夏は、ひんやり甘いかき氷が恋しくなる季節。いまや東京のかき氷は、昔ながらの定番から、まるでアートのような進化系までバリエーション豊か。この記事では、SNS映えもばっちりな有名店から、知る人ぞ知る専門店まで、いま食べたい、都内のおすすめ15選をご紹介。週末のおでかけや東京観光の予定にも組み込みやすいように、エリア別に厳選しました。この夏は、自分好みの“とっておきの一杯”を探しに出かけてみませんか?

※価格は税込み表記です。
※掲載の内容は、2025年8月時点のものです。サービス内容などは予告なしに変更となる場合があります。

INDEX

【東京】かき氷コレクション・バトン|全国の絶品かき氷をリレー形式で。東京駅直結の注目スポット

東京駅直結の東京ミッドタウン八重洲2階「ヤエスパブリック」にある、かき氷の常設セレクトショップ「かき氷コレクション・バトン」。全国から選りすぐりの人気かき氷店が1週間~1カ月ごとに出店するスタイルで、いつ訪れても新しいかき氷との出合いが楽しめます。フードコート形式で座席も多く、予約不要、シェアもOKと、気軽さも魅力。仕事の合間や移動中にも立ち寄りやすいスポットです。

画像: 苺ミルク(1,500円)

苺ミルク(1,500円)

2025年7月16日〜9月3日の期間は、東京・八重洲の人気店「東京八重洲堂」が出店。定番の「苺ミルク」や「極上抹茶あずき」などは、厳選素材の良さを引き出すシンプルながら奥深い味わいで、多くのファンに支持されています。「梅干し」や「あんず杏仁」などの変わり種も根強い人気があり、新登場の「カスタードプディング」は、そのビジュアルのかわいさと味わいのバランスで注目を集めています。

画像: 沖縄マンゴーとジャスミン黒蜜(2,200円)

沖縄マンゴーとジャスミン黒蜜(2,200円)

さらに注目の限定メニューには、赤肉メロンを贅沢に潰した生メロン蜜に果肉をトッピングしたかき氷や、香り高い沖縄産フルーツを使用した夏にぴったりの一杯など、バリエーション豊かなラインナップが登場。

出店店舗や提供メニューは時期によって異なるため、訪れるたびに新しいかき氷を楽しめます。また、都内にいながら全国各地のかき氷が楽しめるのも魅力。Instagramで最新情報をチェックして、気になる一杯をお見逃しなく!

かき氷コレクション・バトン

住所東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 2F ヤエスパブリック
営業時間11:00〜21:00
定休日なし
予約不可
アクセスJR「東京駅」八重洲地下改札口より直結
Instagram@kakigoori_collection

【渋谷】茶房 オクノシブヤ|和菓子の技が光る、繊細でアートなかき氷

渋谷・代々木公園エリアの路地裏に佇む「茶房 オクノシブヤ」は、和菓子職人であり“かき氷界の巨匠”と称される江良保正さんが手がけるお店です。使用する氷は、透明度が高く雑味のない純氷です。純氷とは、水道水をろ過、殺菌して不純物を排除した水を-10度で48時間かけて凍らせた氷のこと。職人の手で丁寧に削られることで、ふわっと軽やかに口の中でとろけ、頭がキーンとすることなく最後まで心地よく味わえます。

画像: 一杯点て抹茶(1,100円)

一杯点て抹茶(1,100円)

お店のおすすめは、注文を受けてから1杯ずつ抹茶を点てる「一杯点て抹茶」。点てたばかりの抹茶をシロップにするため、抹茶本来の豊かな香りと風味を存分に楽しめます。和三盆ミルクや粒あんなどのトッピングもできるので、自分好みにアレンジするのもよいでしょう。

画像: もろったらし(2,090円)

もろったらし(2,090円)

夏に絶大な人気を誇るのが、夏季限定の「もろったらし」です。ベースは、醤油とマスカルポーネチーズを組み合わせた珍しい「お醤油マスカルミルク」と「もろこしシロップ」。中には食感のアクセントとして枝豆煮ともろこし煎餅が入り、トップには香ばしい焼きもろこしがのせられています。和の要素と洋の要素が絶妙に融合した、一口ごとに異なる食感と味わいが楽しめる、まさに新感覚のかき氷です。

甘さ控えめで奥行きのある味わいが魅力の「茶房 オクノシブヤ」。季節ごとに変わる創作メニューは、何度訪れても飽きることがありません。渋谷散策の途中に、特別なかき氷を味わってみては?

