リモートワークの導入や副業の容認など、都市部の企業を中心に“働き方改革”がますます進んでいます。働き方の自由度が増すことで注目されているのが「2地域居住」。都市に住む人が地方にも住居を構えて、2つの地域で生活するそのスタイルは、都会だけでなく自然溢れる環境での暮らしも手に入れたいと考える層から支持を得ています。

とはいえ、生活を大きく変える決断には不安がつきもの。まずは気軽に現地を訪れたり、経験者の話を聞いたりして、イメージを具体化するのが一番です。今、自治体では2地域居住体験ツアーを運営し、地域の魅力や暮らしのリアリティを感じることができる機会を提供しています。

OnTrip JALでは、そんな各地の「2地域居住」の魅力を、体験ツアーを通じて紹介。さまざまなエリアの情報を、連載記事で紹介しています。

2地域居住についてもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
https://ontrip.jal.co.jp/_tags/2地域居住

画像1: 旅が暮らしに変わる。2地域居住ツアー 大分県・竹田市編

今回ご紹介するのは、大分県の南西部に位置する竹田市(たけたし)です。江戸時代に城下町として拓かれ、碁盤の目のように整った美しい街並みや、作曲家・瀧廉太郎が名曲「荒城の月」の構想を練った岡城跡など、散策スポットが点在しています。

車を走らせると、多様な温泉や日本名水百選に選ばれた湧水群に出合い、久住高原までドライブすれば標高1,700メートル級の連山など、世界レベルの自然を望むことができます。

竹田市が持つ歴史、文化、自然。その魅力に惚れ込んだ「JALふるさと応援隊」の阿部幸子さんが、竹田市をナビゲートします。

竹田市長メッセージ「心豊かになる竹田市へ」

まずは、2地域居住を検討している方へ向けた、竹田市長の土居昌弘さんからのメッセージを受け取りました。

画像1: 竹田市長メッセージ「心豊かになる竹田市へ」

土居市長「阿蘇くじゅう国立公園を持つ竹田市は、山や高原、谷や川と美しい自然によって育まれています。水も温泉もとても質がよく、私たちはその恵まれた環境の中で暮らすことができています。

また芸術的な面も花開き、日本を代表する作曲家・瀧廉太郎や、名曲『犬のおまわりさん』を作詞した佐藤義美、芸術家で言えば、江戸期の画家・田能村竹田(たのむらちくでん)などさまざまな方がおられます。竹田市では瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクールが毎年行われ、今年で75回を迎えました。

このように竹田市民は、先人の歴史と伝統を受け継ぎ、大切にしながら暮らしています。竹田市を訪れた方々には、市民と交わり、一緒になって心豊かになっていただけたらと思っております。私の信条は、命を育み、守り、輝かせる竹田市づくりです。訪問される皆さんが市民と触れ合い、心ゆさぶられる日々を過ごしていただくこと。心の波動を感じていただければ、ありがたく思います」

画像2: 竹田市長メッセージ「心豊かになる竹田市へ」

自然と芸術という、生きる上で欠かせない大切な要素に囲まれる暮らし。市長の語る「心ゆさぶられる日々」が実際にどのようなものなのかを、阿部さんと共に探訪していきましょう。

地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

画像1: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

まず向かったのは、草原が広がる久住高原。澄み切った空気、頬を撫でる心地よい風が出迎えてくれます。南に「阿蘇五岳」、東には、2017年にユネスコエコパークに登録された「祖母・傾・大崩山系」、そして北に広がる「くじゅう連山」。この大パノラマを360度ぐるりと眺望できるツアーが「久住高原 風の旅」です。

画像2: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

「竹田市が持つ自然の素晴らしさを、まずはここで知っていただきたいですね」と阿部さんが話せば、「そうなんです! 久住大好き人間がひとりでも増えてくれたら嬉しいね」と、風のガイドを務める上好温(かみよしあつし)さんが笑顔で答えます。

