「ビジネスジェットを使った空の旅」と聞くと、遠い世界のことに思われるかもしれません。しかしアメリカやヨーロッパをはじめとする海外、なかでもビジネスシーンにおいては、数多く利用されているのです。もちろん日本でも利用されており、今後需要が高まることが期待されています。JALビジネスアビエーションの取り組みを通して、“自分だけの空の旅”についてご紹介します。

この先日本でも拡大が見込まれる、ビジネスジェット市場

「航空機での移動手段をご用意する、つまり航空運送事業社である点では、JALとJALビジネスアビエーションは同業とされますが、実業務はまるで違います。JALは航空機を所有して定期便を中心に運航していますが、JALビジネスアビエーションは飛行機を持たないのです」

画像: 営業部 吉田

営業部 吉田

営業部の吉田はこう語ります。JALビジネスアビエーションは、オーナー所有機の管理・運航を手掛けてきた丸紅エアロスペースとの協業で、2019年1月に創業しました。その中核となるのが、プライベートジェットとも呼ばれるビジネスジェットのチャーター(フライト手配)事業です。日本には数社、世界では2,000社ほどあるビジネスジェットを持つ運航会社や、機体を保有するオーナー様から機体をレンタルし、お客さまのニーズにあわせたフライトをご提供します。

またビジネスジェットの購入をご検討されているお客さまのお手伝いをするほか、所有する機体をお預かりして管理や整備の手配、さらに運用するためのグランドハンドリングも行います。同部の石井はこのように続けます。

画像: 営業部 石井

営業部 石井

石井「しかし数年前までの日本へのビジネスジェットの乗り入れが2000件程度だったのが、近年は5000件まで増えています。この先も増えていけば、日本でも注目が集まると考えています」

ビジネスジェットの数はアメリカには1万3000機以上、日本には数十機と大きな開きがあります。定期航空便数が多く、国土も狭い日本ではビジネスジェットを利用するメリットは小さいと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

高い効率性、安全性、秘匿性。ビジネスジェットを使うメリット

活用メリットが最も大きいのは、ビジネスの最前線かもしれません。

吉田「現代のビジネスは、スピード感や効率が求められます。たとえばヨーロッパまではJALの定期便で行って、そこからのご移動にビジネスジェットをチャーターされるお客さまは増えています。欧州や北米の小都市に赴くためには、場所によっては2回乗り継ぎしなければなりません。乗り継ぎには数時間掛かるケースもあり、お客さまの負担も大きくなります。しかしビジネスジェットをご利用いただければ、一度の乗り継ぎで済み、しかも圧倒的にスムーズ。秘匿性や安全性を確保できます」

画像1: 高い効率性、安全性、秘匿性。ビジネスジェットを使うメリット

限られた時間でより多くのクライアントと会う、あるいはより多くの拠点を回りたいというビジネスニーズに適しているのです。

吉田「わざわざビジネスジェットで来てくれたという事実は、商談の際には大きなアピールポイントとなります」

画像2: 高い効率性、安全性、秘匿性。ビジネスジェットを使うメリット

石井「また、ビジネスのみならず、プライベートでご利用のお客様もいらっしゃいます。たとえば、小さなお子さまを連れてビジネスジェットでハワイに行かれるお客さまもいらっしゃるのです。お子さまにとっては、忘れられない思い出になることでしょう」

行き先も機内での過ごし方も、お客さまのお好みで

機内での過ごし方をお客さまの思いのままにアレンジしていただけることも、ビジネスジェットならではといえます。空港事業部の上村はその魅力をこう語ります。

画像: 空港事業部 上村

空港事業部 上村

上村「食事については提携しているケータリング会社や、お好みのホテル、レストランにオーダーして、できる限りご希望に応えます。もちろんお好みの雑誌や映画もご用意いたします。基本的にはあらゆるご要望に極力応えられるようにしております。」

機内でのひとときを単なる移動時間ではなく、かけがえのない時間にすることができるのです。そして、安全性に関しても抜かりはありません。

画像: 行き先も機内での過ごし方も、お客さまのお好みで

吉田「チャーター機の運航会社は世界中にありますが、実は品質が統一されていません。しかし、JALグループとしてご用意する以上、定期便同様に高い安全性を提供したいと考えています。機体を保有する会社のなかでも、第三者機関が高い評価を与えているものを厳選。最高のサービスに加え、最高の安心もご提供しています」