茶房 オクノシブヤ

住所東京都渋谷区神山町7-15 ホワイトハイム大嵩 102
電話番号050-5600-3851
営業時間11:00~19:00
定休日火曜
予約可(Web・電話)
アクセス東京メトロ千代田線「代々木公園駅」徒歩7分、小田急線「代々木八幡駅」徒歩10分、JR「渋谷駅」徒歩13分
Web茶房 オクノシブヤ 公式サイト

【代々木】あずきとこおり|パティシエの技と遊び心が詰まった創作かき氷

2022年、東京・代々木にオープンしたかき氷専門店「あずきとこおり」。手がけるのは、ミシュラン二つ星レストランで6年間パティシエを務めた堀尾美穂さん。フレンチの繊細な技術と感性を活かした、これまでにないかき氷が楽しめると注目を集めています。

画像: 季節のフルーツとシブーストのかき氷(3,200円~)

季節のフルーツとシブーストのかき氷(3,200円~)

氷は、純氷を極薄に削ったふわふわ食感。すべてのかき氷が3層構造で提供され、食べ進めれば進めるほど香り・風味・食感のバランスに驚かされる仕掛けがいっぱいです。中でも人気を集めているのが「季節のフルーツとシブーストのかき氷」。1層目の表面でシブーストクリームを香ばしく焼き上げるので、まるでクレームブリュレのような味わいが堪能できます。

画像: あずきとメレンゲ(2,900円)

あずきとメレンゲ(2,900円)

定番メニューの「あずきとメレンゲ」も見逃せません。1層目には、北海道産小豆を使用した自家製つぶあんと、香ばしく焼いたサクサクのメレンゲ、濃厚なメレンゲクリームが重なり、2層目には3時間かけてじっくり煮詰めた自家製練乳ととろける白玉団子、3層目には練乳とメレンゲがたっぷり重ねられた贅沢な一杯です。

かき氷メニューは3週間ごとに入れ替わり、常時5〜6種類がラインナップ。とうもろこしやじゃがいもなどを使った甘じょっぱい味も人気で、「こんな組み合わせがあるの?」という発見があるのも魅力です。

あずきとこおり

住所東京都渋谷区代々木1-46-2 グランデュオ代々木 1F
営業時間11:00~19:00
定休日水曜、不定休 ※Webサイトをご確認ください
予約可(Web)
アクセス小田急線「南新宿駅」徒歩4分、JR「代々木駅」徒歩5分
Webあずきとこおり 公式サイト

【日暮里】ひみつ堂|天然氷と旬の果実が織りなす極上のかき氷

かき氷専門店ブームの火付け役として、2011年に日暮里に誕生した「ひみつ堂」。都内初のかき氷専門店として開業し、いまも連日行列が絶えない人気店です。

使用する氷は、日光の老舗氷室「三ツ星氷室」の天然氷。これを昔ながらの手動式機械で丁寧に削ることで、驚くほどふわふわな口どけが実現します。もう一つの魅力は、旬の果実から作る無添加の自家製蜜。素材のうまみを存分に引き出した蜜は、自然のやさしい甘さで、氷のおいしさを引き立ててくれます。

生メロン三昧(2,300円)

看板メニューは、贅沢にメロンを使った「生メロン三昧」。果実の仕入れにとことんこだわる店主の姿勢が反映されています。

ひみつのいちごみるく(1,800円)

通年人気のあま〜いメニューといえば、「ひみつのいちごみるく」。提携農家が「ひみつ堂」専用に育てたいちごを使った濃厚ないちご蜜と、たっぷりの練乳がかけられた一杯は、見た目も味も間違いなし。

メニューは季節ごとに変わり、なんとこれまで通算で300種類以上を展開しています。夏季は整理券が配布されるほど混雑する日も多くありますが、何度訪れても新しい驚きに出合える、かき氷好きの聖地です。

