北海道の道南に位置する七飯町・森町・鹿部町。この3町は標高1,131mの活火山「駒ヶ岳」を囲んでおり、環駒ヶ岳エリア(通称:かんこま)と呼ばれています。函館市からほど近いかんこまには、この土地ならではのグルメやアクティビティが盛りだくさん。北海道の新たな魅力に気づかせてくれる、注目のエリアなのです。

〈2日目〉

ホーストレッキングで大自然を満喫。馬との対話を体験

画像1: ホーストレッキングで大自然を満喫。馬との対話を体験

2日目は朝から車で森町へ移動し、「サニーズステーブル」にやってきました。オーナーの佐藤“Sonny”勇夫さんは、日本はもちろん海外でも“馬で牛を追う”カウボーイとして人生を歩んできた方です。

サニーズステーブルでは、しっかり馬へのトレーニングを行なっているため、初めて乗馬する方でも安心して体験できるのが魅力。「トレイルライディング90分コース」(13,200円・税込)に挑戦します。

画像2: ホーストレッキングで大自然を満喫。馬との対話を体験

コースに出る前に馬に対する接し方や扱い方など、細かなレクチャーを受けます。「『今日はよろしくね。』と馬を撫でたら、その時点で乗る人間が下に見られるからやっちゃダメだよ」と意外な事実を教えてくれました。

画像3: ホーストレッキングで大自然を満喫。馬との対話を体験

またがると感じるのは、馬の温かさ。そして想像していたよりも高さがあります。ここからは、動き出す・止まる・曲がるなどの指示を的確なタイミングで行うことで、馬が応えてくれるとのこと。

画像4: ホーストレッキングで大自然を満喫。馬との対話を体験

勾配のある坂を登り下りするとき、馬が力強く足を踏み出す感覚が全身に伝わってくることに驚きます。乗り続けていると体の緊張が少しずつほぐれ、見渡す余裕が出てきました。

画像5: ホーストレッキングで大自然を満喫。馬との対話を体験

雄大な草原、そして振り返ると駒ヶ岳という絶景スポットに到着。美しい景色に思わず笑みがこぼれます。

森町でのホーストレッキングは、馬の体温を感じながら大自然に包まれるという、とても温かみのある体験でした。

サニーズステーブル

住所北海道茅部郡森町駒ヶ岳95-23
電話01374-5-2106
営業時間9:00~18:00(秋冬季は10:00〜16:00)
定休⽇不定休

豊かな恵みの温泉でリフレッシュ

画像1: 豊かな恵みの温泉でリフレッシュ

乗馬で強張った体をほぐしにきたのは、サニーズステーブルから車で約10分の「駒ケ峯温泉 ちゃっぷ林館」。源泉かけ流しで、毎分500リットルもの豊かな温泉が湧き出る、刺激の少ないアルカリ単純温泉。地元の方たちの憩いの場としても人気を集めています。

画像2: 豊かな恵みの温泉でリフレッシュ

大人の入浴料金は税込500円。日帰り入浴セット(使い捨てバスタオルなし400円/使い捨てバスタオルあり700円・すべて税込)もあり、手ぶらでも手軽に温泉が楽しめます。中温温泉・高温温泉・ジャグジー・うたせ湯などがそろい、内サウナや内水風呂も完備しています。

画像3: 豊かな恵みの温泉でリフレッシュ

露天風呂からは温泉に浸かりながら、木々の向こうにそびえ立つ駒ヶ岳を眺められるのが魅力。「秋から冬になると葉っぱが落ちて、よりはっきりと駒ヶ岳が見えますよ」と、見ごろシーズンを教えてもらいました。茜色に染まる紅葉の時期もおすすめなのだとか。

