2022年に「西九州新幹線」が開通し、2024年10月には「長崎スタジアムシティ」が開業。そして2025年は駅の東側広場が完成予定と、ますます盛り上がる長崎市。2024年放送のドラマ『海に眠るダイヤモンド』の舞台となった軍艦島も、ドラマの影響で再注目されています。

そんな長崎では、歴史的な「日本初」の出来事がたくさん。それは現在も続いています。この記事では長崎の市街地を中心に、定番の観光地から最旬のスポットまでを1泊2日のモデルコースでご紹介。何度訪れても楽しい、歴史的な国際都市の今をお届けします。

※価格は税込み表記です。

1日目 新旧の長崎に触れる

1日目は、かつて交易の窓口として栄えた「出島」エリアからスタート。その後話題の新名所「長崎スタジアムシティ」などを経て「稲佐山」といった夜の見どころもお伝えします。

旅の拠点となる長崎空港から長崎駅までバスで約45分。また福岡空港から長崎駅までは、博多駅から新幹線を使えば最速90分ほどで行けるので、福岡旅行を兼ねて楽しむこともできます。

長崎の歴史を感じられる「出島」エリアを散策

画像1: 長崎の歴史を感じられる「出島」エリアを散策

1636(寛永13)年、江戸幕府によって築造された「出島」。鎖国をしていた当時の日本で、唯一西欧に開かれた窓として近代化に大きな役割を果たした“日本初”の本格的な人工島です。広さは東京ドームの3分の1ほど。昭和の戦後から整備が着手されましたが、「出島和蘭商館跡」として観光できるようになるまで復元されたのは平成になってからです。

画像2: 長崎の歴史を感じられる「出島」エリアを散策

島内には1878(明治11)年に竣工した、現存する日本最古のキリスト教新教(プロテスタント)神学校「旧出島神学校」などの歴史的建造物のほか、復元された建物も随所に。なかには往時の全体像を伝える「ミニ出島」の展示もあります。

画像3: 長崎の歴史を感じられる「出島」エリアを散策

入館可能な建物も多く、当時の内装や利用シーンなどが再現された部屋も。たとえば祝宴のパーティー展示はクリスマスのメニューで、100年以上昔の日本でどんな西洋料理がふるまわれていたのかを知る貴重な資料でもあります。

画像4: 長崎の歴史を感じられる「出島」エリアを散策

ほかにも、当時は迎賓の施設だった建物を一般利用できるレストランに改装した「旧長崎内外クラブ」や、着物のレンタルショップ、お土産店などもあり、見どころ盛りだくさんの施設となっています。

画像5: 長崎の歴史を感じられる「出島」エリアを散策

せっかく出島を訪れたなら「長崎出島ワーフ」もおすすめ。「出島和蘭商館跡」がある場所とは、国道499号を挟んで反対側の長崎港ベイエリアに位置します。こちらは、日蘭交流400周年を記念して2000(平成12)年にオープンした複合商業施設です。

開放的な眺めが楽しめる上、夜にはライトアップされてラグジュアリーな雰囲気に。おしゃれなカフェやレストランなども並んでいるので、立ち寄ってみてください。

出島和蘭商館跡

住所長崎県長崎市出島町6-1
電話095-821-7200(出島総合案内所)
営業時間8:00~21:00(最終入場20:40)
定休日なし
入場料大人520円/高校生200円/小中学生100円
web出島 公式サイト

長崎出島ワーフ

住所長崎県長崎市出島町1-1
web長崎出島ワーフ 公式サイト

中華街の入り口にある「京華園」で名物ちゃんぽんを

画像1: 中華街の入り口にある「京華園」で名物ちゃんぽんを

横浜中華街、神戸南京町と並び“日本三大中華街”に数えられるのが長崎新地中華街。コンパクトながら江戸時代から続く歴史があり、明治期に発展した2都市より古いものとなっています。

画像2: 中華街の入り口にある「京華園」で名物ちゃんぽんを

そして、中国文化の影響を感じる長崎の代表的なご当地料理といえば、長崎ちゃんぽんでしょう。元祖は、グラバー園の登り口付近にある「中華料理 四海樓」といわれていますが、市内にも名店はあまた。この記事では長崎新地中華街の入り口にある「京華園」を紹介します。