ひみつ堂

住所東京都台東区谷中3-11-18
電話番号03-3824-4132
営業時間9:00~17:00
※2025年8月は無休で8:00~19:00営業
※曜日により変更する可能性があります。Instagramをご確認ください
定休日月曜(11~6月は月曜・火曜)
予約不可
アクセスJR「日暮里駅」西口から徒歩約4分、東京メトロ千代田線「千駄木駅」2番出口から徒歩約6分
Webひみつ堂 公式サイト
Instagram@himitsudo132
X@himitsuno132

【上野】四代目大野屋氷室|創業80年超の老舗氷屋が手がけるかき氷

創業80年を超える老舗氷屋が手がけるかき氷専門店「四代目大野屋氷室」。最大の特徴は、0度で48時間以上かけてじっくり固めて作られた氷柱から、その日の温度や湿度、氷の状態から職人が目利きした“生氷®︎”を使用していること。透明度が高く、口どけなめらかな氷を、氷削りの修業を積んだスタッフがその日の気温や湿度を見極めながら1杯ずつ丁寧に削り出します。盛り付けもあえて形を整えず、シンプルに。氷そのものの味わいや美しさを感じてもらいたいという店主のこだわりが詰まっています。

大野屋のいちごミルク(800円)

看板メニューは、栃木県の契約農園で大切に育てられた完熟とちおとめを使った「大野屋のいちごミルク」。いちごの甘酸っぱさと粒感をそのままに、練乳と合わせて仕上げた一杯は「ここでしか食べられない」とファン続出の人気を誇ります。

次に人気の「生搾りレモン」は、提供時に自分でレモンを搾って仕上げるユニークなスタイル。甘みと酸味のバランスが絶妙で、後味さっぱり。これを求めて連日通う常連さんも多いとか。

さらに「追い氷(氷のおかわり)」は何度でも無料。これほどのクオリティでありながら、価格はほとんどのメニューが1,000円以下と、驚きのコストパフォーマンスの良さも注目です。上野を訪れたらぜひ立ち寄りたい、氷屋ならではのかき氷に出合える名店です。

四代目大野屋氷室

住所東京都台東区上野6-14-1 1F
営業時間12:00~17:00
定休日なし
予約不可
アクセスJR「上野駅」広小路口より徒歩約3分
Web四代目大野屋氷室 公式サイト

【浅草】浅草浪花家|かき氷で富士山の朝焼けを表現

たい焼きで名高い「麻布十番 浪花家総本店」から暖簾分けされた「浅草浪花家」は、甘味好きなら一度は訪れたい名店。たい焼きはもちろん、夏になると全国から多くの人がここのかき氷を求めて訪れます。使用する氷は純氷。きめ細かくふんわりと削られた氷は口の中でやさしく溶け、最後の一口まで軽やかな味わいが楽しめます。

あさやけ(1,250円)

一番人気のかき氷「あさやけ」は、富士山の朝焼けをイメージしたという美しいビジュアルが印象的。山型に盛られた氷の上に、自家製のいちごシロップとミルク、そして、たい焼きにも使われる北海道十勝産の小豆を丁寧に炊いた“あんこ”をトッピング。いちごの甘酸っぱさと小豆のやさしい甘みが絶妙に溶け合い、まるで和菓子のような奥深い味わいを楽しめます。

chai(1,250円)

おすすめは、夏にぴったりの「chai」。スパイスが効いたチャイシロップに、つぶあん、ミックスナッツを組み合わせたオリジナルかき氷は、ここでしか味わえない新感覚の一杯です。

かき氷のほかに、たい焼きや白玉ぜんざい、あんみつなどの甘味メニューも充実。並ぶ覚悟で訪れたい人気店のため、夏の暑い日は日傘や飲み物を持って、暑さ対策を忘れずに。

浅草浪花家

住所東京都台東区浅草2-12-4
電話番号03-3842-0988
営業時間平日11:00〜19:00、土日祝10:00〜18:00
定休日火曜(夏季は臨時営業・休業あり)
予約不可
アクセスつくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩1分、東京メトロ銀座線ほか「浅草駅」より徒歩10分
Web浅草浪花家 公式サイト

【銀座】銀座のジンジャー 銀座本店|ピリッと爽快!生姜香る大人のかき氷

銀座に本店を構える「銀座のジンジャー」。1階ではオリジナルの生姜シロップを販売し、2階のカフェではそのシロップをたっぷり使った“ジンジャーかき氷”が一年中楽しめます。かき氷には、生姜と複数のスパイスをブレンドした風味豊かなシロップを使用。辛みと甘み、フルーティさが絶妙に溶け合い、口に含んだ瞬間からインパクトある味わいが広がります。

