旅行の楽しみのひとつといえば、ご当地グルメですよね。その土地の古き良き伝統の味を守り続ける老舗グルメを巡る一方で、新しい風を取り入れたネオグルメも続々登場し、話題を呼んでいます。この連載では、その土地に訪れたらぜひ食べていただきたい、伝統の老舗グルメと最新ネオグルメをご紹介します。

この道40年!優しい大将が作る優しい味の郷土料理「六兵衛」

画像1: この道40年!優しい大将が作る優しい味の郷土料理「六兵衛」

青森駅から徒歩5分、アーケード街にある老舗酒場「六兵衛(ろくべえ)」。「たる酒と貝焼」という大きな看板を目印に訪問してくださいね。

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1979年創業の老舗の酒場。縄のれんをくぐると、ねぶたが飾られていて青森の風情たっぷり!入口は地下へ続く階段を下った先にあります。

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店内はカウンターとお座敷あわせて20席ほど。この日も大賑わいで、地元で愛されているのがよくわかります。
カウンター越しから優しい笑顔で話しかけてくれる大将は、31歳からこの道40年以上の大ベテラン。

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目の前には大きなホタテやサーモンなどの新鮮な魚介類が並んでいて、期待に胸がふくらみます…! まずは、お通しの「つぶ貝」を爪楊枝でくるんと取り出してつまみながら、「田酒」(1合税込700円)で乾杯。

画像5: この道40年!優しい大将が作る優しい味の郷土料理「六兵衛」

テレビでも紹介されたという人気メニュー「タラ玉」(税込450円)。干しタラに生卵を添えて、ごま油をアクセントに仕上げたシンプルな逸品。卵を吸ったタラがしんなりと柔らかくなり、タラの塩味とごま油の香ばしい風味が加わって、これぞ日本酒泥棒のアテ。

画像6: この道40年!優しい大将が作る優しい味の郷土料理「六兵衛」

看板メニューの「津軽の味 ホタテ貝みそ」(税込500円)は必食!本物の大きなホタテの貝殻を器にして、ホタテの貝柱やネギなどの具材を味噌仕立てにし、最後に卵とじでふわふわに仕上げた名物料理。卵に負けない貝の強い旨みがたまりません。

画像7: この道40年!優しい大将が作る優しい味の郷土料理「六兵衛」

「八甲田山 竹の子焼」(税込500円)。竹の子と言っても、ここ青森で食べられるのは「根曲がり竹」といい、一般的な竹の子よりも細長くて小さいのが特徴です。皮をむくのにあたふたしていると、大将が“こうするんだよ!”と目の前で助けてくれるんです(笑)。シャキシャキと歯切れのよい食感とほんのり甘みがあって、おいしい~。

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〆に忘れてはいけないのが、大将が目の前で焼いてくれる「おにぎり」(税込250円)。表面に味噌をぬって香ばしく焼き上げたおにぎりの中には、マスコの醤油漬けが入っているというサプライズ!この価格でこんな豪華なおにぎりが食べられるなんて…驚きです。

“優しい人が作るから優しい味になるんだよ。”と笑顔で話してくれる大将。そんな大将の人柄が地元でも愛される証拠なのでしょう。どこか懐かしくあったかい気持ちになれる老舗酒場、ぜひ一度訪れてみてください。

六兵衛(ろくべえ)

住所青森県青森市古川1-17-2
電話017-776-5639
営業時間「月~土」17:00~23:00
定休日日曜日

SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

青森駅から徒歩3分という駅近に、2022年4月にオープンした台湾料理屋さんが話題になっているんです。それが「熊猫朋朋」。

画像1: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

店名は「パンダポンポン」と読むのですが、楽しく覚えやすい名前でキュートなパンダのキャラクターをモチーフにしたことが由来だそう。確かに、つい口ずさみたくなる店名です!

画像2: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

店内に入ってみると、まるで台湾の市場にいるような雰囲気でワクワクします。台湾屋台をイメージした内装でカラフルな小物がとってもキュート!思わず写真を撮りたくなってしまいます。

画像3: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

入口のカウンターで料理をオーダーしたら、テーブルに座って出来上がりを待ちましょう。
壁にもパンダのネオンが光っていて、店内どこを見渡してもとにかくかわいい…!

画像4: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

お酒は冷蔵庫から自分で取り出すセルフスタイル。「台湾ビール」(税込660円)で乾杯したら、台湾屋台の国民食、一番人気の「魯肉飯(ルーローハン)」(税込770円)をいただきます。ゴロっとお肉がたっぷり乗って、独特のスパイシーな香りが食欲をそそります!

画像5: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

お肉はゆっくりと時間をかけて煮込んでいるので、食べたとたんにとろける柔らかさ。コクのある醤油とスパイスの風味が絶妙なバランスで、ご飯との相性も抜群。ビールもぐいっと進んじゃいます。

画像6: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

こちらは、台湾の朝食としてよく食べられているという「鹹豆漿(シェントウジャン)中華揚げパン付き」(税込550円)。温かい豆乳スープに大きな中華揚げパンがセットになっていて、食べ応えもありそうです!

画像7: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

スープと言えどもさらっとした液体ではなく、ぷるぷるのおぼろ豆腐のような優しい口当たり。たっぷり入った海老の香ばしい風味と豆乳の優しい味わいが体に染みわたります…!

画像8: SNS映え抜群!台湾屋台の国民食が本格的なおいしさ「熊猫朋朋」

中華揚げパンは、表面はサクッと中はふわふわで軽い食感。スープにひたして食べてみると、ぷるぷるの鹹豆漿が染みてしっとりとした食感に変化していくんです。優しいスープと食べ応えある揚げパンに大満足。朝ごはんにはもちろん、ヘルシーなランチにもぴったりです。

映える台湾屋台風の店内で、本格台湾グルメを味わってくださいね!

熊猫朋朋(パンダポンポン)

住所青森県青森市古川1-1-3
営業時間「月・火・木・金・土・日」11:00~18:00※スイーツ販売14:00~
定休日不定休
webhttps://www.instagram.com/panda_pengpeng/

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