1日目
初日は秋田市や男鹿半島周辺を巡り、秋田の文化や食を体験するプランです。なまはげの迫力を感じたり秋田犬と触れ合ったりして秋田を深く体験してください。
「秋田市民市場」で「のっけ丼」を自分好みにアレンジ!
秋田空港から車でおよそ30分。まずは「秋田市民市場」に向かいます。
腹ごしらえにおすすめの一品は「のっけ丼」。市場内を自由に歩きながら、対象店で魚介類をさばいてもらい、オリジナルの海鮮丼を作ることができます!
スタートはのっけ丼の容器をゲットするところから。市場の中央付近に容器が置かれているので、セルフで取りましょう。その後、「惣菜市場」であきたこまちの丼ごはんを購入し、市場内を買い回ります。青い提灯がのっけ丼に対応しているお店の目印です。
今回は「まぐろ屋魚繁伊勢谷」で新鮮なマグロをチョイス。のっけ丼にしたいことを伝えると、マグロを一口サイズに切ってくれます。
獲れたて新鮮なお魚はまさに絶品! 季節によって出合う魚も異なるので、秋田の地のものをお互い好きなだけごはんの上にのっけましょう。
秋田市民市場
住所 | : | 秋田県秋田市中通4-7-35 |
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電話 | : | 018-833-1855 |
営業時間 | : | 5:00~18:00 |
定休日 | : | 日曜 |
web | : | 秋田市民市場 公式サイト |
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車で約1時間
150以上のなまはげ面が勢揃い!「なまはげ館」で秋田の伝統を体験
「秋田市民市場」から車で1時間ほど走ると、男鹿市の「なまはげ館」に到着。
「男鹿のナマハゲ」は、昭和53年(1978年)に国重要無形民俗文化財に指定され、2018年にはユネスコ無形文化遺産のひとつとして登録されています。
大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われているなまはげ行事は、なまはげが「怠け者はいねが 泣く子はいねが」と各家庭を巡ることで、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらすという伝統的な民俗行事です。
「なまはげ勢ぞろい」の展示には、男鹿市内各地の150枚を超えるなまはげ面がずらりと並んでいます! 圧巻の迫力にびっくりしてしまいそうです。
「なまはげ変身コーナー」では、なまはげ変身が体験可能。お面や持ち物をカスタマイズして楽しめます。2人でなまはげになりきって撮影してみてください。
さらに、なまはげ館に隣接する「男鹿真山伝承館」では、大晦日の夜だけに行われているなまはげ習俗の実演を目の前で体験することができます。秋田の伝統文化に触れるのにぴったりのスポットです。
なまはげ館
住所 | : | 秋田県男鹿市北浦真山水喰沢 |
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電話 | : | 0185-22-5050 |
営業時間 | : | 8:30~17:00 |
定休日 | : | なし |
web | : | なまはげ館 公式サイト |
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車で約20分
「寒風山回転展望台」で、360度の絶景パノラマビューを独占!
男鹿半島は、ドライブにもうってつけ。日本海沿いもあれば、のどかな田園風景もあり、移り行く光景も旅の楽しみのひとつです。
「なまはげ館」から車で約20分。「寒風山パノラマライン」と呼ばれる気持ちの良いドライブコースを抜け、山頂の「寒風山回転展望台」へ到着。
全国でも数少ない貴重な回転展望台。一回転13分で360度の絶景を楽しむことができます。
南側は秋田市から男鹿半島へ続く海岸線と鳥海山。西側には男鹿半島で最も高い本山や、なまはげ発祥の地である真山。北側は能代港から世界自然遺産の白神山地まで望むことができ、東側には滋賀県琵琶湖に次ぐ日本第2の広さであった湖を干拓した大潟村が。田園風景や山々の様子は季節によって変化するので、秋田ならではの四季の移り変わりも楽しめます。
また、景色を眺めるだけでなく、周辺ではパラグライダーなどのアクティビティも楽しめます。寒風山は全面を芝生で覆われていて、木も少なく遮るものがないため、パラグライダーに最適な場所。初心者も大歓迎なので、爽快でちょっぴりスリルも味わえる空中散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
寒風山回転展望台
住所 | : | 秋田県男鹿市脇本富永寒風山62 |
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電話 | : | 0185-25-3055 |
営業時間 | : | 8:30~17:00 |
定休日 | : | 冬季 ※2024年シーズンは12月8日(日曜)まで営業 |
web | : | 寒風山回転展望台 公式サイト |
車で約1時間30分
かわいい秋田犬と暮らす民泊!? 「縁-enishi-」に宿泊
宿泊は角館にある「縁-enishi-」へ。「みちのくの小京都」とも呼ばれる周辺一帯は、街歩きも楽しいエリアです。
築50年の古民家をリノベーションした民泊では、秋田犬の「すーちゃん」と「ふじこ」がお出迎え。2匹はInstagramなどでも大人気で、日本や世界各地からのお客さんにも愛される看板犬です。
素泊まり専門の民泊なので、角館エリアを散策しながら、地元のグルメを堪能するのもおすすめ。
歴史的な地域で、秋田犬たちと古民家で暮らすような滞在。くつろぎの和空間と、もふもふの「すーちゃん」と「ふじこ」に癒やされること間違いなし……!
