日本各地には鮮やかな色が風景にアクセントを加えている、味わい深い景色が数多くあります。記憶に残る色を求めて、旅に出てみるのはいかがでしょうか。今回は冬に特に映える、「赤」の景色を探しに。全国にある赤色スポットを厳選してご紹介します。

※各施設の最新情報は、オフィシャルサイトよりご確認ください。

【山形】ノスタルジックな赤に照らされる「能登屋旅館」

山形空港から出発する、予約不要の「おいしい山形空港観光バス」を使って40分で到着する銀山温泉。銀山温泉といえば、大正時代を彷彿とさせるレトロな街並みが人気を誇る温泉街。その歴史は500年以上といわれています。

画像1: 【山形】ノスタルジックな赤に照らされる「能登屋旅館」

銀山温泉に佇む「能登屋旅館」は、明治25年に創業した木造3階建ての温泉宿。国の登録文化財に指定されているほか、「銀山温泉家並保存条例」により守られているその景観は、まさに大正ロマンの趣があります。

画像2: 【山形】ノスタルジックな赤に照らされる「能登屋旅館」

そんな同館、昼間は赤を感じさせる様子はありません。しかし、日が落ちてライトが灯り始めると雰囲気が一変。鮮やかな赤をまとった外観へと姿を変えるのです。

画像3: 【山形】ノスタルジックな赤に照らされる「能登屋旅館」

また、赤を感じさせるのは外観だけではありません。大正時代からそのままの状態が続く階段をはじめ、施設内の至る所に深みとツヤのある赤があしらわれ、温かみを感じる内装となっています。

画像4: 【山形】ノスタルジックな赤に照らされる「能登屋旅館」

「能登屋旅館」で過ごす時間は、古き良き日本情緒に浸ることができるもの。500年以上前から湧き出る温泉は、旅館の開業当時より元湯として利用されている洞窟風呂や、白銀の滝を望む展望露天風呂で満喫してください。また、尾花沢牛や鴨などの地元産食材を使用した料理のおもてなしも、お楽しみのひとつです。

冬はこんこんと降る雪の白さとの対比も美しい「能登屋旅館」。ノスタルジックな赤に囲まれながら、いつもとは違う時間の流れを感じてみては。

能登屋旅館

住所山形県尾花沢市大字銀山新畑446
電話0237-28-2327
webhttps://www.notoyaryokan.com/
写真提供能登屋旅館

【京都】「貴船神社」の厳格な赤に心を静める

画像1: 【京都】「貴船神社」の厳格な赤に心を静める

京都府京都市の叡山電車貴船口駅からバスで約5分。「貴船神社」は、平安時代の歌人・和泉式部がお参りし、夫と復縁したとの伝えから、縁結びスポットとしても知られています。

画像2: 【京都】「貴船神社」の厳格な赤に心を静める

同神社は、水神である高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、水や料理に関わる職業の人たちに信仰されてきました。京都の中でも山の方に位置する境内は美しく、四季折々の異なる風景を見られるのも魅力です。

画像3: 【京都】「貴船神社」の厳格な赤に心を静める

そんな貴船神社は、冬の観光スポットとしても人気を集めています。大きく赤い鳥居をくぐると、本宮へと続く石段の両側には赤色の灯篭が連なります。そして、日が暮れて灯篭の明かりが灯ると、赤の色はより鮮やかさを増すのです。

また、冬の風物詩である白い雪とのコントラストも人気の秘密。この幻想的な景観見たさに、雪の降る日に訪れる人も多くいます。

美しい自然と、パワースポットが織りなす光景に心を癒されに行ってはいかがでしょうか。

貴船神社

住所京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話075-741-2016
開門時間本宮 6:00~20:00(5/1~11/30)、6:00~18:00(12/1~4/30)
webhttps://kifunejinja.jp/
写真提供貴船神社

