島根県東部の松江市、出雲市、安来市は「出雲路(いずもじ)」と呼ばれ、「ご縁の聖地」としても知られています。豊かな自然や悠久の歴史を楽しみながら、各地に点在するパワースポットをめぐる、ご縁を感じる旅に出掛けましょう。

この旅の強い味方が、「JAL MaaS」と「松江・出雲旅PASS 2Days」です。島根大好き!なJALふるさと応援隊・佐藤さんが、1泊2日のモデルコースをもとに上手な使い方をガイドします。

画像1: JAL MaaSでシームレスにめぐる島根“ご縁の聖地”バス&電車の旅!

※価格は税込み表記です。

JAL MaaSで空港からの連絡バスと「松江・出雲旅PASS 2Days」を手配して出発!

JAL MaaSは、フライト前後を含む乗換案内や交通チケットの購入などをワンストップで行えるサービス。あれこれめぐりたい、そんな旅のお供に最適です。

JAL MaaS
https://www.jal.co.jp/jp/ja/relations/jalmaas/

画像: JAL MaaSで空港からの連絡バスと「松江・出雲旅PASS 2Days」を手配して出発!

ご縁の聖地めぐりには、JAL MaaSを活用して「松江・出雲旅PASS 2Days」を手配するのがおすすめ。松江や出雲への移動が便利でおトクになる電子チケットで、一畑電車、一畑バス(高速バス、臨時バス除く)、松江市交通局(レイクライン含む、臨時バス除く)の全区間が2日間乗り放題です。エリア内は乗降自由でチケットレス。いつでもどこでもキャッシュレスで購入可能です。多くの観光施設で特典や割引などがあるので、上手に利用して楽しい旅を。
※松江・出雲旅PASS 2Daysで、JR、米子・出雲両空港への連絡バスはご利用できません

空港連絡バスと松江・出雲旅PASS 2Daysのデジタルチケットは以下の特設ページより購入することができます。島根県の観光情報もあわせてチェックしてください!

画像2: JAL MaaSでシームレスにめぐる島根“ご縁の聖地”バス&電車の旅!

Day 1 松江市内の散策

1 出雲縁結び空港から連絡バスで松江駅へ

画像1: 1 出雲縁結び空港から連絡バスで松江駅へ

旅のスタートは、島根県出雲市にある「出雲縁結び空港」。

空港を出てすぐのところに、松江方面行き「連絡バス乗り場」があります。飛行機の到着にあわせて発車するので、待ち時間なくスムーズに移動可能。こちらに乗車し、まずはJR松江駅を目指します。

車窓から自然いっぱいののどかな風景を眺めながら、約35分乗車。JR松江駅に到着です。

画像2: 1 出雲縁結び空港から連絡バスで松江駅へ

JR松江駅は、松江観光の拠点。たくさんのバス乗り場があり、往来が多く活気があります。次の目的地、松江城へは、7番のりばから発車する「ぐるっと松江レイクライン」を利用。車内では、アナウンスやモニターで観光案内をしてくれます。

2 レイクラインでGO! 松江城見学へ

画像1: 2 レイクラインでGO! 松江城見学へ

レイクラインは、松江城や武家屋敷といった主要観光スポットをめぐるのに便利な周遊バス。車体は赤色と、茶の湯をイメージした緑色があり、ちょっとレトロな雰囲気が目を引きます。

レイクラインに乗って約10分、「国宝松江城大手前」バス停で下車。1607年から5年かけて完成した松江のシンボル、松江城へ向かいます。

画像2: 2 レイクラインでGO! 松江城見学へ
画像3: 2 レイクラインでGO! 松江城見学へ

松江城天守は、全国に12しかない現存天守の一つで、2015年に国宝に指定されています。12天守中、2番目の広さ、3番目の高さを誇り、最上階(5階)からの眺望は見事。城地は南北に560m、東西に360mと広く、周囲にぐるりとお堀がめぐらされているさまも情緒があります。

松江城天守が国宝指定されてから2025 年で10周年を迎えるにあたり、舞台公演やイベントなどが企画されています。

松江城天守国宝 10 周年記念事業
https://www.kankou-matsue.jp/omoshiro/1345

画像3: JAL MaaSでシームレスにめぐる島根“ご縁の聖地”バス&電車の旅!