画像: 「ちゃんぽん」1,100円

「ちゃんぽん」1,100円

高級感にあふれ、コースも充実していながら同店の価格は良心的。名物の「ちゃんぽん」と「皿うどん」は各1,100円で、その他の料理もリーズナブルに楽しめます。「ちゃんぽん」は具にもスープにも山海の幸がたっぷりで、クリーミーな白湯(パイタン)は深み十分。適度なコシともっちりした食感の中太麺もよく合います。

画像: 「皿うどん」各1,100円。手前が太麺で、奥が細麺

「皿うどん」各1,100円。手前が太麺で、奥が細麺

なお、個性あふれる一皿を求める人は「韮菜拌麺(ニラパンメン)」(1,100円)を。こちらはちゃんぽん麺仕様のまぜそばで、やわらかくジューシーなチャーシュー、シャキシャキのモヤシとニラの食感が絶品です。

京華園

住所長崎県長崎市新地町9-7
電話095-821-1507
営業時間11:00~15:00(最終入店14:30)、17:00~20:30(最終入店19:30)
定休日不定休
web京華園 公式サイト

最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

画像1: 最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

続いては長崎の最新スポットの「長崎スタジアムシティ」をご紹介。こちらは、佐世保を拠点とするジャパネットグループが長崎駅から徒歩約10分の場所に2024年10月に開業。サッカースタジアムを中心にアリーナ、オフィス、商業施設、ホテルなどを有する一大施設です。

画像2: 最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

ホテルは、ロビー階に上がった瞬間から驚かされるはず。窓の向こうには、約2万席を有する日本初のスタジアムビュー。この仕様はフードホールや天然温泉にプールなど、ほかのフロアも共通で、客室でも選択可能。随所で非日常な体験を味わえます。

画像3: 最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

スタジアムの最もピッチと近い客席は、国内規定の最短距離に設置。つまり、日本一間近で観戦できるサッカースタジアムなのです。ほかにも、その上には高さ60m、長さ243mのジップラインが設えられ、予約不要で利用可(2,500円)。もちろんこの仕様も“日本初”です。

画像4: 最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

飲食施設も充実。たとえば、本場でも絶品と名高い佐世保バーガーの「Stamina本舗 Kaya」が出店していたり、近年話題の長崎産アジフライを提供する「磯祿(いそろく)」があったり、県内のご当地グルメがそろいます。ここでの“日本初”はサッカースタジアム施設内のビール醸造所。

画像5: 最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

店名は「THE STADIUM BREWS NAGASAKI」で、2階はビアレストラン、3階はビアバー。醸造家によるできたて自家製クラフトビールを提供。名物ビールは、長崎の柑橘「ゆうこう」を使ったフルーツエール「ヴィ・ビール」です。1杯800円で、その他の日替わりビールとの飲み比べ「ビアフライト3種」は1,100円で楽しめます。

画像6: 最新!「長崎スタジアムシティ」には“日本初”が盛りだくさん

「長崎スタジアムシティ」は、ショップや飲食店はもちろんのこと、公園のように一般開放されている場所も多く、試合などがなければスタジアムの入場も自由。新しいもの尽くしの同施設を、気軽に訪れてみましょう。

長崎スタジアムシティ

住所長崎県長崎市幸町7-1
電話0120-101-477
web長崎スタジアムシティ 公式サイト

“1000万ドルの夜景”と称される「稲佐山」からの眺めを愛でる

画像1: “1000万ドルの夜景”と称される「稲佐山」からの眺めを愛でる

函館、神戸に並ぶ日本三大夜景に数えられ、モナコ、上海と並ぶ世界新三大夜景都市にも認定されているのが、市内にある「稲佐山(いなさやま)」山頂からの眺望です。

画像2: “1000万ドルの夜景”と称される「稲佐山」からの眺めを愛でる

山頂の高さは東京タワーと同じ標高333m。一帯は「稲佐山公園」として親しまれており、山頂には円柱型でデザイン性のある展望台や、赤く輝くテレビ塔などがあります。“1000万ドルの夜景”と称される街並みは圧巻の光景。また、天候の良い日は雲仙、天草、五島列島までも遠望できます。

稲佐山公園

住所長崎県長崎市淵町407-6
電話095-861-7742(公園、スロープカー)
営業時間9:00~22:00(スロープカー、ロープウェイ)
定休日なし
web稲佐山公園 公式サイト