画像4: 豊かな恵みの温泉でリフレッシュ
画像5: 豊かな恵みの温泉でリフレッシュ

お湯はサラッとしており、無色透明。神経痛、筋肉痛、関節痛などの温泉効能があると言われています。ゆっくり全身浸かって、体の芯から温まりましょう。

画像6: 豊かな恵みの温泉でリフレッシュ

外サウナのすぐ隣にある水風呂は、気温が氷点下になると水温も一桁へ。とても冷たくなるそうですが、サウナ好きの人の中にはこの水風呂を目当てに来館する人もいるのだとか。

駒ケ峯温泉 ちゃっぷ林館

住所北海道茅部郡森町字駒ケ岳657-16
電話01374-5-2880
営業時間10:00~21:00
定休⽇不定休、1月1日は休館日

自分好みにカスタマイズした“ひこま豚”料理を堪能

画像1: 自分好みにカスタマイズした“ひこま豚”料理を堪能

ランチは「駒ケ峯温泉 ちゃっぷ林館」から車で約5分のところにある「ひこま豚食堂&ファーマーズショップ」へ。ひこま豚の生産者である道南アグロ農場が直接運営しているめずらしい形態のお店です。メニューにある“ひこま豚”は、SPF養豚(特定の病原菌を保有しない健康な豚)でしっとりとした柔らかい肉質、甘い脂身が特徴。

画像2: 自分好みにカスタマイズした“ひこま豚”料理を堪能

お店の名物である「オーダーカット御膳(お肉代金+500円・税別)」は、リブロースやヒレ、バラ、肩ロースなど7種類から好きな部位を選び、100g~(50gごと)でオーダーできます。さらに、ステーキ・トンカツから調理法が選べ、味付けまで選択できるのが魅力。自分好みにカスタマイズできるのが嬉しいポイントです。

画像3: 自分好みにカスタマイズした“ひこま豚”料理を堪能

調理が始まると、キッチンからはジューッと焼ける音とともに、香ばしい匂いが。

画像4: 自分好みにカスタマイズした“ひこま豚”料理を堪能

アツアツのグリルにのったリブロースステーキが運ばれてきました。ステーキとライス、味噌汁、冷しゃぶがのったサラダがセット。

画像5: 自分好みにカスタマイズした“ひこま豚”料理を堪能

甘じょっぱいステーキソースは豚肉本来の味わいを消さない絶妙な味加減で、歯応えがしっかりある赤身としつこくない甘さの脂身のバランスがベストマッチ。お腹いっぱい味わいました。

ひこま豚食堂&ファーマーズショップ

住所北海道茅部郡森町字赤井川139
電話01374-7-1456
営業時間10:00~20:00
定休⽇火曜日、水曜日

ボリューム満点のクレープが人気の新店

画像1: ボリューム満点のクレープが人気の新店

ひこま豚食堂&ファーマーズショップから車で北に向かうこと約20分、森町大通りにある「PRONTE」に到着しました。オーナーの平田健純さんが「地元の方が気軽に遊びに行ける場所を作りたい」という想いでオープンしたクレープ屋です。

画像2: ボリューム満点のクレープが人気の新店

ハワイアンテイストの店内は、ハワイが好きな平田さんがコーディネートしたそう。ペパーミントカラーを基調にしたカラフルなデザインで、北海道にいながら南国の雰囲気が味わえます。

画像3: ボリューム満点のクレープが人気の新店

「チョコバナナホイップ」(450円・税込)は、驚くほどズッシリとしている生クリームたっぷりのクレープ。

画像4: ボリューム満点のクレープが人気の新店

試行錯誤の上完成したというクレープ皮は、初めはパリッとしていて食べ進めていくともっちりとする絶妙な食感。クレープの下の方まで生クリームとバナナがぎっしり詰まっているのに、450円という値段には驚きます。学生にもたくさん食べてもらいたいという平田さんの想いが込められているそうです。

PRONTE

住所北海道茅部郡森町御幸町111-2
電話090-3313-9002
営業時間10:30~19:00
定休⽇水曜日、祝日

早朝からアクティビティに臨む予定の最終日に備え、この日は鹿部町に移動して宿泊。海に近いエリアならではの、海鮮たっぷりの夕飯に舌鼓を打ちました。

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