松江・出雲旅PASS 2Daysを使えば、松江城天守への入場料が割引に!

画像4: 2 レイクラインでGO! 松江城見学へ

武家屋敷には江戸時代の建物がそのまま残り、城下町らしさを味わうことができます。

松江城

住所島根県松江市殿町1-5
電話0852-21-4030(松江城山公園管理事務所)
営業時間〈本丸開門時間〉
4月1日~9月30日 7:00~19:30
10月1日~3月31日 8:30~17:00
〈登閣時間〉
4月1日~9月30日 8:30~18:30(受付18:00まで)
10月1日~3月31日 8:30~17:00(受付16:30まで)
定休日なし
料金本丸は無料、天守は大人680円、小・中学生290円
web松江城 公式サイト
画像5: 2 レイクラインでGO! 松江城見学へ
画像6: 2 レイクラインでGO! 松江城見学へ

堀川遊覧船が国宝 松江城を囲むお堀をゆっくりと進む光景は、城下町の松江ならでは。

靴を脱いで船に座り、船頭さんの軽快なトークや四季折々の自然、屋根が下がって橋をくぐるドキドキ感を楽しめます。遊覧コースは約3.7km、遊覧時間は約50分です。

画像4: JAL MaaSでシームレスにめぐる島根“ご縁の聖地”バス&電車の旅!

松江・出雲旅PASS 2Daysを使えば、乗船料金が団体料金と同額に割引されます!

ぐるっと松江 堀川めぐり(堀川遊覧船)

住所島根県松江市黒田町507-1
電話0852-27-0417(堀川遊覧船管理事務所)
営業時間3月1日~9月30日 始発9:00、最終17:00
10月1日~2月末 始発9:00、最終16:00
料金大人1,600円、中学・高校生1,300円、小学生800円
web堀川遊覧船 公式サイト

3 発祥の店で味わう島根グルメ「カツライス」

画像1: 3 発祥の店で味わう島根グルメ「カツライス」
画像2: 3 発祥の店で味わう島根グルメ「カツライス」

松江城から少し足を延ばして、堀川沿いにある「西洋軒」でランチタイム。

1932年創業の本格洋食店で、店内は少しレトロで落ち着いた雰囲気。島根のご当地グルメ「カツライス」発祥の店といわれています。

タンシチュー、ハンバーグ、エビフライ、ステーキのほか、少しずついろいろ味わいたい人向けのセットも充実。ピーク時には行列ができるほどの人気店です。

画像3: 3 発祥の店で味わう島根グルメ「カツライス」

人気メニュー「カツライス」(サラダ付きで950円)。ライスの上にカリッと揚がったトンカツがのっていて、たっぷりとデミグラスソースがかかっています。牛肉や野菜を3週間かけて煮込み完成させたソースが、トンカツとベストマッチ!

西洋軒

住所島根県松江市片原町111
電話0852-22-3434
営業時間11:30~14:00、17:30~19:30
定休日日曜
Instagram@seiyouken_matsue

4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」

画像1: 4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」

お腹がいっぱいになったところで、再びレイクラインに乗車し、JR松江駅へ。

次の目的地「八重垣神社」へは、4番のりばから松江市営バスに乗り、約20分で到着します。

画像2: 4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」
画像3: 4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」

森の中に静かに佇む縁結びの大親神、神々の国出雲の名社、八重垣神社。

「素盞嗚尊(スサノオノミコト)」と「稲田姫命(イナタヒメノミコト)」は、この地で結ばれた出雲の縁結びの大親神様。八重垣神社は、この御二柱を主祭神としています。素盞嗚尊が妻をめとったときの喜びの歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を」が、神社名の由来です。

