
伊藤 初美
年間400軒以上食べ飲み歩くグルメブロガー。グルメ情報はX(@hatsu823)を中心に各SNSでも発信中。
140名限定のオンラインサロン「東京グルメサロン」主宰。「グルメはコミュニケーション」が人生のテーマ。
※価格は税込み表記です。
〔タイパ重視〕1分1秒を惜しむ旅に!サクッと白浜を凝縮体験できる名店3選
駅近の「とれとれ市場」でサクッと楽しむ!老舗「丸新本家」のTKG
和歌山・南紀白浜の玄関口である白浜駅から車で約5分というアクセスの良さを誇る「とれとれ市場」。旅の始まりや電車の待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間にもサクッと立ち寄れる便利なロケーションです。

地元の新鮮な海の幸や特産品がずらりと並ぶ賑やかな市場内で、いま特に熱い視線を集めているブースがあるんです。それが、明治創業の歴史を持つ湯浅の醸造元「丸新本家」が新設した、卵かけご飯(TKG)の専用スペース!

観光の合間の限られた時間でも、サッと立ち寄って和歌山の伝統発酵文化をダイレクトに体感できるとあって、観光客の間でも話題を呼んでいるんです。

メニューは潔く「卵かけご飯(500円)」のみ。金山寺味噌とずらりと並んだ約8種類の醤油がセットで提供されます。注文してすぐに目の前に運ばれてくるスピード感も、駅近という立地と相まって旅先でのタイパを高めてくれますね。

面白いのが、醤油が全てスポイト型の容器に入っていること。1回で約1mlという絶妙な量がかけられる仕組みになっていて、半合ほどのご飯の上で、少しずつ味を変えながら食べ比べができるシステム。

白浜らしさ満点の可愛いパンダのラベルの「たまごごはんしょうゆ(パンダ瓶)」は、味はさすが老舗の実力派!卵かけご飯のために絶妙なバランスでブレンドされていて、口に含むと、まろやかな出汁の旨味と上品な甘みがふわりと広がります。

「生一本黒豆」は丹波の黒豆を贅沢に使った、丸新本家の代名詞とも言える逸品。すっきりとしたキレがありながら、鼻から抜ける香りが驚くほど上品。卵かけご飯全体の味わいをキリッと引き締めてくれます。

黄金色に輝くご飯へ少しずつ醤油を垂らしながら、自分だけのベストな組み合わせを探していく時間はワクワクします!1杯のご飯の中で何通りもの味わいに出会えるのも嬉しいです。

もう一つの主役が、田辺市中辺路町の養鶏場「かごしげ農園」が手がける「醤油卵」。実はこの卵、醤油を搾った後に残る、大豆や小麦などの固形物を飼料にして育った鶏から生まれたもの。
器に割り入れた瞬間にわかるのは、ぷっくりと盛り上がった濃厚な卵白と、深く鮮やかな色をした黄身の質の高さ。お箸で割ると、とろーりと濃密に流れます。

白浜駅からほど近いため、移動の合間のちょっとした隙間時間に和歌山の魅力を体験ができるこのブースは、まさに旅の強い味方。
ここで見つけたお気に入りの醤油をお土産に持って帰れば、旅が終わった後の食卓でも、白浜の楽しい思い出がきっと鮮やかに蘇るはず。
丸新本家 とれとれ市場 南紀白浜店
| 住所 | : | 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521 |
|---|---|---|
| 電話番号 | : | 0739-42-1051 |
| 営業時間 | : | 8:30~18:30 |
| 定休日 | : | 不定休 |
| 公式サイト | : | https://www.marushinhonke.com/ |
メニューは1択!タイパも味も妥協しない本気の海鮮丼「シラセン食堂」
白浜エリアといえば美しい海や観光地のイメージが強いですが、実は地元の食通たちが密かに注目している新店があるんです。それが、40年以上の間、白浜で街の台所として愛され続けてきた老舗「白浜鮮魚」がプロデュースする「シラセン食堂」です。

近年、日本人の「魚離れ」がニュースでもよく話題になりますが、そんな時代だからこそ「本当においしい魚の魅力を、もう一度みんなに届けたい!」という店主さんの熱い想いからこのお店は生まれました。

店内に入ってまず驚くのが、お品書きのシンプルさ。なんと、メニューは「日替わり海鮮丼定食(1,650円)」のたった一つだけなんです。

席に座って「あれにしようか、これにしようか」と迷う時間はゼロ。注文に悩むロスタイムがないので、席に着いてからの流れがとにかくスムーズ。忙しい旅の合間や、サクッとおいしいもので満たされたい時にもこれ以上ない贅沢なシステムですよね。