本気生姜(1,650円)

人気No.1は、辛口のドライジンジャーシロップをたっぷりかけた「本気生姜」。シンプルながらもその名の通り、本気の生姜感が体の芯までじんわりと届くような一杯です。

初めての方には、看板メニューの「ジンジャーミルク ベース」にオレンジ生姜と練乳エスプーマをトッピングしたメニューがおすすめ。やわらかな氷とコクのあるミルク、生姜の爽快感が三位一体となり、ほかにはないスパイシーなかき氷を体験できます。

ジンジャーミルク ベース オレンジ生姜と練乳エスプーマトッピング(1,630円)

暑い日にはジンジャーエール、寒い日にはホットジンジャーといったドリンクもラインナップ。すべて自家製のジンジャーシロップを使用しており、辛みの効いた「ドライ」、まろやかな「柚子」、旬の素材を活かした「季節限定」の3種類から選べるのも嬉しいポイントです。

かき氷とドリンクのセットで生姜の奥深さをじっくり堪能できる、大人のためのひとときを楽しんでみてください。

銀座のジンジャー 銀座本店

住所東京都中央区銀座1-4-3 カルチェブラン・ギンザ 1F・2F
電話番号03-3538-5011
営業時間11:00~20:00
定休日不定休
予約不可 ※店頭で当日の予約は可
アクセス東京メトロ有楽町線「有楽町駅」から徒歩約3分
Web銀座のジンジャー 公式サイト

【銀座】Parlor Vinefru銀座|業界随一の発想力!“次世代かき氷”の名店

東京・銀座の「Parlor Vinefru銀座」は、かき氷の常識を覆すような独創的なメニューで国内外から注目を集める人気店です。2018年の創業以来、有名店ひしめく東京のかき氷シーンで人気を集め、いまなお新たなファンを獲得し続けています。

画像: 苺とピスタチオエスプーマのかき氷(1,980円)

苺とピスタチオエスプーマのかき氷(1,980円)

人気No.1は、イラン産の濃厚ピスタチオを使用したエスプーマをたっぷりまとわせた「苺とピスタチオエスプーマのかき氷」。中には、ドイツの名門ロンネフェルト社の「クイーンオブチェリー」ティーを使った華やかなソースや、香ばしいローストアーモンド、ベリーのコンフィチュールが重なり、層ごとに表情が変わるリッチな味わいが魅力です。

画像: きな粉と求肥のかき氷(1,760円)

きな粉と求肥のかき氷(1,760円)

「きな粉と求肥のかき氷」は、和の素材をふんだんに使った一杯。ふわふわの氷にもちもちの求肥を重ね、香ばしい自家ブレンドきな粉がたっぷりとかかっています。中には北海道産の小豆と黒豆、アクセントに黒ごまクッキーが忍ばせられており、さらに別添の抹茶ソースと黒蜜で味変も楽しめる、Vinefruらしい逸品です。

Parlor Vinefru銀座

住所東京都中央区銀座1-20-10 GYBトマトハウス3F
電話番号03-6228-7100
営業時間11:00~18:00
定休日不定休
予約可(Web)
アクセス東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」より徒歩約7分、東京メトロ日比谷線「東銀座駅」より徒歩7分、東京メトロ日比谷線「新富町駅」より徒歩約7分
WebParlor Vinefru銀座 公式サイト

【六本木】KAKIGORI CAFE&BAR yelo|深夜も楽しめる“スイーツ系かき氷”の聖地

六本木の夜を彩るカフェバー「yelo(イエロ)」は、かき氷専門店としては珍しく深夜営業を実施しているのが魅力。お酒の締めにもぴったりな“スイーツ感覚のかき氷”が話題で、平日でも行列ができるほどの人気店です。

お店のこだわりは、“3層構造”。氷→ミルクソース→シロップを3回に分けて重ねることで、どこを食べても均一な味わいをキープし、かき氷にありがちな“上は濃くて、下は薄味”という問題を見事に解決しています。

画像: ティラミスDX(1,500円)