画像4: 4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」

素盞嗚尊が、稲田姫命を難から救ったといわれる場所が「佐久佐女の森」。この森の中に、縁占いができる「鏡の池」があります。

画像5: 4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」
画像6: 4 八重垣神社「鏡の池」で「縁占い」

ご縁の遅速を占う池として知られ、神札授与所で買い求めた占い用紙(1枚100円)を池に浮かべる人が後を絶ちません。硬貨をのせて早く沈めば(15分以内)縁が早く、遅いと縁も遠いといわれ、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。紙から浮かび上がる言葉も、心に留めましょう。

画像5: JAL MaaSでシームレスにめぐる島根“ご縁の聖地”バス&電車の旅!

松江・出雲旅PASS 2Daysを使えば、壁画拝観料金が半額に!

八重垣神社

住所島根県松江市佐草町227
電話0852-21-1148
web八重垣神社 公式サイト

5 松江しんじ湖温泉駅の足湯で一休み

画像1: 5 松江しんじ湖温泉駅の足湯で一休み

占いの結果を胸に、再び松江駅へ。次は3番のりばから一畑バスに乗車し、15分ほどで「松江しんじ湖温泉駅」を下車。

こちらは、一畑電車の出発駅で、松江市内各地へ向かう路線バスのターミナル駅でもあります。駅の売店には、多彩な一畑電車グッズが販売されています。

画像2: 5 松江しんじ湖温泉駅の足湯で一休み
画像3: 5 松江しんじ湖温泉駅の足湯で一休み

電車やバスの待ち時間に、ぜひ利用したいのが足湯! 2番・3番バスのりばの間に、誰でも無料で利用できる「まつえしんじ湖温泉足湯」があります。地下1,250mから湧き出る源泉かけ流し温泉に足を浸して、リラックス&リフレッシュしましょう。駅の売店では足ふきタオル(150円)も販売しています。

まつえしんじ湖温泉足湯

住所島根県松江市中原町30-2
電話0852-55-5699(松江市観光施設課)
料金無料
利用時間24時間
※毎週月曜、火曜、木曜、土曜の6~8時は清掃を行っており、利用は10時頃から

6 ホテル一畑のレイクビュー天然温泉を堪能

今夜のお宿は、松江しんじ湖温泉駅から徒歩2分の場所にある「ホテル一畑」です。

画像1: 6 ホテル一畑のレイクビュー天然温泉を堪能

魅力はなんといっても“レイクビュー天然温泉”。最上階にある温泉展望大浴場は、広々とした浴槽で足をのばしながら宍道湖を見渡すことができます。

画像2: 6 ホテル一畑のレイクビュー天然温泉を堪能
画像: 大浴場と同じくレイクビューが楽しめる「ロウリュサウナ」

大浴場と同じくレイクビューが楽しめる「ロウリュサウナ」

宿泊しない場合でも、予約不要で日帰り入浴が可能。レストラン利用と併用で入浴料が割引になる「お食事付入浴プラン」もあります。

画像6: JAL MaaSでシームレスにめぐる島根“ご縁の聖地”バス&電車の旅!

松江・出雲旅PASS 2Daysを使えば、レストラン「アヴァンシア」とカフェ&バー「ブリリオ」での食事代が10%割引に!
※食事付き宿泊プランの場合、プランに含まれる食事は対象外

ホテル一畑

住所島根県松江市千鳥町30
電話0852-22-0188
webホテル一畑 公式サイト

Day 2 木綿街道と出雲大社参拝

1 松江しんじ湖温泉から木綿街道へ

画像: 1 松江しんじ湖温泉から木綿街道へ

松江しんじ湖温泉駅から一畑電車を使って、松江と出雲大社の中間に位置する「雲州平田駅」へ向かいます。23km、約40分の電車旅です。

2 木綿街道を散策

木綿街道は、かつて宍道湖からの水路を利用した物流が盛んで、市場町として繁栄。江戸時代の建物など、歴史的な価値のある建築物が並ぶ街道は、どこかノスタルジーを感じ、当時にタイムスリップしたかのような気分になります。

