東京観光に来たのに、あいにくの雨…。そんな時に重宝するのが、駅直結のカフェです。アクセスがよいだけでなく、おしゃれで居心地のよいカフェは、そこにいるだけで東京に来た甲斐があるというもの。雨宿りをしながら観光の計画を練り直すもよし、人気のカフェ飯で小腹を満たすもよし。
都内のターミナル駅を中心に、覚えておきたい駅直結カフェを紹介します。

【新宿駅】アートなパフェは必食。スイーツブッフェも楽しめる人気店 SALON BAKE & TEA

2016年に開業した、新宿駅直結の商業施設「NEWoMan」。ここでぜひ覚えておきたいのは、人気アパレル「SALON adam et rope’」が運営するカフェ「SALON BAKE & TEA」です。テーマは“DELICIOUS FASHION”。旬のスイーツをはじめ、パティシエが作る色彩豊かなメニューを楽しめます。

画像1: 【新宿駅】アートなパフェは必食。スイーツブッフェも楽しめる人気店 SALON BAKE & TEA

名物のひとつが、ブリジット・バルドーが名付けたといわれる南仏の伝統スイーツ「トロペジェンヌ」を使った、季節のパフェ。毎シーズン、旬のフルーツなどを駆使したフォトジェニックなパフェを提供しています。

画像2: 【新宿駅】アートなパフェは必食。スイーツブッフェも楽しめる人気店 SALON BAKE & TEA

そのほかにも季節の食材を使ったデザートが充実。また、スイーツのオーダーブッフェも好評で、多彩なプチスイーツやグラスデザート、焼きたてのパンやキッシュを楽しめます。南部鉄器で味わえる、フランス発のティーメゾン「THE O DOR(テオドー)」の紅茶をはじめ、ドリンクも絶品。おしゃれな世界観と料理が、気分を高揚させてくれることでしょう。

SALON BAKE & TEA
住所東京都新宿区新宿4-1-6 NEWoMan 3F
電話03-6380-1790
営業平日 11:00~21:30(フードL.O.20:30、ドリンクL.O.21:00)/土日・祝 11:00~21:00(フードL.O.20:00、ドリンクL.O.20:30)
定休日施設に準ずる
webhttps://salon.adametrope.com/bake/

【新宿駅】旬のもぎたてフルーツが満載。体にやさしい元気をチャージ フタバフルーツパーラー 新宿 マルイ本館店

「新宿マルイ本館」は、新宿駅から地下通路で歩いて行ける商業施設。ここにあるのが、中野区都立家政で75年以上続く果実店「フタバフルーツ」とコラボレーションした「フタバフルーツパーラー 新宿 マルイ本館店」。旬の果物をふんだんに使ったみずみずしいデザートを中心に、美容や健康に配慮された個性派メニューも味わえるのが魅力です。

画像1: 【新宿駅】旬のもぎたてフルーツが満載。体にやさしい元気をチャージ フタバフルーツパーラー 新宿 マルイ本館店

フルーツパーラーの王道といえば、果物が満載のパフェ。ネーミングからして心が躍る、「ベリーの宝石パフェ」1408円、「パフェ・フルーツバスケット」1518円、「3種のりんごと紅茶ジュレのブランパフェ」1408円(すべて税込)など、華やかなパフェが種類豊富にそろっています。

画像2: 【新宿駅】旬のもぎたてフルーツが満載。体にやさしい元気をチャージ フタバフルーツパーラー 新宿 マルイ本館店

もちろん、パフェのほかにもフルーツサンド、フルーツドリンクなど、フルーツパーラーの定番メニューがずらり。また、ヴィーガンやグルテンフリーにも対応できるメニューも充実しており、たとえばパフェのアイスは豆乳アイスに変更できるほか、ホットケーキは米粉を使用したグルテンフリーになっています。体にやさしいおいしさで、旅の疲れを癒やしましょう。

フタバフルーツパーラー 新宿マルイ本館店
住所東京都新宿区新宿3-30-13 新宿マルイ本館 5F
電話03-6709-9848
営業月~土11:00~21:00(フードL.O.20:00、ドリンクL.O.20:30)、日祝11:00~20:30(フードL.O.19:30ドリンクL.O.20:00)
定休日施設に準ずる
webhttps://www.cafecompany.co.jp/brands/futabafruitsparlor/

【渋谷駅】駅前の景色を眼下に望む開放感抜群のラウンジ空間 エスタシオン カフェ

渋谷駅から道玄坂方面に隣接する商業施設「渋谷マークシティ」。この5階にある「渋谷エクセルホテル東急」内のラウンジカフェが「エスタシオン カフェ」です。“エスタシオン”とはスペイン語で駅のこと。渋谷駅の真上という立地を生かしたロケーションはアクセスのよさだけでなく眺望も抜群で、優雅なひとときを約束してくれます。

