッド」の散策がおすすめです。
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宇城市名産「不知火(デコポン)」
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三角東港のシンボル「海のピラミッド」
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三角西港の「浦島屋」
あまり知られていないけれど魅力いっぱいの宇城市不知火町、ぜひ訪れてみませんか?
*2019年9月11日より「熊本交通センター」は、「熊本桜町バスターミナル」へ名前が変わります。
〔宇城市観光についてのお問い合わせ先〕
Tel:0964-32-1111
宇城市企画部まちづくり観光課
※旅コラムは、2019年9月4日時点の内容です。
掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。