大阪に行ったら食べたい！伝統の老舗グルメ＆最新ネオグルメ6選

ザ・大阪の味！専門の焼き師が作る老舗のお好み焼き「つる家」

大阪と言えば欠かせないのは、やっぱり「粉もん」ですよね。ぜひ訪れていただきたいのは、創業70年を超える人気の名店「つる家」。お店はビルの2階にあり、入口へ続く階段を上ると徐々に賑わう声が聞こえてきて、ワクワクしてきます…！

ディナータイムになると満席で賑わう店内。地元のお客さんにも愛されているのがよくわかります。70種類以上も揃えるという豊富なメニューもさすが老舗店。

お好み焼きや焼きそばは、奥の鉄板で専門の焼き師がプロの技で焼き上げます。焼きあがったお料理がテキパキとホールへ運ばれていくオペレーションも素晴らしい。

名物の「ミックス焼（税込1,250円）」は、豚肉や海鮮、野菜もたっぷり入ったザ・大阪のお好み焼き。たっぷりのお好みソースとマヨネーズで仕上げるのが本場の食べ方。ふっくらした生地と手切りすることによってサクサクに仕上げたキャベツが具材の旨みを引き出して、おいしい！

女性人気ナンバーワンは「お好み焼 山かけミックス（税込1,450円）」。お好み焼きのうえにソースではなく、とろ～り山芋をかけて仕上げ。あっさりとした醤油味でペロリと食べられちゃいます。生卵をトッピングして、まろやかな味わいと見映えもバッチリ！

キンキンに冷えたビールとお好み焼きの組み合わせは、やっぱり定番のおいしさ。全身で大阪を感じられます…！

〆には「岩下の新生姜塩焼きそば（税込1,300円）」。シャキシャキのキャベツに豚肉や海鮮など大き目にカットされた具材たっぷりで食べ応えも抜群。紅ショウガもさっぱりといいアクセントになっています。

活気ある店内に元気いっぱいの店員さん、そして絶品のお好み焼き。元気をもらえる老舗店に感謝！

大阪の味 お好み焼 つる家

スパイスカレーと燻製の香りを楽しむ新感覚店「spice&smoke pichica.」

大阪といえば、スパイス流行の先駆けの地ですよね。その地に2022年4月、満を持してオープンした「spice&smoke pichica.」。元消防士のオーナー辻下さんがスパイスの世界にハマって、独立した新店です。

JR大阪駅から徒歩5分、通りを1本奥に入った場所にあるこちらのお店。インドの商業の神様“ガネーシャ”をモチーフにしてデザインされたキュートなイラストが目印です！店内のコースターなど、ところどころで神様が見守ってくれています。

カウンター7席とテーブル3席というアットホームな雰囲気の店内、カウンターの奥にはお酒のボトルがずらりと並びます。昼は“スパイスカレー専門店”、夜は“スパイスビールやウイスキーと一緒に燻製を楽しむバル”という2つの顔を持っているんです。

ランチに提供されるカレーは「3種合い掛けのスパイスカレー（税込1,000円）」の1種類のみで勝負。3種のカレーソースは季節によって変わるので、行くたびに色々な組み合わせが楽しめます。お米は低GIでヘルシーなバスマティライスが使用されているので、罪悪感なく食べられちゃいます。

この日のカレーはお肉がゴロっと入った「チキンコーンカレー」、ナッツの食感にほくほくのお豆たっぷりの「ブラックダルカレー」、凝縮されたほうれん草の旨みたっぷり「グリーンカレー」の3種類。
美酢（ミチョ）のザクロとビールを合わせた「ザクロビール」が甘酸っぱくて爽やか。鮮やかなピンク色と爽快感ある味が夏にピッタリ、スパイスカレーとの相性も抜群です。

夜のバルタイムに楽しむお酒は、クラフトビールにアイラモルトなど、お酒も“香り”重視のラインナップ。
この日の「燻製おまかせ盛り（税込790円）」は玉子にささみ、チーズの燻製3種類。あわせるお酒は強烈なスモーキーさと強い香りのある「アードベッグ」です。鼻から抜けるスモーキーな香りが心地良い…！

200年以上前に作られたというハンガリー伝統の薬草酒「UNICUM（ウニクム）」という珍しいお酒も。天然ハーブを使用し、独特な苦みが特徴的なお酒です。

“スパイスの女王”と呼ばれるカルダモンと焼酎を組み合わせて生まれた「スパイス焼酎 カルダモンTAKE7」。その名のとおり7回もの試作を重ねて開発された、新感覚のお酒です。カルダモンの甘くてスパイシーな香りと爽やかな後味は焼酎のイメージを変えてくれますよ。

さまざまなスパイスや香りが楽しめるこちらのお店。ランチのカレーorディナーの燻製、あなたはどっちを楽しむ？

spice&smoke pichica.