「とにかく広い。照明も落ち着いた雰囲気なのが心地いい」
まず新しくなったクラスJをお試しいただいたのが、日本デザインの代表・大塚 剛さん。地域コミュニティのデザインなど幅広く活躍するほか、在京福岡コミュニティ「リトルフクオカ」を主催し、地元である福岡には、多いときで月1回は帰るといいます。
「とにかく機内が広いですね。仕事柄デザインに目が行ってしまうのですが、最新鋭機だからと未来感を出すために奇をてらった色の照明を使うようなこともなく、全体的にシックな雰囲気で好感が持てます。壁は樹脂製のようですが、壁紙のような質感に仕立てていて落ち着けますね」
内装デザインはイギリスのタンジェリン社に依頼、日本の伝統美をテーマに仕立てました。また座席数は3クラス構成で369席をご用意し、広々とした空間を実現しています。また従来より窓を大きく取ったことで、開放的に感じていただけるはずです。
「シートの絶妙な固さがちょうどいいですね」
「シートも気に入りました。ほどよい固さで体を支えてくれて、疲れにくいですね。座席の幅もあって、足もともゆとりがあります。普段は普通席に乗るのですが、これなら積極的に選びたいですね。リクライニングするまでもない快適さですけど、少し倒せばよく眠れそうです」
クラスJと普通席のシートは、スポーツカーのシートなどで有名なドイツのレカロ社が新たに開発したものです。座り心地にこだわり、細かな調整が可能なレッグレストも備えます。また、普通席より約18cm広い前後約97cmのシートピッチで座席を配置。ゆったりとしたパーソナルスペースで、「仕事がはかどりそうです」と大塚さんはいいます。
「意外に使えるカクテルトレイ。仕事中に便利ですね」
「機内で資料を広げると飲み物を置く場所に困りますが、カクテルトレイがあるのは便利ですね。それに足もとにAC電源があって、モニターの下にはUSBポートが付いていて、PCとスマホを一緒に充電できるのもうれしい。ここ、けっこう重要ですよね」
「それにスポットライトの他に、読書灯があるのはありがたいですね。明るさが調整できるところも、気が利いています」
AC電源とUSBポートは普通席も含め、全席に備わる標準装備です。また機内には無料Wi-Fiを備え、地上滑走開始時からインターネット接続をご利用いただけます。
「とにかく静かですよね。離陸時の振動や騒音が少なく、仕事の邪魔になりません。飛行中もエンジン近くの席だとタービンが回る音が気になるのですが、それがない。あとはトイレも広々としていてきれいですね」
「便が選べるスケジュールなら、積極的に利用したいですね」と、A350にご満足いただけた様子です。
「国内線なのに、驚くほど収納が広い!」
さて、続いては家族旅行を楽しんできたという猪熊さんご一家。福岡県は玄界灘にある猫が多く暮らす小島・相島(あいのしま)を訪れたこの日、福岡から東京への帰路でA350の普通席にご搭乗いただきました。
「座席の上の収納が広々としていますね。高さも奥行きもあって、これなら荷物が入れやすいです。シートも快適で、座り心地がすごくいいですね」(お父さま)
昨今のお客さまのトレンドをふまえ、広い胴体を持つA350はその特長を活かし、頭上の収納は、機内持ち込みサイズのトランクを横に立たせて入る広さになっております。電動アシスト機構が備わり、軽い力で開閉できることも特長。また新設計のシートも国際線仕様で、従来の国内線のものよりさらに快適な座り心地です。
「便利なカップホルダーや小物入れに加え、足もとが広く、子連れにはありがたい配慮です」
「足もとが広くてゆとりがありますね。子供がいると物を落としやすいのですが、これだと拾いやすいですね」(お母さま)
お子さまには、客室乗務員よりA350の模型をプレゼントします(数に限りがありますので、あらかじめご了承下さい)。大の飛行機好きだという7歳のご長男はさっそく組み立ててくれました。
「このテーブル、ふたつに折りたためて便利ですね。コンパクトな二つ折りでもドリンクが置けるくぼみがあって、スマホや小物を置くのに便利です。テーブルを収納してもドリンクホルダーが使えるのはうれしいですね。またシートポケットに小物入れが付いているのも気に入りました」(お母さま)
「個人モニターに映る離着陸の様子に、子供たちが大興奮!」
なかでもみなさんお気に召していただいたのが、全席に備わる個人モニターです。尾翼と機体下部にあるカメラでは、リアルタイムで機外の映像がご覧いただけます。特に離着陸時は大迫力で、ふたりのお子さんは食い入るように見つめていました。
「子供はすぐに飽きちゃうので、席で静かにしていてもらうのは大変です。行きの便はA350ではなかったのですが、お菓子をいっぱい持っていって、次々と与えて間を持たせていました。個人モニターがあると勝手に見ていてくれるので、親としてはすごく楽です(笑)」(お母さま)
個人モニターでは、映画やアニメ、機内誌や一般誌、さらに絵本など、さまざまなコンテンツもお楽しみいただけます。なかでも映画はプログラム停止時に8桁のコードを発行、これを復路などで入力していただくことで、途中から再生できる工夫をしました。(A350、国内線仕様787※に限ります)。※10月27日より東京=伊丹間で就航開始予定。
「子を持つ親ならわかると思いますが、小さな子を飛行機に乗せる際は、なによりも騒いでしまわないかが心配なんです。だからいろいろ映像が揃っているのは本当に助かります。それに、大人も楽しめますよね」(お父さま)
「子連れのフライトが『長かった』から『楽しかった』になりました」
羽田空港への着陸前、エンジンの騒音が抑えられた静かな機内で、お子さんたちはぐっすりと眠っていました。
「なかなかここまでのクオリティの国内線はないと感じました。飛行機のなかの時間って、手持ちぶさたになりがちですよね。その点、A350は快適だしエンターテインメントも揃っていて、フライト時間が有効に使えます。子供を連れてのフライトはいろいろ面倒を見ることも多いので長く感じていました。でも、これなら『長かったな…』ではなく、『楽しかったな!』と、いい思い出になりますね」(お父さま)
今回ご搭乗いただいたクラスJと普通席に加え、ファーストクラスもお選びいただけます。静粛性や居住性、エンターテインメントなど、あらゆる面でこだわって作ったA350では、飛行機の進化をきっと実感していただけるはずです。10月27日には羽田―新千歳空港間の一部便でも運航がスタートし、順次拡大予定。ご旅行やお仕事など、今度は皆さまのご利用をお待ちしております。
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