画像: JALふるさとアンバサダーが紹介する岡山の果物のおいしさと果物栽培150年の歴史

JALふるさとアンバサダー〔岡山支店〕 下田

皆さま、こんにちは。JALふるさとアンバサダー岡山支店の下田です。晴れの日が多く、温暖な気候の「晴れの国おかやま」。皆さまはそんな魅力あふれる岡山を訪れたことはありますか。岡山は全国トップクラスの日照時間と、一級河川からの豊かな水に恵まれた地域です。この環境のおかげで、桃やぶどうといったおいしい果物、牡蠣や海苔などの新鮮な海の幸、そしてジャージー牛乳を使った濃厚な乳製品など、たくさんの特産品が生まれています。
たくさんの特産品に恵まれた岡山。その中でも、今回ぜひ皆さまにご紹介したいのが、栽培が始まって150年を迎える「桃」と「ぶどう」です。岡山が誇る果物の歴史とおいしさをご紹介します。

岡山の果物の歴史

「くだもの王国おかやま」を代表する桃とぶどう。岡山県での桃とぶどうの栽培は、150年前の明治8年に始まりました。以来、長い歴史の中で多くの先人たちが品種改良や新技術の導入などを重ね、高品質な桃・ぶどう産地を築いてきました。先人たちのたゆまぬ努力と革新の技術は、今の生産者たちにもしっかり受け継がれています。果物の持つ深い味わいと果物が語るものがたりをぜひお楽しみください。

画像: 岡山の果物の歴史

果物の女王「マスカット・オブ・アレキサンドリア」

翡翠を思わせるエメラルドグリーンが美しいマスカット・オブ・アレキサンドリアはまさに宝石の果物です。エジプト原産で上品な香水を思わせる豊かな香りとさっぱりとした甘味が特徴で、世界三大美女の一人として名高いクレオパトラ女王が好んで食べたと言われることから果物の女王と呼ばれています。全国の生産量の90%と、日本一の生産量を誇ります。
マスカット・オブ・アレキサンドリアの最大の特徴は風味豊かな芳醇な香りです。
風味のよさを堪能していただくためにあえて種を残しています。パリッとした薄い皮と一緒に果肉を楽しむことで、皮と果肉の間にある旨味を最大限に堪能することができます。一粒の果実の中に凝縮された特別な味わいをぜひ楽しんでみてください。

画像: 果物の女王「マスカット・オブ・アレキサンドリア」

岡山を代表するジューシーなぶどう「ピオーネ」

昭和45年に岡山での栽培がスタートし、今では日本一の産地となりました。現在は、全国だけでなく海外に向けて出荷もされている岡山自慢のぶどうです。
昼夜の寒暖差によって果皮が美しい紫黒色に染まり、「大粒」「種なし」「甘味と酸味のバランスが良い」ぶどうです。果汁たっぷりのジューシーな味わいに加え、皮がスルッとむける食べやすさも魅力で、多くのファンに愛されています。さらに、ハウス栽培と露地栽培の両方が行われているため、6月から11月までの長い期間、旬のおいしさを楽しむことができます。

画像: 岡山を代表するジューシーなぶどう「ピオーネ」

岡山オリジナル品種「オーロラブラック」

岡山県で生まれたオリジナル品種で平成15年に品種登録された比較的新しいぶどうです。
「大粒の弾力のある果肉」「種なし」「高糖度」と三拍子そろったオーロラブラック。皮の渋みが少なく、皮ごと食べられるので、口の中で果汁があふれだす贅沢な瞬間を味わえます。また、ピオーネに比べて酸味が少なく、濃厚な甘さを感じることができるためぶどう好きの注目を集めています。収穫後の日持ちも良く、長距離の輸送にも適しているため、贈り物にも最適です。

画像: 岡山オリジナル品種「オーロラブラック」

大人気の「シャインマスカット(晴王)」

岡山の果物と聞いてまず思い浮かべるのはシャインマスカット「晴王」ではないでしょうか。噛んだ瞬間にパリッとはじけ、弾力のある食感を味わえます。
種がなく、皮ごと食べられ、大粒で高糖度のシャインマスカットは人気が高いですが、岡山で生産された晴王は房形がきれいなため、贈答用として購入される方が多いことも特徴です。ハウス栽培と露地栽培の両方が行われているため、6月から11月と長い期間楽しんでいただけます。

