一年を通して温暖な気候に恵まれた宮崎県・宮崎市。体はもちろんのこと、心をあたためてくれる一期一会の出会いがそこにはあります。人との出会いや“神話のふるさと”で受け継がれた伝統文化など、多くの魅力が息づく“ほっとする場所”。そんな宮崎市にやって来たのは、「JALふるさとアンバサダーGLOBAL」の二人。「JALふるさとアンバサダーGLOBAL」とは、JAL国際線で勤務する外国人の客室乗務員が、日本のさまざまな観光スポットを体験し、外国人ならではの視点で日本の魅力を発信する新たな取り組みです。今回は台湾出身のジェイドさん(写真左)と、タイ出身のマックスさん(写真右)が旅しました。

宮崎市で“伝統文化”にふれる旅

冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

画像1: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

青島神社は、周囲1.5キロメートルの小さな青島の中央に社がある由緒ある神社。神話「海幸彦・山幸彦」の舞台としても知られ、縁結びにご利益があると伝わるパワースポットです。

画像2: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

この神社では毎年1月に「裸まいり」という祭りが行われます。「裸まいり」は、その昔、海から帰った神社の御祭神・彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)を村人がお出迎えする際、お出迎えする衣装を身にまとう暇がなく、急いで普段着を脱ぎ捨てて裸のままお迎えしたという古事に由来するお祭りです。

画像3: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」
画像4: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

「わっしょい、わっしょい」。ふんどしや白装束姿の参加者の人たちが大きな掛け声を響かせながら、走ってきました。その後、勢いよく水しぶきを上げながら、神社前に広がる冷たい海に入り、一心に手を合わせます。「震えている人もいて、寒そうですね」とジェイドさん。

画像5: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

海水で身を清めた参加者の皆さんは、神社の境内で参拝。

画像6: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

その後、大釜の熱湯を福笹で参拝者に振りかける「湯立(ゆたて)神事が行われ、湯を浴びる参加者の皆さんは、口々に「熱い!熱い!」。境内には笑い声があふれます。

画像7: 冷たい海で、身を清める。伝統の祭り「裸まいり」

マックスさんも無病息災を願い、湯立神事を体験。実際に祭を体験したマックスさんは「伝統のすばらしさや、受け継ぐ人々の息遣いまで伝わってきます」と感慨深げでした。

ビロウジュが生い茂る古道を抜け、神秘のお宮へ

画像1: ビロウジュが生い茂る古道を抜け、神秘のお宮へ

青島の島内にはビロウジュをはじめとする亜熱帯性植物が生い茂り、神秘的な雰囲気が漂います。絵馬でできたトンネル「祈りの古道」を抜けた先に元宮があり、そこには願い事をつぶやきながら、土器の皿を投げ入れ、割れると開運厄除になると伝わる「天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)」がありました。

画像2: ビロウジュが生い茂る古道を抜け、神秘のお宮へ

マックスさんは家族の健康を、ジェイドさんは世界平和を祈りながら、皿を投げ入れました。

画像3: ビロウジュが生い茂る古道を抜け、神秘のお宮へ

島の周囲には、700万年前の地層が侵食してできた波状岩があり、これが巨大な洗濯板のように見えることから、「鬼の洗濯板」と呼ばれています。

歩いていると、珍しい色のポストが。“映えスポット”として知られる「幸せの黄色いポスト」で、写真をパシャリ。

飛躍の年に。厳かな雰囲気の拝殿で、初めての御祈祷体験

画像1: 飛躍の年に。厳かな雰囲気の拝殿で、初めての御祈祷体験

青島神社では、健康開運の御祈祷も体験しました。

画像2: 飛躍の年に。厳かな雰囲気の拝殿で、初めての御祈祷体験

厳かな雰囲気の拝殿で、ドン、ドンと太鼓が打ち鳴らされると御祈祷の始まりです。神職が大麻(おおぬさ)を振り、祝詞を上げると、身が清められるような気分になります。

画像3: 飛躍の年に。厳かな雰囲気の拝殿で、初めての御祈祷体験

2023年の干支は「癸卯(みずのとう)」。“道筋を計れば、ウサギのように飛躍が望める年”なのだそうです。マックスさんは「タイでも祈祷はありますが、日本で体験したのは初めてです。少し緊張しましたが、いい1年になりそうです!」と目を輝かせました。

