宮城の旬を味わう旅　～復興から生まれた魅力ある地産品（Local products）～

日本航空東北支店　　星　早苗

みなさま、こんにちは。

今回は、東日本大震災から10年。復興が着実に進む宮城の魅力ある地産品を紹介いたします。
仙台空港がある名取市の沿岸部に位置する閖上地区には、震災前の港町としての賑わいを取り戻すため、閖上港朝市、ゆりあげ温泉、サイクリングスポーツセンター、かわまちテラス閖上などの施設ができ、地元の方はもちろん、観光客にも人気のエリアとなっております。
そんな、閖上地区で地産品が味わえるお勧めのお店を2店ご紹介します。

まずは、「MIGAKIICHIGO」GRA直営のいちごスイーツ専門店「ICHIBIKO」

かわまちテラス閖上の中にあるお店で、フレッシュなイチゴを使ったオリジナルスイーツは格別です。週末はスイーツだけでなく、フレッシュな生イチゴも購入できるみたいです。一番人気は「いちびこミルク」です。テイクアウトして、かわまちテラス閖上を散策するのもいいですよ。

【お問合せ先】ICHIBIKO 閖上店

もう一つのお店は、「café malta」(カフェ マルタ)

2020年10月にグランドオープンした、しらすがメインのレストランです。お勧めメニューは「釜揚げしらすプレート」こちらのお料理は、無料で好きなだけ「しらす」を追いしらすで増すことができちゃいます！！ほかにも、パスタ、ピザ、カレー、お子様ランチなど、しらすを美味しくいただけるメニューがたくさんあります。しらす漁は、2017年より操業が本格的に始まり、閖上がしらす漁の日本最北端の地になりました。震災後に生まれた名取の新たな地産品です。

【お問合せ先】café malta

次に紹介するのは、農業法人（株）イグナルファームの「イグナルファームいちご園」

日本三景の松島に近い、東松島市にあるいちご園です。2月上旬から6月上旬頃まで、旬のいちごを味わえます。いちご狩りはもちろん、隣接の直売所で摘みたてのいちごを購入できます。品種は「もういっこ」「にこにこベリー」「よつぼし」「とちおとめ」。生のいちごはもちろんですが、オリジナルのストロベリーアイスクリームもおすすめです！！プチ情報として、ハウス畑から自衛隊松島基地がみえ、タイミングが合えば、ブルーインパルスの飛行訓練が観れるかも！！地元の方には当たり前の光景みたいですが・・・うらやましいです。

【お問合せ先】イグナルファームいちご園

続いて紹介するのは、「南三陸ワイナリー」

宮城県北東部に位置する南三陸町にあるワイナリーです。2017年に秋保ワイナリーから葡萄の苗木を分けてもらい、それをきっかけにワイン作りがスタート。海の見えるワイナリー「南三陸ワイナリー」は2020年10月にオープンしました。ショップとレストランが併設された素敵なお店です。醸造所は事前予約で見学もできます。建物は、震災後に水産加工会社が仮設として建てた加工場を、ボランティアの方々の力をかりて再利用。今年2月に南三陸産100％シャルドネワインが初めて発売されましたが、残念なことに既に完売で手に入れることができませんでした。志津川湾を眺めながら、南三陸の美味しい食材で創ったお料理とワインを楽しめる素敵な場所です。

【お問合せ先】南三陸ワイナリー

最後に、私のお気に入りのジェラート屋「NATU-LINO」

仙台空港から車で10分くらいのところにあります。地域の食材を使って手作りのオリジナルジェラートが常時10種類以上並びます。ほかに、パフェやオムライスなどの軽食もいただけます。冬の時期は窯焼きの焼き芋も販売しています。

【お問合せ先】NATU-LINO

JALに乗って仙台空港へ！！
復興がすすみ、さらに魅力をます東北を感じながら、宮城の旬を味わう旅はいかがでしょう？

東北では2021年4月から「東北デスティネーションキャンペーン」という東北6県が力を合わせ、大型の観光キャンペーンが開催されます。