コンパクトシティ長崎市で歴史、絶景、グルメを満喫！
JALふるさとアンバサダーが体験した欲張りワーケーション

JALふるさとアンバサダー〔長崎支店〕　香月

長崎市企画政策部　長崎創生推進室　落合

皆さまこんにちは。JALふるさとアンバサダー長崎担当の香月と長崎市へ出向中の落合です。
主要な観光名所や生活に必要な施設が市内中心部にぎゅっとまとまっていることから「コンパクトシティ」と呼ばれる長崎市。徒歩や公共交通機関で効率よく移動でき、歴史や自然、グルメなど多彩な魅力を気軽に楽しめる長崎市はまさに理想的なワーケーションスポットです。ここ長崎市を満喫できる欲張りなワーケーション※体験をお届けします。

※ワーケーション：仕事（Work）と休暇（Vacation）を組み合わせた造語で、普段の職場や自宅とは異なる場所で、仕事をしつつ休暇も楽しむ働き方や旅のスタイル

空に向かって続く道！？グラバースカイロード

まずはお仕事の時間まで長崎市内観光を楽しみましょう。
路面電車で石橋駅方面を目指します。石橋駅から徒歩約1分。まるで空へと続いているかのような建物が見えてきます。

こちらは2002年に完成した「グラバースカイロード」。日本初の「道路」として認められた、斜面に沿って斜めに移動するエレベーターで、周辺に暮らす市民の方の生活に欠かせない必需品です。乗車すると窓からは青い空と長崎市内が見え、高さによって変わる街並みが楽しめます。

グラバースカイロードを上りきると、グラバー園の入場口（第2ゲート）に到着します。このグラバー園も一度は訪れていただきたいスポットの一つです。
グラバー園への入場はグラバー坂を上るルートが一般的ですが、このグラバースカイロードから入場するルートはあまり知られていない穴場です。また、エレベーターに乗って移動できるため、坂道を上る必要がなく、どなたでもスムーズに移動できます。

グラバー園は、幕末から明治にかけての貴重な洋館が立ち並ぶ、見どころが満載の観光スポットです。園内には日本の近代化に大きな影響を与えたトーマス・ブレーク・グラバー氏の邸宅を始めとする国の重要文化財が保存されています。ここからは長崎港や女神大橋などの絶景が一望でき、特に夜景は格別です。また、恋愛成就のパワースポットとして知られる「ハートストーン」もぜひ探してみてください。歴史に触れながら、長崎の美しい景色やロマンも感じられる、魅力あふれるスポットです。

続いて、「祈りの三角ゾーン」にやって来ました。
こちらは、キリスト教の大浦天主堂（写真では確認できませんが、中央奥。写真中央は大浦教会）、神道の大浦諏訪神社（写真左手）、仏教の妙行寺（写真右手）という異なる宗教の聖地が隣接している特別な場所で、多様な信仰文化が一体となった長崎ならではの珍しいスポットです。

グラバースカイロード

〔お問い合わせ先〕グラバー園

祈りの三角ゾーン

長崎水辺の森公園で緑と潮風を感じながら出島ワーフ方面へ

たくさんの土産物店が立ち並ぶグラバー坂を下り、「長崎水辺の森公園」へ移動しました。
途中、長崎港松が枝国際ターミナルを左手に見ながら歩いていくと停泊中のクルーズ船や大型客船を間近に見ることができ、こちらも国際港のある長崎ならではの風景です。

長崎水辺の森公園は港に面していて、芝生や遊歩道、噴水などが整備されています。さわやかな潮風を感じられ、ワーケーションの合間のジョギングやお散歩にぴったりの癒しスポットです。

長崎水辺の森公園を抜け、出島ワーフへやって来ました。
たくさん歩いてお腹が空いてきたところで、出島ワーフ内の「Red Lantern」（レッドランタン）でランチタイムはいかがでしょうか。
Red Lanternでは長崎港と稲佐山を眺めながら地元の新鮮な食材を使用した広東料理をベースとしたお料理が楽しめます。
私は長崎名物の角煮まんじゅうと皿うどんの太麺セットをいただきました。
ところで、「皿うどんの太麺」って何？と思われた方も多いのではないでしょうか。
皿うどんと聞くとパリパリの細麺に中華あんのかかったものを想像されると思いますが、長崎では蒸し焼きにした太い中華麺を使い、もちもちとした食感が楽しめる太麺バージョンも大人気のソウルフードなのです。
長崎にお越しの際にはぜひご賞味ください！
ジューシーな角煮の甘みと、お肉や魚介のうまみが凝縮した皿うどんにお腹も心も満たされたところで、いざお仕事へ向かいます。

〔お問い合わせ先〕長崎水辺の森公園

〔お問い合わせ先〕Red Lantern

アクセス抜群のコワーキングスペース

長崎市の繁華街にあるコワーキングスペース「DIAGONAL RUN NAGASAKI」（ダイアゴナルラン長崎）でお仕事に取り掛かります。こちらは個人のリモートワーク、チームのミーティングやイベントまで幅広く活用できる設備が整っています。お仕事と休暇のメリハリをつけて取り組める点もワーケーションスポット選びの大切なポイントです。

〔お問い合わせ先〕DIAGONAL RUN NAGASAKI

お仕事の後は、思案橋横丁でぜひお気に入りのお店を探してみてください。中華、新鮮なお魚、長崎の郷土料理など何にしようか迷ってしまいます。長崎市での夜のひとときを楽しんで翌日に備えましょう。

一日の始まりはレトロなモーニングから

一日の始まりは、昔ながらのレトロな雰囲気が味わえる老舗喫茶店「富士男」でフルーツサンドをいただきます。
ふんわりとしたパンの中に甘めのクリームとさまざまな食感が楽しめる果物が詰まったフルーツサンドは飽きがこず、ぺろりと完食してしまいました。

港町茂木の絶景コワーキングスペース

続いて、長崎市街地からバスで20分の茂木港周辺へ向かいました。青い空と海が心地よく、開放的な気持ちにしてくれます。今日はコワーキングスペース「MOGI NOTE」でお仕事をさせていただきました。
お仕事の合間に、目の前に広がる青い海と、雲仙岳、天草諸島などの景色を眺めながらリフレッシュできます。

お隣にある宿泊施設、「月と海」にはゆったりとした時の流れを感じられるカフェ、「CREVETTE Café」も併設されており、日常の喧騒を忘れさせてくれる癒しの場所です。「雲仙有機黒糖ラテ」を味わいながら、黒糖の優しい甘さと絶景に癒される贅沢な時間を堪能しました。こちらではドリンクの他に、こだわりのトーストや手作りのスイーツもいただくことができます。宿泊者は無料で自転車をレンタルでき、サイクリングで海辺ならではの爽快感が味わえます。

〔お問い合わせ先〕MOGI NOTE

〔お問い合わせ先〕月と海

〔お問い合わせ先〕CREVETTE Café

皆さま、長崎市の欲張りワーケーション体験はいかがでしたでしょうか。長崎市には魅力あるスポットがまだまだたくさんあります。
ぜひ魅力あふれるコンパクトシティ長崎市で歴史と絶景、グルメを満喫しながら心豊かな新しい旅のカタチ、ワーケーションを始めてみませんか？