「風の旅」には3つのコースがあります。草原を越えて野生の牧草地を歩く「丘コース」。渓流沿いの山道を歩く「森コース」、天然の日本式庭園「納池公園」を目指す「郷コース」。普段は入ることができない場所にも、ガイドさんが連れて行ってくれるそう。今回は、2時間で絶景に出合える「丘コース」を選択。歩きやすい靴と服装で参加しました。

画像3: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

「芝生の歩道がいいでしょう? 膝にも優しいですし、夏場は照り返しもなく安心です」と話す上好さんは、アスファルトではない山道を歩いてほしいと、自ら芝生の歩道を提案し管理していらっしゃいました。

画像4: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

「あ! まだ咲いているね」と上好さんが指さす方に、白い小さな花を発見。「ウメバチソウ」という植物で、10月になると海抜800メートルほどの高い草原によく見られる植物なのだそう。梅の花に似た、とても可憐な花を咲かせていました。阿部さんも思わず「かわいい!」と写真をパチリ。

画像5: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原
画像6: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

スコーンと抜けるような空が広がる高原に出ました。「ほら、ちょうど阿蘇火口から噴煙が上がっているのが見えますよ」と上好さん。阿部さんも思わず「素晴らしい眺めですね」と絶賛。阿蘇五岳が驚くほどよく見えます。「この久住の下には阿蘇の溶岩が残っているんですよ」。上好さんが、この土地の成り立ちを丁寧に教えてくれます。

画像7: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

つづいて案内していただいたのが、野生地の草原です。「本当の草原は草丈が低い『ネザサ』が生えています。4月の終わりに筍が一斉に芽生え、それを牛や動物たちが食べます。5月は牛が放牧されますよ」と上好さん。

画像8: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原
画像9: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

阿部さんが足元に紫色のリンドウの花を見つけると、上好さんが黄色のキリンソウを発見。「草原の野草はとても愛らしく美しいですね」と阿部さんが嬉しそうに話します。

画像10: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原
画像11: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

草原の中に柏の木だけがポツンポツンと点在している不思議さに気づいた阿部さん。

上好さん「毎年3月に野焼きが行われますが、柏の木だけは焼かれても大丈夫。この木も50年は経っているでしょう。遠い昔から記憶として野焼きを体験している柏の木は、野焼きが終わると新しい芽を出します」

丸焼けになっても枯れない柏の木の生命力に感心していると、足元にどんぐりを見つけました。「この辺りには、コナラやミズナラの木が多く、さまざまな形をしたどんぐりを見つけることができますよ」と嬉しい情報も。紅葉した柏の葉は記念に持ち帰りました。

画像12: 地元ガイドと歩くグリーンパノラマ久住高原

コースの最後は、久住火山の溶岩塊が残る場所へ。遠足の目的地にもなっているそうで、この岩の上に登るのがお約束。約2時間の風の旅は、久住高原の自然の豊かさを体験できる素晴らしい内容でした。

フェアウォーク 久住高原 風の旅

ガイド料金大人2,000円(高校生以上)・小人1,000円(小中学生)
集合場所ガンジー牧場(大分県竹田市久住町大字久住4004-56)
集合時間9:30(ツアー所要時間は2時間~。コースによって異なる)
※コロナ期のみ、通常は1週間前のご予約で、随時催行 
※風の旅は、ツアー料金の一部を、草原を管理する費用に充てています

滞在しやすい竹田を目指し「レンタル&コワーキングスペースCamp!」の企画に携わった川本祥子さん

画像1: 滞在しやすい竹田を目指し「レンタル&コワーキングスペースCamp!」の企画に携わった川本祥子さん

竹田駅のすぐそばにあるビルの2階。「まちづくりたけた株式会社」の一角に設けられた「レンタル&コワーキングスペースCamp!」は、Wi-Fi環境はもちろんプロジェクターやスクリーン、液晶モニター、PAミキサーなど充実の環境設備を持ち、2地域を拠点に活動する人を強力にサポートしています。

