ガーネットは深い赤色が一般的ですが、実は赤以外にもさまざまなカラーがあり、赤と黒の中間色や赤紫、オレンジや緑色などカラーバリエーションが豊富。

世界的な産地としては、インドやスリランカ、ミャンマー、ケニアなど。少量ながら日本の一部でも採掘されています。スリランカ産のガーネットの一部は、すでに鉱山が閉山されているものがあり流通量が限られているため、かなり希少。スリランカ旅行の際に見つけたら、ぜひチェックしていただきたい宝石です。

本記事では、そんなガーネットの意味や宝石言葉、効果や種類についてご紹介します。

ガーネットってどんな石? 意味や宝石言葉を解説

画像1: 提供:株式会社ベルエトワール
提供:株式会社ベルエトワール

ガーネットは、5,000年以上前から愛されている歴史の深い宝石です。旧約聖書に描かれる物語の中の『ノアの方舟』に出てきたり、エジプトの王の埋葬品に使われていたというエピソードが残っていたりするなど、数多くの神話や童話に登場しています。

そんなガーネットには、下記のような宝石言葉があります。

〈ガーネットの宝石言葉〉

  • 繁栄
  • 実り
  • 真実
  • 友愛
  • 忠実
  • 情熱

これらの宝石言葉が表すように、ガーネットにはさまざまな意味が込められています。ここでは代表的な3つの意味についてご紹介します。

〈ガーネットの代表的な意味〉

  • 実りの象徴
  • 誓いの石
  • 情熱の石

実りの象徴

ガーネットの名前の由来は、ザクロです。ラテン語でザクロという意味がある「granatum(グラナートゥム)」にちなみ、「garnet(ガーネット)」という名前になりました。そのため、和名も「柘榴石(ざくろいし)」といわれています。

ガーネットがザクロに関連する名前になった理由は、ザクロのような色合いの結晶が集まってできているから。その様が熟して実ったザクロを想起させるため、ガーネットは実りの象徴として、古くから愛されてきました。

絆の証

ガーネットは古い伝承で「誓いの石」と呼ばれていたこともある宝石。戦場に向かう恋人たちが、再会の誓いや絆の証としてガーネットを贈り合うという風習がありました。恋愛だけでなく、友情の絆を表すアイテムとして使われていたこともあります。

そんな風習は、現代にも形を変えて伝わっています。代表的なのが、ガーネット婚式。結婚生活18年目の記念日をこのように呼びます。今後も変わらない絆の証として、名前にちなんでガーネットをプレゼントする夫婦もいます。

情熱の石

ガーネットの中でも代表的なカラーといわれる深い赤色は、情熱や血を連想させる色合いから見る人に情熱を与えてくれると考えられています。

そのためガーネットも、もっと強くありたいという人に愛されてきました。「情熱の石」と呼ばれることもあり、愛を継続させたり、勇気や希望を与えたり、持続力や向上心、忍耐力につながったりするといわれています。

ガーネットの効果3選

画像: iStock/Worawee Meepian
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ここからは、ガーネットが持つ以下の代表的な効果をご紹介していきます。

〈ガーネットの効果〉

  • 努力が実る助けをしてくれる
  • 恋愛を長続きさせてくれる
  • ポジティブなパワーを与えてくれる

努力が実る助けをしてくれる

先ほど述べた通り、ガーネットは実りの象徴とされています。身につけることで、これまで積み上げてきたものを成功へ導いたり、恋愛を成就させたりする効果のある宝石です。

特に試験や就職活動の際に身につけると、これまでの成果を出しやすくなります。今何か頑張っていること、努力を続けていることがあるなら、ガーネットを身につけると、力を貸してもらえるでしょう。

恋愛を長続きさせてくれる

ガーネットは、恋愛に関する効果もある宝石です。愛する人に対して愛情を与えるだけでなく、愛する人から愛情を受け取れる、いわば「愛の循環」をもたらしてくれます。ガーネットを身につけることで、人を愛する気持ちや慈しむ心を育んでくれるのです。

また、ガーネットは実った愛情を持続させる効果があると考えられています。愛し合う人との絆をずっと長続きさせたいと考える人は、リングやネックレスなどアクセサリーとして身につけると、その愛を守ってくれるはずです。