【高知】冬にだけ出現する赤い奇跡。宿毛湾の「だるま夕日」

画像1: 【高知】冬にだけ出現する赤い奇跡。宿毛湾の「だるま夕日」

高知空港から車で約2時間30分の場所にある宿毛市。その太平洋側に位置する宿毛湾で、11月初旬から2月中旬にかけて、冬の夕刻にだけ出会える奇跡的な光景が「だるま夕日」です。

画像2: 【高知】冬にだけ出現する赤い奇跡。宿毛湾の「だるま夕日」

「だるま夕日」とは、太陽が海にかかる直前に、赤くかがやくもうひとつの太陽が海面からせり上がり、本物の太陽とつながって“だるま”のように見える蜃気楼の一種を指します。黒潮から立ちのぼる温かい水蒸気と、冬の冷たい大気の境目で、光が反射して起こる現象です。

しかし、このだるま夕日、冬ならいつでも見られるというわけではありません。その景色に出合えるのは、ひと冬のあいだに20回程度、完璧な“だるま”の姿はそのうちわずか10回ほどと言われています。

画像3: 【高知】冬にだけ出現する赤い奇跡。宿毛湾の「だるま夕日」

いつでも見られるとは限らない、さまざまな気象条件がそろった貴重なタイミングでだけ見ることができるということで、いつしか「幸運の夕日」と呼ばれるようになりました。

夕日を眺めるポイントは、日の入りの角度によっていくつかあります。そのひとつが、咸陽島(かんようとう)。橋で渡れる島「大島」の西海岸にある無人島です。岩間から見える夕日を目当てに、冬の寒い日には大勢の観光客が集います。

「日本の夕陽百選」に選定されているほどの絶景。この燃えるような赤に出会えるラッキーを求めて、足を運んでみてはいかがでしょうか。

宿毛湾「だるま夕日」

住所高知県宿毛市大島
電話0880-63-0801(一般社団法人宿毛市観光協会)
webhttps://sukumo-darumayuhi.jp/
写真提供一般社団法人宿毛市観光協会

【山口】寒空の下、赤く映える生命力の美しさ。「萩・椿まつり」

画像1: 【山口】寒空の下、赤く映える生命力の美しさ。「萩・椿まつり」

山口宇部空港から車で約1時間45分の場所にある笠山。その北端・虎ヶ崎にある笠山椿群生林では、12月上旬~3月下旬に開花し、例年2月中旬~3月下旬に見頃を迎える椿を観賞することができます。

花の見頃にあわせて、毎年開催されるのが「萩・椿まつり」です。

画像2: 【山口】寒空の下、赤く映える生命力の美しさ。「萩・椿まつり」

平成14年8月1日に市指定天然記念物に指定された笠山・椿群生林では、約10haの広さに約25,000本のヤブツバキが自生。背の高い木に咲く色鮮やかな椿の花と、木から落ちた“落ち椿”が地面を赤く彩る光景を楽しめます。

足元から頭上まで椿に囲まれる特別な空間で、冬の寒さの中、強く生きる椿の赤から生命力を感じることができるでしょう。

画像3: 【山口】寒空の下、赤く映える生命力の美しさ。「萩・椿まつり」

儚いようで実は力強さみなぎる椿の赤に触れると、不思議と自身にもエネルギーが溢れてくるような気分になるはずです。

日によっては、椿見どころ案内人による群生林内の無料ガイドや、フォトスポット設置なども行われるとのこと。ぜひまつりへ足を運んで、椿の赤を全身で浴びてください。

萩・椿まつり

住所山口県萩市椿東越ヶ浜 虎ヶ崎周辺 笠山椿群生林
電話0838-25-3139(萩市観光課)
開催期間毎年2月中旬~3月下旬頃予定
webhttps://www.hagishi.com/tsubaki
写真提供萩市観光課

日本全国に広がる「赤」の風景。情熱的に訴えかけてくるものもあれば、懐かしさを感じさせるものもあり、私たちの中にあるさまざまな感情を呼び起こしてくれます。

色からインスピレーションを受けて旅先を決めるというのも、ひとつの計画の立て方であり、旅の楽しみ方でもあります。ぜひ今後の旅で、これらの赤をめぐってはいかがでしょうか。

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https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200228/

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