画像: 大人気の「シャインマスカット(晴王)」

なめらかな口当たりの「岡山白桃」

岡山の桃の一番の特徴は上品で透き通る白さで、初めて見る人は驚かれます。この白さの秘密は岡山ならではの袋掛栽培です。まだ青く、ゴルフボール程の大きさの実に一つ一つ手作業で袋をかけていきます。袋をかけることで太陽の光を直接浴びないため、桃は赤くならず、透き通るような白さと、なめらかな口当たりに育ちます。さらに、袋が風や雨、虫から桃を守り、傷のないより美しい桃となります。この地道な作業が、岡山の桃の美しさとおいしさを支えています。
個々の品種の出荷時期は2週間程度と短いですが、収穫時期の異なる品種を順番に出荷するリレー方式を取ることで、それぞれの品種の旬のおいしさをつないで6月から11月まで楽しむことができます。
中でもおすすめの品種は、6月中旬頃から出荷される「はなよめ」から始まり、岡山を代表する「清水白桃」、岡山県オリジナル品種で、大玉で高糖度の「おかやま夢白桃」、極めて高い糖度の「白皇」、そして11月中旬頃から出荷される珍しい冬桃「冬桃がたり」まで30を超える品種の白桃が岡山で栽培されています。
食べる直前に氷水でさっと冷やして召し上がると甘味が倍増するのでおすすめです。

画像1: なめらかな口当たりの「岡山白桃」
画像2: なめらかな口当たりの「岡山白桃」

くだもの王国おかやま 桃・ぶどう150年特設ページ

画像3: なめらかな口当たりの「岡山白桃」

ここからは、岡山の果物の魅力をさらに深める一品として、私のおすすめワイナリーをご紹介します。

白桃の発祥の地・赤磐市の清水白桃を使ったワイン

白桃の発祥の地であり、県下有数の桃の産地である赤磐市。
そんな赤磐市の「これさとワイナリー」では、農家の方が大切に育てたぶどうや桃の特性を最大限に引き出し、よりおいしいワインを作るために手間を惜しまず丁寧に醸造に取り組んでいます。
なかでもおすすめなのが、赤磐市産清水白桃を100%使用した「SHIMIZU HAKUTO」。
桃のとろけるような甘い華やかな香りと、みずみずしい果汁の味わいがひとつに調和し、まるで桃をまるかじりしたようなジューシーな味わいを楽しめます。

画像: 白桃の発祥の地・赤磐市の清水白桃を使ったワイン

〔お問い合わせ先〕これさとワイナリー

住所岡山県赤磐市仁堀中1356-1「フォレストパーク ドイツの森」内
電話086-958-2888
webこれさとワイナリー 公式サイト

マスカットの郷・倉敷市船穂町のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワイン

倉敷市船穂町はマスカット・オブ・アレキサンドリアの一大産地。
自然豊かなぶどう畑に隣接するワイナリーからは、倉敷市の景色や季節ごとに美しく咲く愛宕山の草花を楽しむことができます。
このワイナリーではマスカット・オブ・アレキサンドリアの爽やかな香りと味わいを生かすため、一つ一つの工程に丁寧な手間をかけてワインを造っています。

おすすめの商品は、マスカット・オブ・アレキサンドリアを100%使った「マスカット・オブ・アレキサンドリア スパークリングワイン」。豊かな香りが口の中で弾け、清涼感あふれる泡が爽やかな飲み心地をもたらします。
また、こちらの果実8粒の果汁を贅沢に使ったアイスクリームも販売されており、お子さまも一緒に楽しめます。

画像: マスカットの郷・倉敷市船穂町のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワイン

〔お問い合わせ先〕ふなおワイナリー

住所岡山県倉敷市船穂町水江611-2
電話086-552-9789
webふなおワイナリー 公式サイト

岡山の豊かな自然と歴史が育んだ、香り高くおいしい果物と果物の恵みをたっぷり詰め込んだワイン。
ぜひ岡山に訪れて、その魅力を五感で味わってみてください。

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.