画像1: 【渋谷駅】駅前の景色を眼下に望む開放感抜群のラウンジ空間 エスタシオン カフェ

施設内にありながら天井高が約8メートルと、その開放感も特筆もの。大きなガラスが設えられ、そこから渋谷駅前のスクランブル交差点を見下ろせるのも大きな魅力です。

画像2: 【渋谷駅】駅前の景色を眼下に望む開放感抜群のラウンジ空間 エスタシオン カフェ

朝は一部のドリンクのみの提供となるものの、10時以降はスイーツをはじめとするフードも楽しめます。選べるドリンクが付く「ケーキセット」1700円や「マカロンセット」1500円は定番の人気で、季節ごとに種類が変わるオリジナルパフェも好評。秋は「キャラメルと洋梨のパフェ」1700円(すべてサービス料10%・消費税10%込)が登場します。またテイクアウト限定で、焼き菓子の詰め合わせ「ル・ガトー」5個1500円/10個3000円(消費税8%込)も。さまざまなシーンで重宝する同店、渋谷駅周辺でゆったりくつろぎたいときはぜひ。

エスタシオン カフェ
住所東京都渋谷区道玄坂1-12-2 渋谷エクセルホテル東急 5F
電話03-5457-0133
営業平日8:00~24:00(L.O.23:30)、日祝8:00~22:00(L.O.21:30)※休前日除く
定休日なし
webhttps://www.tokyuhotels.co.jp/shibuya-e/restaurant/estacion/

【渋谷駅】ドーナツ×パフェのハイブリッドスイーツは必見 ルサンパーム 渋谷マークシティ

「渋谷マークシティ」からはもう一軒、1階の「ルサンパーム」を紹介しましょう。こちらは、時代に合った新鮮な驚きのある料理を、クイックかつカジュアルに提供するビストロノミーカフェ。

画像1: 【渋谷駅】ドーナツ×パフェのハイブリッドスイーツは必見 ルサンパーム 渋谷マークシティ

今秋のおすすめは、ドーナツをパフェ感覚で楽しめる「シュガードーナツパフェ モンブランショコラ」693円(税込)。ほんのり焼いたシュガードーナツにマロンクリームとバニラアイス、ピスタチオとラズベリーをのせたチョコレートを合わせ、渋皮栗とプレッツェル、くるみをトッピングしています。

画像2: 【渋谷駅】ドーナツ×パフェのハイブリッドスイーツは必見 ルサンパーム 渋谷マークシティ

そのほか、野菜たっぷりのサラダや具だくさんのサンドイッチなど、料理も充実。一日のスタートからディナーまで、ヘルシーで季節感のあるメニューがラインナップされています。渋谷でのちょっとした休憩にはマークシティ。これを覚えておくと困りません。

ルサンパーム 渋谷マークシティ
住所東京都渋谷区道玄坂1-12-5 渋谷マークシティ ウエストモール 1F
電話03-6416-0417
営業10:00~21:00
定休日施設に準ずる
webhttps://www.sazaby-league.co.jp/brands/detail/le-sun-palm/

【東京駅】とらやの全ブランドを楽しめる初のコンセプトショップ TORAYA TOKYO

JRの新幹線と関東一円から集まる各種在来線、さらに東京メトロの丸ノ内線が停車するなど、まさに東京の玄関口といえる東京駅。辰野金吾が設計した赤レンガ造りの丸の内駅舎は国の重要文化財に指定されるなど、駅そのものが観光スポットでもあります。駅舎内には100年以上の歴史を誇る「東京ステーションホテル」があり、この名門ホテル内に店を構えるのが、「TORAYA TOKYO」です。こちらは、室町時代後期に京都で創業し、5世紀にわたって和菓子店を営んできた老舗「とらや」が運営しています。

画像1: 【東京駅】とらやの全ブランドを楽しめる初のコンセプトショップ TORAYA TOKYO

同店は「とらや」「とらや パリ店」「TORAYA CAFÉ」「とらや工房」の各ブランドの菓子を集めた初のコンセプトショップ。店内の雰囲気もメニューも、特別なものとなっています。おすすめメニューのひとつが、「TOKYOプレート」1100円(税込)。とらやの小倉羊羹「夜の梅」、TORAYA CAFÉの「あずきとカカオのフォンダン」、とらや パリ店の「ポワールキャラメル羊羹」と、珠玉の3品を一度に楽しめるここならではの一皿となっています。

画像2: 【東京駅】とらやの全ブランドを楽しめる初のコンセプトショップ TORAYA TOKYO

内装は、国指定重要文化財である丸の内駅舎のレンガを生かした設え。そこにスタイリッシュな意匠が調和し、伝統と革新性が混じり合うエレガントな雰囲気を醸し出しています。和モダンな情緒にひたりながら、まったりと。そんな心地よいひとときがここにあります。

TORAYA TOKYO
住所東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル 2F
電話03-5220-2345
営業10:00~20:00(L.O.19:30) ※菓子以外の食事は11:30〜
定休日なし
webhttps://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=14