画像2: 滞在しやすい竹田を目指し「レンタル&コワーキングスペースCamp!」の企画に携わった川本祥子さん

「人の集まる場所であり、広場や同志という意味を持つCamp!と名付けました」と話すのは、竹田市に移住して5年目という川本祥子さん。竹田でも仕事をしながら快適な日々を過ごしてもらいたいと企画したそう。

川本さんは神戸で生まれ育ち、大阪で就職。夫の仕事で東京、エジプトなど国内外で暮らしていたところ、転勤により2017年に竹田市へ。これまでとはまったく違う自然豊かな地に惚れ込み、ふたりのお子さんも一緒に竹田生活を満喫しているそう。

川本さん「竹田は人との距離が近いので、すぐに覚えてもらえたり、声をかけてもらえたりするのがとても新鮮でした。人の温かみをすごく感じていますし、お店の方とも常連になりやすいですね。こんな場所に住めるなんて、あまりないと思っています。竹田の人の良さ、心地よさを体感してもらいたいと思っています」

画像3: 滞在しやすい竹田を目指し「レンタル&コワーキングスペースCamp!」の企画に携わった川本祥子さん
画像4: 滞在しやすい竹田を目指し「レンタル&コワーキングスペースCamp!」の企画に携わった川本祥子さん

しっかり仕事をするのもいいですが、せっかくの竹田滞在です。景観も楽しみたいもの。「部屋からは美しい落門(らくもん)の滝も見えますよ」と川本さん。疲れたら町歩きしてもらいたいので、ここでのドリンク提供はあえてしていないそう。

川本さん「竹田中心部は、江戸期から昭和期のなつかしい町の風情が特徴で、歴史ある和菓子店や、空き家をリノベーションしたパン屋さん、コーヒー店などが点在しています。散策しながらテイクアウトして、ここで味わってほしいですね」

竹田の町ごと楽しんでもらいたい。川本さんの気持ちが伝わってきます。

画像5: 滞在しやすい竹田を目指し「レンタル&コワーキングスペースCamp!」の企画に携わった川本祥子さん

「こんな町で育ちたかった」。阿部さんが思わず口にします。

阿部さん「お年寄りが元気な町だと思っていましたが、学生や若い方もとってもお元気ですよね。図書館も文化ホールも劇場もあり、一流のパフォーマー、オーケストラ、ミュージカルなどが来ています。全国声楽コンクールも竹田で行われていますし、文化度がとても高い町だと実感しています」

「ここで子育てできて幸せです」と川本さんも笑顔に。ふたりの会話は止まりません。

レンタル&コワーキングスペースCamp!

住所大分県竹田市大字竹田町572-2
電話0974-64-0175
利用料金コワーキング利用1日1名500円、貸切1時間500円(要予約)
営業時間9:00~17:00
定休日土日祝・年末年始
webhttps://taketa-agrew.jp/

自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん

画像1: 自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん
画像2: 自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん

町歩きをしながら見つけたのが「かどぱん」です。和の佇まいが美しい外観と、高い天井を持った店内には、毎朝焼き立てのパンが届けられます。

作っている場所は、大分県豊後大野市の山の中に佇む「Kitchen Usuda」。東京から移住してこられた臼田さんご夫婦が、国産小麦、自家製酵母、オーガニックのドライフルーツ、自然塩、きび砂糖、湧水など体に優しい素材を使い、自然の恵みが詰まったパンを作っています。

臼田さんの生き方、考え方、そしてふたりの手から生まれてくるパンに惚れ込んだのが萩原悠子さん。

萩原さん「東京から、地域おこし協力隊として移住してきました。もう6年目になります。活動中からこの『かどぱん』でアルバイトをさせてもらっていました。もともとお菓子やパンづくりに興味があり、臼田さんのパン作りに共感しまして、ついにここで働くことになりました」

画像3: 自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん
画像4: 自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん

「かどぱん」では、食パンやハードパン、サンドイッチまで、常に20種類ほどのパンが揃っているそう。運ばれてくるたびに、次々と売れていきます。店内には、店頭販売しているパンと一緒に淹れたての珈琲や紅茶が味わえるイートインスペースも。ランチに利用するのもおすすめです。

画像5: 自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん

萩原さん「竹田で暮らしていくうちに、人の温かさ、自然の豊かさに感動し、この町がどんどん好きになっていく自分がいました。いろんな人が個性的なお店を展開していてとっても面白いですし、コンパクトな町ですので散策にもぴったりです」

時間の過ごし方も都市と全然違うと言います。

萩原さん「東京だと、働くために暮らしていたように思いますが、こちらに来てからは暮らしや生き方も大切に考えられるようになった気がしています」

画像6: 自然豊かな竹田のパンをお届けする「かどぱん」と萩原悠子さん

阿部さんも、竹田の人の温かさに共感。いろいろな物事を寛容に受け入れる気質を感じると言います。

「人や町の魅力もそうですが、どこを歩いても絵になるところがステキです。この町に何回も通いたくなります」と阿部さんが話すと、「かどぱんにも何回も通ってください!」と萩原さん。会話の後、おみやげにパンをたくさん買って帰りました。

かどぱん

住所大分県竹田市竹田町560-1
電話0974-62-3714
営業時間11:00~18:00
定休日月~水曜
webhttps://kitchen-usuda.com/

町と調和し、知性と感性を刺激する。
子どもにやさしい竹田市立図書館

画像1: 町と調和し、知性と感性を刺激する。 子どもにやさしい竹田市立図書館
画像2: 町と調和し、知性と感性を刺激する。 子どもにやさしい竹田市立図書館

城下町・竹田と調和するように佇む注目の図書館があると聞いて、訪ねました。美しい白壁と、日本古来の切妻屋根の外観で、館内に入ると湾曲した本棚が並び、優しい光に包まれています。大分県産の杉集成材で作られたオリジナル書架は、水や風の流れのように緩やかに湾曲していて、まるで森の中にいるかのような雰囲気です。

画像3: 町と調和し、知性と感性を刺激する。 子どもにやさしい竹田市立図書館

1階は東に「一般図書」、西に「児童書」と分かれ、中央にロビーとサービスカウンターが。2階は館内を一望できる展望学習室があり、学生の皆さんが勉学に励んでいました。館内に配置されているベンチやテーブル、ソファーなどすべてがオリジナルデザイン。公園で見かけるような子ども向けの遊具イスも、センスが光っています。

画像4: 町と調和し、知性と感性を刺激する。 子どもにやさしい竹田市立図書館

0歳児から利用できる「おはなしひろば」は、立ったり座ったり、ごろんと横になったり。子どもに合わせて読み聞かせができます。子育て中の親子にはうれしいスペースです。

竹田市では、教育の充実や環境づくりにも力を入れているそう。本と親しみ、学習できる図書館の充実は、竹田市の大きな魅力に。人口2万人の小さなまちですが、未来を担う子どもたちを育てる大きな価値を生み出しています。

画像5: 町と調和し、知性と感性を刺激する。 子どもにやさしい竹田市立図書館

書籍コーナーで「日本航空一期生」という客室乗務員の著書を発見。「いろんな本が置かれていることにも驚きました。全137,590冊。Wi-Fi環境も整い、飲食コーナーや心地いいテラスもあります。竹田の自然の風を感じながら、感性を高める時間を過ごしてほしいと思います」と阿部さんも長い時間、本に触れていました。

竹田市立図書館

住所大分県竹田市大字竹田1979
電話0974-63-1048
開館時間10:00~18:00
定休日毎週月曜日・第4金曜日・年末年始
webhttps://taketa.milib.jp/TOSHOW/

とれたて野菜を軽トラでお届けする
「阿南農園」の阿南有香さん

画像1: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん
画像2: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん

竹田市立図書館を出ると、ちょうど駐車場に阿南農園の軽トラを発見。生産者の阿南有香さんは、トレードマークであるピンクのTシャツが目印で、地元の方から「ゆかちゃん」と呼び親しまれているそう。

阿南さん「農園は、ここから車で10分ほどの場所にあります。毎日、畑仕事と収穫が終わり次第、とれたての有機野菜を積んで、15時過ぎには図書館前に来ています」

明るく話す阿南さんは、竹田市出身。

阿南さん「最初は手製のリヤカーで販売していたのですが、少しずつ知ってもらえるようになり、運ぶ野菜も増えていきました」

今では軽トラを使って18時ぐらいまで竹田市内で販売。取材日には、愛娘の佳奈ちゃんもお手伝いしていました。

画像3: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん
画像4: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん
画像5: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん

当日のラインナップは、ズッキーニ、ブロッコリー、三色のニンジン、ターサイ、ほうれん草、紅芯大根(こうしんだいこん)など約10種類。

「無農薬のものなど有機野菜を育てています。食べ方もアドバイスしますよ!」と気さくに話す阿南さんは、とにかく元気。たけたまちづくり株式会社に勤める川本祥子さんとは大の友達で、とれたて野菜を使った一夜限りの食堂を企画したことも。

画像6: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん

「竹田は女性のパワーが素晴らしいですね」と阿部さん。「そうなんです。このピンクの看板も川本さんがデザインしてくれました。竹田市では、みんなが繋がっているんです」と阿南さんが嬉しそうに返します。

竹田のおみやげとして、阿南農園の野菜はいかがでしょう。

画像7: とれたて野菜を軽トラでお届けする 「阿南農園」の阿南有香さん

阿南農園

販売場所大分県竹田市立図書館~JR豊後竹田駅の道のりのどこか(城下町内)
営業時間15:30ごろ~18:00ごろ
営業日毎週金曜のみ販売
Instagram@anan_farm_

2014年にはじめて竹田市を訪れてから、年に3回は訪れているという阿部さん。栃木県出身でありながらも「竹田市はもう第二の故郷なんです」と話します。

阿部さん「JALふるさと応援隊は全国に約1,000名いますが、それぞれが地域の中に入り、地元の方と会話をし、活動に参加しています。私も大分県担当の応援隊として、竹田市の魅力を発信していきたいと思います。日本のふるさとが元気になること。そのお手伝いが少しでもできれば、こんな嬉しいことはありません」

歴史と伝統と文化が息づく「竹田市」。その魅力を体感したいと感じたならば、まずは気軽に訪れてみませんか。新たな暮らしのイメージがつかめるかもしれません。

大分県・竹田市の2地域居住ツアー モデルコース

竹田市では、2地域居住を検討している方向けにジャルパックの体験ツアーを開催しています。2地域居住担当者が「住んでこそわかる竹田市の魅力」をお伝えします。この地での暮らしを具体的にイメージできる機会を、ぜひ活用してください。

日程内容
1日目空港(大分・熊本) → 担当者訪問 → 宿泊場所
2日目モデルコース(城下町エリア、久住高原エリア、長湯温泉エリア)
3日目各種アクティビティ・体験(キャンプ、ウォーキングツアー、吹きガラス体験)
4日目宿泊場所 → 担当者訪問 → 空港(大分・熊本)
※上記はモデルコースです。ツアー行程は自由に組むことができます。

JALパックのお申し込みはこちら
https://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/new_journey/2chiiki/taketa/

竹田市
https://www.city.taketa.oita.jp/

他のエリアの情報はこちら

画像2: 旅が暮らしに変わる。2地域居住ツアー 大分県・竹田市編

旅が暮らしに変わる -2地域居住の魅力-

平日は都市部で仕事をし、週末は地方で豊かな自然に触れながら静かに暮らす。そんな魅力あふれる2地域居住を通じて、地域の魅力をお伝えします。

※2021年11月30日に一部内容を更新いたしました

掲載の内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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