小山薫堂さんが登場! グミにまつわる楽しいトークショーを展開
そして、春霞のなかに佇む富士山を眺めながら、最初の企画は「UHA味覚糖グミ会議」。小山薫堂さんと小宮山雄飛さんが司会のトークショー形式で展開されます。
「今回はけっこうな数のご応募をいただきました」と切り出した小山さんと小宮山さんの軽快なトークで、機内は大いに盛り上がります。日本グミ協会名誉会長の武者慶佑さんに加え、グミ好き女優の釈由美子さんがサプライズで登場。
「UHA味覚糖さんの『グミサプリ』シリーズが大好きです。もともとダイエットのためにグミを食べ始めました」と釈さん。武者さんの「レッツグミニケーション!」というかけ声から、大人気の「シゲキックス」をはじめ、お馴染みのグミの開発秘話などを披露してくれました。
会議に参加した山下副操縦士は、UHA味覚糖にお勤めの父を持つ縁があり、「なんとしてもこの企画に関わりたいと思い、志願しました。家には常にグミや飴があって、友だちにつかみ取りしてもらっていました」と思い出を語ります。
お客さまも挙手やコメントで参加されたほか、「人生で一番おいしいと思ったグミは?」「UHA味覚糖にどんなグミを作ってほしいか」というアンケートを記入。この結果は、実際にUHA味覚糖の商品会議で検討されるそうです。
京都から直送! ランチは料亭・下鴨茶寮特製弁当
さて、続いては待ちに待った昼食です。小山さんが主人を務める京都の料亭・下鴨茶寮が手掛けた特製「空飛ぶ料亭春ちらし」「空の上の味覚弁当」です。京都で作ったものを、フライトに間に合うように成田まで運んだ特別メニューは豪華絢爛。
フタを開けると、趣向を凝らした料理がところせましと並んでおり、華やかそのものです。筍木の芽和えはほんのりとした苦みを感じます。鯛の昆布締めに子持ち昆布と、生ものは仕事にひと工夫。鮑の旨煮に車海老は、出汁のクオリティが際立ちます。箸休めはUHA味覚糖の焼き印が押された卵焼き。フワッとした舌触りに、仕事の確かさを感じます。鮭といくらのちらし寿司もたっぷり入って、質も量も大満足のお弁当です。
食後のタイミングを見計らって、レトロな制服を着用した客室乗務員が、UHA味覚糖の年代ごとのヒット商品をサーブします。昔懐かしの「純露」飴や「ぷっちょ」などがデザートです。
午後も盛りだくさん。大盛況のコラボチャーター
食後は「空飛ぶ愛のグミフェス」第2部。「空飛ぶ愛企画」と題し、「空の上でやってみたいことをやろう」という趣旨。お誕生日や、古いご友人との仲直り、大学の合格祝い、さらにはフライト中にプロポーズしてくれた婚約者に、グミで形作ったリングで逆プロポーズをしたい、というお客さままで。機内は温かな空気に包まれました。
そして回収したアンケートをもとに、ふたたびトークショー。あらたなグミの形を模索する、楽しくも真面目な会議です。
大盛況のうちに第2部も終了。いつしか機体は太平洋沿岸を西から東へとなぞる帰路を進みます。「グミを作る会社の社長冥利に尽きます。これからも味覚糖の商品を中心にグミを楽しんでください!」という山田社長のシメのごあいさつ。
「おかげさまで大好評でした。自社のみならずこういったコラボレーションなど、バラエティ豊かな企画をチャーターフライトに取り入れていきたいですね」
こう語るのは、JALで今回のチャーターフライトを担当した路線事業部の丹羽由紀子です。
フライトの楽しみや可能性は、コラボレーションという枠組みで大きく広がることがあらためてわかる機会となりました。JALでは、お客さまに楽しんでいただくための「あっ」と驚くようなチャーターフライト企画を、この先もさまざまご用意してまいります。ぜひ、ご期待ください。
その他のチャーターフライト記事はこちら
お客さまにフライトの楽しみを味わっていただきたいと、JALでは特別なチャーターフライトプログラムを企画。OnTrip JAL編集部がその様子をお伝えします。
掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。