画像: JALスタッフおすすめ!長崎市野母崎にある「ベネックス恐竜博物館」にて夏季企画展開催中!

日本航空〔長崎支店〕 冨崎

こんにちは、日本航空長崎支店の冨崎です。
今回は、ベネックス恐竜博物館で開催している夏の特別企画展「大空へのチャレンジャー:翼竜と恐竜、そして飛行機まで」をご紹介します。この展示は、1~3章で構成されており、太古から現代までの空への挑戦の歴史を一挙に楽しめる内容となっています。ベネックス恐竜博物館館長の高江さん、学芸員の竹内さんと一緒に、企画展の魅力を存分にお伝えしたいと思います。

画像: 左から、恐竜博物館 高江館長・JAL長崎支店 冨崎・学芸員 竹内さん

左から、恐竜博物館 高江館長・JAL長崎支店 冨崎・学芸員 竹内さん

〔1章〕中生代の空の支配者 翼竜

翼竜は恐竜の出現よりも少し後に現れ、恐竜と共に絶滅するまでに多様な進化をとげました。1784年に初めての翼竜化石プテロダクティルス・アンティクウスが発表されて以来、人々はこの奇妙な動物に魅了されました。
最初の翼竜は小さな動物でしたが、進化の過程で大型化し、さまざまな姿のものが出現しました。展示室には、翼竜の実物大の模型や化石が並んでいます。
その翼竜の中でも最後の時代、6600万年前の白亜紀末に現れ、翼開長が10メートル以上もあったとされる史上最大級の飛行生物ケツァルコアトルスの模型は必見です。

画像1: 〔1章〕中生代の空の支配者 翼竜

まるで生きているかのような迫力で、太古の空の王者の威厳を感じていただけることでしょう。また、年老いた悪魔という意味の名を持つアンハングエラの実物化石を使った全身骨格もオススメです。

画像2: 〔1章〕中生代の空の支配者 翼竜

貴重な実物化石を含む全身骨格から、翼竜の奇妙な姿を学ぶことができるでしょう。彼らがどのようにして空を飛び、どのように生きていたのかを知ることで、この変わった生物の姿を想像することができます。どのような環境で生きていたのかを知ることで、当時の地球の姿を想像することができます。さらに、翼竜の飛行メカニズムや、その体の構造についても触れています。科学的な視点からも興味深い内容が盛りだくさんです。

〔2章〕空を目指した動物達

中生代の空を飛んだ「翼竜」たち。彼らよりも前に空を飛んだ者たちが居ました。それが「昆虫」です。彼らは生物史上初めて空を飛んだ先駆者です。身体は小さい彼らですが空を飛べたことにより大繁栄を成し遂げました。ここでは、彼らの美しい乾燥標本と石炭紀の巨大なトンボのような昆虫メガネウラの化石レプリカが展示されています。
昆虫たちの多様な飛び方についても解説しています。翼竜の後に空を目指し、現代の空の覇者「鳥」になったのが「恐竜」です。
特に、始祖鳥やミクロラプトルはすでに羽ばたき飛行をしていた可能性が示唆されています。

画像: 〔2章〕空を目指した動物達

彼らの羽毛の構造や飛行能力の発達について詳しく解説しています。さらに、彼らの子孫である鳥の剥製や飛ばない鳥コペプテリクスの全身骨格も展示し、鳥の飛び方や絶滅に瀕している種についても解説しています。そして、我々人類と同じ「哺乳類」の中で空を目指したコウモリやモモンガ、ムササビについても解説しています。生物進化の神秘にも触れることができるでしょう。

〔3章〕人類の飛行:飛行機技術の過去・現在・未来

時代は進み、人類が大空へのチャレンジャーとして挑戦してきた歴史と、現在の高度な航空技術、そして未来の飛行機技術の展望までを紹介しています。
展示室には、ライト兄弟が開発したフライヤー号や、日本で最初に飛行した固定翼機ル・プリウールのグライダーの模型が展示されています。これらの展示を通じて、人類がいかにして空を飛ぶ技術を開発し、進化させてきたかを知ることができます。
特に注目していただきたいのは、ル・プリウールの復元機です。翼長7.2mある吊り下げ展示は迫力満点。

画像1: 〔3章〕人類の飛行:飛行機技術の過去・現在・未来

現在の飛行機技術コーナーについては日本航空の航空機部品や実物大A350エンジンパネル、

画像2: 〔3章〕人類の飛行:飛行機技術の過去・現在・未来

A350実物のタイヤ

画像3: 〔3章〕人類の飛行:飛行機技術の過去・現在・未来

など数多くの展示品があります。
一部の展示品は実際に手を触れていただくこともでき、航空技術の進化を体感して学ぶことができます。
そして、未来の航空技術についても紹介しています。
ここでは、現在研究が進められている次世代の航空技術や、空飛ぶ車、ドローン技術、次世代燃料SAFなどがパネル紹介されています。

画像4: 〔3章〕人類の飛行:飛行機技術の過去・現在・未来

未来の空はどのように変わるのか、その可能性を垣間見ることができます。
最新の技術や未来のビジョンについて学ぶことで、私たちの生活がどのように変わっていくのかを想像してみてください。
恐竜は絶滅しましましたが、カーボンニュートラルなどの取り組みを実施し、持続可能な社会を目指して人類が今後も繁栄していける環境づくりも重要だと考えています。

体験型展示:触れて学ぶ空の魅力

この企画展のもう一つの魅力は、体験型展示です。
段ボールでA350のコックピットを再現したフライトシミュレーションゲームの体験や、

画像1: 体験型展示:触れて学ぶ空の魅力

飛行機が飛ぶ仕組みを学べる「揚力体験装置」など、訪れる皆さまがどのように飛行機が空を飛んでいるのかを感覚的に味わうことができます。これにより、展示の内容をより身近に感じ、楽しみながら学ぶことができます。特にお子さま連れのご家族には、大変人気のコーナーとなっています。
また、この企画展専用のクイズラリーブックをご用意しています。企画展をめぐりながら問題を解いていくもので、子どもたちも真剣な眼差しで楽しみながら挑戦していました。

画像2: 体験型展示:触れて学ぶ空の魅力
画像3: 体験型展示:触れて学ぶ空の魅力

目指せ全問正解!

まとめ:空への挑戦の物語を体感しよう

「大空へのチャレンジャー」企画展は、太古から現代、そして未来に至るまでの空を飛ぶことの歴史と挑戦を楽しみながら学ぶことができる貴重な機会です。
翼竜や恐竜、そして人類の挑戦の物語を通じて、空への憧れと夢を再確認してみてはいかがでしょうか。この夏、べネックス恐竜博物館でお待ちしております。

展示の詳細やチケット情報は、公式ホームページをご覧ください。

ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)公式サイト
https://nd-museum.jp/event/3710/

ぜひ実際に展示を見に来ていただき、べネックス恐竜博物館で素晴らしい夏の思い出を作ってください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!!

〔お問い合わせ先〕ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)

住所長崎県長崎市野母町568-1
電話095-898-8000
営業時間9:00~17:00
定休日毎週月曜(祝日を除く)、12月31日・1月1日
※春休み、GW、夏休み、冬休みは月曜日も営業いたします

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

This article is a sponsored article by
''.