画像1: 京都支店スタッフがご案内!鯖街道~歴史と豊かな自然が生み出す滋賀湖西・高島~

日本航空〔京都支店〕 見崎

画像2: 京都支店スタッフがご案内!鯖街道~歴史と豊かな自然が生み出す滋賀湖西・高島~

日本航空〔京都支店〕 松井

画像3: 京都支店スタッフがご案内!鯖街道~歴史と豊かな自然が生み出す滋賀湖西・高島~

日本航空〔京都支店〕 山本

こんにちは。JAL京都支店 見崎・松井・山本です。ご紹介するのは、琵琶湖の北西部、某百貨店創業家出身の地であり、歴史もグルメも豊かな滋賀県高島市です。
3人全力で魅力をお届けします!

京と若狭を結ぶ「鯖街道」

京都・鴨川河畔にこんな石碑が立っているのをご存じですか?

画像: 京と若狭を結ぶ「鯖街道」

昔、福井県若狭で水揚げされた鯖が、京に届けられた終着点とされた記念の碑です。いくつかある京都-若狭の物流のルートの中でも、京都市内から北東へ、八瀬を抜けて福井に向かう今の国道367号線は「鯖(若狭)街道」とも呼ばれ、塩で締めた鯖が多く運ばれたことからこの名がつきました。当時は、険しい山中を籠を背負い、福井から京までの18里(約72km)を徒歩で一昼夜かけて運んでいたそうです。国道が整備されてからはこちらの道が利用されることが増え、特に京都=若狭のほぼ中間に位置する「朽木(くつき)」では京の呉服などと若狭の魚を交換する“市場”としても栄え、「鯖寿司」を生業とする店が多く存在しました。今でも10数件が営業しており、県内外の多くの人が訪れます。

ちなみに、本来の鯖寿司に使うのは「しめ鯖」で、「焼き鯖寿司」は2000年代以降の誕生とのこと(!)

朽木の絶品鯖寿司店を3軒ご紹介します。

1.鯖寿司みうら

最初はこちら、鯖寿司みうらさんです。

画像1: 1.鯖寿司みうら

ご主人は、鯖街道の歴史などを地元の学校で講演されたりしている朽木鯖寿司界の重鎮です。今回、鯖寿司や鯖街道の歴史について、たくさんお話を伺いました。
そして、みうらさんの鯖寿司がこちら!

画像2: 1.鯖寿司みうら

旬の鯖(この時は東北・金華鯖)を使った、見た目も美しい鯖寿司です!とにかく、しめ鯖のお味、ご飯(高島米)のお味と固さ、お酢の具合、なにもかものバランスが絶妙なんです!言葉では伝えきれないので、とにかく一度食べてみて頂きたい!
ちなみに私、この取材当日、店頭の「穴子寿司」がどうしても気になりお土産に購入しましたが、言うまでもなく超絶品でした。

黄色い壁を目印にお越しくださいね。

鯖寿司みうら

住所滋賀県高島市朽木市場702-2
Tel0740-38-3166
URLhttps://sabazushimiura.com/

2.栃生梅竹

次は、「とちううめたけ」さんです。

こちらの鯖寿司は、独特のお造り風の鯖が評判です。なんといっても重要な塩鯖の味は、しめた鯖を冷蔵庫で一日寝かせることで増えるアミノ酸が秘訣だそう。土日の多い時はお寿司提供まで1時間待ちにもなる人気です。山間部の朽木、冬場もスキー場への道中に立ち寄る方も多く、雪かきをしながら年間を通じて営業されています。

画像1: 2.栃生梅竹

このつや、肉厚!!極上・特上・特選・元祖の4種の中で、脂の乗りも最高の「極上」。極上鯖、としているのは1kg以上、5年程育ったものだけだそうです。
使われている昆布は甘酢で煮た北海道産白板昆布。とろみも大変美味です!

画像2: 2.栃生梅竹

ご予約は鯖寿司のみで、お食事処は予約できませんのでご注意ください。

(有)栃生梅竹

住所滋賀県高島市朽木栃生275-1
Tel0740-38-3297/0120-38-3297
営業時間10:30~17:00
定休日月曜日(祝日の場合は翌日)

3.朽木旭屋

こちらは独特の大吟醸熟成の鯖が絶品の鯖寿司店です。
使用するのはこだわりの「長崎松浦漁港の鯖」「飯尾醸造(京都府宮津)さんの富士酢」。最高級の「真幻(12,960円/税込)」まで、鯖の肉厚によって、こんなに種類があります!!