お申し込みいただければ、すぐに効率的なフライトをご用意

ここまでお読み頂くと、ビジネスジェットはごく限られた一部のお客さまのサービスと感じられるかもしれません。しかし、利用するハードルは高くはないのです。JALビジネスアビエーションにお問い合わせいただければ、最適なプランをすぐにご用意します。

吉田「様々なお客さまの、多彩なニーズにお応えします。区間とご利用目的をお伝えいただければ、ご要望に添ったベストなプランをご提案します」

画像: お申し込みいただければ、すぐに効率的なフライトをご用意

石井「ビジネスジェットの種類は数多くあります。5~6人乗りから19人乗りまで、ご人数やお手荷物にあわせてアレンジします。大きい機体であればアメリカやヨーロッパにもダイレクトアクセスできます。さらに大人数でのご利用でしたら、定期便で使う大型機をビジネスジェット仕様にしているものもご用意できます」

吉田「国産機がお好みでしたら、話題のホンダジェットもあります。この機体は『ぜひ一度乗りたい』という問い合わせをいただくことも少なくありません」

そして手配が完了すれば、あとは空港にお越しいただければいいのです。

上村「羽田空港や成田空港、関西国際空港であれば、空港内にある特別なゲートからお入りいただきます。定期便と同じような出入国の手続きは必要ですが、国際線でもお待ちいただくことがないように調整させていただきます」

このように、空港事業部のスタッフがお客さまを丁寧にお迎えします。

画像: 空港事業部 石黒

空港事業部 石黒

石黒「空港でのおもてなしは特別なものです。お客さまにシームレスであると感じていただけるように、トビラの開け閉めひとつにも気を使っております。高品質なサービスを通じて、使って良かったと思っていただけるグランドハンドリングを心がけています」

吉田「早ければ空港到着から10分程度で出国検査等が終わりますので、滑走路が混雑していない時間帯なら空港到着後30分後に出発することも可能です。」

JALの取り組みを通して、ビジネスジェットが使いやすい国へ

実はこのように、皆さまがご利用いただく空港ではビジネスジェットが日々運航しています。そして、JALが提供するサービスは特別でなくてはならないという意識があります。

画像1: JALの取り組みを通して、ビジネスジェットが使いやすい国へ

石黒「日本航空がビジネスジェットをチャーター運航しているということに付加価値を感じていただけるよう、ベストを尽くしています」

上村「鶴丸のエンブレムを背負っているからには、ルールや規則を遵守し、安心感を持っていただきたいと思います。私たちはまだ新参者ですが、歴史ある航空会社としてお客さまに恥じないサービスをご提供していきたいですね」

画像2: JALの取り組みを通して、ビジネスジェットが使いやすい国へ

こういった取り組みのひとつひとつを通して、JALビジネスアビエーションは日本のビジネスジェット市場を盛り上げたいと考えています。

石井「アメリカやヨーロッパの主要な都市には、ビジネスジェット専用の飛行場と専用ターミナルがあります。そこに比べると日本はまだ見劣りしていますが、我が国でもビジネスジェット専用の玄関口がさらに大きく開かれればと思います」

吉田「これは私たち一社だけではなく、官民一体となって取り組む必要があると考えています。JALグループの参入で市場が切磋琢磨し、よりよいサービスが提供できるようになればと思います。私たちは日本の航空会社で唯一、ビジネスジェットに関する総合企業を目指しています」

画像3: JALの取り組みを通して、ビジネスジェットが使いやすい国へ

定期航空便からチャーター機事業まで、飛行機に関するあらゆる事業を行うことで、JALはフルサービスキャリアとして、更に充実したサービスの提供ができると考えているのです。ぜひお気軽にご用命ください。お客さまだけの、最高のクオリティの空の旅をご用意します。

JALの舞台裏

A350導入の裏話や機内食のメニュー開発など、JALの仕事の舞台裏を紹介します。

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