画像: JALスタッフおすすめ!江の島を基点とする海上交通「かながわシーライド」が運航開始!

日本航空〔ESG推進部〕 森

こんにちは、日本航空ESG推進部の森です。

江の島を基点に運航「かながわシーライド」

神奈川県藤沢市の観光スポット「江の島」を基点に海上交通「かながわシーライド」が運航を開始したという噂を聞き、実際に乗りに来ました!

ところで、「海上交通」とは一体何か。

「海の上の交通...ということは船のことか」というのは多くの方が想像できそうですが、実際に海上交通「かながわシーライド」について、神奈川県庁の職員の方にお話を伺いました。
神奈川県では、今年の3月に江の島の島内にある湘南港に係留施設「SHONAN江の島桟橋」を整備し、そこを基点に運航する船舶を海上交通「かながわシーライド」と呼んでいるようです。

画像: 湘南港

湘南港

また、海上交通にはいくつかのラインナップがあるそうで、「海上タクシー(乗合)」、「海上タクシー(貸切)」、「チャータークルーズ」の3種類とのこと。

まず、「海上タクシー」というのは大体10人乗りくらいの小型船で、それがバスのように時刻表に基づいて運航しているものを「乗合」、時間に関係なく船を貸し切るものを貸切というのだとか。乗合は貸切に比べてリーズナブルに利用できるようで、片道で大人3,000円~とのこと。一方の貸切は乗合に比べると価格は上がりますが、時間に拘束されずよりプレミアムな時間を過ごせそうです。
また、「チャータークルーズ」は100名程度が乗船できる大型船で、時間も場所も運航事業者と相談しながらプランを決めていくことになるので、自分好みに設定できるようです。こちらは個人の利用というよりは団体で申し込むことになると思いますが、会社の慰安旅行として、旧友たちとの同窓会の場など、大人数ですてきな思い出が作れそうです。

画像: チャータークルーズ (株)ケーエムシーコーポレーション所有「オセアンブルー」

チャータークルーズ
(株)ケーエムシーコーポレーション所有「オセアンブルー」

なるほど、このラインナップはどれもこれも魅力的ですね!
今回はこの中でも、海上タクシーの乗合を利用してみることにしました。

葉山マリーナから出発

海上タクシーの乗合もいくつかの航路があるようですが、今回は葉山マリーナと江の島を結ぶ航路を運航している(株)葉山マリーナさんにお世話になります。葉山マリーナから出発しますが、その前にマリーナに併設されているマリーナプラザにも立ち寄ることにしました。

画像1: 葉山マリーナから出発

人気マリンブランドのカジュアルウェアのショップなどがあり、船に乗る前に思わず手にとってしまいました。
また、葉山と言えば「MARLOWE」の焼きプリンです。湘南随一のハーバービューカフェということで、葉山の海を一望しながら舌鼓。最高のひと時です。

では、いよいよ、海上タクシーに乗り込みます。

画像: 「MARLOWE」の焼きプリン

「MARLOWE」の焼きプリン

画像2: 葉山マリーナから出発

海上タクシーを満喫

乗り込むのはFALCONという10人乗りの小型船です。
ライフジャケットを着用して乗船すると、なんとびっくり、船内は豪華な雰囲気で、ゆったりとくつろげるソファもありました。また、奥に行くとトイレや洗面台もあります。

画像: FALCON

FALCON

いざ出発!せっかくなので、船内から出てデッキに立ってみました。
始めはゆっくりとしたスピードで、そよそよとした気持ちのよい風を感じながら海の風景を楽しんでいましたが、徐々にスピードが上がり、風と波の勢いを感じます。暑い日の乗船でしたが、この疾走感がとても爽やかで気持ちも高まります!