この日の海鮮丼には、贅沢にも7種類のネタが美しく盛り付けられていました。その日仕入れた素材の状態によって乗せる具材が変わるため、訪れるたびに新しい美味しさに出会えるのが魅力です。

まずは王道の「マグロ」。しっとりとした質感で、噛むほどに赤身特有の濃厚な旨味と上品な酸味が口いっぱいに広がります。

ねっとりとした舌触りが心地よい「ネギトロ」。口の中でふわっととろけ、ネギの爽やかな風味と合わさることで、ご飯がどんどん進む美味しさです。

脂の乗った「カンパチ」は、コリッとした食感と、クドさがない上質な脂のコクがたまりません。香ばしい香りの「炙りサーモン」は口に入れた瞬間にジューシーな甘みが広がります。

無駄を削ぎ落としたモダンで洗練されたインテリアは、まるで都会のデザインキッチンのよう。明るく清潔感にあふれていて、女性一人でも心地よく過ごせる雰囲気です。
メニューが1種類に絞られているおかげで、料理が手際よく運ばれてくるところも嬉しいですね。空間の心地よさと、無駄のないスマートな提供スピードが合わさり、短い時間でも満足度の高いグルメが味わえますよ。
ぜひ、その日限りの最高の旬を味わいに、足を運んでみてください。
シラセン食堂
| 住所 | : | 和歌山県西牟婁郡白浜町2679-4 |
|---|---|---|
| 電話番号 | : | 0739-42-4045 |
| 営業時間 | : | 水・木・金・土・日 11:30~14:00 |
| 定休日 | : | 月曜日・火曜日・毎月1日 |
| 公式サイト | : | https://www.shirasen.com/shirasen_syokudou |
20時間煮込んだ絶品豚骨醤油。駅徒歩1分で出会う和歌山ラーメン「笑福」
白浜駅から歩いてわずか1分という抜群のロケーションにある「笑福」。
旅の合間や移動の前後にサクッと立ち寄れるタイパの良さも魅力的なラーメン店です。

ここで提供されているのは、地元で古くから「中華そば」の愛称で親しまれてきた、伝統的な和歌山ラーメン。のれんをくぐる前から、どこか懐かしく香ばしい醤油豚骨の香りが漂ってきて、食べる前から期待が膨らみます。

こちらの店主さん、実は大の「中華そば好き」が高じてお店をオープンさせてしまったという、情熱の持ち主なんです。もともとは趣味のバイクで全国のいろいろなラーメン店を巡り、食べ歩きを楽しんでいたのだそう。「もっと自分の理想の一杯を追求したい」という想いが原動力となり、独学で試行錯誤を重ねてこのお店を開業されました。

待ちに待った「中華そば(750円)」。本格派の一杯がスピーディーに登場するスピード感も、限られた観光時間を有効に使いたい私たちにとって嬉しいタイパ要素ですね!

まず目を引くのは、濃厚なブラウン色の美しいスープ。レンゲですくってみると、程よいとろみがあり、豚骨の旨味と醤油のコクがしっかりと溶け込んでいます。まろやかでありながらもキレのある、まさに正統派の和歌山ラーメンの味わい。

麺は、黄色いストレートの細麺。濃厚なスープと実によく絡むように計算されていて、すするたびに小麦の優しい風味とスープの旨味を口の中へ運んでくれます。

しっとりとした食感のチャーシューは、肉の旨味が感じられるものが3枚も入っていて満足感もたっぷり。そこにシャキシャキとした食感が楽しいネギ、幅広で柔らかく食べ応えのあるメンマ、彩りを添えるナルトが加わります。

ラーメンにトッピングされているおいしいチャーシューを、お酒のお供として贅沢に味わうことができる「おつまみチャーシュー(500円)」。しっとり柔らかくジューシーなお肉に特製のタレが絡んで、ビールやハイボールとの相性は抜群。

店内はアットホームで温かい雰囲気なので、おひとり様でふらりと立ち寄ってカウンターで一杯飲むのにもぴったり。広いテーブル席もあるため、家族や友人同士でも大歓迎の空間です。
無類の中華そば好きが作ったこだわりの一杯と、笑顔溢れるアットホームな空間が、優しく迎えてくれますよ!
白浜 笑福
| 住所 | : | 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田489-1 |
|---|---|---|
| 電話番号 | : | 090-7889-1757 |
| 営業時間 | : | 11:30~14:00、17:30~21:30 |
| 定休日 | : | 月曜日 |
| 公式サイト | : | https://shirahamashofuku.jimdofree.com/ |
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