全8フロアの空間には、グルメ、ショッピング、リラクゼーション、占い、衣装レンタル&写真館、ミュージアムと多彩なコンテンツが充実。本記事では同館の名物グルメ「大籠包(ダイロンポウ)」を提供する「開華楼 横浜大世界店」を中心に、その魅力をご紹介します。
2023年で20周年。進化し続ける体験型スポット
「横浜大世界」が開業したのは2003年。「関帝廟(かんていびょう)通り」と「南門通り」が交わる場所にあり、「元町・中華街駅」からは徒歩約2分とアクセスも至便です。当時から“遊ぶ・買う・食べる・癒される”をテーマにさまざまなコンテンツが体験できるスポットとして人気を博し、時代に合わせて進化してきました。
たとえば、近年では2018年に「横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム」が2階にオープン。ガラス張りのファクトリーに、できたてのチョコレートが味わえるカフェ、オリジナル商品が並ぶショップなどを備えた、文字通りチョコレート尽くしの空間となっています。
名物「大籠包」は肉汁も誕生秘話もアツかった
そんな同館が新たなグルメスポットとして手掛けたのが、2019年11月30日開業の「開華楼 横浜大世界店」。横浜中華街で人気の食べ歩きグルメ店「開華楼」の2号店にもあたりますが、実は11月30日は「横浜大世界」の開業日。16周年の記念と感謝の想いを込めた注力店でもあるのです。
同店は入口の最も目立つ場所にあり、名物は「大籠包」(税込550円)。ルックスは中華まんのようにも見えますが、実は大サイズの小籠包となっています。そして、最初にストローで肉汁を吸って味わうというユニークな食べ方も特徴。店内での飲食も可能で、イートインの場合は中華な雰囲気満点のせいろ付きで味わえます。
また、こちらは以前「横浜大世界」内で提供されていた行列メニュー「ストロー付き湯包(タンパオ)」をオマージュしているのもポイント。かつての名作を、新店オープンと同時に看板メニューとして復活させたのです。
「大籠包」の直径は約10cmと、一般的な小籠包に比べると約3倍の大きさ。厚めの生地のなかに、豚の甘み豊かな肉汁がたっぷり入っています。豚の皮からとったコラーゲンを赤身肉と別々にして混ぜ合わせるなど作り方にも独自のこだわりが。これにより、もっちりとした生地とジューシーな肉との絶妙なマッチングが楽しめるのです。
「大籠包」は、店内のカウンターでイートインも可能。出来たてアツアツの状態で楽しんでください。
写真映えするメニューはほかにもたくさん
2021年の秋からは、新たに「炙りチーズ大籠包」(税込630円)が仲間入りしました。こちらはチェダーなど、数種のチーズを「大籠包」の上に乗せて香ばしく炙った意欲作。ジューシーな肉汁を楽しんだあとに、チーズと相性抜群の濃厚な豚肉餡を楽しめる、2度おいしい絶品グルメとなっています。
ここだけのメニューはほかにも。同店には「大籠包」以外にもオマージュメニューがあり、それが「百年シュウマイ」(税込400円)。かつて横浜中華街に店を構え、文化人に愛されてきた幻の名店「安楽園」の名物をリスペクトして生まれたシュウマイです。
食べ歩きしやすいよう、串に刺さっているのもポイント。また、肉と玉ネギによるスタンダードな「百年シュウマイ」のほかに、ミニトマトが1個入った「トマトシュウマイ」、海老のプリプリ食感が美味な「エビシュウマイ」、竹炭を練り込んだ皮に黒胡椒の効いた餡の「黒船シュウマイ」と、変わり種を含めた4種を一度に楽しめる「食べ比べ串」(税込550円)も大人気です。
暑い季節には清涼感抜群の「台湾果茶」がおすすめ。ブルーのハーブ「バタフライピー」を使った色鮮やかなタイプと、台湾を代表する烏龍茶「凍頂烏龍茶(トウチョウウーロンチャ)」を使ったタイプがあり、どちらもすっきりとした「台湾レモン」、トロピカルな「台湾パイン&パッションフルーツ」、プチプチ食感が楽しい「ピンクグレープフルーツ」の3フレーバー、計6種がラインナップしています(各税込680円)。
おいしいうえに、写真映えするメニューが豊富な「開華楼 横浜大世界店」。ぜひ撮影をしながら食べ歩きを楽しんでください。
開華楼 横浜大世界店
住所 | : | 神奈川県横浜市中区山下町97 横浜大世界1F |
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電話 | : | 045-681-5588 |
営業時間 | : | 9:30~19:00 |
定休⽇ | : | なし(施設に準ずる) |
座席 | : | 博覧館の入口にカウンターテーブル2つ |
支払い方法 | : | 現金 |
web | : | https://www.daska.jp/ |
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