縁-enishi-
住所 | : | 秋田県仙北市角館町裏町22 |
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電話 | : | 090-4275-7164 |
定休日 | : | 冬期 ※2024年シーズンは11月23日まで営業、2025年の営業は5月中旬〜11月中旬の予定 |
web | : | 縁-enishi- 公式サイト |
2日目
江戸時代の面影を残す「武家屋敷通り」で、歴史ある街並みを朝散歩
「縁-enishi-」からすぐのエリアは「武家屋敷通り」の中心地。
ここにはその名の通り、江戸時代の面影を残す武家屋敷群が並びます。もともとは江戸時代に栄えた城下町。表通りは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、文化財として保護されている歴史的にも貴重なエリアです。秋には周辺が紅葉に染まり、美しい街並みが楽しめます。ここからは、武家屋敷の見どころをご紹介します。
まずは岩橋家。切妻造りと呼ばれる屋根の形状で、スギなどを原料にした木羽葺き(こばぶき)屋根の立派な日本家屋です。屋敷に植えられた樹齢300年前後と推定される天然記念物のカシワの木は、武家屋敷通りのシンボルとなっています。
岩橋家
住所 | : | 秋田県仙北市角館町東勝楽丁3-1 |
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続いて小田野家。こちらは明治33年(1900年)の大火の後に建て替えられたのだそう。代々武芸に優れていたため、かつては門を入った右手に道場がありました。伝統的な庭園が特徴の中級武士のお屋敷です。
小田野家
住所 | : | 秋田県仙北市角館町東勝楽丁10 |
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武家屋敷通り
住所 | : | 秋田県仙北市角館町 |
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電話 | : | 0187-54-2700(仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」) |
web | : | 武家屋敷通り(田沢湖・角館観光協会サイト内) |
「料亭稲穂」で角館懐石を堪能
武家屋敷通りに並ぶ「料亭稲穂」で、ランチはちょっと贅沢な懐石料理をいただきます。
「料亭稲穂」の名物である「角館懐石」は、旬の秋田の海の幸や山の幸をふんだんに使用した郷土料理がメイン。
秋田名物の「きりたんぽ」や「稲庭うどん」、おいしくて八杯食べたことが由来とされるとろみのある「八杯豆腐」まで、秋田の食を深く味わえます。
秋田の木工品「樺細工」や、角館町の陶器「白岩焼」も使用しているので、伝統的な工芸品を目でも楽しめます。
料亭稲穂
住所 | : | 秋田県仙北市角館町田町上丁4-1 |
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電話 | : | 0187-54-3311 |
営業時間 | : | 昼 11:30~13:30、夜 17:00~19:00(L.O.19:00) |
定休日 | : | 不定休 ※前日までの予約が必須です |
web | : | 料亭稲穂 公式サイト |
車で約15分
絶景を振り返りながら楽しみたい、「抱返り渓谷」で美しい紅葉に息を呑む
料亭稲穂を後にし、車でおよそ15分。「抱返り渓谷」へ到着しました。
かつては人がすれ違う際、お互いに抱きかかえるように交差しなければならないほど狭く険しい山道だったことから、「抱返り」と呼ばれるようになったのだそう。
ここはなんといっても新緑と紅葉の名所! これからの季節は紅葉を楽しむのにぴったりのスポットです。
渓谷は約1時間の散策が楽しめ、何度も振り返ってみたくなるほど美しい「回顧(みかえり)の滝」や、紅葉に映える吊橋「神の岩橋」など、数々の絶景が目の前に広がります。鮮やかな渓谷美とともに、思い出に残る1枚を撮影してみてください。
抱返り渓谷
住所 | : | 秋田県仙北市田沢湖卒田 |
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電話 | : | 0187-43-1111(仙北市総務部総務課) |
web | : | 抱返り渓谷(田沢湖・角館観光協会サイト内) |
独自の文化やグルメ、四季折々の絶景など見どころ満載の秋田。週末の1泊2日で、くつろぎ癒やされる旅をお過ごしください。
秋田県の魅力は、JAL公式TikTokにて観光系インフルエンサーのりょうまい夫婦もご紹介中! 動画でもぜひご覧ください。
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