東京都内には食べ歩きで人気の商店街がいくつかありますが、大田区には都内最多の140の商店街が集まっています。その中でも最大規模を誇るのが、ここ雑色にある「雑色商店街」なんです。
訪れる人の多くは観光客ではなく、地元にお住まいの方々。そんな地元密着型の商店街だからこそ、SNSにはあまり載っていない名物グルメがたくさん。早速、雑色の「おいしいもの」を探しにいきましょう!
※価格はすべて税込み表記です。
※歩きながら食べる行為は推奨しておりません。店舗併設のイートインスペースや、通行人の妨げにならない場所で立ち止まってご飲食ください。
雑色でおいしいものを探すJALスタッフは…
JALブランドコミュニケーション 大谷
飛行機と食べ歩き、そして商店街が大好き!
住まい選びの基準は「近くに商店街があること」。醸し出されるその街の“暮らしの空気”に、グッときています!
羽田空港からすぐ。“東京ローカル”の魅力が満載の「雑色商店街」へ!
雑色駅へは羽田空港から京急本線で約15分。駅を出ると、目の前にあるのが雑色商店街です。活気とノスタルジーが共存する雰囲気は、さながら“東京のローカル”。下町情緒あふれるアーケードに、早くも気分が上がります!
雑色商店街は、昭和23年から続く歴史ある商店街。駅前から東西に広がり、食料品や日用品、飲食店や居酒屋まで、約200の店舗が立ち並びます。特に、テイクアウトのお惣菜が充実! 地域の食卓を支える“地元の味”は、ここでしか出合えない旅グルメです。
あつあつサクサク! 揚げたてのフライをぱくり|丸美食品
商店街に到着したのはお昼前。アーケードをぶらぶらしていると早々に漂ってくるいい匂いに、お腹が空いてきます……。
交差点まで歩みを進めたところで、気になるお店を発見!
店頭にはパック詰めのからあげやしゅうまい、餃子がずらり。
おいしそうなお惣菜はもちろん、豪快にディスプレイされた精肉も目を引くこちらのお店は、「丸美食品」さん。
「あたたかいフライがいつでも揚がります」の文字も気になるところ。できたてを楽しむのは、食べ歩きの醍醐味! 迷わず注文しましょう!
4個入りのからあげが110円と、驚きのお手頃価格です。まずはこちらから!
続いては、なんと1個60円(!)のハムカツをオーダー。注文を受けたあと、目の前で揚げてもらえます。
おすすめメニューを聞くと、「ハムカツ、コロッケ、メンチカツが人気だね」と気さくな店員さん。ハムカツは学校帰り・塾帰りの子どもたちがよく買っていくそうです。
油のしつこさはまったくなく、一気にぺろり。
2階には、とんかつや洋食やステーキ、カレーなどを提供する食堂もあるとのこと。今度はゆっくり食事にも訪れたいですね!
丸美食品
住所 | : | 東京都大田区仲六郷2-15-11 1階 |
---|---|---|
電話 | : | 03-3731-7686 |
営業時間 | : | 9:00〜19:00頃 |
コーヒー好きのご夫婦が営むこだわりのスタンド|CROSS珈琲豆店
どこかレトロでノスタルジックな街並みが見ていて飽きない雑色商店街ですが、新しいお店もちらほら。
この日はとてもいいお天気で、歩いていると少し汗をかいてきました。よく冷えたドリンクでリフレッシュしよう!と立ち寄ったのは、かわいらしいコーヒースタンド。
「CROSS珈琲豆店」さんは、2022年3月にオープン。コーヒー好きのご主人が、会社勤めをしながら開いたお店なんだそう。この日は、奥さまがお店に立っていました。こだわりの自家焙煎豆を取り揃え、おすすめを丁寧に説明してくれます。
気になるのは、見慣れないメニュー「エスプレッソトニック」。文字通り、エスプレッソとトニックウォーターをあわせたもので、夏季限定で提供しているそう。
トニックウォーターの柑橘風味と、あと引くコーヒーのキリッとした苦みが相性抜群。暑い季節につい手が伸びそうな、おすすめドリンクです! 雑色巡りのお供に、ぜひ。
CROSS珈琲豆店
住所 | : | 東京都大田区仲六郷2-18-11 |
---|---|---|
営業時間 | : | 平日 11:00~16:00 土・日・祝日 11:00~18:00 ※営業状況は月によって異なりますので、詳細はwebのカレンダーをご覧ください |
定休⽇ | : | 水曜 |
web | : | https://cross-coffee-beans.jp/ |
世代を超えて愛される、出汁たっぷりのボリュームおでん|目黒食品
CROSS珈琲豆店さんをあとにし、一度雑色商店街を抜けて、大きな踏切を越えてみることに。
その先で見つけたのは、鮮やかなオレンジのひさしと赤いのれん、そして「おでん」の文字!
