画像: もうひとつの京都
~「松花堂弁当」ゆかりの八幡(やわた)をご紹介!~

日本航空〔京都支店〕 見崎

皆さま、こんにちは!日本航空京都支店 見崎奈々です。
京都着任からまだ1年足らず、ふと見かける石碑の多さに歴史の厚みを実感する日々です。

本日は「お茶の京都」エリアから、小ぢんまりながら味覚も見どころも満載の「八幡」の街をご紹介いたします。

まずは、国宝 石清水八幡宮へ!!

最初にご紹介するのは、石清水八幡宮です。
日本三大八幡宮のひとつでもあるこの御宮は、平安時代前期の860年、九州の宇佐八幡宮で神託を受けた僧侶行教が、平安京の裏鬼門にあたる「男山」に八幡神を祀ったことが起こりです。国家を護る神として、また勝運の神として織田信長ら戦国大名の崇敬も集めました。
国宝指定のご本殿は国内最古・最大の「八幡造り」で圧巻です!
四季ごとの刺繍御朱印も授与いただけますよ(「八」の字の鳩に注目!!)。

画像1: まずは、国宝 石清水八幡宮へ!!

【お問合せ先】石清水八幡宮

住所京都府八幡市八幡高坊30
Tel075-981-3001
URLhttp://iwashimizu.or.jp/top.php

松花堂弁当が八幡の発祥ってご存じでしたか?

「松花堂」は、約400年前、石清水八幡宮にあった瀧本坊の住職昭乗さんが建てた草庵の呼び名で、この松花堂昭乗さん遺愛の十字に仕切りがある箱を、料亭「吉兆」の創業者である湯木貞一氏が料理の器にと思いついたことが「松花堂弁当」の始まりです。
京都吉兆 松花堂店で本家本元の松花堂弁当がいただけるほか、隣接の松花堂庭園は国の名勝に指定されています(内園は現在修復工事中)。
また、八幡は昔ゴボウの産地として知られ、ウナギやドジョウをゴボウに巻いた「八幡巻」発祥の地でもあります。

画像: 写真提供(株)京都吉兆

写真提供(株)京都吉兆

画像1: 写真提供/(一社)八幡市観光協会

写真提供/(一社)八幡市観光協会

【お問合せ先】京都吉兆 松花堂店/松花堂庭園・美術館

住所京都府八幡市八幡女郎花43-1
Tel075-971-3311(京都吉兆)075-981-0010(庭園・美術館)
URLhttps://kyoto-kitcho.com/restaurant/shokado/

※「京都吉兆 松花堂店」の「吉」は土に口が正式表記

単伝庵(たんでんあん)で大黒様に落書き祈願。

こちらは通称「らくがき寺」と呼ばれるユニークなお寺です。山門正面の大黒堂の白壁に願いを書き入れるのは、大黒様に願い事が見えやすいようにとの思いから。約60年前、大黒堂再建に協力してくれた人への恩返しで先代ご住職がはじめられたそうで、毎年年末に壁は白く塗りなおされ、年明けにまた願いが重ねられて行きます。

画像2: まずは、国宝 石清水八幡宮へ!!

私も、新型コロナウイルスが早く収まり、だれもが自由な旅に出られるように、お願いを「らくがき」させていただきました!

画像3: まずは、国宝 石清水八幡宮へ!!

【お問合せ先】単伝庵

住所京都府八幡市八幡吉野垣内33
Tel075-981-2307 ※拝観は土日9時~15時のみ、それ以外は要予約
URLhttp://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000473.html

三川(桂川・宇治川・木津川)合流の地

八幡は京都盆地から流れ出た桂川、琵琶湖からの宇治川、伊賀からの木津川が合流し、ここから淀川となって大阪湾に流れ込む、日本でも例を見ない地です。特に木津川と宇治川を分ける「背割堤」は約220本のソメイヨシノが咲き並ぶ西日本有数の桜の名所で、今年は3月26日から11日間、「背割堤さくらまつり」が3年ぶりに開催される予定です。木津川上流には日本最長級の木橋「流れ橋」も架かり、こちらも映えスポットですね!

画像2: 写真提供/(一社)八幡市観光協会

写真提供/(一社)八幡市観光協会

画像3: 写真提供/(一社)八幡市観光協会

写真提供/(一社)八幡市観光協会

画像4: 写真提供/(一社)八幡市観光協会

写真提供/(一社)八幡市観光協会

【お問合せ先】さくらであい館

住所京都府八幡市八幡在応寺地先
Tel075-633-5120
URLhttps://www.yodogawa-park.go.jp/sakurafes/ (背割堤さくらまつり)

いかがでしたか?このほかにも、放生川にかかる安居橋(別名たいこ橋)、お茶の京都エリアらしく和菓子の老舗など趣あるスポットが並びます。
八幡は京都駅から電車で約30分、大阪からも約40分とミニ旅にもぴったりです。
(お問合せ ⇒ https://www.kankou-yawata.org/)
ぜひ次の旅先リストに「京都・八幡」を加えていただき、JALの翼でお越しいただけるのをお待ちしております!

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