ティラミスDX(1,500円)

一番人気は「ティラミスDX」。氷の上にたっぷりのマスカルポーネホイップとココアパウダーを重ねた、極上のスイーツ系かき氷。マスカルポーネと生クリームを絶妙に泡立てたホイップは、軽やかでとろけるような口当たりなのに、濃厚でコク深い味わい。スプーンを入れた瞬間に溶けていくふんわり系ティラミスが、リピーターを虜にしています。

画像: ハイドランジア(1,500円)

ハイドランジア(1,500円)

「ハイドランジア」とは、紫陽花のこと。見た目も麗しい期間限定のかき氷で、シロップをかけると色みが変化するフォトジェニックなビジュアルが魅力です。爽やかな風味が口いっぱいに広がり、夏だけの清涼感が味わえます。

KAKIGORI CAFE&BAR yelo

住所東京都港区六本木5-2-11 パティオ六本木1F
電話番号03-3423-2121
営業時間11:00~翌5:00 
※時期により変動あり。Instagramをご確認ください
定休日なし
予約不可 ※夏季のみ優先案内サービス(Web)あり
アクセス東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩約3分、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」徒歩約4分
Webyelo 公式サイト
Instagram@yelojp

【品川】いちょうの木|見ても食べても楽しい、芸術家が手がける“アートなかき氷”

喫茶店として1979年に創業した「いちょうの木」は、現在は美大出身の店主・今智子さんが切り盛りする“芸術かき氷”の名店。もともとはあんみつやトーストなどを提供していましたが、今さんが先代からお店を引き継いだ16年前より、見た目が華やかなかき氷が看板メニューとなり、ファンを増やし続けています。

この店のかき氷の特徴は、思わず写真を撮りたくなるほど独創的でカラフルなビジュアル。ふわふわのかき氷の上には、アイシングクッキーやカラフルなトッピングが施され、まるで一皿のアート作品のよう。芸能人がお忍びで訪れることもあるという、知る人ぞ知る人気店です。

画像: パッションフルーツ(1,400円)

パッションフルーツ(1,400円)

夏にぴったりの「パッションフルーツ」は、パッションフルーツの酸味をあえて効かせ、見た目も楽しめる一杯となっています。サクサク食感のパイがアクセントになっていて、かき氷の概念を覆すリッチな仕上がりです。

一番人気の「ピスタチオチョコレート」は、うねうねと流れるような盛り付けで、見た目も美しい一品です。もちろん、濃厚な生チョコレートと香ばしいピスタチオの組み合わせは味も抜群。店主おすすめの「ピーカンパイ」は、ピーカンナッツにキャラメル、コーヒーウイスキーの風味が重なり合う大人の味わいが楽しめます。

ほかにも、宇治抹茶シロップに桜クリームとカラフルな寒天をトッピングした「ふきよせ」など、どれを選んでも五感が刺激されるラインナップ。土日は予約制のため、事前にチェックしてから訪れるのがベストです。

いちょうの木

住所東京都品川区北品川1-28-14
電話番号090-8818-2835
営業時間11:30~17:00
定休日月曜、木曜
予約土日のみ可(Web)
アクセス京急本線「北品川駅」「新馬場駅」より徒歩3分
Webいちょうの木 公式サイト
Instagram@kontomoko

【芝公園】くろぎ甘味研究所|日本料理の巨匠が手がける、和のかき氷

2024年、芝公園に誕生した「くろぎ甘味研究所」は、日本料理の名店「くろぎ」が手がけるかき氷専門店。目の前で氷を削る所作や、一つ一つ丁寧に仕上げられるかき氷を眺めながら、五感で味わう贅沢な時間を堪能できます。

画像: 黒ごま(3,200円)

黒ごま(3,200円)

人気メニューは、インパクト抜群の「黒ごま」。真っ黒な見た目の正体は、黒ごまペーストをふんだんに使った濃厚な黒ごまミルクと黒ごまあん。トップにのった白玉まで黒ごまに包まれており、まさに“黒ごまづくし”の一杯です。ヴィーガン対応なのも嬉しいポイント。

画像: 謹製とうもろこし(4,250円)

謹製とうもろこし(4,250円)