長崎の奥座敷にある料亭「かね万」で地魚に舌鼓

画像1: 長崎の奥座敷にある料亭「かね万」で地魚に舌鼓

市街地から車で約20分。“長崎の奥座敷”とも呼ばれる港町・茂木にある料亭が「いけす料理 かね万」。海沿いにあり、目の前に広がる橘湾の新鮮な海の幸が楽しめる一軒です。

画像2: 長崎の奥座敷にある料亭「かね万」で地魚に舌鼓

名物は、旬の恵みを供する「長崎刺盛」と、「茂木産海老の唐揚げ」や「海老と鯛の塩焼き」など。長崎はウチワエビの名産地であるほか、伝統食「ハトシ」は海老のすり身の食パンサンドであり、海老は代表的な海鮮。そのおいしさを余すことなく楽しめます。

画像3: 長崎の奥座敷にある料亭「かね万」で地魚に舌鼓

お酒を注文するなら、ぜひ九州の地酒を。平戸の銘酒「飛鸞(ひらん)」や、佐賀を代表する銘柄「鍋島」などがラインナップしており、料理との相性も抜群です。

いけす料理 かね万

住所長崎県長崎市茂木町2190-6
電話095-836-0069
営業時間11:30~21:30(最終入店19:00、要予約)
定休日不定休
webいけす料理 かね万 公式サイト

長崎人が〆で訪れるおにぎりの名店「かにや」へ

画像1: 長崎人が〆で訪れるおにぎりの名店「かにや」へ

お酒の〆といえばラーメンが定番ですが、長崎ではおにぎりや、おじやも主流です。特に、全国的に有名なのがおにぎりを名物とする「かにや銅座本店」。1965(昭和40)年創業の名店で、最寄りは市内を走る路面電車の「観光通」停留所です。

画像2: 長崎人が〆で訪れるおにぎりの名店「かにや」へ

おにぎりの具材は15種類以上あり、1個220円からとリーズナブル。一番人気は「塩さば」(220円)で、その他お茶漬けの1位は「さけ茶漬け」(600円)、お吸い物の1位は「赤だし」(330円)です。店内は手前がカウンターで奥がテーブル席と座敷になり、カウンターでは目の前で職人が握ってくれます。

画像: 左から、「岩崎本舗コラボ角煮」(250円)、「塩さば」(220円)

左から、「岩崎本舗コラボ角煮」(250円)、「塩さば」(220円)

ざるに盛り付けられ、たくあんはおかわり自由。少々小ぶりで、ごはんはふっくらでも粒しっかりめ。香り高いのりと具材とのコンビネーションは抜群で、飲んだ後でもぺろりと食べられるおいしさです。お昼や日曜は営業せず、夜営業のみという長崎県民のためにあるような一軒。だからこそ訪れたくなるお店なのです。

かにや銅座本店

住所長崎県長崎市銅座町10-2
電話095-823-4232
営業時間18:00~翌2:00、金・土曜、祝前日18:00~翌3:00
定休日日曜(月曜が祝日の場合は営業し、月曜が定休)
webかにや 公式サイト

2日目 国際都市の文化とロマンを深掘り

2日目は朝から歴史ある市街地を散歩し、ランチ後は「軍艦島」に上陸です。島へ向かう船は午前便もあるので、朝から行くことも可能。戻ってきたらお土産を探して帰路へ。最後に注目の逸品も紹介します。

風情豊かな歴史と人情漂う街を散歩する

画像1: 風情豊かな歴史と人情漂う街を散歩する

長崎市街地の高台側エリアは、2社14寺がほぼ一列に立ち並ぶ「寺町通り」。通りにつながる「龍馬通り」を進めば、坂本龍馬ゆかりの地である「亀山社中」の跡地があり、その記念館、資料展示場なども。また、界隈には坂本龍馬をはじめ勝海舟、伊藤博文などを撮影した写真家・上野彦馬の生誕地や「彦馬通り」という坂もあります。

画像2: 風情豊かな歴史と人情漂う街を散歩する

有名な寺院のひとつが「東明山 興福寺」。こちらはインゲン豆のほか、胡麻豆腐やけんちん汁、さらにはレンコンにナスなどの野菜、印鑑、明朝体の文字などを中国から日本に持ち込んだ隠元和尚(隠元隆琦)が入山していたお寺です。

