日本のワイキキビーチ？　空港から15分の和歌山県・白浜を巡る旅

白浜温泉と白良浜から眺める和歌山随一の絶景。海水浴と温泉をまとめて楽しむ

白良浜、白浜温泉・崎の湯

「日本のワイキキビーチ」との呼び声高い白良浜は、関西地方から多くの人々が集まる絶景スポット。エメラルドグリーンの海と、640mに渡って続く白い砂浜のコントラストが魅力です。そんな白良浜は海で遊んでも良し、景色を眺めても良しの二度楽しめるビーチ。有馬温泉や道後温泉と並び「日本三大古湯」とされる白浜温泉に浸かりながら海を眺めるプランはいかがでしょうか？　おすすめの湯は、日本最古の湯壷といわれる「崎の湯」。

湯船から海までは10メートルほど。太平洋に突き出した露天風呂に浸かれば、そこはまるで海のなかに浮かぶ天国です。

とれとれ市場は西日本最大の魚介マーケット。和歌山の珍しいグルメと梅酒が揃う

とれとれ市場　南紀白浜

旅行といえば食。その土地の名産を楽しみに旅をする方も多いのではないでしょうか？　和歌山の名産品が集まる「とれとれ市場」はぜひ足を運んでほしいスポット。食事処が併設されたこの市場内では、購入した食材をその場で調理し、新鮮な魚介を味わうことができます。なかでもぜひチャレンジしてほしいのは珍味・ウツボ。見た目に反して上品で繊細なこの白身魚は、かねてより地元の漁師に愛されてきました。薄造りで食べると、その味わいはまるでふぐのよう。

同じく和歌山名産・紀州の梅からつくられた梅酒も豊富に並んでいるので、その豊かな果実味に酔いしれてください。ただし、飲み過ぎには注意です。

白良浜を眺めながら手ぶらでバーベキューが楽しめるビアホール

Club Caribbean（クラブ カリビアン）

魚介マーケットやダイビングショップが併設される複合施設「フィッシャーマンズワーフ白浜」内の「Club Caribbean」は夏季限定でオープンするビアホール。ここでは1Fにある海鮮市場で購入したお好きな魚介を持ち込み、セルフサービスでバーベキューを楽しむことができます。

旅行者にとっては手ぶらでバーベキューができるのも嬉しいポイント。お酒好きには和歌山の北山村でしか自生しないといわれる珍しい柑橘フルーツ、「じゃばら」のシロップを使った「白浜ハイボール」もおすすめです。

南紀白浜のお土産におすすめ。シェフとソムリエが作り上げた絶品オリーブオイルとジェラート

南紀白浜オリーブ&ジェラート工房

シェフとソムリエという美食コンビで菜園レストランを営んでいた廣岡夫妻は、ある日オリーブの魅力に惹きつけられ、自家菜園で栽培をはじめました。それも手作業で4,500坪もの土地を開墾し、畑からつくりあげたというのだから驚きです。ただならぬ情熱からつくられるオリーブオイルは絶品の一言。トリュフやレモンなどの香りをまとったフレーバーオイルは試飲をしながら選ぶことができるので、つい目移りしてしまいます。好みのものを見つけて、お土産にいかがでしょうか。

暑い日には、自家菜園のフルーツでつくられるジェラートもおすすめです。

和歌山の野菜をたっぷり使ったスローフードバイキング

農家レストラン「みかん畑」（秋津野ガルデン内）

小学校だった建物をリノベーションした「秋津野ガルデン」は2008年にオープン。木造校舎のレトロな空間内には宿泊施設、農業体験施設に加え、和歌山名産の紀州みかんでつくられたスイーツが買えるテイクアウトショップなどが並びます。ぜひとも訪れたいのがスローフードバイキングを提供する農家レストラン「みかん畑」です。

30種以上の地元野菜が楽しめるランチバイキングは1日100食限定で、価格はなんと950円。予約不可なので、早めの時間に訪れたい。地元のお母さんたちがつくった料理は、どこか懐かしい味わいです。晴れた日には中庭でのランチタイムを楽しんで。

※2019年9月17日に一部内容を更新しました。