おすすめは、2025年7月11日から期間限定で登場した新作「謹製とうもろこし」。くろぎ本家の板前が目利きした鮮度抜群のとうもろこしを使い、板前仕込みの技で仕上げた渾身の一品です。とうもろこしを醤油で煮ることで素材の甘みと塩味が重なり、シンプルながら奥行きのある味わいに。中にはこのかき氷のために作られた白あんが入っています。

すべてのイートインのかき氷には、抹茶か水出しコーヒーがセットでついてくるという心配りも。事前予約ができるので、行列を避けてスムーズに入りたい方にもおすすめです。特別な日には、静かで洗練された空間で、日本料理の粋を感じる絶品かき氷をじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。また、小さいサイズのかき氷は予約不要でテイクアウトができるので、近くに訪れた際に立ち寄ってみるのもおすすめです。

くろぎ甘味研究所

住所東京都港区芝公園1-7-16 GRANDLUXE SIBADAIMON 1F
営業時間10:00〜20:00
定休日なし
予約可(Web)
アクセス都営大江戸線「大門駅」徒歩5分
Instagram@kurogi_kanmi

【下北沢】天ノ屋下北沢本店|八ヶ岳の湧水を使用。無添加天然氷が楽しめる

八ヶ岳の澄んだ湧水から作られた天然氷を使用し、ふわふわの口どけを実現している「天ノ屋下北沢本店」。すべてのかき氷に使用される練乳とシロップは店内で丁寧に手作りされており、化学調味料を一切使用しない完全無添加というこだわりが光ります。

杏仁いちごのかき氷(1,595円)

人気No.1メニューは「杏仁いちごのかき氷」。杏仁シロップを練乳にブレンドし、いちごシロップをたっぷりと。トップには杏仁のクリームがたっぷりとのせられ、一口食べると杏仁の華やかな香りが広がり、いちごの甘酸っぱさが心地よく追いかけてきます。

抹茶あずきのかき氷(1,320円)

もう一つの人気メニューは「抹茶あずきのかき氷」。京都・宇治の老舗「山政小山園」の高級抹茶を使用しており、深みのあるほろ苦さと、小豆のやさしい甘さが調和した和の逸品。抹茶好きにはたまらない王道のおいしさです。

嬉しいのは、2杯目以降は100円引きになるサービス。1杯目の感動を味わった後、「もう一つ別の味も試してみたい!」という時にぴったりです。季節ごとの限定メニューも登場するので、何度訪れても新しい発見がありますよ。

天ノ屋下北沢本店

住所東京都世田谷区北沢2-36-14ガーデンテラス下北沢D1F
電話番号03-5738-7872
営業時間12:00~20:00
定休日なし
予約不可
アクセス小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」東口より徒歩3分
Instagram@amanoya_shimokitazawa

【巣鴨】かき氷工房 雪菓|常連人気No.1!食感と風味を楽しめる濃厚ピスタチオ

巣鴨にある「かき氷工房 雪菓」は、富士山の天然氷を使ったかき氷の専門店。氷は、昔ながらの製法で時間をかけて作られた天然氷を使用しており、ふんわりとした口どけと雑味のないスッキリとした後味が魅力です。

ピスタチオミルク(1,800円)

店の人気No.1メニューは「ピスタチオミルク」。イラン産の上質なピスタチオを使用した濃厚な自家製シロップと練乳の組み合わせは、香ばしさと甘さのバランスが絶妙です。刻んだピスタチオが中にも上にも惜しみなくのせられており、食感の変化も楽しめます。別添のピスタチオシロップをかけることで、より深い味わいに変化。リピーターの多さにも頷けます。

画像: いちごミルク(ショートケーキ風)(1,300円)

いちごミルク(ショートケーキ風)(1,300円)

店主のおすすめは「いちごミルク(ショートケーキ風)」。真っ赤な自家製いちごシロップは、フレッシュないちごの甘酸っぱさがぎゅっと凝縮され、ふわふわの氷と絡み合います。純生クリームを合わせて食べれば、まるでショートケーキをそのままスプーンで食べているかのような満足感が得られます。