画像1: 3.朽木旭屋

また、「焼き鯖寿司」ではなく、表面をあぶった「あぶり」も特徴です。

こだわりの石臼引き十割そばも提供されており、鯖寿司とのセットでいただくことができます。

画像2: 3.朽木旭屋

窓の外の田園風景を眺めながら、鯖とお蕎麦をじっくり味わってみてください。

(有)朽木旭屋

住所滋賀県高島市朽木岩瀬40-1
Tel0740-38-3011
URLhttp://www.kutukiasahiya.co.jp/

高島市安曇川町の伝統産業を未来へ紡ぐ「すいた扇子」

画像1: 高島市安曇川町の伝統産業を未来へ紡ぐ「すいた扇子」

こちらの光景、「扇子の骨=扇骨」を干している様子なんです。
(原料である青竹の色を取り除く目的の「白干し」)
扇子は京都府産というイメージがあるかもしれませんが、土台となる扇骨の約9割は「滋賀県高島市安曇川(あどがわ)町」で生産されています。

画像2: 高島市安曇川町の伝統産業を未来へ紡ぐ「すいた扇子」

扇骨は「親骨(両外側の太い骨)」と「仲骨(間の細い骨)」から出来ています。完成まで親骨で18、仲骨で16という工程を要しますが、一つ一つを異なる職人さんが担う分業制をとっています。多くの職人さんの熟練した手技を経て一本の扇骨が完成します。店内には用途、扇骨の数などが異なる扇子が飾られています。

画像3: 高島市安曇川町の伝統産業を未来へ紡ぐ「すいた扇子」

すいた扇子さまでは地元小学生の受け入れを行うなど、約300年以上続く伝統産業を未来へ紡ぐ活動もされていらっしゃいます。
扇骨の歴史、職人さんの技術に想いを馳せながら浴びる扇子の風は、より一層の涼を届けてくれるかもしれません。

有限会社 すいた扇子

住所滋賀県高島市安曇川町西万木62
Tel0740-32-1345
URLhttp://suitasensu.com/index.html

びわ湖源流の郷で作られる旨い酒「川島酒造」

高島市は「びわ湖源流の郷」と言われています。
びわ湖の約3分の1の水が高島市から供給されており、日々水と密接した暮らしを営んでいるのがその所以です。

画像1: びわ湖源流の郷で作られる旨い酒「川島酒造」

創業慶応元年の川島酒造株式会社、会長川島達郎さまに酒造りへの思いをお伺いしました。「その土地ならではの歴史、気候、地形、四季の移ろい、酵母菌、微生物など自然の恵が日本酒を作ってくれている」という考えから、「酒は風土に在り」をモットーに代々酒造りをされてきたそうです。
「杜氏をはじめとする蔵人たちは、彼ら(=酵母菌、微生物)が活躍できるような後方支援をさせてもらっている」という表現から自然への深い畏敬の念が感じ取れます。

画像2: びわ湖源流の郷で作られる旨い酒「川島酒造」

現在川島酒造さまの商品は約15カ国に出荷されています。地域や伝統を守りつつ世界へと羽ばたいており、今秋「ウイスキー製造」という更なる挑戦が始まります。川島酒造オリジナルのウイスキー、乞うご期待!

画像3: びわ湖源流の郷で作られる旨い酒「川島酒造」

商品はオンラインストアでも購入いただけます。関西では積極的に催事も実施されており、親切な社員の方が日本酒や商品について丁寧に教えてくださいます。お気に入りの一本を見つけてください。

川島酒造株式会社

住所滋賀県高島市新旭町旭83
Tel0740-25-2202
URLhttps://www.sake-kawashima.co.jp/

安曇川の「幻の果実」を求めて、滋賀県随一の道の駅へ。

突然ですが、アドベリーという「幻の果実」が安曇川で栽培されているのを、ご存知でしょうか?

画像1: 安曇川の「幻の果実」を求めて、滋賀県随一の道の駅へ。

アドベリーはボイセンベリー(木いちごの品種)の別名で、町おこしの一環で、ニュージーランド政府から門外不出であったボイセンベリーの苗木の提供を受け、日本で初めて生産に成功した果実なのです!
収穫後1日しか持たず、生産量が限られているため、生果実は市場にはほとんど出回らないことから「幻の果実」と呼ばれるようになったそうです。

年間80万人が訪れる道の駅「藤樹の里あどがわ」に、アドベリー関連商品をはじめとした滋賀の名産品を求めて、安曇川町へ足を運ぶのはいかがでしょうか。

画像2: 安曇川の「幻の果実」を求めて、滋賀県随一の道の駅へ。

道の駅 藤樹の里あどがわ

住所滋賀県高島市安曇川町青柳1162-1
Tel0740-32-8460
URLhttps://adogawa.net/

いかがでしたか?
扇子を片手に、鯖寿司で日本酒を一杯、もオツですね。

最寄りの伊丹・中部空港からは少々遠いのですが、他にも、さくら名所100選にも選ばれた海津大崎の桜、白鬚神社、SNS映え筆頭のメタセコイア並木など見どころたくさん、京都から足を延ばしたり、ドライブ旅行にはぴったりです。豊かな自然の恵みがあふれる高島市、ぜひ一度足をお運びください。

画像: 提供/公益社団法人びわ湖高島観光協会

提供/公益社団法人びわ湖高島観光協会

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