福岡空港から福岡中心地の博多、天神エリアへは電車で約10分。福岡の魅力は、そこから60分圏内に、美術館やギャラリー、日本庭園、歴史スポット、海や自然豊かな離島までが集まっているところ。もちろん大都市なので、宿泊、ショッピング、飲食にも困らない。こんなにも魅力が詰まった観光地は他にありません! そんなコンパクトシティ福岡を2泊3日で回るコースをご紹介します。

福岡の主要なギャラリー、歴史ある寺社と茶室をめぐる。天神、博多エリアで過ごす文化的な1日

三菱地所アルティアム、福岡県立美術館、住吉神社、楽水園

九州一の都市・福岡。その中心にある天神・博多エリアはさまざまなショッピング施設やオフィスが立ち並んでいるが、実は多くの観光スポットも点在しています。天神イムズ内に位置する三菱地所アルティアムは九州における現代美術ギャラリーの先駆けのような存在。平成元年に「イムズ」とともにオープンして以来、国内外のアーティストを紹介してきました。いつ足を運んでも楽しめる場所として福岡市民はもちろん、県外からの鑑賞客で賑わっています。

画像: 三菱地所アルティアム。写真は「タグチ・アートコレクション しあわせの相関図 2016.4.23-5.29」より

三菱地所アルティアム。写真は「タグチ・アートコレクション しあわせの相関図 2016.4.23-5.29」より

画像: ショップスペースも充実

ショップスペースも充実

同じく天神、須崎公園内にある福岡県立美術館は、福岡にゆかりのある作家の作品を数多く収蔵しています。福岡の美術、郷土を知るうえで押さえておきたいスポットです。カフェも併設されているので、天神散策の休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

画像: 福岡県立美術館

福岡県立美術館

画像: 併設されたカフェテリア

併設されたカフェテリア

天神から博多方面に足を伸ばして立ち寄りたいのが筑前國一之宮 住吉神社。ここは全国に約2,129社ある住吉神社の始源と考えられており、本殿は国指定重要文化財に、所蔵する同剣や銅戈十一口などの美術品は県指定文化財に指定されています。「住吉造」といわれる、神社建築史上最古の特殊な様式の本殿はぜひ拝みたいところです。

住吉神社

住吉神社から北に向かって数分歩くと、ビル群のなかに突如として現れるのが日本庭園・楽水園。

画像: 楽水園

楽水園

画像: 三菱地所アルティアム、福岡県立美術館、住吉神社、楽水園

園内には明治時代に建てられた博多商家の別荘が改築され、当時の茶室「楽水庵」復元が敷地内に復元されており、都会の真ん中で四季折々の緑やとの調和した庭園と、当時の博多豪商の優雅さを感じることができます。夜は中洲エリアに足を運んで屋台の料理を楽しむのが定番のコース。観光客であると伝えれば、屋台の店主がおすすめのスポットを紹介してくれるかも? そんな出会いもまた、旅の楽しみです。

三菱地所アルティアム
営業時間10:00~20:00
休館日イムズ休館日に準ずる
webhttp://artium.jp
住所〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-11イムズ8F
福岡県立美術館
開館時間10:00~18:00(入場は17:30まで) ※美術図書室は9:00~17:30
休館日毎週月曜日休館(ただし祝休日の場合はその翌平日)
webhttp://fukuoka-kenbi.jp/
住所〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神5-2-1(須崎公園内)
筑前國一之宮 住吉神社
営業時間9:00〜17:00
休館日-
webhttps://www.nihondaiichisumiyoshigu.jp/
住所〒812-0018福岡市博多区住吉3-1-51
楽水園
営業時間9:00〜17:00
休館日-
webhttp://rakusuien.net/
住所福岡市博多区住吉2-10-7

美しいビーチと最新のロボット。レジャー、観光スポットが集まる海沿い百道エリアを巡る

シーサイドももち海水浴場、ロボスクエア

都市部からアクセスの良い場所に美しいビーチがあることは、福岡の特筆すべき魅力です。シーサイドももち海水浴場へは天神からバスに乗って25分ほど、福岡空港からでも45分ほどで到着します。整備のいきとどいた海辺で快適に過ごすことができるこのビーチはまさに福岡のオアシス。また公園東側の地行浜地区では音楽フェスのほかさまざまなイベントが開催されているので、旅行のプランを寝る際にはチェックしてみることをおすすめします。

