いちごとミニトマトの絶品ラン！「玉名いだてんマラソン」と「横島いちごマラソン大会」同時開催

熊本県 玉名市〔観光物産課〕　井上

皆さま、こんにちは。玉名市観光物産課に出向している井上です。
玉名市のさまざまな魅力を発見し、体感しながら日々その魅力を発信しています。
玉名市で2024年2月25日に開催された、熊本県北唯一のフルマラソン「玉名いだてんマラソン」と「横島いちごマラソン大会」についてご紹介します。

今年も両大会が同時開催され、県内外から多数のランナーや応援の人たちが玉名市を訪れ、フルマラソンに約700人、いちごマラソンの5種目に約3,800人のランナーが横島干拓地の田園地帯と菊池川沿いを疾走しました。また、走ることの楽しさや魅力を発信しているインフルエンサーで玉名市出身の三津家貴也さんと、市民ランナーでシンガーソングランナーとして活躍されているSUIさんがゲストランナーとして参加し、大会を盛り上げました。

「玉名いだてんマラソン」は、玉名市の名誉市民であり、日本人初のオリンピック選手、箱根駅伝の創設者として広く知られる金栗四三氏が、2019年大河ドラマ「いだてん」の主人公として描かれたことに対する感動と、金栗氏の偉業・功績を末永く後世に伝えるため、令和という新しい時代の始まりに「日本マラソンの父のふるさと玉名」に熊本県北初となるフルマラソン大会「玉名いだてんマラソン」が創設され、今年は第2回の開催となりました。
また、歴史ある「横島いちごマラソン大会」も同時開催され、今回で第44回の開催となりました。5種目でハーフマラソン、10km、5km、3km、のんびり（2.5km）という豊富な種目があり、家族全員で参加しても楽しめることが特徴です。さらにこの大会でひと味違うのは、先導車が白バイではなく、赤バイ（郵便局の赤いバイク）がランナーを先導してくれる点です。

「玉名いだてんマラソン」は、いちごやトマトハウスが広がる干拓地内の田園地帯と菊池川沿いで高低差がほとんどなく、自己記録更新が狙える走りやすいコースです。また初フルマラソンに挑戦する人にもおすすめです。
コース折り返し地点から菊池川沿いを下っていくと、目の前に有明海と雲仙普賢岳が広がり、自然を感じながら走れるコースも魅力です。菊池川河口エリアでは漁船が集結し、色とりどりの大漁旗を掲げて、ランナーに「ゴールまでガンバレ」などの声援を送り続けています。
エイドステーションでは、玉名市の特産品の新鮮で美味しいいちごやミニトマトが食べ放題。ランナーたちは栄養補給しながらゴールを目指して疾走していました。

「横島いちごマラソン大会」は、田園地帯と横島干拓地内を走ることができます。特に干拓地内に延々と続く石積みの堤防が目を引きます。明治時代に造られた干拓堤防などの「旧玉名干拓施設」は、国の重要文化財に指定され、菊池川流域日本遺産の構成文化財にもなっています。干拓堤防は5km以上にわたる堤防で、高波から農地を守る「海の万里の長城」とも称されており、その壮大な姿を見ながら疾走することができます。

「のんびりコース」は、家族みんなで2.5kmをゆっくりのんびりと走ったり歩いたりしながら進むコースです。エイドステーションではランナー一人一人に「いちごパック」が手渡され、コンデンスミルクも用意されています。いちごにたっぷりミルクをかけて栄養補給し、ゴールを目指して再スタートです。

ゴールしたランナーのすがすがしい笑顔がとても素敵です。また、ゴールには玉名市マスコットである「タマにゃん」がハイタッチでランナーをお出迎えです。

ゴールした後には、あたたかい「あおさの味噌汁とおにぎり弁当」が提供され、人気の特典となっています。さらにメイン会場では地元の特産品の販売やグルメを楽しむことができる物産市も開催しています。

来年は、ぜひあなたもランナーとして参加してみませんか。玉名市では皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

〔お問い合わせ先〕横島いちごマラソン大会実行委員会事務局

写真提供 横島いちごマラソン大会実行委員会事務局