少し行くと景色が変わり、森戸海岸が見えました。また、白い灯台と赤い鳥居も確認できます。こちらについて、クルーの方に尋ねてみると、白い灯台は葉山灯台、別名「裕次郎灯台」と言い、俳優の石原裕次郎さんを偲び、三回忌に兄である石原慎太郎さんが建設したということです。
また、隣にある赤い鳥居は沖合700メートルにある名島という岩礁の上に建っていて、源頼朝が建立したと言われる森戸神社の鳥居であるとのことです。
名島は歩いていくことができないため、この灯台と鳥居は葉山の海を象徴する景色の一つであるとともに、海上タクシーの名物になっているようです。

画像: 海上タクシーの旅

海上タクシーの旅

画像: 葉山灯台と鳥居

葉山灯台と鳥居

また、本日は見ることが叶いませんでしたが、空気が澄んだ日には富士山を望むことができるのだとか。せっかくなので、写真を見せてもらいました。富士山と江の島が重なった姿はとても雄大で、遮るものがないこの景色を見られるというのはとても貴重ですね。

画像: 海上タクシーから富士山と江の島を望む

海上タクシーから富士山と江の島を望む

このような感じで1階の空間だけでも十分楽しめるのですが、せっかくなので2階に上がってみます。そうするとなんとそこには操縦席が!!!
操縦席の前の座席に座らせていただき、船の一番高いところからの景色を楽しみます。船長さんの目線で海を見渡せるのは最高ですね。これは老若男女問わずテンションが上がること間違いなし!セレブ気分で極上の贅沢タイムです。

画像: FALCON 操縦席

FALCON 操縦席

このように絶景を楽しみながら移動までできるなんて、至れり尽くせりとはこのことです。また、葉山と江の島を車で移動する場合は国道134号を利用することになりますが、この道は渋滞していることが多いとのことで、海上タクシーは渋滞のストレスからも解放されるそうです。30分で葉山から江の島を移動できる(スピードを上げれば20分)ということですが、このような状況で片道3,000円というのは十分お得に感じました。

海上タクシーの旅も終わりにさしかかり、到着地点の江の島が段々と大きく見えてきます。楽しい時間はあっという間で、同じ30分でも飛行機の飛行時間よりも短く感じましたし、まだまだ乗っていたい、と思ってしまいました。聞けば、葉山マリーナさんでは、葉山と江の島を一日に3往復しているのだとか。江の島観光を1日満喫して、その往復は海上タクシーを利用するというのもすてきですね。

さて、江の島に到着し、整備されたばかりのSHONAN江の島桟橋におりて、海上タクシーでの移動は終了になります。

画像: SHONAN江の島桟橋

SHONAN江の島桟橋

また、今回は葉山から江の島への移動となりましたが、海上タクシー(乗合)には、江の島とリビエラ逗子マリーナ、江の島と大磯港を結ぶ航路もあるとのことで、こちらにも注目したいところです。

海上タクシー(貸切)やチャータークルーズなども含め、詳細については、神奈川県のホームページ「海上交通〔かながわシーライド〕について」をご覧いただければと思います。さらに、海上交通と周辺施設を組み合わせたお得なツアーも参加者募集中とのことです。こちらもぜひご確認ください。

画像: 海上交通「かながわシーライド」について (神奈川県ホームページ 公式サイト) www.pref.kanagawa.jp

海上交通「かながわシーライド」について
(神奈川県ホームページ 公式サイト)

www.pref.kanagawa.jp
画像: 海上交通「かながわシーライド」 ツアー (神奈川県ホームページ 公式サイト) www.pref.kanagawa.jp

海上交通「かながわシーライド」 ツアー

(神奈川県ホームページ 公式サイト)
www.pref.kanagawa.jp

今回、このような体験をすることができましたが、この感動を皆さんにお伝えしたいと思い、この記事を書いています。また、私が海上タクシーを利用したのは夏本番の時期で、暑さの中、湘南の風と海の爽快感を感じるのにぴったりの季節でした。しかし、景色は寒い時期の方が空気が澄んでいてよく見えるのだとか。一年を通して、いろいろな楽しみ方ができるのも見どころの一つですね。

最後に、われわれが皆さまに提供している飛行機は空のSHIPですが、そこから見える素晴らしい景色やお客さまに快適に過ごしてもらうための工夫などは、海上交通にも通じるものがあると感じました。ぜひ、皆さまの旅の途中で、空、海どちらのSHIPもご利用いただき、すてきな思い出を作っていただければと思います!

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