2021年、はやくも1ヶ月が過ぎようとしています。去年に引き続き旅行の計画がままならない状況が続いていますが、「今年こそ旅をしたい!」と想いを新たにしている方も多いと思います。
そこで、国内外のさまざまなスポットを旅している人気旅ライターの皆さんに、2021年注目の旅スタイルと旅スポットを聞いてみました。

ニューノーマル時代で注目されている旅から、世界遺産を巡る旅まで、ぜひ今年の旅計画の参考にしてみてください。

2021年の旅は、ニューノーマルを意識したスタイルもひとつのキーワードに。人気ライターの皆さんが注目するスポットにも、そんな傾向がありました。

Withコロナで再注目。辺境地の秘湯でしっぽりおこもり旅

画像1: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

安藤美紀

都会の荒波にもまれて毎日クタクタになっていた時、夫婦で群馬県・万座温泉にある万座プリンスホテルを訪れ、鮮度の良い温泉&景色の素晴らしさに完全にノックアウト。これをきっかけに、夫婦で「温泉ソムリエマスター」の資格を取得するほどの温泉好きに。トラベルライターとしても活躍し、温泉宿は約120軒、執筆記事数はトータルで700を超える。さらに入浴法を極めたいと、健康入浴指導士の資格も取得。コロナ禍で温泉になかなか行けない今、お家で入浴剤や入浴法を研究しながら温泉気分を楽しんでいる。
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温泉ソムリエマスターの資格を持つフリーライター・安藤美紀さんは、ご夫婦で国内外問わず温泉旅を楽しんでいます。そして旅先では何度も温泉に入り、温泉に入る時間を何よりも大事にしているとのこと。

そんな安藤さんが2021年におすすめしたいのが、Withコロナ時代でも周囲を気にせずゆったり、のんびりと湯を楽しめる「おこもり温泉宿」。その中でも、特に注目のスポットを教えてくれました。

【青森】八甲田山の「谷地温泉」

画像1: 【青森】八甲田山の「谷地温泉」

青森県の八甲田山にある、霊泉が足元から湧く秘湯の一軒宿「谷地温泉」。開湯400年ほどの歴史ある宿で、かつて東北三大秘湯と呼ばれていたほど辺境の地にあるため、まさに“おこもり宿”という言葉がぴったりです。

画像2: 【青森】八甲田山の「谷地温泉」

郷愁を誘う懐かしい雰囲気の館内は、湯治場感たっぷり。安藤さんいわく「エモくて渋い!」とのこと。

画像3: 【青森】八甲田山の「谷地温泉」

また、谷地温泉周辺では、珍しい野生動物の「テン」が頻繁に出没するので、運が良ければ夕食会場の窓からも見ることができます。可愛らしい見た目にほっこり癒されることでしょう。

そして谷地温泉には、日帰りではなく、どうしても泊まりで行くべき、という理由があるそうです。

画像4: 【青森】八甲田山の「谷地温泉」
画像5: 【青森】八甲田山の「谷地温泉」
画像2: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

安藤さん

この宿は自家源泉を2本持っていますが、そのうち1本の「霊泉」といわれる足元湧出の源泉は、足元から温泉がぷくぷく湧いているので、特にお湯の鮮度が抜群。見た目も透き通るようなブルーの色をしています。

この足元湧出の源泉は男性側大浴場にあり、17時半から20時半の3時間だけ男女が入れ替わるのですが、日帰り入浴ができるのは17時まで。つまり、女性は泊まらないと入れない幻の名湯なのです。せっかく谷地温泉に来たのであれば、ぜひともこの源泉を楽しむために宿泊していただきたいんです。
源泉温度が38度とぬるめなので、熱い湯が苦手な私には最高のご褒美湯。

あと、食事も地元の食材をふんだんに使っていて、とても美味しいですよ。特に青森の郷土料理「いちご煮」が絶品!

