画像: 「本日あきた発酵中。~あきた発酵ツーリズム~」

日本航空秋田支店 八巻 真司

皆さん、こんにちは。
近年の健康ブームの高まりもあり、世界中で発酵食品が注目されています。

なかでも日本は古来より発酵文化が根付いており、私たちの生活にとって身近な醤油、味噌といった調味料、漬物、納豆、そして日本酒・ビールなどといったお酒など・・・
数え上げればきりがないほど、全国各地で多種多様な発酵食品が存在しております。

47都道府県で6番目の面積を誇る秋田県では広大で豊かな土地で育まれるお米や食材、日本海の豊富な海産物をもとに歴史、地理的条件そして気候にあった特有の発酵食品が生み出されております。

そんな奥深い秋田の発酵食品をほんの少し紹介したいと思います。

【しょっつる】

「しょっつる」とは魚介類と塩で作る魚醤のことです。
世界三大魚醤のひとつで(ほかの2つはタイの「ナンプラー」、ベトナムの「ヌクマム」)、塩分濃度が高く、濃厚な香りと風味が特徴の調味料です。

画像: しょっつる棚

しょっつる棚

数ある「しょっつる」のなかで特におすすめなのが、諸井醸造さんが製造しております「秋田しょっつる」です。原料は県魚のハタハタと塩のみで作られ、素材にこだわった逸品です。
我が家の食卓にもスプレータイプの「秋田しょっつる」を常備し、いろいろな料理にワンプッシュして味変を楽しんでおります。

画像: 諸井醸造さんの「秋田しょっつる」 写真左の商品がスプレータイプです。

諸井醸造さんの「秋田しょっつる」 写真左の商品がスプレータイプです。

秋田の代表的な郷土料理としてしょっつる鍋はよく知られておりますが、先日朝の情報番組でも取り上げられた海の幸たっぷりの「男鹿しょっつる焼きそば」がご当地グルメとして、密かなブームとなっております。秋田にお越しの際はぜひ、ご賞味ください。

【がっこ(漬物)】
秋田の食卓に欠かせないものといえば、なんといっても「がっこ」(漬物)です。

画像: つけもの棚 全部「がっこ」です。

つけもの棚 全部「がっこ」です。

もともとは厳しい冬を乗り越えるための貴重な保存食として根付いたものですが、今では県内各地で四季折々の「がっこ」を楽しむことができます。
秋田県の「がっこ」といえば「いぶりがっこ」が有名ですが、私がおすすめなのが秋田県南部の伝統的な「がっこ」の「花ずし」です。茄子を1つずつ丁寧に漬け込んだ、見た目も華やかな「がっこ」です。

画像: 茄子の花ずし

茄子の花ずし

いかがでしたでしょうか?
秋田県庁には、この発酵文化と旅を結びつけた「発酵ツーリズム」を提唱する、「秋田うまいもの販売課」という部署があり、秋田の発酵文化をわかりやすく、楽しく紹介したホームページを開設しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。

本日あきた発酵中。

本日あきた発酵中。~あきた発酵ツーリズム~

今回撮影にご協力いただきました「秋田県産品プラザ」は秋田駅西口から徒歩5分のアトリオン地下1階にございます。秋田県内のお酒や食品はもちろんのこと「曲げわっぱ」や「樺細工」といった民芸品など幅広く4000点の特産品を取り揃えておりますので、秋田にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

【お問合せ先】秋田県産品プラザ

住所秋田県秋田市中通2丁目3-8 アトリオン地下1階
電話番号018-836-7830
営業時間AM9:30~PM6:30
URLhttp://www.a-bussan.jp/ ※運営会社「株式会社秋田県物産振興会」のホームページ
画像: 秋田県産品プラザ 店内写真

秋田県産品プラザ 店内写真

画像: なまはげの木彫面も販売しております。

なまはげの木彫面も販売しております。

まだまだ知らない発酵食品が数多くございます。
秋田県にお越しいただければ、きっと皆さんのお気に入りの発酵食品に出会えると思います。

皆さんの来県をお待ちしております!

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.