画像: シーサイドももち海水浴場

シーサイドももち海水浴場

シーサイドももち海水浴場からほど近く、福岡タワーの裏手にはロボット体験スペース「ロボスクエア」があります。実は福岡市は「ロボット開発・実証実験特区」として北九州市と共同でロボット開発に力を入れているテクノロジー推進都市でもあるのです。

ロボスクエア

この施設の魅力は、その名の通りあらゆるロボットが揃い、実際に手に触れて体験ができること。お子さまづれの方々もよく見かけますが、大人の方も楽しんでいかれているようです。周辺には福岡のシンボル、福岡タワーやヤフオクドームなど主要な観光スポットが集まっているのでビーチでの時間を満喫したあとには、周辺を観光してみるのもおすすめです。

シーサイドももち海浜公園
webhttp://www.marizon-kankyo.jp/
住所〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜 2丁目、4丁目地先
ロボット体験スペース「ロボスクエア」
webhttps://www.fukuokacity-kagakukan.jp/
住所福岡市科学館内 5F ※2017年10月に移転しました

自然豊かな離島と公園。四季折々の絶景とともにのんびり過ごす能古島、大濠公園エリア

のこのしまアイランドパーク、大濠公園日本庭園

1日目、2日目とアクティブに観光を楽しんだら、自然に囲まれた場所でゆっくりと過ごすのも良いのではないでしょうか? 「能古島」(のこのしま)は、ももちシーサイド海水浴場の最寄り、西新駅から二駅隣の姪浜駅(めいのはまえき)にある姪浜渡船場からフェリーで訪れることができる小さな離島。所要時間は10分程度、乗車賃230円のフェリーは島に暮らす人々にとっての日常の交通手段でもあります。

画像: 能古島

能古島

周囲約12kmの島には季節の花や海の美しさが詰まっており、特に昭和44年開園の「のこのしまアイランドパーク」は福岡の花の名所として有名です。春の菜の花畑、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は水仙と四季折々の花を楽しむことができるので、季節を変えて再訪してみるのもおすすめ。フェリー乗り場のすぐ正面にお店を構える「noco nico cafe」は能古島の顔のような存在です。自然と触れてでカフェで一息、なんて過ごしかたはいかがでしょうか?

のこのしまアイランドパークの菜の花畑

姪浜から天神方面に戻る途中、立ち寄りたいのが大濠公園です。隣接する「大濠公園日本庭園」は伝統的な庭園技法と近代性が合わさった築山林泉廻遊式の庭園。

大濠公園日本庭園

大池と築山の大池泉庭、曲水の流れ、枯山水庭、数寄屋造りの茶室など、12,000平方メートルの園内には見所がたくさん。こちらも都心部近くにして自然豊かな環境が魅力です。庭園には40種類の植栽と、25,000株に及ぶ下草類が配され、春から初夏にかけてはサツキ、ツツジ。夏の緑、秋の紅葉、冬の松など、季節ごとに植物の美しさを堪能できます。

大濠公園日本庭園

まだまだ観光を楽しみたいという方は、徒歩圏内に重要文化財の「福岡城跡」や、700年に外国からの使者をもてなすために建設された迎賓館「鴻臚館跡展示館」もあるので、足を伸ばしてみるのもおすすめです。

のこのしまアイランドパーク
営業時間9:00~17:30 (月曜日~土曜日) 9:00~18:30(日曜日) ※冬季は平日と同じ時間となります
定休日年中無休
webhttp://nokonoshima.com/
住所福岡市西区能古1624
大濠公園日本庭園
営業時間9~17時(入園は16時45分まで) 6、7、8月のみ9時~18時(入園は17時45まで)
定休日毎週月曜休園(月曜日が休日の場合は翌日)、12 / 29~1 / 3
webhttp://ohorikouen.jp/
住所福岡市中央区大濠公園1番7号

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