画像3: 風情豊かな歴史と人情漂う街を散歩する

「寺町通り」のすぐ近くには活気あふれる商店街がいくつもあり、そのひとつ「中通り商店街」は昔ながらのお店や町屋を改築した新しいショップなどでにぎわっています。もしおやつを探しているなら、1937年(昭和12年)創業の「ニューヨーク堂」は個性的なおいしさでおすすめ。

画像4: 風情豊かな歴史と人情漂う街を散歩する

名物は「カステラアイス」(350円)で、定番のカステラとは一味違う進化した味わいを楽しめます。また、同店では「長崎カステラ 切れはし」を数量限定で売っているほか、購入者には「ふんわり切れはし」をサービスでもらえることも。冷凍便のお土産もあるので、ぜひお立ち寄りを。

画像5: 風情豊かな歴史と人情漂う街を散歩する

商店街を長崎駅や港のほうへ数分歩くと、中島川へぶつかります。そして、ここに架かるのが現存する日本最古のアーチ型石橋として有名な「眼鏡橋」。架橋は江戸時代の1634年とか。水面が穏やかな晴れた日は、記念に1枚撮ることをお忘れなく。

東明山 興福寺

住所長崎県長崎市寺町4-32
電話095-822-1076
営業時間8:00~17:00
定休日なし
拝観料大人300円/中高生200円/小学生100円
web興福寺 公式サイト

ニューヨーク堂

住所長崎県長崎市古川町3-17
電話095-822-4875
営業時間11:00~16:30
定休日不定休
webニューヨーク堂 公式サイト

老舗料亭で長崎のご馳走「しっぽく料理」を堪能

画像1: 老舗料亭で長崎のご馳走「しっぽく料理」を堪能

長崎独自の和華蘭文化については前述しましたが、和華蘭グルメと呼ばれる「卓袱(しっぽく)料理」はご存じでしょうか。次に紹介するのが、1894(明治27)年創業の、卓袱料理を供する料亭御宿「坂本屋」です。

画像2: 老舗料亭で長崎のご馳走「しっぽく料理」を堪能

「卓袱」とは朱塗りの円卓のこと。そして料理は大小の皿に人数分が盛り付けられます。その他、料理はお椀からはじまる、煮豆や東坡煮(とうばに/豚角煮)などの定番がある、直箸でよそって取り皿は交換せずに2枚の皿を使うなどの作法も。

画像3: 老舗料亭で長崎のご馳走「しっぽく料理」を堪能

「坂本屋」の名物は東坡煮で、とろとろほろりとした口どけと、甘やかで濃厚な味わいが絶品。また、同店では季節感を献立に取り入れるのも特徴で、1月なら伊達巻や栗きんとんといった、おせち料理的なお皿が。旅ならではの贅沢なご当地料理を味わいたい人は見逃せない一軒です。

坂本屋

住所長崎県長崎市金屋町2-13
電話0120-26-8210
営業時間11:30~13:30(最終入店)、17:30~19:30(最終入店)
定休日なし
web坂本屋 公式サイト

先人の情熱と生活の跡が胸を打つ「軍艦島」

画像1: 先人の情熱と生活の跡が胸を打つ「軍艦島」

日本屈指の有名な廃墟といえば、「軍艦島」(端島)でしょう。長崎港の沖合18.5kmにあり、広さは東京ドームの約5倍。2015(平成27)年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されました。

画像2: 先人の情熱と生活の跡が胸を打つ「軍艦島」

「軍艦島」は江戸時代の1810年ごろに石炭が発見されたことで、採炭を開始しました。出炭量の増加とともに人口が増え、1916(大正5)年には日本初の鉄筋高層アパートが完成します。最盛期の1960(昭和35)年ごろには5,200人以上が暮らすほどにぎわいましたが、石炭から石油へと需要が移ったことで出炭量と人口が徐々に減少。1974(昭和49)年に閉山し、無人の島となりました。

画像3: 先人の情熱と生活の跡が胸を打つ「軍艦島」

島へは要事前予約のクルーズ船で向かい、長崎港から出航します。なお、天候や波の高さによって上陸できないことや運航中止も。それらは当日の船長判断となり、上陸できない場合は「軍艦島周遊クルーズ」に変更となります。