ほかにも、抹茶などの和の定番フレーバーから、個性派・期間限定メニューまで種類豊富。何度訪れても新しい出合いが待っています。

かき氷工房 雪菓

住所東京都豊島区巣鴨3-37-6
電話番号03-5980-9891
営業時間平日11:00~17:00、土日祝10:00~17:00
定休日月曜(月曜が祝日の場合翌日)
予約不可
アクセス都営三田線「巣鴨駅」より徒歩約3分、JR「巣鴨駅」より徒歩約5分
Webかき氷工房 雪菓 公式サイト

【目白】目白 志むら|「崖氷」の愛称で親しまれる老舗和菓子店のかき氷

1939年(昭和14年)創業の老舗和菓子店「目白 志むら」は、和菓子の技を活かした豪快で美しいかき氷が評判のお店。特にそそり立つように盛られた氷の山にたっぷりとシロップがかかる見た目は圧巻で、その姿から「崖氷」と呼ばれ、SNSでも話題です。

生いちご(1,600円)

一番人気の「生いちご」は、たっぷりの果肉入りいちごシロップがふわふわ氷を包み込む壮観な一品。昔は上からかけていたというシロップも、いまでは氷を沈ませないよう側面から美しく流しかけるようになり、このスタイルが志むらならではの名物に。

白玉 (1,600円)

おすすめは、氷の上にたっぷりのこしあんがかかり、もちもちの白玉があんの中に浮かぶ、まるであんこの山のような「白玉」。ふわふわとした氷に濃厚なこしあんが絶妙に絡み、和菓子店ならではの丁寧な味わいを堪能できます。

定番の「生いちご」や「あんバター」に加え、「夏みかん」や「甘酒青梅」など季節限定メニューも豊富。どれも和のエッセンスを活かした、ここでしか味わえないかき氷ばかりです。

目白 志むら

住所東京都豊島区目白3-13-3
電話番号03-3953-3388
営業時間9:30~L.O.17:30
定休日日曜、不定休 ※Instagramをご確認ください
予約可(店頭・電話・Web) ※夏季は予約必須
アクセスJR「目白駅」から徒歩3分
Web目白 志むら 公式サイト
Instagram@shimura_kissa

【吉祥寺】氷屋ぴぃす|童話がかき氷に!? まんまるビジュアルが映える人気店

“食べるおとぎ話”のようなかき氷が話題の「氷屋ぴぃす」は、吉祥寺にある人気のかき氷専門店。72時間かけてじっくり凍らせた溶けにくい純氷を、削る直前に1℃まで戻してから丁寧に削ることで、ふんわりとやわらかな口当たりを実現しています。頭がキーンと痛くなりにくいのも嬉しいポイント。

画像: 桃始めました2025(2,100円)

桃始めました2025(2,100円)

人気No.1メニューは、旬の時期だけ提供される「桃始めました2025」。みずみずしい桃の果肉とシロップがたっぷり入った一杯は、氷の中にまで桃が隠れていて、どこを食べても桃づくし。毎年楽しみにしているリピーターも多いという、夏の風物詩的存在です。

画像: 森の赤ずきんちゃん(2,400円)

森の赤ずきんちゃん(2,400円)

店主がおすすめするのは、赤と緑のコントラストがかわいい「森の赤ずきんちゃん」。深い森をイメージさせる濃厚なピスタチオの香り漂う氷の上に、鮮やかな赤いいちごシロップがたっぷり。氷の中には、キルシュ(さくらんぼのブランデー)でマリネされたいちごが隠れていて、甘酸っぱく大人な味わいが広がります。

そのほか、ホイップクリームで網を作りメロンに見立てた「プレミアムメロンボール」など、見た目も驚きの期間限定メニューが多数登場。メディアでもたびたび紹介される映え系スイーツスポットとして、かき氷好きなら一度は訪れたい名店です。

氷屋ぴぃす

住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル1F
営業時間火曜~土曜10:00~20:00、日曜・祝日10:00~18:00
※日により変動あり。公式Xをご確認ください
定休日月曜
予約不可 ※優先案内サービス(Web)あり
アクセスJR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」公園口より徒歩3分
Instagram@lovely.peace
X@kooriya_peace

夏のご褒美に。東京の絶品かき氷でひんやり涼体験を

都内には、行列ができる話題の人気店から、知る人ぞ知る穴場まで、個性豊かなかき氷店がそろっています。ふわふわの氷やこだわりのシロップに癒されながら、夏ならではのひんやりスイーツをぜひ楽しんでみてください。

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