谷地温泉

住所青森県十和田市法量谷地1
電話番号0176-74-1181
webhttps://www.yachionsen.com/

窮屈な生活で疲れた心身を解放する、癒やしのリトリート旅

画像3: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

このみ

日本中のホテルを転々と飛び回る生粋のホテルラバー兼コンテンツクリエイター。ホテル好きが高じた結果、HOTEL SHE,を運営するL&Gグローバルビジネスでブランドディレクターや、ハイアットセントリック銀座東京のオフィシャルアンバサダーを務めたり、ホテルメディアのアカウントを運用したりと多方面で活躍している。ブランドの世界観にあったコンテンツ制作やSNS運用、カジュアルな撮影が得意。
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SNSで各地の素敵なホテル情報を発信しているこのみさんは、ホテルを"快適に夜を明かす場所"だけではなく、“目的地”であり“メインコンテンツ”として考えているため、ホテル選びにはかなりこだわっているそう。そんなこのみさんが注目しているのは、リトリートホテルです。

コロナ禍で知らず知らずのうちにストレスを抱えていた心身を、自然いっぱいのホテルで癒してはいかがでしょう。

【沖縄】宮古島の「the rescape」

画像1: 【沖縄】宮古島の「the rescape」

the rescape(ザ・リスケープ)は、沖縄県内でも希少性の高い天然ビーチと原生林に囲まれた手つかずの自然が残る宮古島・東海岸エリアの隠れ家(ハイダウェイ)とも呼べる場所に位置しているホテルで、2019年5月に開業しました。

画像2: 【沖縄】宮古島の「the rescape」

客室は自然と島の文化を感じられる造りであるほか、大自然を活かしたオリジナルアクティビティを体験することもでき、宮古島の空気を五感で楽しむことができます。

画像3: 【沖縄】宮古島の「the rescape」

ちなみに「rescape」は、日常生活から離れ心身をリセットする「retreat」と、脱出するなどの意味を持つ「escape」を合わせた名称とのこと。普段の喧騒などは忘れ、頭をからっぽにして、ただただ自然に身を委ねて過ごせるオアシスです。

画像4: 【沖縄】宮古島の「the rescape」
画像4: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

このみさん

海が好きなのでよく南国に行くのですが、周りの友人がこぞって「今まで行った中で宮古島の海が一番きれいだった!」と言うので、宮古島には絶対にいつか行きたいと思っていました。まだ達成できていないので、今年こそは行ってみたいですね。

「the rescape」は、わたしが大好きなホテル、「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」や「HOTEL ANTEROOM KYOTO」、「MUJl HOTEL」などを手がけているUDSが運営していて、周りの友人からの評価もとても高いんです。

“五感を研ぎ澄まし、一瞬一瞬の時の流れを体感する 自然の中の「何もしない贅沢」を”というコンセプトから溢れるリトリート感が魅力的……!

the rescape(ザ・リスケープ)

住所沖縄県宮古島市城辺長間1901-1
アクセス宮古島空港より車で約15分/みやこ下地島空港ターミナルより車で45分
電話番号0980-74-4120
Webhttps://okinawa-uds.co.jp/hotels/the-rescape/
写真提供the rescape

密は避けて外へ。アウトドアで風土を満喫する自転車旅

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土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、大手部品メーカーで営業をしながら、トラベルライターを両立。長期休暇は自転車旅に充て、土日は山に足繁く通うアウトドアスタイルを信条とする。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。2020年9月「夏のYAMAPフォトコンテスト2020」入賞。入賞作品がプリントされたTシャツがグラニフから発売。
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自転車で旅する様子を旅行媒体やブログなどで発信している、土庄雄平さん。会社員であるため、土日祝の休みや年に数回ある長期休暇を利用し、全国各地で自転車旅を楽しんでいます。