画像4: 先人の情熱と生活の跡が胸を打つ「軍艦島」

運航会社や日によりますが、乗船時間の目安は片道約45分で、上陸は約1時間。クルーズ全体で約2時間30分です。島へ向かう航路では、同じく世界遺産の構成資産であるジャイアント・カンチレバークレーンや、三菱長崎造船所なども見ることができます。

画像5: 先人の情熱と生活の跡が胸を打つ「軍艦島」

島の見学ルートは決まっていますが、パネルやガイドさんの解説からも歴史や島周辺の概要が学べます。廃墟とはいえ、約半世紀前までは生活があったことを考えると感慨深い気持ちになるはず。台風や高潮などにより毎年少しずつ壊れながら姿を変えている上、天候にも左右されるので、行けるときに行くべきなのが「軍艦島」といえるでしょう。

やまさ海運 軍艦島上陸周遊クルーズ

住所長崎県長崎市元船町17-3(長崎港ターミナルビル)
電話0800-200-8180(予約)
営業時間8:15~17:00(受付時間)
定休日なし
料金中学生以上4,500円(見学施設料310円)/小学生2,250円(見学施設料150円)
web軍艦島上陸周遊クルーズ 公式サイト(やまさ海運サイト内)

県全域の名品がそろう「長崎街道かもめ市場」でお土産探し!

画像1: 県全域の名品がそろう「長崎街道かもめ市場」でお土産探し!

お土産スポットのおすすめは、JR長崎駅の改札口の目の前にある「長崎街道かもめ市場」です。2022年に開業したこちらは、市内最大級のお土産ゾーンとご当地グルメエリア「かもめ横丁」などで構成。注目アイテムを中心に紹介します。

画像2: 県全域の名品がそろう「長崎街道かもめ市場」でお土産探し!

カステラは「文明堂」や「福砂屋」が有名ですが、「琴海堂」の「長崎和三盆かすてら」(5切れ1,080円~)も見逃せません。

画像3: 県全域の名品がそろう「長崎街道かもめ市場」でお土産探し!

こちらは和三盆糖のリッチながらも繊細な甘みが魅力で、上品なおいしさが楽しめる逸品です。

画像4: 県全域の名品がそろう「長崎街道かもめ市場」でお土産探し!

カステラ以外の長崎銘菓であれば、佐世保が誇る「九十九島(くじゅうくしま)せんぺい」(8枚入り756円~)はいかがでしょうか。ピーナッツの風味とアクセントが生地のやさしい甘さと調和した、甘香ばしいおいしさです。

ほかにも、皿うどんにかける絶対王者として知られる「金蝶ウスターソース」といったご当地調味料や近年注目のクラフトジンなど、ラインナップ豊富。なかでも、五島で新たに立ち上げられた蒸溜所によるクラフトジン「GOTOGIN(ゴトジン)」は洋酒ファンから大人気。伝統的な壱岐焼酎も長崎の名酒ですが、お酒好きな人へのお土産ならこちらもおすすめです。

画像5: 県全域の名品がそろう「長崎街道かもめ市場」でお土産探し!

伝統工芸品では、やはり「波佐見焼」が大人気。取り扱いのコーナーへ行けば、さまざまな窯元や作家の作品が並んでいるので、こちらもぜひ立ち寄ってみましょう。

「かもめ横丁」には、地酒と壱岐焼酎を豊富にそろえた立ち飲み店もあり、待ち合わせや休憩などに便利。使い勝手がよくて重宝する点も「長崎街道かもめ市場」の魅力です。

長崎街道かもめ市場

住所長崎県長崎市尾上町1-67
電話095-808-2001
営業時間8:30~20:00(土産・物販)、11:00~22:00(ご当地レストラン)、11:00~23:00(かもめ横丁)
定休日なし
web長崎街道かもめ市場 公式サイト

新しい長崎を発見する旅へ

歴史と伝統を踏まえた、新しい国際観光都市へと大きな進化をしている長崎。各地にはハウステンボス、島原、雲仙、小浜、波佐見、離島などの人気スポットもあり、ますます独自性が高まる今、魅力を再発見する旅へ行きませんか?

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