STAFF VOICE JALふるさとアンバサダーお勧め 瀬戸内ツーリズム広島～松山紀行

JALふるさとアンバサダー〔松山支店〕　佐々木

皆さま、こんにちは。
JALふるさとアンバサダー愛媛県担当の佐々木です。
今回は、「瀬戸内・松山ツーリズム」と題し、広島～松山の観光スポットを巡ってきました。瀬戸内リトリート旅をお楽しみください！

＠広島

島田水産

島田水産で今が旬の牡蠣の養殖場を見学。
竹を使ったイカダには、昔ながらの製法で約2年かけて育った牡蠣が、帆立貝の貝殻に豊かに育っていました。
天然素材の竹を用いることで、台風などで波が高くなった場合にも竹のしなりを利用してイカダが破損することを回避できるそうです。自然と共に生きる知恵が、現代にも引き継がれていると感じました。

広島湾は、周囲が山に囲まれており海の養分が豊富なため、牡蠣の生育には最適と言われております。広島湾内でも、場所によって牡蠣の成長度合いが異なり個々の大きさや形がさまざまです。まさに、自然が織りなす海の芸術品。

その後、厳島神社の鳥居正面に移動し、船の上から厳かな厳島神社を眺め、広島湾を周遊。

広島湾周遊後は、島田水産の牡蠣小屋で取れたての牡蠣をいただくことに。炭火で牡蠣を焼くとぱちぱちと音を立て網の上でダンスを始めます。牡蠣の殻を開けると、プルンっとつややかな実とともにほんのり磯の香が漂ってきます。

〔お問い合わせ先〕島田水産

やまだ屋 もみじ饅頭手焼き体験

人生初のもみじ饅頭手焼き体験にワクワク
先ず、よく温めた手焼き用コンロに生地の半分を流し込み数分経ったらポンっとあんこをのせて、残りの生地を流し込みひっくり返します。あっという間に、こんがりきつね色のもみじ饅頭のできあがり。簡単にできちゃった、と感嘆！（笑）

自身で作った出来立てのもみじ饅頭を頬張ると、ほくほくの生地と上品なあんこの甘さに思わず笑みがこぼれます。店頭に並ぶもみじ饅頭同様？！の出来栄えに大満足でした。

〔お問い合わせ先〕やまだ屋

おりづるタワー

屋上展望台「ひろしまの丘」に上ると、全面ウッドデッキで解放的な空間が目の前に広がり、広島市内が一望できます。
目の前には、世界遺産である平和記念公園・原爆ドームを眺めることができます。建物は、風がそのまま通り抜ける設計で、広島の空気を肌で感じることができます。

おりづる広場では多く方々が、専用の折り紙で平和を願いながら熱心に折っている様子が印象的でした。折った後は、おりづるの壁にて「想い」と共につるを投入します。

その後スパイラルスロープ「散歩坂」を使って1階まで降りようとすると、滑り台を発見。その名もすべり台「くるくるくーる」目が回りそうな名前と急勾配の滑り台に最初は恐々でしたが一度滑ると楽しくてやめられない、とまらない、くるくるくーる（^^

1階までの空間を楽しむことができるもう一つのコンテンツは、壁面に広島ゆかりの9人のアーティスト達が戦後100年への願いを描いた巨大なウオールアートが展示されていることです。アーティストのメッセージや、作品の色使いを楽しむことができるのもおりづるタワーの魅力です。

〔お問い合わせ先〕おりづるタワー

2日目

入船山記念館

日本遺産のまち「呉」で歴史散策
入船山記念館の旧呉鎮守府司令長官官舎を見学。造船と造兵部門における重要拠点として最も重要な役割を果たしていた呉の歴史を物語る長官官舎は、外観にイギリス風ハーフティンバー様式を用いるなど当時としては珍しい建築様式です。

日本国内でも数か所にしか現存しない金唐紙（きんからかみ）を使用したお部屋は華やかで重厚感があり、まるでドラマの世界のようでした。
金唐紙：和紙に金属箔をはり、凸凹加工をつけ、上からワニス、彩色を施した高級な壁紙。（入船山記念館 HPから抜粋）

呉湾艦船巡り

呉湾艦船巡りは、屋上オープンデッキから珍しい艦船や潜水艦の数々を船の上から楽しむことができます。普段目にすることが出来ない光景と歴史ある海軍の様子を垣間見ることが出来ました。

「艦長、浮上します！」
船を降り、昼食会場の呉ハイカラ食堂に到着。
潜水艦の内部を再現した店内で海上自衛隊気分に浸り、鉄皿カレーを頂きました。スパイシーなカレーと甘辛のクジラ竜田揚げの組み合わせは豊かな味のバリエーションで絶妙な美味しさでした。

ゆったり船の旅一路松山へ

呉港から、松山への移動はゆったりと船で。
穏やかな冬の陽射しと瀬戸内の風を感じながらの船の旅は、どこか優雅な時間。
青い海に浮かぶ瀬戸内海の島々を眺めながら、静かに流れる時間は日々の喧騒を忘れる贅沢なひと時です。

＠愛媛

道後温泉

愛媛の玄関口の一つ松山観光港に到着。松山観光港から松山市内を抜けて、約5年半ぶりに全館営業を再開した道後温泉本館に向かいました。

湯けむりを感じながら、道後温泉本館前から人力車で普段とはちょっと異なる趣で道後の街を散策。人力車の座席が高いので、道後温泉本館の屋根の上の白鷺のオブジェにも手が届きそうな感覚です。

道後温泉のシンボルである白鷺はその昔、けがをした白鷺が傷を癒したことが由来と言われております。また、道後温泉本館以外にも、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」「椿の湯」も道後の湯を楽しむことができます！

道後の足湯

道後温泉エリアには、足湯が点在しており、各所で足湯を楽しむことが出来ます。
今回は、道後商店街の入り口や道後温泉本館が一望できる空の散歩道に伺いました。

街の散策で疲れた後は、じんわりこころもほぐれ、ほっと一息。

道後のシンボルの一つであるからくり時計からは、時間になると、賑やかな音楽と共に人形たちが現れ、時を知らせてくれます。
夕暮れの道後の街は、色とりどりの浴衣を着た人々で華やいでいました。

いかがでしたでしょうか。広島～松山を巡る「瀬戸内リトリート旅」をぜひ皆さまもお楽しみください。みんな、まっとるけんね～