持ち帰りのおでん専門店「目黒食品」さん。大きなおでん鍋から漂うやさしい出汁の香り……なんとも癒されます。
ご両親からお店を引き継いで2代目。お店の歴史は40年以上にわたり、親子3代にわたって通うお客さんもいるそう!
「出汁は煮干し、しいたけ、削り節を使って、毎日新しいものに取り替えてこだわってるんですよ」と話すのは、お店を仕切るお母さん。おでん種は大田市場から仕入れているもの。どれも大ぶりでとってもおいしそう!
店先には立食スペースがあったため、その場でいただくことに。「お洋服汚さないようにねぇ」と声をかけてくれるお母さんの気遣いも和みます。
どのおでん種もしっかりと味が染み込んでいてたまりません! からしや、自家製の味噌だれで味変しながら楽しめます。特に人気があるのは大根、昆布、たまごといった定番メニューとのこと。
おでんの「すじ」と聞くと牛すじを想像する人が多いかもしれませんが、「関東ではサメのすり身を使った練り物を『すじ』というんですよ」とお母さんが教えてくれました。
関東ならではのおでん種といえば、「ちくわぶ」も有名。“東京ローカル”を味わうなら、これらもぜひ注文しておきたいところです!
目黒食品
住所 | : | 東京都大田区西六郷1-50-17 |
---|---|---|
電話 | : | 03-3731-9065 |
営業時間 | : | 12:00~19:00(売り切れ次第終了) |
定休⽇ | : | 月曜(祝日は営業) |
食卓の主役から、気軽につまめるフライまで!|デリカキング
ボリュームたっぷりのおでんを満喫し、だいぶお腹も満たされてきました。雑色駅方面に戻りつつ、もう少しだけ何かつまみたいな……と、再び雑色商店街内を散策。
最後に商店街の東端、メディアでも度々紹介される人気店「デリカキング」さんに立ち寄ります。
食卓の主役を張れるようながっつりお肉メニューから、ひとくちサイズのフライまで、バラエティ豊かなラインナップに惚れ惚れしてしまいます。
骨付唐揚げは大人気のメニュー。もも焼き・てば焼きは、創業当初から親しまれている“雑色の味”です。
今回は気軽につまめて食べ歩きにもちょうどいい、「チーズロール」と「コーンコロッケ」を注文してみました。
デリカキングさんのフライはさっくりと軽い口当たり。この日4軒目の訪問ながら、ぱくぱくと完食! 身も心もすっかり満足し、帰路に就くスタッフ一同なのでした。
デリカキング
住所 | : | 東京都大田区仲六郷2-43-5 |
---|---|---|
電話 | : | 03-3736-9430 |
営業時間 | : | 10:00〜20:30(売り切れ次第終了) |
定休⽇ | : | 月曜(7月は夏休みで1週間店休予定) |
初めて来るのに“ホーム感”。街の雰囲気ごと雑色グルメを楽しんで!
「雑色には初めて来ましたが、最初から“ホーム感”がすごい! とにかく街のみなさんがフランクで、とっても優しかったです。今回は平日のお昼に訪れましたが、週末や夜に来ても、また違った魅力を味わえそうですね」と、商店街愛好家の大谷さんも大満足な連載第1回となりました。
ボリューミーかつ、お手頃価格なグルメが満載の雑色。平日昼にもたくさんの人や自転車が行き交い、まさに地元の活気あふれる雰囲気も素敵でした! 羽田空港から15分の“東京ローカル”、ぜひみなさんも味わいにきてみてください。
次回の「JAL食べ歩きグルメ部」の活動も、お楽しみに!
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