自分の足で移動しながら、現地の自然や歴史、食や人の魅力を五感で味わう。アウトドアで旅する土庄さんのスタイルは、密が気になる今の時代にぴったりです。

さて、そんな自転車旅を愛する土庄さんは、気持ちよく走りまわりながら、現地の風土を存分に味わえるスポットをおすすめしてくれました。

【長崎】平戸・生月島と五島列島

画像1: 【長崎】平戸・生月島と五島列島

5つの大きな離島と、いくつかの小島からなる五島列島。アクセスしづらいのでは?と思うかもしれませんが、フェリーや飛行機を使えば、長崎県内・福岡から簡単に訪れることができます。

画像2: 【長崎】平戸・生月島と五島列島

ここはかつてキリシタンが移り住んだ場所であり、天主堂やキリシタン洞窟など、当時の祈りの軌跡が今も残っています。そのため、列島内の複数のエリアが、2018年に登録された世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として知られています。

画像3: 【長崎】平戸・生月島と五島列島

もちろん歴史・教会建築に見所が多いのですが、特に注目して欲しいのは美しい自然風景。こちらの写真は、土庄さんが2019年GWに五島列島を自転車で旅した時の様子。海と空が、一体化してしまうのではないかと思うほど青く澄んでいます。写真からもその気持ちよさが伝わってきますね。

この旅ですっかり五島列島の魅力に取り憑かれてしまった土庄さん。今は同じ長崎県の中で、平戸・生月島エリアにも興味を持っているとのこと。

画像4: 【長崎】平戸・生月島と五島列島
画像6: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

土庄さん

今まで訪れた中で、どの旅先よりも輝いていたのが「五島列島」でした。2019年の五島列島自転車旅で、圧倒的に美しい自然風景や、今も現地に根付くキリシタン文化、本当に温かい人の魅力に触れて、五島列島の大ファンになってしまいました。

前回訪れた福江島や中通島も再訪したいですが、宇久島・小値賀島・野崎島・久賀島はまだ巡れていないので、今度自転車に乗って隅から隅まで探検したいですね。世界遺産のひとつである旧野首教会や、斑島灯台などをチェックしています。

また、長崎の中でも最果ての「平戸エリア」にも強く惹かれています。車のCMの常連である生月島サンセットウェイや、知る人ぞ知る絶景峠・川内峠を自転車で走って、現地のキリシタンの軌跡を訪ねてみるのもいいですね。

さて、現在はまだまだ海外旅行の見通しは立っていない状況ですが、だからこそ、遠い空の旅にも想いを馳せましょう。

「再開後はひさしぶりに定番の海外旅行を……」ということでもいいかもしれませんが、ライターのRemiさんと田中佐代子さんは、海外ならではの特別な体験を楽しむ旅を提案してくれました。

せっかくなら贅沢を。家族でリゾートおこもり旅

画像7: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

Remi

「LOVETABI」代表・プロデューサー。東京外国語大学英語学科卒。
在学中にTV番組「あいのり」に出演後、アフリカ縦断など世界中をバックパックで旅し、著書『LOVE旅』を出版。卒業後、総合商社での海外営業を経て、女子旅メディア「LOVETABI」を立ち上げる。現在は2児の母として、子連れ旅・お出かけ情報メディア「LOVETABI Mama」も運営。
LOVETABI
LOVETABI Mama

Remiさんは、大人トラベラーのための旅行情報コンテンツ・LOVETABIを運営。何もしなくても非日常を感じられるロケーションや、ラグジュアリーホテルで大人の癒しと子どもが楽しめるアクティビティを満喫するおこもり滞在ができる場所などを知り尽くしています。

ちょっと特別な旅をしたいと思っている人は、Remiさんが注目するこんな旅を実現させてみてはいかがでしょうか。

【モルディブ 】1島1リゾート

画像: iStock/SimonSkafar

iStock/SimonSkafar

ビーチリゾートの代表格といえば、モルディブですよね。サンスクリット語で「島々の花輪」を意味する“Malodheep”が名称の由来といわれており、島々が26の環礁(アトール)のグループを形成し、輪を描くように連なっている様子をたとえたのだそう。