【東京駅】東京駅に一番近いサンフランシスコ ワイズ サンズ トウキョウ

東京駅西側のランドマークのひとつが「丸の内ビルディング」。駅構内から地下通路でつながっている、アクセス至便な商業施設です。ここに2018年、日本初上陸したのが「ワイズ サンズ トウキョウ」。

画像1: 【東京駅】東京駅に一番近いサンフランシスコ ワイズ サンズ トウキョウ

同店は2010年にサンフランシスコで産声を上げ、今では現地で大人気のデリカテッセン。ボリュームたっぷりのベーグルサンドとパストラミサンドを筆頭に、多彩なフードメニューを味わえます。

画像2: 【東京駅】東京駅に一番近いサンフランシスコ ワイズ サンズ トウキョウ

モーニングからディナーまで利用できる、オールデイダイニングというのも魅力。たとえばベーグルサンドは495円から、パストラミサンドは1045円からラインナップ。中には「マッツォ」というクラッカー状のパンが入るスープ(660円)や、「バブカ」220円~(すべて税込)というカップケーキのようなペストリーなど、日本では珍しい一品も。全メニューを本店が監修した“本場の味”を、ぜひ東京で。

ワイズ サンズ トウキョウ
住所東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング B1
電話03-6551-2477
営業平日7:30~21:00、土8:30~21:00、日祝8:30~20:00
定休日施設に準ずる
webhttps://www.giraud.co.jp/wisesons/

【銀座駅】銀座の街を眺めながら二ツ星シェフ監修の美食を ハンズ エキスポ カフェ

2016年、銀座の数寄屋橋交差点に開業した「東急プラザ銀座」。銀座駅直結であるうえ、有楽町駅近くの地下通路からも徒歩圏内というアクセス至便な場所にあります。ここで押さえておきたいのが、東急ハンズが手掛ける「ハンズ エキスポ カフェ」。

画像1: 【銀座駅】銀座の街を眺めながら二ツ星シェフ監修の美食を ハンズ エキスポ カフェ

グランドメニューは、日本人最年少でミシュランガイド二ツ星を獲得した厚東創(こうとうはじめ)シェフが監修。素材、季節、色にこだわったフード、スイーツ、ドリンクの数々が並び、選ぶ楽しさも満喫できます。

画像2: 【銀座駅】銀座の街を眺めながら二ツ星シェフ監修の美食を ハンズ エキスポ カフェ

食事の名物は、シェフ渾身のハンバーガー。一方でスイーツの一番人気は「プレミアムパンケーキ」。また、おいしさとヘルシーさを両立させた低糖質メニューも好評です。夜はほぼ毎日ライブステージを開催しており、23時まで営業というのもうれしい限り。銀座の街を眺めながら、特別な時間を過ごしみては。

ハンズ エキスポ カフェ
住所東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座7階
電話03-3572-2285
営業11:00~23:00(FOOD L.O.22:00 DRINK L.O.22:30)
定休日施設に準ずる
webhttps://www.hands-expo-cafe-ginza.com/

【品川駅】発信型のフードホールで味わう焼きたてバンズとパティのバーガー FOOD&TIME ISETAN

東京駅と並ぶ東京の主要なターミナル、品川駅。構内にはさまざまなお店や施設がビルトインしていますが、「アトレ品川」内にある「FOOD&TIME ISETAN」は必見です。ここは、スーパーマーケット、フードコート、コーヒースタンドが集う発信型のライフスタイルストア。

画像1: 【品川駅】発信型のフードホールで味わう焼きたてバンズとパティのバーガー FOOD&TIME ISETAN

中でも注目なのは、軽井沢で1933年に創業した老舗ブーランジェリー「浅野屋」と、同店の新業態となる「Gri&Pain」。「浅野屋」では本格ヨーロッパスタイルのパンがメイン。毎日食べても飽きないおいしさの焼きたてパンがずらりと並びます。

画像2: 【品川駅】発信型のフードホールで味わう焼きたてバンズとパティのバーガー FOOD&TIME ISETAN

「Gri&Pain」はNY風のベンダースタイルで、目の前で豪快に焼き上げてくれるのが魅力。名物の「ASANOYAクラシックバーガー」は866円(税込)です。浅野屋自慢のバンズに好みのグリルをサンドして、フードホール内のテーブルでおいしくいただきましょう。

FOOD&TIME ISETAN
住所東京都港区港南2-18-1 アトレ品川 3F
電話03-6717-6262
営業クイーンズ伊勢丹10:00~22:00 フードコート&デリ/カフェは平日8:00~22:00、土日祝10:00~22:00
定休日施設に準ずる
webhttps://www.atre.co.jp/store/shinagawa/shop/detail/401

スイーツやドリンク、内装や空間作りなど、国内外から最新のトレンドが集まり、常にカフェ・カルチャーを牽引している東京のカフェなら、きっと雨の日の憂鬱な気分を忘れさせてくれるはず。あいにくのお天気で観光の予定がつぶれてしまったら、駅直結のカフェめぐりを楽しむというのも手かもしれません。

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