ポジティブなパワーを与えてくれる

ガーネットは、精神面に対してポジティブに働きかける効果もある宝石です。

ガーネットは心身のエネルギーのバランスを整えてくれる強い浄化力も持ち合わせています。身につけることでネガティブな感情を取り除き、人間関係のトラブルや不調和を解消する手助けになります。さらには勇気や積極性を与えてくれ、自分の願いを叶える手助けをしてくれるでしょう。

もし他人から侮辱や思いやりを欠いた言動を受けたときや、踏み出す勇気が出ないときには、ガーネットを身につけてサポートしてもらいましょう。

赤色だけじゃない!ガーネットの色別の種類を解説

ガーネットといえば赤を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はさまざまな色があります。赤色系統のほかには、紫・赤紫・黄色・オレンジ・黄緑・緑・青緑なども流通しています。鉱物学的には14種類に分かれ、色としてはなんと40種類以上ものカラーがある宝石なのです。

ここでは、ガーネットのカラーを下記の3系統に分けて、特徴や産出地などをご紹介します。

〈ガーネットの色の種類〉

  • 赤色系
  • オレンジ系
  • 緑色系

赤色系

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提供:株式会社ベルエトワール

ガーネットの中でとりわけ流通量が多いのが、赤色系です。一般的なのは深紅色や黒赤色のガーネット。

主な産出国はインドやケニアなどアフリカ各国ですが、日本でも採れる種類もあります。スリランカ産のガーネットの一部は、コレクターの間でも希少価値が高くなっています。

赤色系のガーネットの主な種類は以下です。

  • アルマンディンガーネット(黒みがかった深い赤色)
  • パイロープガーネット(深紅)
  • ロードライトガーネット(紫がかった赤色、ピンクからラベンダーまで)
  • マラヤガーネット(ピンク・オレンジ・赤・ブラウンなど)

オレンジ系

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提供:株式会社ベルエトワール

オレンジ系のガーネットの主な産出国は、ナイジェリアやナミビア、タンザニアなどのアフリカ地域。元々がイエロー系のガーネットもあれば、イエロー系に赤が混ざってオレンジ色やブラウンなどになったものもあります。ガーネットの中でオレンジ系のカラーが見られるタイプは下記の通りです。

  • スペサルティンガーネット(明るいオレンジ〜赤みのあるダークオレンジ)
  • マラヤガーネット(ピンク・オレンジ・赤・ブラウンなど)
  • ヘソナイト・ガーネット(金色、シナモン)

オレンジ系のガーネットは、赤色系のガーネットに比べて産出量が少ないとされています。

緑色系

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緑色系のガーネットは、アフリカ地域やロシアなどでよく産出されています。緑色系のガーネットは産出量が少なく、かつ人気が上昇している種類ということもあり、非常に価値が高い宝石。具体的には下記のような種類があります。

  • グリーンガーネット(ツァボライト)
  • デマントイドガーネット

特にデマントイドガーネットやグリーンガーネット(ツァボライト)は、近年人気が上昇していることもあり、より価値が上がってきているといわれています。

1月の誕生石としても人気

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提供:株式会社ベルエトワール

誕生石とは、身につけることで幸運を呼び寄せるという宝石。生まれ月ごとに設定されています。

誕生石は国によって異なる宝石が設定されている場合もありますが、ガーネットはどの国でも1月の誕生石として選ばれています。

1月の誕生石にガーネットが選ばれる理由には諸説あります。ガーネットは加工する前の自然な状態でも美しく整っていることから、「はじめから美しい」ということで、月の一番はじめの1月の誕生石に選ばれたという説が有力とされています。

まとめ:ガーネットは人生に豊かな実りをもたらす石

ガーネットは恋愛や友情、勉強や仕事などへの効果が期待できる宝石です。

産出される国によってカラーなども異なりますので、その国ならではのガーネットを探してみてはいかがでしょう。特にスリランカの一部地域で採掘されるガーネットは希少とされているので、スリランカ旅行に出かけた際には、街の宝石店などに立ち寄ってみてください。

※宝石が持つ効果の感じ方には、人によって個人差がありますことをご了承ください。

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