日本からは、乗り継ぎをしながら約12〜13時間かかるため、すこし長めのお休みが取れたらぜひ行ってみたいですね。

画像: iStock/Stakhov-Yuriy

iStock/Stakhov-Yuriy

約1,200もの島からなるモルディブは、1つの島に1つのホテルのみを有する「1島1リゾート」と呼ばれるスタイル。

白い砂浜や抜群の透明度を誇る海など、珊瑚礁を中心とする自然の美しさに囲まれながらプライベート感満載な時間を過ごすことができるとは、何ともリッチな体験です。

Remiさんはこのモルディブで、念願である家族でおこもりステイを実現させたいとのこと。

画像: 【モルディブ 】1島1リゾート
画像8: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

Remiさん

2020年の夏休みにモルディブへの家族旅行を計画していました。夫婦で行った思い出の海外旅行先に、子どもたちを連れて行くという念願の旅。

モルディブには唯一無二のラグジュアリーリゾートが沢山あるので、プール付きの水上コテージで、ここでしかできないプライベート滞在をしたい。

ビーチやハンモックで何もしない贅沢な時間を過ごし、スパで癒され、プールやビーチアクティビティに、ロマンチックなサンセットディナーなど、非日常なリゾートライフを存分に満喫して過ごすのがいいですね!

あえて中東で、スケールの大きい一人旅

画像9: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

田中佐代子

大阪出身、嵯峨美術短期大学卒業。広告代理店勤務後、ヘアメイクの道を目指し上京。現在はテレビ局でヘアメイクアーティストとして勤務しながら、趣味である旅に関するライティング業も行っている。
日本では47都道府県制覇。どこにもない美しい風景を記憶とカメラに収めるために、日々妄想の旅をしている。
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ヘアメイクアーティストの仕事をこなしながら、旅好きでライターとしても活躍をしている田中佐代子さん。海外旅行であれば世界遺産のある国を選ぶことが多く、自由気ままに一人旅を楽しんでいます。

そんな田中さんが注目するのは、中東での遺跡巡り。誰かと旅する楽しみももちろんありますが、一人で世界遺産の遺跡をたどりながら静かに歴史に想いを巡らせる旅は、いっそう特別感がありますね。

【ヨルダン】ペトラ遺跡とジェラシュ遺跡

画像: ペトラ遺跡(iStock/cinoby)

ペトラ遺跡(iStock/cinoby)

中東に位置するヨルダンは、ローマやアフリカなどといった文化が入り混じりながら独特の風土が育まれてきた国です。ヨルダンといえば、映画の舞台になった場所や死海など、多くの観光地があることで知られています。

ペトラ遺跡は、映画『インディ・ジョーンズ』の舞台として有名です。そしてジェラシュ遺跡も、古代ローマ時代の壮大な姿が残っており、タイムスリップしたかのような景色に没入できます。現地で目にすると、歴史のスケールの大きさを感じることができるでしょう。

画像: ジェラシュ遺跡(iStock/SasinParaksa)

ジェラシュ遺跡(iStock/SasinParaksa)

画像10: 人気旅ライター5名による2021年注目の旅

田中さん

ヨルダンは、ジェラシュ遺跡などを巡り、とにかく遺跡のスケールの大きさを肌で感じたい。ペルーやモロッコでも遺跡を見てきましたが、「やはりこれを見ておかないと」と思います。映画のロケ地にもなっているので、その憧れは強いですね。

また、死海や砂漠地帯のワディ・ラムにも行ってみたいと思っています。

写真を撮ることが趣味なので、私なりに風景を切り取ってみたいですね。

5名の旅ライターが、それぞれ異なる視点で選んだ「2021年注目の旅スタイルと旅スポット」。本記事を読んで、さらに旅へ行きたい気持ちが強くなったのではないでしょうか。

次の旅計画を立てながら、また気軽に旅行ができるようになる日を心待ちにしていましょう。

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https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200228/

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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