青島神社

住所宮崎県宮崎市青島2-13-1
電話0985-65-1262
参拝時間6:00~日没
webhttps://aoshima-jinja.jp/

太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓

画像1: 太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓

日南海岸国定公園内「堀切峠」一帯に位置する「道の駅フェニックス」は、宮崎県の物産や季節の果物などが一堂にそろうスポット。お土産を買う観光客でにぎわっています。

画像2: 太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓
画像3: 太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓

標高約30メートルにある堀切峠の展望デッキからは、太平洋が一望できます。「鬼の洗濯板も見えて、宮崎ならではの絶景ですね」と感激した様子のマックスさん。

画像4: 太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓
画像5: 太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓

「道の駅フェニックス」で忘れてはならないのが、ソフトクリームです。マンゴーソフトとプレミアム日向夏ソフトは、特に人気の商品。

画像6: 太平洋を望む絶景スポットで、人気のソフトクリームに舌鼓

プレミアム日向夏ソフトを食べたジェイドさんは「柑橘の香りがさわやか。果肉も入っていてすごくおいしい!」とニッコリ。太平洋の絶景とソフトクリームが同時に楽しめるオススメスポットです。

道の駅フェニックス

住所宮崎県宮崎市内海381-1
電話0985-65-2773
営業時間9:00~17:00(物産館、1Fファーストフードコーナーは16:45まで)
定休日なし
webhttp://michinoekiphoenix.jp/

JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで好評。「ガンジスカレー」もご賞味あれ!

画像1: JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで好評。「ガンジスカレー」もご賞味あれ!
画像2: JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで好評。「ガンジスカレー」もご賞味あれ!

宮崎県民にはおなじみ、「味のガンジス」の「宮崎和牛カレー」が、2022年10月から、5年ぶりにJAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスの機内食として提供されています。宮崎ブーゲンビリア空港内にある「レストランコスモス」では、この人気カレーのレトルトパックを購入することができます。

宮崎県産の和牛をたっぷり使い、コクとうまみが魅力。ファーストクラスの味を、ご家庭で楽しめるとあって、幅広い年齢層に大人気です。

画像3: JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで好評。「ガンジスカレー」もご賞味あれ!
画像4: JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで好評。「ガンジスカレー」もご賞味あれ!

マックスさんとジェイドさんは「国際線で乗客の皆さまに楽しんでいただけると思います!」と、そのおいしさに太鼓判。

「レストランコスモス」では、ガンジスの「宮崎和牛ゴロゴロカレー」をメニューとして提供していますので、ぜひご賞味あれ。

レストランコスモス

住所宮崎県宮崎市大字赤江(宮崎ブーゲンビリア空港内3F)
電話0985-51-5111
営業時間10:30~19:45(L.O.19:15)
定休日無休
webhttps://www.miyazaki-airport.co.jp/eat/cosmos
※「宮崎和牛カレー」のレトルトパックは、宮崎ブーゲンビリア空港2Fの売店でも購入できます

温かい人との触れ合いや、この地で太古から息づく伝統文化に出合う宮崎旅。風土とともに生きる人たちの営みや、祭りの神秘性や賑わいなど、この地に足を踏み入れないとわからない、ぬくもりあふれるなごやかな時間が流れていました。

宮崎市で、そんな“ほっ”とする時間を過ごしたJALふるさとアンバサダーGLOBALの二人。ぜひあなたも人や土地の魅力に、“見て、触れて、感じる”宮崎旅に出かけてみませんか?

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