画像1: 2 木綿街道を散策

駅から徒歩10分ほどで、「木綿街道」に到着。「木綿街道交流館」に立ち寄れば、散策の仕方や見どころを教えてもらえます。

画像2: 2 木綿街道を散策

L字に伸びる街道には、左桟瓦やなまこ壁、格子窓などが見られ、老舗の酒屋、醤油屋、和菓子屋などが伝統の味を今に伝えています。街道のあちこちに、綿を使ったディスプレイを発見。古い町並みと、古家屋をリノベーションした現代の生活が融合した、他にはない雰囲気を満喫しながら、ゆっくり歩いてみませんか。

木綿街道

住所島根県出雲市平田町841(木綿街道交流館)
電話0853-62-2631(木綿街道振興会事務局)

3 神門通り散策&ランチ

画像1: 3 神門通り散策&ランチ

雲州平田駅から再び一畑電車に乗り、出雲大社へ。川跡駅で乗り換え、終点の出雲大社前駅で下車します。

駅舎は、出雲大社の表参道・神門通りの中ほどに位置します。

画像2: 3 神門通り散策&ランチ

1930年に建築された、鉄筋コンクリート平屋建ての駅舎は、かまぼこ型で天井が高く、緑の屋根が目を引きます。駅舎内の、色鮮やかなステンドグラス風の窓が印象的!

1996年、国の登録有形文化財に登録、2009年には近代化産業遺産の「近代化産業遺産群 続33(大衆観光旅行)」に認定されています。

画像3: 3 神門通り散策&ランチ
画像4: 3 神門通り散策&ランチ

「神門通り」は、宇迦橋の大鳥居から出雲大社の正門まで続く通りで、約700mあります。道の左右に出雲そばやぜんざいの店、土産物店、スイーツ、カフェなど多種多様な店が立ち並んでいるので、食べ歩きをしたり、お土産を探したりできます。

4 出雲大社参拝

「えんむすび」の神としても知られる御祭神、大国主大神さまを祭っている「出雲大社」へ参詣しましょう。

画像1: 4 出雲大社参拝

「勢溜の大鳥居(二の鳥居)」前で一礼して、参道を進みます。この鳥居は2018年に「平成の大遷宮」の一環で、耐久性を持つ鋼材で建て替えられています。

すがすがしい雰囲気を感じながら、左右に松並木が植えられた「松の参道」を抜けると、荘厳な拝殿が見えてきます。

画像2: 4 出雲大社参拝

御本殿は、「天下無双の大廈(二つと同じものが無い壮大な神殿)」と称えられ、悠久の歴史を経て、その姿を受け継いでいます。現在の御本殿は延享元年(1744年)に造営されており、1952年に国宝に指定されました。御本殿の高さは約24mあり、「大社造」と呼ばれる日本最古の神社建築様式を今に伝えています。

画像3: 4 出雲大社参拝

続いて、神楽殿へ。かつて、千家國造家(出雲大社宮司家)の大広間として使用されていた建物で、明治時代に出雲大社教が設立されてからは、出雲大社教の神殿としても使用されてきました。現在は御祈祷や結婚式など、さまざまな祭事行事が執り行われています。昭和56年(1981年)に、出雲大社教特立100年を迎え、現在の神楽殿に建て替えられました。大広間は270畳の広さを誇ります。

画像4: 4 出雲大社参拝

正面の大注連縄は長さ約13m、重さ5.2トン!

大注連縄は数年に一度、新しい注連縄へと掛け替えられます。

出雲大社

住所島根県出雲市大社町杵築東195
電話0853-53-3100
web出雲大社 公式サイト

5 出雲大社から連絡バスで出雲縁結び空港へ

画像: 5 出雲大社から連絡バスで出雲縁結び空港へ

出雲大社前から空港連絡バスに乗車して、出雲縁結び空港へ。

JAL MaaSを使って、ご縁の聖地をシームレスにめぐった2日間。パワースポットのほか、歴史や文化、食、古き良き風土など、多くのご縁と気付きのある旅となりました。

関連記事

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.